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2006年3月31日 (金)

手抜き料理だぞ

R0016808pct20_2こりゃあどう見ても絶対に手抜きだ。先日も手抜き料理だった。
「今日の飯は不味かったぞ」と言ったら軽く笑い飛ばされた。

ヌチャナートは恋人の時は優しくて可愛かった。
新妻になると堂々とした。
主婦になると威張りだし、
今では怖い存在になった。

口喧嘩になると向こうはタイ語がペラペラでこっちのタイ語は
ブロークンだ。しかも敵は早口だからどうしても負ける。
こう言うのを気合負けという。
「ねえ、お腹すいた?」優しい声をかけてきた。うっかりその手に
乗ってしまった。
「うん」手抜き料理を見抜かれて、敵はまだ腹を立てている。
「今晩、ご飯ないわよ!」と勝ち誇ったように冷酷に宣言された。
完全に俺の敗北だ。こちらからお願いしない限り、晩飯を作って
くれない。

「今日の飯は不味かった」と文句を言えば、また完敗の悲哀を
味わうことになる。諦めてボソボソと手抜き料理を食べ始めた。
煮汁をスプーンですくって味見をした。いい塩加減だ。
それに何か香辛料の香りがする。結構いける味だ。
ウチが買う安い牛肉は堅いが、この豚肉は煮込んであるので
柔らかい。煮汁には豚の脂がうっすらと浮いている。
ナンプラに赤や青い唐辛子をいれたものを加えた。
唐辛子の刺激が食欲をそそる。やはり唐辛子があった方が旨い。
手抜き料理だと思っていたがこれは食える。

2006/3/31

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サメとフカの違い

サメもフカも同じなのだが微妙な差がある。
人を食うのがサメで、
人が食うのをフカと覚えておこう。

日本人は鮫を食べる。鮫を煮るとにこごりができる。
これは俺の好物だ。熱い飯に にこごりを乗せると、にこごりが
溶けて旨みが白い飯に染みこむ。鮫は多くの練り製品にも使わ
れている。広島あたりでは鮫のことを鰐と呼んで、刺身で食べる。
祝い事などの席にかかせない魚だそうだ。

ヌチャナートは魚が好きなのでサメを買った。これを煮たか焼いた
か忘れたが調理をしてだした。ヌチャナートはそれをごくごく
自然に食べていた。特に旨いとも不味いとも言わない。
「ねえ、この魚の名前なんていうの?」
サメをタイ語でなんというのかわからない。
食事中だが辞書を取り出して、タイ語でサメをなんというのか
調べた。これをやると胃液が止まり食欲がなくなる。
でもこれをやらなくちゃいけないので、辞書で調べだした。
読みづらいタイ文字をつっかえ つっかえしながら読み上げた。
「パーチャラムだよ」
「えっ!ヒトを食べるサメなの???!」
そうとう驚いたらしい。もう箸を進めなかった。
「タイ人はサメを食べないの?」
「食べないわよ」
怒ったように応える。俺たち日本人にとってサメはなんでもない
魚だ。鮪や鰹、鰯とおなじ魚で差別はしていない。
しかし、タイ人にとってサメは魚ではないのだ。
トラと同じようにヒトを襲う恐ろしい動物なのだ。
サメを食うのははゲテモノ食いとタイ人は考えるのだ。
日本人は昆虫を食べるタイ人をゲテモノ食いという。
タイ人はサメを食う日本人をゲテモノ食いと言う。

2006/3/31

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2006年3月30日 (木)

竹の子大好き

「ねえ、これを見てよ。安いから買っちゃったの」
中国製の竹の子の缶詰だった。竹の子はヌチャナートの好物だ。
好物だと味の微妙な差に五月蝿くなる。この竹の子は美味しいが、
こっちは不味い。そんな吟味をしながら竹の子を選んでいる。
今日買った竹の子の味見をして、今日の竹の子は美味しい味
だという。
「食べてごらんなさいよ。甘いわよ」
竹の子を食べると関節の動きが悪くなるらしい。そんな薬効が
竹の子にあるなんて知らないが、本人がいうのだから間違いはない。
「体に悪いのは分かっているのよ。でも竹の子大好きなの」
笑いながら竹の子を摘んでいる。先日も生の竹の子を買おうと
言っていた。竹の子が出回る季節だと思うが、店にはなかった。

R0016804pct20

昨年は生の竹の子を買おうと言っても「いらないわ」と言っていた。
それなのに、今年は買おうと言う。何が変化の原因なのか
わからない。
子供の頃、俺は竹の子の皮に梅干を包んでしゃぶった。
竹の子の皮をしゃぶると梅の酸味が皮を通して感じる。竹の香り
と一緒になって旨いと思った。竹の子の皮は中心に近い柔らかい
ものを使わなくてはいけない。外側の皮だとトゲトゲがあって
口の中がチクチクする。

今日の竹の子料理は鶏肉と煮込んだものだ。
「唐辛子入りのものにする?それとも無しにする?」
「唐辛子を入れてよ」
これだけ唐辛子が入ると竹の子がもつ甘みなんて何処にあるのか
わからない。タイ人はこの辛味のなかでも竹の子の味の違いを感じ
られるのだ。辛味になれる修行をもっともっと積まなくてはこの料理
の微妙な味の違いはわからない。

日本人は辛味に弱い。日本人でタイ人をうならせるタイ料理の
名シェフなんているのだろうか?
ふと疑問に思った。

2006/3/30

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煮干の空揚げ

煮干をそのまま油で揚げただけだ。
「美味しいわよ。味見して!」
干からびた煮干の表面に油がついたので表面はきらきらと輝い
ている。煮干とバカにするから食品ではないように思うのだ。
魚料理の一品という目で見ると、この輝きは綺麗だ。
一匹摘んで食べて見た。乾燥したままの煮干は肉が堅くなって
食べられない。味噌汁の出汁をとった後の煮干は味が抜けて
旨くない。物がない時代ならそんな煮干も貴重な栄養源だった
ので食べただろうが、飽食の時代の日本人は出汁殻の煮干
なんて見向きもしない。

R0016803pct20

油で揚げた煮干はこりこりしている。頭ごとぽりぽり食べることが
できる。このままではちょっと物足りない。
唐辛子ソースにつけると結構旨く食べられる。煮干を摘んでは
ソースにつけて食べる。酒をちびりと飲む。
また煮干に手が出ていた。
今日の煮干はちょっと大型だ。骨が堅いところがあった。
もう少し小型の煮干を使えばもっと旨いだろう。
今回は試さなかったが醤油をつけても旨いだろう。
芥子や山葵醤油にもあうだろう。煮干にぎゅうーっと絞ったレモン
をかけてからマヨネーズをつけても旨い味になるはずだ。

2006/3/30

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今日のカオツム(お粥)

R0016807pct20今日のカオツムはこんなもんだ。ああ、カオツムというのは
タイ語でおかゆのことだ。葱の微塵切りと千本生姜を載せる。
それに酢と唐辛子のソースをかける。味はタイで食べる
カオツムと同じだ。写真では分からないものがある。
絶対にタイとは違うものだ。それは温度だ。
日本人は昔から熱い味噌汁と飯で食事をしている。
だから熱い食事を平気で食べる。
このカオツムはタイのものより遥かに熱い。
タイ人が絶対に食べることができないカオツムだ。

2006/3/30

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胡瓜と茄子の炒め物

胡瓜というのは漬物にするか生で齧るのが日本人の食べ方だ。
今日は胡瓜を茄子と炒めた。小さなトマトと豚の薄切りも一緒だ。
タイの香草をふんだんにいれてある。R0016806pct20
香りは強いが辛味はない。日本人ならこれだけで十分タイ料理
と思うだろう。毎日、毎食 辛い料理ばかり食べているので、
辛味がないとなんとなく俺には物足りない。唐辛子を加えた。
やっとタイ料理かなと思うようになった。
タイ人は胡瓜の皮を剥いてから食べる。日本人は皮ごと胡瓜を
食べる。この胡瓜も皮を剥いてから炒めてある。
胡瓜がしなっと柔らかになり、透き通るような色合いになる。
炒めた胡瓜も結構うまいもんだ。

2006/3/30

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ゲンラオ(ラオスの食事)

マッシュルームサラダが食いたかった。ヌーは余りサラダを作ら
ないのでマッシュルームの鮮度がおちていた。
「ヌー、これを食べないと駄目だね」
「あらそうね。明日使うわ。」

マッシュルーム入りのゲンラオができた。見かけは辛くないの
だが、食べると結構辛い。勢い込んで食べたので咳がでた。
飯にこの汁をかけると旨い。
「これはラオスの食事よ。サミイはよくラオスの食事を食べるわね」
そんなことを言われても俺は困る。これしかウチには食うものが
ないじゃないか。死にたくなかったならこれを食わなければなら
ないのだ。
「和食を作ってあげる」と言ってニンニク入りの味噌汁を作った
じゃないか。あんなもの食えるか!!」R0016798pct20


苦瓜がほろ苦い。ヌーはこの苦味が美味しいと言うのだ。
沖縄では苦瓜をよく食べるな。
「長寿の秘訣は苦瓜を食べること」なんてテレビで言っていた。
ヌーが作ってくれる料理は何を食っても辛味で俺は汗をかく。
口の周りについたスープで唇がぴりぴりする。

2006/3/29

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2006年3月28日 (火)

卵抜き親子丼

最近ヌーは和食のようなものを作るようになった。先日は牛丼の
具のようなものを作った。今日は牛肉の代わりに鶏肉を使った。
それに玉ねぎを加えた。親子丼の卵なしのようなものだ。
家の中に醤油の臭いが立ちこめる。醤油の臭いを自宅でながい
こと嗅いでいないので珍しい臭いだと感じた。
餓鬼の頃から醤油の臭いを嗅いで育った日本人にはなかなか
わからないことだが、醤油にはかなり強い臭いがあるのだ。
久し振りに醤油の臭いを自宅で嗅ぐと、「醤油ってけっこうクサい
のだ」と感じる。R0016789pct20
「ねえ、唐辛子ソースいる?」
「うん」
この味に唐辛子ソースをつけるところが和食ではない。
「日本の食事は簡単でいいわ」
「なんで?」
「ポクポクやらなくてもいいんだもの」
タイの料理を作るのに欠かせないのが、臼で香辛料、香草類
その他の食材をポクポク搗いて混ぜ合わせたものだ。
俺に気を使って和食風の料理を作っていたのではないのだ。
手抜きをしたくて作った料理なのだ。

2006/3/28

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2006年3月27日 (月)

苦瓜のトムチュート

一人でビルマ国境まで出かけて行った。汽車で行くつもりだった。
長距離列車は予約が必要だと聞いていたが、駅に行けば
なんとかなると思っていた。
一等車や寝台車でなくともいい、三等の堅い椅子に座って行く
つもりなら何とかなるだろうとタカをくくっていた。
ところが駅員が英語を余り話さない。話が通じないのでバスで
行くことにした。こっちの様子を窺っていた「旅行案内人」と書いた
写真入の札を持った女がやってきた。英語が通じるので話を聞くと
どうも話が胡散臭い。
こういう連中に引っ掛かると、バスや汽車の中で睡眠薬の入った
飲み物を飲まされ目が覚めると裸で放り出されていたなんて話が
よくある。
市内バスでバスターミナルに行き、長距離バスを乗り継ぎ、最後は
トラックに乗ってビルマ国境に着いた。
山の上の寺に行き国境の状態を見渡した。ここからは町の様子も
よく分かる。

山を下り食堂に入った。何を食おうかと迷うことも無かった。
日本に居たらラーメンにしようか、カレーにしようかと迷う。
何を食ったらいいのか分からないので、迷いたくとも迷えないのだ。
ビルマからタイ領に入り込んできた露天商は英語を話すのに、
タイ領内の商店主、食堂主は英語を話さない。
どうやって食事を注文したのか覚えていない。
出されたタイ語のメニュウに指を置いて、出てきたものを食べる
ことにしたのかもしれない。
出てきたものが苦瓜の料理だった。
苦瓜ってこんな食べ方があるのだ!驚き感激した。
スープはよく出汁がきいている。苦瓜は柔らかだ。苦瓜の中に
詰めた肉もいい味だった。
拾い物をしたようでなんだか得をした気分で嬉しくなった。
名前を知らない料理だったが、印象に残った料理だ。
その後すぐタイ人の家庭に招待されてこれを出された時は
「これって大好きなんだ」と言って大喜びで食った。
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「ねえ、サミイ!何を食べる?トムチュート?」
俺は他の事をやっているので飯のことなんて考えない。
返事をするのも億劫なのだ。いまやっていることに集中したい。
「うん、トムチュート」といい加減な生返事をした。

一区切りがついてヌーを見ると、ヌーは苦瓜を取り出していた。
俺が予想していたトムチュートとは違う。
苦瓜を輪切りにして、スプーンで中心部分をえぐり出していた。
そこに肉を詰めてスープで煮込んでいる。
後は煮えるのを待つだけだから、ヌーは片付け物をしている。
片付け物が終わる頃には調理も終わっていた。
俺が好きな苦瓜のトムチュートが出来ていた。ほろ苦い苦瓜が旨い。
そういえば、タイ人は苦味のある野菜などが好きなようだ。
ヌーはよく「苦い料理が好きよ」と言っている。

2006/3/27

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牛焼肉と

この牛肉の焼肉はニンニクを十分に焦がして香りをつけてから
焼いたものだ。ニンニクの香ばしい香りがいい。
いかにも元気になりそうな味だ。

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茄子は油で炒めただけ。胡瓜は皮を剥いただけ。
隣にある辛いソースがいい。魚とトマト、唐辛子他を混ぜたものだ。
これが辛いけどうまい。胡瓜や茄子につけて食べる。
唐辛子がキクゥー!!!カレェーけど美味いので止まらない!Y065body_005



2006・3・27

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2006年3月26日 (日)

ゲンコーガイ

鶏肉のスープあるいはシチュウとでもいうのだろうか?
ちょっと赤みがかったスープだ。赤い唐辛子が目立つが余り
辛くない。ちょっと塩っぱいがご飯にかけるとちょうど良い塩味
になる。この料理の見かけはタイ料理だ。味もタイだ。
辛くないので日本人に受ける料理かもしれない。
これはタイ東北部イサーンの料理だそうだ。
イサーンではもっと香草をいれるけど、ウチには手持ちがない
のでいれなかったとのこと。この料理はラオスでも食べているが、
タイの首都バンコックにはない。タイの田舎料理だと思えばいいのかな。
R0016784pct20



一般家庭で食べる料理とは違う王宮料理というのがあって、
これは見栄えがいいのだ。フルーツカービングなどで食卓を飾る。
野菜や果物を使った彫刻だ。インターネットの何処かのページから
お借りしてフルーツカービングの写真を載せる。
見ているだけで楽しくなる彫刻でしょ。

Fruitscurvingpct70

ゲンコーガイにはそんな華やかさはないけれども、いかにもタイ
の田舎のお母さんが作ってくれる素朴な料理の雰囲気がありますね。

2006/3/26

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タイの茶そば

「バーミーナムを作ってくれない?」
「自分で作ったら」
「作ってくれよ」今日のヌチャナートは機嫌が悪いらしい。
「ヌーが作るバーミーの方が美味しいんだよ」
おだて作戦に出て、作ってもらうことにした。
俺達日本人がタイラーメンという奴の一つがバーミーナムだ。
麺の種類によってクイティオなどとも言っている。
俺は面倒だからタイのラーメン風のものは全てバーミーナムと
呼んでいる。小麦粉で麺を作るとバーミーで米の粉から作ると
クイティオなのかも知れない。

バーミーナムもインスタントだが結構うまい味になっている。

R0016782pct20

日本のインスタントラーメンが隔世の感があるほど美味くなったの
と同じくタイのインスタントラーメンも美味くなった。
俺が作るとお湯に麺を落としてスープを入れて掻き回すだけだ。
鍋を持って食べる。これじゃ不味いだけでなくみすぼらしい。
ヌーはちゃんと丼に入れてくれる。これだけで美味しそうにみえる。
その上に葱を載せる。ベランダからパクチーを摘んできて載せる。Greenbahmiepct30
「今日のバーミーは緑よ」
「日本の蕎麦は茶を入れて緑にするよ。タイのバーミーは何を
入れるの?」
「野菜よ」
「何の野菜?」
「知らないわ。タイ人は多分、色を入れるんでしょう??」
インスタントラーメンの袋に含有物の表示があるはずだ。

タイ文字だけなので読まなかった。ヌーが色を入れるというから、
色素名の表示があるだろうと思った。タイ文字の隣に英語が書か
れていた。茶葉とちゃんと書いてある。
これはタイの茶そばなのだ。

2006/3/26

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2006年3月25日 (土)

白葱焼ソバ

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「腹減ったあ!」
「なに食べる?焼ソバ食べる?」
「うん、そうだな。」
冷蔵庫から焼ソバを取り出した。半生の焼ソバだ。
日本人は半生の焼ソバをフライパンで加熱して、水をそそぐ。
麺をかき回すと、麺がほぐれる。
ヌチャナートは麺をあらかじめ水でほぐして笊にのせて水を
切っている。肉をフライパンで炒めている。
ナンプラをかけたのだろう、部屋中にナンプラの臭いが立ち
込める。俺は慣れっこになっているので、異臭とは感じなくなって
いる。むしろ美味しい料理ができると楽しみになる臭いだ。
まだ食欲をそそる臭いとは感じられない。
蒲焼や立ち食い蕎麦から流れてくる醤油の臭いの方が俺には
食欲はそそる臭いだ。

「出来たわよ。これだけでいい?」
「ああいいよ。」
何の変哲もない焼ソバだろうと思っていた。皿の片隅を見て
驚いた。小さじ一杯ほどの焙煎した唐辛子が皿の片隅に載せて
あった。
タイの屋台などで焼きそばを昼飯に食べる。焙煎した唐辛子を
皿に載せてあるのはみたことがない。
こういう食べ方もあるのだろう。麺の上に白い晒し葱を載せてある。
レモン汁をぎゅーっと絞る。皿に唐辛子入り酢をかける。
レモンの爽快な香りと酸味で味がしまる。

2006/3/25

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ナムトクかラープか

ナムトクもラープも同じ味だ。ナムトクとラープでは何が違うのだ
とタイ人に聞いた。
肉の切り身を味付けした物がナムトクで
挽肉だとラープと言うと言うとタイ人から聞いた。
言われてみるとそうかもしれないと思っていた。
それなのにヌチャナートはこの料理をラープと言っていた。
まあ、名前にこだわる必要はない。
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牛肉の表面を焦がす程度に加熱する。餅米を焙煎した粉と
ナンプラ他を混ぜる。ミントの葉を乗せる。
この葉は飾りでもあり、香りでもある。初めてラープを食べた時から
ラープが好きになった。いつ食っても旨い。俺の好物の一つだ。
これを摘みながら酒をのむ。半生の牛肉の味と唐辛子の辛味、
香草の香りが混じりあってうまい。
酒飲みには堪えられない美味さなのだ。肉を摘んでは酒を飲む。

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ラープの関連記事はここにあります。

ラープ    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_6709.html
ラープ    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_6709.html
今日のラープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_d8e4.html
海老のラープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_62b7.html
ラープを食べる   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_11c4.html
ラープをニ品   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_92b1.html
イサーン風ラープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_baa0.html
苦いラープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_40dc.html
砂肝のラープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_67bd.html
ナムトクかラープか   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_68c6.html

2006.3.25

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ベランダの野菜

ベランダにポットを置きタイの野菜を植えてある。
こんな小さい菜園だが結構 野菜が取れる。
「ねえ、見て」
ヌチャナートが嬉しそうに野菜を手にしている 。
「こんなに取れたわ。買う必要ないわ。タイのお店で買うと
これだけで五百円位するわ。」
いくら空輸してくる野菜を売るタイの店でもこれだけで五百円は
しない。毎朝水をあげて育てた野菜だ。取っても取っても直ぐに
次ぎの葉が出てくる。これから暖かくなるとますます成長が早く
なる。買う野菜より数段も美味しい気がする。R0016768pct20
野菜の隣が卵スープだ。スープのうきみにパクチーを使う。
パクチーの強い香りを嫌う日本人が多い。俺も嫌な臭いだと
感じた。しかし「この臭いになれなくてはいけない。」
そう思いながらパクチーを食べているうちに臭いが気にならなく
なってきた。この臭いを嗅ぐと
「タイなんだ。タイの香りなんだ。」と感じるようになっている。

2006.3.25

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焼鳥丼の思い出

要するに焼き鳥だな、この料理は。上手に焼けている。
焙煎して潰した唐辛子とナンプラのソースをつけて食べる。
ちょっと辛いなと思う時は胡瓜を食べる。R0016767pct20

焼き鳥といえばタイでこんな経験をした。
「ねえー、お昼は何を食べる?」
「うーん??」
「鶏を食べる?」
「そうだね」
国道をヌチャナートが運転するバイクで走った。一軒の食堂に
連れて行かれた。日本人の感覚ではあまり綺麗な店ではないが、
タイではごくごく普通の食堂だ。
ちょうど昼時だったので、店の前で焼いている鶏の煙がもうもうと
上がっている。美味しそうな臭いだ。それほど料理には期待して
いなかった。日本で言えば丼に焼き鳥を載せたような料理が
出てきた。焼き鳥丼のタイ版と思えばいい。
飯の上に載った焼き鳥がいい色をしている。
焼き鳥を一口食べた。美味い!!!
皮はこんがり焼けていて、肉は硬くならず柔らかい。
その微妙な焼け具合がいい。よくもこのようにちょうどいい具合
に焼いたものだと感心した。またこの店に来よう。
そう思いながら、店をでた。
半年ほどしてから、その店を訪ねた。理由は分からないが、もう
その店はなかった。実に残念でならない。
ああ、あの焼き鳥丼をもう一度食べたい!!

2006/3/24

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薬膳:便秘療法

タイのレストランには必ず、酢に唐辛子をいれたものがある。
俺はこの味が好きなのだ。肉などにかけたり、ラーメンに入れて
食べている。焼きソバや焼き飯にはレモンをぎゅーっと絞った
うえにこの酢をかける。油と酸味が合うのだ。
陽が照りつける屋台のガタガタのテーブルで焼き飯を注文する。
冷たいビールを飲みながら、焼き飯ができてくるのを待つ。
この酢をかけて焼き飯をたべる。幸せな気分になる。

好きだからと言ってこの酢を朝食に使うと必ず通勤途上でトイレ
に行きたくなることがわかった。ヌチャナートは
「この酢を朝食に使っては駄目よ。夕食ならいいわ」と言う。
俺はヌチャナートの言葉を半信半疑で聞いていた。
美味しいからこの酢を使いたいが、通勤途上でトイレ探しは
ごめんだ。しばらくこの酢を使わなかった。
酢を使わないので通勤途上でトイレに行くことはなかった。

昨日は休みだったので久し振りに朝食にこの酢を使った。
しばらくするとトイレに行きたくなった。ヌチャナートの言うことは
正しいのだ。
この調味料は便秘勝ちの人にお奨めできると理解した。
薬を買うより安いし、安全なはずだ。なぜそのような効果がある
のか不明だが、効くことはまちがいない。
美味しく食事をして薬効があるなんて一石二鳥だ。

ヌチャナートにこの酢の作り方を確認した。
そうしたら、酢に唐辛子を浮かせただけだそうだ。
えっ!それだけなの?呆れるほど簡単だ。
「ナムプラはいれないの?」
「入れないわよ」
「砂糖も塩もいれないの?」
「入れないわよ」
「レストランの酢は少し茶色じゃないか。タイの酢は茶色なの?」
俺はこの酢の秘密についていろいろ想像をめぐらしていた。
タイでは砂糖黍の砂糖の他に砂糖椰子からとる椰子糖を
よく使う。椰子糖は製法が素朴で大抵茶色だ。
そこから推定してタイの酢も茶色なのかと想像した。
「そんなことないわよ。白いわ」
そういえばタイで売っている酢は日本の酢のように薄い黄色では
ない。アメリカのホワイトビネガーのように透明な白だ。
ヌチャナートの言うことが正しいようだ。
あれは酢に唐辛子を入れただけらしい。
それでは何故、レストランにおいてある酢は薄茶色なのだ???
量が少なくなると、レストランでは酢と唐辛子を足して行く。
日本の焼き鳥屋の年代物の秘伝のタレの考え方だ。
長い間に唐辛子の色が酢に移行して薄茶色になる。
それも考えたがそれはちょっと違うような気がする。
レストランでは酢の他にナンプラ、砂糖、塩などを一緒において
ある。それぞれの容器にスプーンが入っている。
横着な客が居て、ナンプラで使ったスプーンを元に戻さないで、
そのスプーンで酢をすくうのだ。
そのような客が多いので真っ白で透明なはずの酢も次第に薄茶色
を帯びてくる。色だけを見て俺は考え過ぎをしていたようだ。
あの色は糖分とアミノ酸の反応でできる色と同じだと俺は考えた。
ナンプラや砂糖も入っているはずだと推定したのだ。
考え過ぎて損をした。

酢に唐辛子を入れればいいだけだ。朝食にこの酢を使うと直ぐに
トイレに行きたくなる。理由は分からないが、薬効はある。
こう言うのを薬膳と言う。便秘の妙薬だ。

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薬膳の関連記事はここにあります。

薬膳:ライムジュースと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_f2f2.html
薬膳:苦瓜   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_ffd9.html
薬膳:赤いスープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_bdde.html
薬膳:烏骨鶏   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_56d1.html
薬膳:便秘に効く   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_096e.html
薬膳:トウモロコシと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_7b1c.html
薬膳:青い葡萄   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_2c5f.html
薬膳:マンゴー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_6986.html
薬膳:唐辛子酢   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_b608.html
薬膳:便秘に効く果物   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_a32d.html
薬膳:便秘療法   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_6278.html

2006/3/24

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焼肉弁当タイ味

R0016765pct20今日の弁当は日本語で言えば焼肉弁当だな。ナンプラなどで
味付けした豚肉を焼いたものだ。日本で言うなら生姜焼きかな。
それに胡瓜だ。胡瓜の隣にあるのが唐辛子と小さなトマトに
ナムプラを混ぜたソースだ。このソースを焼肉にかけたり、胡瓜
につけて食べる。タイにある小さな胡瓜は日本の胡瓜より柔らか
だが、甘みが日本の胡瓜より強い。タイの胡瓜が好きだ。
日本の胡瓜をよく冷やして、味噌をつけて食べるのも好きだ。
胡瓜をポキッと齧る感触がいい。あの感触はタイの胡瓜では
味わえない。
焼肉の漬け汁については、いつか聞いておく。

2006/3/24

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タンブンする

市販の弁当箱を使っていたがなんとなく嫌になった。
そこで安物のプラスチック容器に変えた。
大きな容器だとどうしても飯やおかずを沢山詰めてしまう。
大食は減量の敵だ。小さめの容器を使っていた。
その容器も飽きてきた。

ステンレスの丸い容器があった。ステンレスの容器が気に入って、
今はそれを使っている。そのステンレスの容器を見た時、俺は
インド人もこのような容器を使っているような気がした。
記憶違いかなあ。

ヌチャナートはこの容器を「タンブンみたいね」と言って気に入った。
そう言われて見ると確かにタンブンみたいだ。タイ人は輪廻を
堅く信じている。現世で不幸なのは前世で功徳を積まなかった
からだと考える。功徳を積むことをタンブンという。
来世での幸せを願って、タイ人は一生懸命タンブンをする。
タンブンの仕方はいろいろあるが、三段重ねの丸い金属容器
に料理を入れて寺に持って行く。その料理を僧に食べてもらう
ことは立派なタンブンなのだ。
俺が使っている金属製の丸い容器はタンブンに使う容器に
似ているとヌチャナートは思っている。
この容器に料理を詰めるとなんだかタンブンをしているように
感じるらしい。俺はいつでもピカピカに光り、他の人の弁当箱
とは違う形だから気にいったのだ。
ヌチャナートはタンブンをするみたいだから気に入った。
お気に入りになったのは同じだが、人によってお気に入りの
理由が違う。

2006/3/24

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トムチュート

「朝ご飯はなんにする?」
「トムチュートでいいよ」昨晩の残りのおかずだ。
キャベツが傷みかかっていたらしい。
「こうすれば食べられるのよ。食べ物を無駄にしちゃいけないわ。
美味しいわよ。食べてごらんなさい。」R0016764pct20
キャベツを煮込んだものだ。キャベツから甘みがでて旨くなっている。
鰯のつみれも一緒に煮込んだ。確かにいいだしがでている。
ナンプラに唐辛子を浮かせたソースと一緒にキャベツを食べる。
「アハハハ・・・・。これはトムチュートじゃないわ」
「・・・・??」
「肉が入っていないじゃない。野菜だけよ。トムパークよ。」
名前なんかどうでもいい。昨日の残りだが、暖めなおすと美味しい。

2006/3/24

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2006年3月23日 (木)

アスパラ、外国の竹の子

なんとなくアスパラが好きだ。アスパラというのは寒いところの
産物かと思っていたらタイでもあるのだ。タイ語でアスパラは
「外国の竹の子」と言う。確かに見た目は竹の子に似ている。
どの国を経由してタイにアスパラが入ったのかしらない。
初めてアスパラを見たタイ人は名前を知らないが、姿が竹の子
のようだから、外国の竹の子と言ったのだろう。R0016763pct20

「ねえ、今日はアスパラを食べるでしょ?」
アスパラを肉と炒めた。どうということがない料理だ。
「今日は簡単な料理よ」さーっと料理を作ってしまった。

ナンプラと唐辛子をまぜたソースを食べる前にかけた。
アスパラと肉からでた汁が旨い。お行儀が悪いがご飯を汁と
混ぜた。他人の冷たい視線など気にしないで、こうやって
食べる飯は旨いのだ。

2006/3/23

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朝からヤムンセン

朝から料理ができていた。朝食にこれを食べて残りを弁当の
おかずにする魂胆だろう。だんだんヌーは横着をするようになった。
「この料理の名前はなんというの?」R0016762pct20
今までは料理の名前を気にしなかった。名前なんか知らなくても
旨けりゃいいと思っていた。しかし名前を知らないと、またその
料理を食いたい時、
「野菜のあれあれ!あれだよ!」なんて言わなくてはいけない
ので不便だ。やはり名前を知っている方が便利だ。
「ヤムンセンよ」
春雨と肉と野菜の炒め物にスープをぶっ掛けたと言えばいいのか?
これも結構うまい。
少し減量しなくてはいけないのに、旨いものだからついつい食べ
過ぎてしまった。

2006/3/23

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カオニョウピン焼お握り

もち米の焼きおにぎりのことだ。

焼きおにぎりと言えば、こんなことがあった。
焼肉屋のコースの最後にお姉さんがおにぎりを持ってきた。
おにぎりをそのまま食べてもいい。
焼肉のコンロがあるから焼きおにぎりにしてもいい。
「このおにぎりはお姉さんが握ってくれたの?」
「うーうーん、お兄さん」
「それじゃあ、焼きおにぎりにして食べよう!」
「ウワハハハ・・・」
お姉さんは大きな声で笑った。キッチンに戻って、大きな声でこの
話をしているのが聞こえた。キッチンでも大声で笑っていた。

カンボジアの国境に近い寒村にいた。この村ではタイ語は
公用語で、日常はカンボジア語を使っている。
村人にバイクを借りて国道を10分ほど走って市場に行く。
朝食の買い出しで市場は賑わっている。昨晩は皆で騒いで大酒
を飲んだ。腹が減っていた。すぐ食べられるものが欲しかった。
焼きおにぎりが目に入った。
ちょっと焦げ目がついたお握りに掻き卵をつけてはまた焼くのだ。
村に戻って食べた。普通の米だと思ったのにもち米だった。
もち米の甘みと粘りが快い風味になっている。
塩分もちょうどいい。水分もほど良く、もち米の歯ざわりがいい。
「もち米の焼きお握りも旨いなあ」一人で感心していた。

その後、何度かカオニョウピンを買った。しかし、この時の味には
出会わない。もち米の水分が多すぎて米がぐしゃつく。
塩っけが足りない。ひどいのは卵が古いのか、粉乳で増量したのか
カゼイン臭がするものもあった。

もち米が炊ければ簡単にできる料理だ。
誰にでも出来る料理なので是非お試しください。

2006/3/23

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2006年3月22日 (水)

朝から焼肉

朝からニンニクを焦がす臭いがする。それに唐辛子も焦げている。
唐辛子から上がる煙でくしゃみが出る。換気扇を回し、扉も開け
て煙を室外にだす。それでも部屋中に香辛料の臭いが立ち
込める。R0016761pct20
「近所の人は臭いと文句を言うでしょうね」
「しょうがないよ。誰かがくしゃみをしているかもしれないな。」
「そうかもしれないわね。サミイはこの料理が好きでしょ?」
これが弁当のおかずになるのだ。この料理は大好きな味だ。
肉の旨みと香草類の香りが混ざって香りと味の交響曲のようだ。

ヌー、美味しかったよ。でもなあ、ウチが買う牛肉は安物だから
肉が堅いのだ。もっと薄切りにするか、小さく切ってくれよ。
噛み切れなくて飲み込んだよ。パパイヤがある時はパパイヤで
肉を柔らかにしておいてくれよ。

2006/3/22

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イサーン風肉詰めピーマン

サラダを食べたいのだが、ヌチャナートは余りサラダを食べない。
俺がいつでもレタスなど買う。しかし俺は料理を作らないから
レタスなどの野菜があったことを忘れる。ヌチャナートはレタス
などを何かの料理に使ってしまう。いつもサラダを食べたいと
思っているのに、サラダを食べないままになっている。
冷蔵庫をあけたらピーマンがあった。これもサラダにするつもり
だった。早いとこ、これを食べないとこれはいかれてしまう。
どうやって食べようかな?挽肉があった。
ピーマンの肉詰めを作ろう。これはヌチャナートが知らない料理だ。
俺が作るしかない。俺の手つきを冷ややかにヌチャナートは
見ている。肉をピーマンに詰め終わると、ヌチャナートが言った。
「これを蒸すといいわよ」
俺は焼こうと思っていた。ユーゴの料理ではこれをトマトソースで
煮る。そっちにしようかな?ギリシャでも似た様な料理がある。
ヌチャナートは食べたこともない料理なのに蒸そうと言い出した。
蒸しても美味しいので、蒸すことにした。美味しそうな香りが漂っ
てくる。蒸しあがった肉詰めピーマンを食べてヌーが言う。
「あら、美味しいわね。これに春雨を入れるといいわよ」
うーん、成るほど。それは美味しい料理になる。
ユーゴでは生米を入れている。肉詰めピーマンに入れた米が
肉の汁を吸い込んで旨い味ができる。春雨でも同じことができる。
ヌチャナートの料理の発想に驚いた。

この発想は何処から出たのだろうか?おれは考えた。
タイ東北部イサーン地方の料理にソーセイジがある。
金持ちは?肉だけのソーセイジを食べる。肉の増量剤に米を入れ
たソーセイジがある。肉のソーセイジだと思うと米が入っている
ので、なんだか騙された気がした。適度に酸味がついた、この
ソーセイジも美味なのだ。
米の代わりに春雨が入ったものも食べたような気がする。
肉詰めピーマンに春雨を入れる発想はタイ東北部の料理から
得た発想なのだ。イサーン風肉詰めピーマンと言える。
今度、肉詰めピーマンに春雨をいれよう。
タイのソーセージのように醗酵させた肉を入れたなら、きっと
面白い味になる。ピーマンに肉を詰めたまま醗酵させるのは
ちょっと難しいかもしれないな。ピーマンの色が変わってしまう
可能性がある。
醗酵した肉をピーマンに詰めるのも難しいだろう。
まあ、やってみよう。

2006/3/22

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2006年3月21日 (火)

カルシュウム不足に

煮干があった。それを見た時インドネシアの魚料理を思い出した。
辛いが美味い。あれを食いたくなった。
ヌチャナートが以前、煮干だか小女子を使って面白い料理を作った。
ヌーがその料理を作ってくれなかったなら、煮干で出汁をとって
味噌汁にすればいい。無駄にはならないから煮干を買うことに
した。ヌーも
「これでナントカを作ると美味しいわよ」
と言っている。

キッチンでドンドンやっている。タイ人にこのドンドンという音を
五月蝿いというと怒られる。調理の基本は材料を叩き潰すのだ。
このドンドンという音がなかったなら調理ができない。R0016758pct20

「サミイ見てよ。出来たわよ。」
なんだか真っ黒な料理ができていた。煮干を香辛料と一緒に潰し
たものだ。真っ黒なので見かけは悪い。
「食べてみて!美味しいわよ」指で摘んで口にいれた。
「うん、美味い。野菜と一緒だと美味しいね」
この黒い食べ物をレタスに包んで食べた。
「そうよ。そうして食べると美味しいのよ」確かに美味い。
「手を洗いなさいね。その手で目を触っちゃ駄目よ。」
この料理の作り方を聞いた。
煮干に、唐辛子、ニンニク、レモン汁、ナンプラを混ぜて叩いたものだ。
煮干ではなくて小女子でやっても美味しいと思う。
カルシュウム不足を補うのにいい料理だ。
 

2006/3/21

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これじゃない豚足

タイの町を歩くと、あちこちから甘ったるいスターアニスの香りが
漂ってくる。いろいろな物にスターアニスを使うのだが、俺が一番
印象に残る料理は大きな豚の足を丸ごと煮た料理だ。
豚足が美味しそうな飴色に色づいている。そう言われても想像
がつかないかもしれない。ひな鳥の丸焼きの皮の色だ。
煮込んだ豚足が丸焼きの鶏の皮の色と同じような色をしている。
色を見ただけで美味しそうだと感じてしまう。R0016757pct20

日本では豚足は茹でて酢味噌、辛し酢味噌、ニンニク酢味噌
などで食べるだけだ。それしか俺は知らない。
二週間ほど前に豚足を見つけると、
「これをどうこうすると美味しいのよ。食べる?」
とヌチャナートが言う。
彼女がタイ語で説明する調理法は半分もわからない。
俺が調理するわけではないので、分からなくても「うんうん」と
無責任に答えていた。ヌチャナートが豚足を野菜などで煮込んだ
料理を作ってくれた。豚足のこんな調理方法があるのだと俺は
感心した。もう一度、あの料理を食いたいと思い、豚足をまた
買い込んだ。

携帯がなった。電話にでるとヌーからだった。
「サミイ、今日は何時頃帰るの?今日は何を食べたい?」
「この間、作ってくれた豚足の料理が食べたい」
「作っておくわ。早く帰ってね!」

帰宅すると俺が期待していた料理とは別の料理が出ていた。
ポロウからスターアニス等香辛料を除いたような料理だった。
「これじゃないのだ、ヌー。この間、作った料理だよ。野菜も一緒
だった奴だよ」
思い出せないようだ。俺も一生懸命に説明した。
どうやら理解したらしい。
ニンニクや唐辛子他を叩き潰したソース
にパクチーの葉を乗せてある。色も香りもいい。
豚足のゼラチン質が辛いソースに合う。汁をすくって飲む。
煮込んだ汁は豚足からでたゼラチン質でとろみと旨みがでて
いる。手で豚足の骨をばらしながらニンニクソースにつけて食
べる。関節周辺の軟骨がこりこりと小気味よい感触だ。
手がゼラチンでべとべとになる。ハンカチで手を拭きながら
食べる。汁をご飯にかけてニンニクソースをちょっと載せる。
「豚足にはコラーゲンが沢山あるので、お肌にいいのだよ。」
お肌にいいと聞くとヌーはニコッと笑った。

2006/3/20

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鶏のお尻

日本人が余り食べない料理や材料を紹介しよう。
タイ料理屋で食べられる料理の紹介は他の人にお任せしよう。
ここではタイの普通の家庭で食べている料理を紹介したいと
思う。トムヤンクンとゲンカリだけがタイ料理だと思い込んでいる
人が多い。ちがうのだ。ごくごく普通の家庭ではもっともっと
いろいろな材料や料理を食べているのだ。
そのうちに蛙料理やトカゲや蟻も出てくるかもしれない。
信じてもらえないけど、蛙は食べると美味しいのだ!
トカゲは知らないうちに食べていたのかもしれない。
蟻の卵も食べさせられた。日本人はこれ等をゲテ物と蔑称して
いる。彼等はゲテ物とは考えていない。
日本人が田んぼのタニシや泥鰌を取って食べるのと同じように
彼等は田んぼで蛙を捕まえて食べるのだ。
市場でも蛙を売っている。大きい蛙や小さい蛙、いろいろな蛙を
売っている。雨上がりの夜になると、ヌチャナートは
「こういう夜は蛙が沢山取れるのよ。」
とタイの夜を懐かしそうに思い出している。
子供が蛙を捕まえてくると、母親が調理してくれるのだろう。
そんな微笑ましい暖かい光景を想像して俺はにこりと笑ってしまう。
R0016756pct20





左は泥葱を焼いたものだ。真ん中は鶏のお尻にある円い部分だ。
脂肪があり、柔らかくて焼くと美味しい。中に小さな骨が入っている。
スーパーではこんな部分を売っているのを見たことがない。
商店街の肉屋を覗くと売っていることがあるのだ。
この町にはいろいろな外人が買い物にくる。中国語、朝鮮語、
タガログ語、英語、タイ語いろいろな言葉が飛び交っている。
中国語やタイ語を話す店員がいる。
客がいろいろな国からくるので店の品物も変わったものがあるのだ。
右が鶏の軟骨だ。こりこりして旨い。鶏の軟骨は日本人も食べる。
これならスーパーでも売っているし焼き鳥屋でも食べられる。

2006/3/20

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2006年3月19日 (日)

豚肉の辛いやつ

「これって、サミイは好きだと思うわ」R0016744pct20




豚肉を軽く茹でていろいろな香草と合わせた。ちょっと酸味のある
たれがかかっている。肉は硬くならずちょうどよい硬さだ。
旨い。肉の上に香草を載せて食べるのだ。
口の中に香草が香る。

2006・3・4

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何処にウコンが

今日の弁当のおかずは黄色だった。この色はウコンの色だ。
ウコンなんて買った覚えはない。俺が知らないうちにタイの
食材屋でウコンを買ったのか?ウコンなんてなかったはずだ。
不思議に思い帰宅してからヌチャナートに聞いた。
「あの黄色い色はなんなの?」
ウコンだという。タイ語でなんとかと言った。英語でウコンのこと
をターメリックという。ターメリックの黄色の成分をクルクミンと言う。
ヌチャナートの発音はクルクミンという発音に近いからウコンだと
わかった。辞書で確認するまでもない。
「ウコンは何処にあるの?」「冷蔵庫にあるは」冷蔵庫の扉を開け
ようとした。
「サミイにはわからないわよ。タイで買ったのよ」
「・・・??」
「タイのお店で買ったのよ」
冷蔵庫から広口のビンを取り出した。赤い味噌のような物が
はいっている。
「この中にウコンが入っているのよ」
そうだったのか。おれにはわからないはずだ。

タイの市場やスーパーに行くと味噌のようなものを売っている。
売り方も日本の味噌売りと似ている。
香辛料を混ぜ合わせて味噌の硬さ程度に練り固めたものを
山盛りにして秤り売りしている。
日本で言えば、信州味噌、仙台味噌というように、いろいろな
香辛料の味噌を売っているのだ。
俺達には区別がつかないが、ヌチャナートは色を見ただけで
ナニ味噌か分かる。ちょっと味見をしてはこれを一キロ、あっちを
一キロと香辛料味噌を買い込むのだ。
「おいおい止めてくれよ。そんなに買い込んだなら飛行機の重量
制限に引っかかるよ」
「機内持ち込み鞄に入れるから大丈夫よ」
こうして日本に持ち帰った香辛料味噌の一つにウコンが入って
いたのだ。唐辛子の色で味噌は赤く見えるが、スープに少し
いれる、炒め物に入れると黄色が強調されるのだろう。

2006・3・5

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バナナ料理

バナナの実を焼いたり、油で揚げて食べる。これはあちこちの
国でやっている。バナナの未熟果も食べるのかなあ?
バナナの未熟果を食べるのはタイだけだろうか?
ヌチャナートが時々、バナナの未熟果で料理を作る。
飛行機で取り寄せた生の未熟果を買うことができる。
しかし、高価だからウチは買わない。
タイではバナナの未熟果はただみたいな値段だ。
それを知っているから、ただみたいな物をこんな高い値段で
買うのは馬鹿馬鹿しい。でもバナナ料理を食べたい。
そこでバナナの未熟果の缶詰を買ってきた。
缶詰は生のように渋味がないが、まあまあそれらしい味がある。
鶏肉と煮込んでいる。美味しそうな臭いが部屋に立ち込める。R0016753pct20
俺たちには美味しそうな臭いだが、近所迷惑な臭いだろう。
日本人が見てもこの材料はバナナだとは思わないだろう。
まして、バナナの未熟果なんて思いつかないだろう。

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バナナの関連記事はここにあります。

烏骨鶏とバナナ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_d1ef.html
バナナの葉を売る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_5da8.html
バナナの蕾   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_90be.html
ピーグワイ バナナ料理 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_e780.html
バナナ料理   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_1c79.html
バナナの蕾   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_90be.html

2006/3/17

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2006年3月18日 (土)

マッシュルームスープ

どうと言うことがないスープだ。見れば材料がなんだかわかる。
薄味のスープだが、うまい。

R0016234pct60

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今日の弁当

「ヌー、今日の弁当は不味かったよ。」
肉を炒めただけだった。
「アハハハ・・・。」手抜き料理だった。
「肉を炒めただけよ。」やはりそうだったのだ。
いつもの味と違うのだ。
昨日の弁当の味に文句をつけたので、今日はちょっと違った。
挽肉と唐辛子とタイの香草を混ぜて炒めた。これは旨い。
挽肉も硬くなる前に火から降ろしてあるので柔らかい。
食べているうちに頭から汗がでた。
辛いのだ。唐辛子が2,3本は入っているのだろう。

R0016236pct60



2003/11/11

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ヤムカポンパ魚の缶詰サラダ

缶詰の魚を使ったヤムだ。水煮の缶詰でないと美味しくない。
味噌煮などの魚だと甘すぎるのだ。
水煮だと玉葱や酢の味と馴染み美味しいのだ。

R0016239pct20

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これが日本蕎麦

「腹へった。」
「麺を食べるでしょう?」「うん」
「白がいい、それとも黒い麺がいい?」「白にして」
白というのは饂飩のことで黒は日本蕎麦のことだ。
ヌチャナートは色で麺を区別している。
「卵を入れるでしょ?」「うん」
こうして日本の蕎麦を作ることになった。
久しぶりに醤油の臭いが家の中に立ち込めた。
「できたわよ」
テーブルの上の麺を見て驚いた。
ラーメンの丼に饂飩を入れている。
生の唐辛子も十分にのっている。
葱も乗せてある。ヌチャナートは冬場は泥葱を買ってくる。
この葱は甘くて美味しいとお気に入りの葱なのだ。
丼の下に絵入りの皿が敷いてある。
豚肉を麺つゆで煮込んだようだ。豚肉はチャーシュウのような
味になっている。麺つゆはラーメンスープのような味だ。R0016749pct20
「しょうがないよな。日本の味を知らないのだから」
食べながら、思わず笑ってしまった。
「ナニを笑っているの?不味いの?」
「うーうん」
「分かったわ。
友達にこんな不味い料理を作ったと言って笑うのでしょ?」
いつも感心するのだが、ヌチャナートは半熟卵を作るのが上手い。
綺麗な半熟玉が入っている。





2006/3/11

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ヤムパーヘング小女子サラダ

スーパーの魚売り場で小女子の味見をヌチャナートがしていた。
俺は興味がないのでカートを押して先に進んだ。
ヌチャナートがついてきた。俺はヌーが小女子など買わないと
思っていた。特売の肉などを買い込んだ。安い時に買い込むのが
我が家の遣り方だ。そのうちにヌチャナートとはぐれた。
ヌーは嬉しそうに小女子の包みを手に持っていた。
あのように嬉しそうな顔をする時は必ず俺達の知らない料理を
作る時なのだ。

家に帰ると小女子を摘んでは味見をしている。
「これは美味しいわよ。サミイは知らないでしょ。美味しい料理が
あるのよ。味見してみる?」
「いらないよ」素っ気なくこたえる。
「食べてごらんなさいよ。美味しいわよ。サミイはきっと気に入る
わ。ちょっとだけ作るわ」
「味見だけだよ」
小女子をフライパンで更に乾燥させた。それにタクライ、タイの
玉葱、パクチー、生の唐辛子、レモンの汁をかけて混ぜ合わせた
だけた。
ビールと一緒に食べるとビールが旨くなる。
作ってその場で食べないとこの旨さがなくなる。
持って行くことができない。残念!!

日本の小女子の食べ方をヌーに教えた。
大根おろしに小女子を乗せ、醤油をかけるだけだ。
「うん、おいしいわ。サミイが作ってくれる料理は美味しいわ。」
こういう時は気に入ってない証拠だ。
ヤムパーヘングの香りにまけて日本の小女子料理は単純な味に
なっている。
「これに山葵をいれると美味しいと思うわ」
練り山葵を入れたら味に刺激がでて旨くなった。
この味ならタイ人は「美味しい日本料理」と思うかもしれない。

インドネシアにも小女子を使った美味しい料理がある。
小女子をカリカリに炒めて唐辛子を主体にした香辛料を混ぜる。
これも美味い。ビールを飲みながら、これを摘んだ。R0016750pct20





2006/3/11

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詰め放題の魚を

スーパーで魚を安く売っていた。袋に詰め放題で380円だという。

「ヌー、詰め放題で380円だよ。どうする?」

魚が好きなヌチャナートは目を輝かした。
小鯵が主体だが時々鰯やカマスも混じっている。

そんなことはお構いなしだ。ヌチャナートは魚を袋に詰め
だした。袋に魚を縦長に詰める。
袋の上に魚が飛び出して来た。今度は魚と魚の間に魚を押し
込む。
沢山の魚を詰め込んだ袋を見せて
「ねえ、サミイ見てよ!」可笑しそうに大きく笑っている。

「こんなに魚を買って、どうする?」

「大丈夫よ。あたしが食べるわ。」

家に帰ると早速 魚の調理が始まった。
ヌチャナートは魚のハラワタを取り出しては一箇所に集めて
いる。ハラワタを瓶に詰めて塩とまぶした。
これが醗酵するとナムプラのような調味料になる。
食べ物を無駄にしないタイ人の知恵に感心する。
日本人も昔はこんな生活をしていたのだが、生活が豊かに
なり、スーパーで食品を買うのが普通になると食べ物を
無駄にするようになってしまった。
日本人はこんな魚の利用方法を忘れてしまったのだ。

ヌチャナートは後日、生食する魚を冷凍庫に入れた。
ハラワタを取り除いた魚は大きな瓶に入れて塩漬けにして
いる。こうしておけば保存が利く。これも醗酵してから
食べるのだ。
鯵の開きは作らない。
「乾燥したものは美味しくないわよ。こっちの方が美味し
いわよ。」R0016737pct30

買ったばかりの魚を料理した。

「これって美味しいのよ」楽しそうに料理している。
出来てきたのがこの料理だ。

煮魚料理だが、やはり日本の煮魚とは違う。





2006226

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島唐辛子

ウチは唐辛子を大量に使うのを知っているので、友達が沖縄
の島唐辛子を送ってくれた。感謝!感謝!

なかなか良い香りがする。真っ赤な色も綺麗だ。
身はちょっと柔らかい。R0016693pct30

ヌチャナートは早速この唐辛子を使ってソムタムを作った。

ソムタムはヌチャナートの好物だ。タイの女、特に東北部
の女はソムタムが好きだ。

この辛いソムタムにソーメンを付け合せる。タイに行くと
ヌチャナートはソムタムを食べたがる。
タイに到着して
「何を食べる?」と聞くと必ず「ソムタムが食べたいわ」
という。

「うん、美味しい」本物の味を久しぶりに味わうと嬉し
そうに笑う。
日本人なら味噌汁を恋しがるようなもの
かもしれない。

空輸される緑のパパイヤを日本でも買うことができる。
タイで売っているような大きなものはない。

絶対にタイでは見られないような小さなパパイヤだ。
そんな小さなものでも千円ほどする。R0016688pct30

タイではパパイヤなんて何処でも生えるので安い。
100円も買ったら大宴会で使うほどのパパイヤが来てしまう。

日本ではパパイヤは貴重品扱いなのだ。タイ人が見たら
笑っちゃう。

緑のパパイヤを繊切にして唐辛子を入れる。ナムプラその他
を入れて叩いて混ぜ合わせるサラダがソムタムだ。

タイでは小さな黒い沢蟹のようなものを入れる。
これがないと味にならないらしい。

俺には生臭くていけない。このカニでよく食あたりをする
らしい。
ヌチャナートは日本の環境になれてしまっている。
タイの雑菌に対する耐性が落ちている。

タイで大好きなソムタムを食べると、ヌチャナートは腹具合
が悪いと訴える。
それでもソムタムを食べたがる。

2006/2/26

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鮟肝で

「ねえ、サミイ!」ヌチャナートが大きな声をだす。
振り向くと「こっちに来てよ」と言う。
ヌーのいる所に行くと「これみてよ。これって鮟鱇でしょう?」
鮟肝が売られていた。
「そうだよ。」
「買いましょうよ。これで美味しい料理を作ってあげるわ」
鮟肝でどんな料理ができるのだろうか?
ヌーのことだからなにか面白いものを作るだろう。
鰯のつみれがあった。これも買い求めた。

鮟肝と鰯のつみれと野菜を煮込んだ。それにタイで買って来た
ソースが甘いというのでヌチャナートは生のニンニクや唐辛子を
加えた。鮟肝を摘んではヌーが改良したソースにつけて食べる。
この料理をヌーはなんと呼んでいたかなあ?
スキーと呼んでいたような気がする。R0016751pct20

2006・3・11

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2006年3月17日 (金)

ひな鳥蒸し

ひな鳥がまるまる一匹売られていた。
「このお腹に詰め物をしたら美味しいよね」
「そうね、作ってあげるわ」
ひな鳥のお腹にいろいろな野菜やら香草を詰めた。
ニンニクや唐辛子はもちろん沢山詰め込んだ。
お腹に入らないものは体中に塗った。
そうして蒸した。小さな鳥なので蒸すのに時間がかからない。
肉は柔らかだ。ヌチャナートはもち米と一緒に食べている。
俺は普通のご飯だ。肉をとっては唐辛子のソースにつけて
食べる。鶏肉の上に見える赤い斑点が唐辛子だ。
日本人から見るとそれだけでも辛そうだ。
その辛そうな肉を取って更に唐辛子ソースをつける。
日本人が見たら卒倒しちゃうかな。R0016726pct30

2005・2・18

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バナナの蕾

「休みの日は手間のかかる料理を作るわ。普段の日は簡単な
料理でいいわ。お腹すいた?ちょっと待っていてね。」
そんなことを言いながらまな板で何かを切っている。
「ねえ、サミイはこれを知らないでしょう?」なにやら白いものを
切っている。
「バナナだろう」
「そうよ。辛いわよ。」唐辛子をいれた臼を見せて笑っている。

タイの市場にバナナの蕾があった。値段を聞いたら10バーツ
だと言う。買おうか迷った。買っても今日は他にいろいろなもの
を買ったので食いきれないと思った。
食べ物を無駄にするのは嫌だ。おばさんは値段を半分の5バーツにした。高いとは思わないが、食いきれないものを買ってもしょうがない。
おばさんは更に値引きして4バーツにした。おばさんの熱意に
まけてバナナの蕾をかうことにした。
これを見ていた近所の人が笑った。
「4バーツにまで値段をさげさせて買ったよ。」と笑っている。
タイ人らしい買い方と思ったのか、ケチと思ったのか知らない。

バナナの蕾の外側にある紫の皮を剥くと中には白い柔らかな
葉がある。葉を適当な大きさに切る。そしてタイのいろいろな塩辛
に唐辛子とニンニクを混ぜ合わせたものを葉に載せて食べる。
竹の子に似たほろ苦さがある。
旨いというほどではないが、快い苦さだ。好きな人にとっては
堪えられない旨さだろう。これを摘みながら酒を飲むと旨い。Cannedbananapct15 

今日のバナナの蕾は缶詰だ。新鮮なバナナの蕾も日本で買え
るが高い。缶詰では新鮮なバナナのほろ苦味がなくなっている
と思い、缶詰のバナナの蕾はかわなかった。ヌチャナートは缶詰
のバナナの蕾を買ってきた。

これと鶏肉を一緒に煮込んでいる。唐辛子ニンニクその他を臼
で潰したものを鍋にいれる。R0016746pct20
タクライも入っている。いろいろな香りが混じりあっている。
バナナの苦味はなくなっている。変わった鶏肉シチュウだ。

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バナナの関連記事はここにあります。

烏骨鶏とバナナ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_d1ef.html
バナナの葉を売る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_5da8.html
バナナの蕾   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_90be.html
ピーグワイ バナナ料理 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_e780.html
バナナ料理   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_1c79.html
バナナの蕾   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_90be.html

2006/3/5

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トムカーガイ

なんだか白っぽいカレーを作っていた。
色を見てこれはカレーではないと分かったが名前を思い出せない。
ああ、少しはタイ料理が分かってきたのだ。昔はこれもタイカレー
だと思ったはずだ。
「これはタイカレーかい?」
「違うわよ。」
「名前は何と言うの?」
「トムカーガイよ」
ああそう言えばそんな名前だった。食べるとタイカレーとは違う
味だ。酸味がある。
「あの酸味は何なの?」
「ナントカよ」なんと言われたのかわからないが、タマリンドのこと
だろうと思った。食べていたらタマリンドが舌に当たった。
「それとレモンよ」
ああなるほど。
辛味は無いと思ったが、やはり辛い。頭から汗が流れた。R0016748pct20

2006/3/10

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カニを食べる

カニを特売で買った。通常の三分の一の値段だという。

それでもカニは鶏肉、秋刀魚にくらべれば高価だ。

こんな場合でないと、ウチはカニなど買えない正真正銘の
貧乏人なのだ。
たまにはヌチャナートにカニボコではない
本物のカニを食べさせてあげなくてはいけない。

「ヌーはカニが好きだろう?」

「好きよ。でも高いからいらないわ」
泣かせることを言ってくれる。

「これは特売だから買おう。こんな時でないと買えないよ」

先着何名分しかないという。急いでカニを買った。

小さなカニだったが身がよくついている。

サダムが狙っている。

日本人はカニを酢醤油で食べる。ヌチャナートは唐辛子入り
のソースにつけて美味しそうに食べる。

ミソも綺麗に食べる。魚が好きな人は食べ方も綺麗だ。

安いワインを飲みながら、ヌチャナートはカニを食べていた。

税金の関係でタイではワインは高価だ。タイ製のワインも
あるが、輸入物と変わらない値段だ。

普通の店ではワインは置いてない。高級店の中でも特別に
空調を施した部屋で売っている。

フランス人が見たらびっくりするほど安物のワインが
フランスより高い値段で売られている。

ヌチャナートはタイではワインなど到底飲むことができない
ので、日本でワインを楽しんでいる。

輸入した清酒はワインと同じ税率なのだろう。いい値段が
ついている。
しかしタイ製の清酒は税率が低く、安い。
あんまり安いのでタイ人はタイ製の清酒を馬鹿にしている。

味が分からない人は何処の国でも安いものはわるい物、
不味い物としてしまう。惜しいことだ。

タイの清酒を飲んでいると、タイ人は不思議そうに俺を見る。

そうだ、今度、清酒にお燗をつけてタイ人に飲ませてみよう。
ヌチャナートは御燗をつけることができる。

熱帯の蒸し暑い夜に燗酒を飲むとどんな感じかなあ。
タイ人はなんというだろう。R0016743pct20

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ラザーニアだったが

イタリア風にラザーニアを調理したが、イタリア料理なんて知ら
ないヌチャナートは「うん」と言ったまま、その後の箸が進まない。
食用可能だと言うだけだ。自分から進んで食べようとはしない。
私が料理してあげると言って作ったのがタイ風のラーメンだ。
イタリアの麺料理はマルコポーロが中国から伝えたものだから、
ラザーニアをラーメンに作り変えてもおかしくはない。
それにしても変身したラザーニアを見ながら考えてしまった。R0016398pct20

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ゲンカリー

R0016412pct20我々はタイカレーと言うが、ヌチャナートはゲンカリーと言う。
ヌチャナートはゲンカリーなんてタイ料理ではないと思って
いるらしい。こちらから
「ゲンカリーが食べたい。ゲンカリーを作ってくれ」
と頼まないと作ってくれない。
ゲンカリーなんて食べ物ではないような言い方をされるので、
自然とゲンカリーを頼まなくなった。それがどう気が変わった
のか、頼まれもしないのにゲンカリーを作った。
「今日はゲンカリーよ」
久し振りにゲンカリーを食べた。ココナッツの油があるので
辛味はそれほど感じないが、汗が噴出してきた。

2005/12/1

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南瓜の弁当

肉ジャガかと思った。タイ料理ばかりでは旦那が可哀相だと
思うのか、最近は時々和食を作るようになった。
「タイ料理ばかりでいやでしょ?日本の料理を作るわ」
そんなことを言い出した。ジャガイモだと思ったのに、黄色い
ものがある。よく見ると南瓜だ。
南瓜もこんなふうになると完全にタイ料理だ。R0016235pct60

日本に南瓜が渡来したのは、現在のカンボジアからだ。
カンボジアが訛って南瓜になったのだ。
もともとカンボジアでは南瓜はこのように辛い味にして

食べていたのだろうな。

2005・11・16

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ネムなんだが

ヌーが作るネムは美味しいのだが発色材を使わないので肉の
色が黒ずんでいる。売っているネムは発色材を使い、きれいな
赤い色をしている。そのようなネムを食いたい。
自分でネムを作ることにした。挽き肉を買った。
「そんな肉を何に使うの?」
「ネムを作るんだよ」
「そんな肉じゃだめよ。こっちの赤肉を使わなくちゃ美味しく
ないわよ」
「大丈夫だよ」
「あたし、食べないからね」
「いいよ、一人で食べるよ」肉を冷蔵庫にいれたまま忘れていた。R0016317pct20

「ねえ!この肉をどうするの?ネムを作るの?もう駄目よ。
新鮮な肉を使わないといけないのよ」ヌーに怒られた。
「ごめんごめん」
「炒めるわよ」
ヌチャナートは半分怒りながら調理をした。今日の弁当のおかずになった。

2005・11・22

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サラネー

日本語の薄荷はペパーミントとスペアミントの二つが含まれる。
薄荷のことをタイ語ではサラネーと言う。
タイの農学者はペパーミント、スペアミントを区別しているだろう
が、大衆はそんなことを区別しない。どちらもサラネーだ。
ヌチャナートが日本に来たばかりのことだった。
こっちもタイ語がよくわからない。それでもヌチャナートが興奮
しているのがわかる。ヌチャナートが早口で話す。
そうでなくともヌチャナートは早口なのだ。早口の女が普段より
も早口で喋るのだから、ついて行くのも辛いものがある。
一生懸命に話を聞いた。R0016304pct20
「草があるのよ。タイにある草と同じものよ」
「ふーん」
「見に行く?」
「うん」
日本人はせかせかと歩く。バンコックにいても歩き方を見れば
日本人とすぐにわかる。タイ人はのろのろと歩く。
ヌチャナートも例外ではない。
そのヌチャナートが先を歩く。俺を引っ張るようにして歩く。
「ここよ。これなのよ」
見ると薄荷が生えている。薄荷を何本か引き抜いてベランダの鉢
に植えた。そして、料理の度に薄荷の葉をとっては使っている。

2005/11/18

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あんこう鍋

なぜかヌチャナートは鮟鱇が気に入った。
こんなふにゃふにゃな魚は食べないだろうと思った。R0016306pct20

それが予想に反して美味しいというのだ。
「今日は和風にするわね」
そう言って和風の鍋になった。
つけ汁は和風と言ってもヌチャナートから見て和風のつけ汁を出した。
それと唐辛子がいっぱい入ったタイ風のつけ汁がある。
トマトをベースにしたつけ汁も作った。
これは俺の発想だ。
「うん、食べられるわ」ヌチャナートはトマトのつけ汁も食べたが
あまりお好みの味ではないようだ。
和風のつけ汁で食べていた。
R0016308pct20

2005/11/19

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2006年3月16日 (木)

ヤンパムック

R0016299pct20蛸のヤムだ。これはこれで美味しい。蛸の白い肉の彩が
唐辛子の赤みとあって綺麗だ。
二人でビールを飲みながら
ヤムを食べた。
蛸を摘んではビールを飲む。飲んでは話をする。

話と言ったって他愛ないものばかりだ。猫がどうした、
誰がどうしたといったものばかりだ。
時々、いやいや
もっと多くの場合、ヌーが喋るタイ語がわからない。
聞き返す。
こっちも言いたい単語がわからない。
辞書を引きながら話をする。
食事中に辞書を引くなんて、俺だけだな。
でもこうしなくては話ができないのだからしょうがない。

食べ終わった後の皿を見た。タイ料理は辛いと言うが、
辛いはずだ。
これだけ唐辛子が残っている。R0016300pct20

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日本蕎麦を作る

これが彼女が感じる日本蕎麦なのだ
生の白菜をどうやって食うのかと言うと、簡単だ
そのまま齧るのだ
それだけ!!!!
「辛くないわよ。唐辛子は一本しか入っていないわ」
タイ料理のように、肉や脂が入った料理に唐辛子が一本なら
辛くない。醤油が主体のスープに唐辛子が一本入ると
かなり、辛味が効く。
 R0016296pct20 

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焼ソバまがいと水炊き

昨日、作りすぎたラザーニアがあった。昨晩は
「明日の朝はこれで焼ソバを作ってあげるわ」と言っていたのに、
朝になったらもうそんなことをヌーは忘れていた。

「朝食は何にする?あれ、それともこれ?」
料理の名前をいろいろあげる。いつものことだ。何でもいいから
何かを作ってくれればいい。適当に返事をしながら冷蔵庫を開け
たら、ラザーニアがあった。
「ヌー、これで焼ソバを作ると昨晩言ったじゃないか」
「そうだったわね。ちょっと待っていてね。すぐできるわ」
ぶっ太いラザニアを適当に切って、フライパンで炒めた。R0016197hepct70

一口食べたがなんだか物足りない。立ち上って冷蔵庫に向かった。
「サミイが何を求めているのか知っているわ。ナムソムでしょう」
やはり、酢がないと旨くない。それと唐辛子の辛味もほしい。
赤い唐辛子を浮かべた酢をかけた。味が絞まった。
朝はこれだけでいいだろう。


朝飯が遅いから昼飯も遅くなった。
「ねえ、お腹空いたでしょ?」
「そうだな」
「直ぐ作るからちょっと待ってて。豆腐と野菜を煮るのよ」

水炊きのようなものが出てきた。
生姜と長葱を刻んだものにだし汁と醤油を入れる。
「なんだい、これは日本の食事みたいだね。タイにもこんな食事
あるのかい?」
「無いわよ。タイ人からみたら、日本の料理よ」
「日本人が見るとタイ料理だ。これならタイ料理だと言って人に
出せるよ」
「こんどタイで作って、近所の人に食べさせるわ」
「醤油はタイで買えばいいね。」
 

R0016210hepct70水炊きのスープはタイで買った出汁を入れた。
それから豚肉をフライパンで炒めた時に入れた香ばしくなったニンニクを入れている。これでスープがタイ風の味になっている。

2005/11/6

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茄子料理

茄子料理というと、しぎ焼、味噌汁、味噌炒め、漬物、マーボ茄子
なんてものしか知らない。
ヌチャナートが茄子を焼いて、皮を剥きこんな料理を作った。
ちょっとピンボケだが、感じはわかる。
辛いがうまい料理だった。

20051101hpct70

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ガイヤン(焼き鳥)

ヌチャナートは一度に二つ三つの料理を作る。
他の料理を作りながらもガイヤン(焼き鳥)を作っている。
鶏を焼きながら魚の下ごしらえをしている。R0016192hepct70
「ねえ、ガイヤンの火を止めてね」ガイヤンは皮を黒く焦がす
こともなく、美味しそうな狐色に焼きあがっている。
ナムプリックをだす。
唐辛子入りのソースだ。ガイヤンにナムプリックを付けて食べる。
辛味が利く。
「辛いな!」
「そう?普通よ。」
タイ人が普通と言う辛さは日本人には辛すぎる。

2005/11/5

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