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2006年4月29日 (土)

カオパット焼き飯

ご飯が沢山あった。このご飯をお粥にしても美味しい。
お粥は最近何度も食ったから、違うものにしたい。
「今日はカオパットを作ってくれよ」
カオパットはタイ語で焼き飯のことだ。
タイのビジネスマンはちょっとした昼食にカオパットを注文する。
この味は日本人にも受け入れられる。
日本人旅行者に受け入れられるだけでなく、英語で書かれた旅行案内書にもカオパットは安くて美味しい料理だと紹
介されている。

ニンニクと肉を炒めて卵を加える。
これにご飯を入れるのだ。
味付けにナンプラとオイスターソースが入る。
出来上がった焼き飯にレモンを絞って酸味を加える。
油と酸味があって旨味がます。
好みでナンプラと生唐辛子を加える。R0016936
まさしくタイの味なのだ。
このような味は綺麗なレストランで食べるより、屋台で食べる方が美味しい。
屋台でおばちゃんが鍋をガタゴトやる音を聞きながら、出来上がるのを待つ。
待つ時間も楽しみの一つだ。
屋台だからおばちゃんの手際を見られる。
手際のいいおばちゃんの味は概して美味い。

カオパットの関連記事はここにあります。

アメリカ風カオパット 焼飯、炒飯 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_a7c3.html
普通のカオパット      
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_b88b.html
カオパット    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_a800.html
カオパット    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_a800_1.html
カオパット(焼き飯)   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_fd8c.html
カオパット焼き飯   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_ab09.html

2006/4/29

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難しい名前の料理

肉とルウを炒めているのだろう。「ルウ」と言ったが本当はタイ語で何と言うのか分からない。
仏語なら「ルウ」だ。日本人が見たら、「タイ味噌」というだろう。
味噌ではないが見た感じは日本の味噌に似ているからだ。
味噌と思って舐めたら飛び上がる辛さだから日本人は用心しなくてはいけない。R0016933
唐辛子が加熱されて刺激臭が部屋中に充満する。
くしゃみが出る。換気扇を回し、扉をあけるがそれでもくしゃみがでた。
ベランダで栽培しているタイの小粒な紫玉ねぎの葉と、ニンニクの葉をとってきて鍋に加えた。
「ウチで野菜が取れるので、買わないですむの。助かるわ。」
完全に主婦の感覚だ。
ちょっと黄色味を帯びた料理が出来ていた。
「この料理の名前は何と言うの?」
「これは・・・・・マラガオよ」
「・・・」の部分は覚えられなかった部分だ。ゲンガイと言ったのかもしれない。
青いパパイヤを煮込んだものだ。パパイヤを煮込むと玉ねぎのような色合いになる。

調理している時はかなりくしゃみがでたから、相当に辛いと思った。
食べてみるとそれほど辛くない。
いつもより汗がでる量が少なかった。

2006/4/28

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辛い日本蕎麦

「ねえ、何を食べる?」「麺!」
「白いの?黒いの?」「黒!」
俺はタイ語が出来ないから、ウチの会話は簡単な単語だけですむ。

「出来たわよ」と出されたのがこのスタイルだ。その姿を見て俺は思わずため息がでた。
「どうしたの?不味いの?」
まだ食っていないから、美味いか不味いかわからない。
今までに何度も日本蕎麦らしきものを出されているので、料理を作っているのを見て「ああ、またあれだな!」と諦めはついていた。

もりそばの場合のつけ汁は冷たいものと相場が決まっている。
しかしヌーは冷めたいつけ汁ではいけないと思い、熱いままのつけ汁をだす。

和食の場合、この料理にはこの器と決まっている。
蕎麦のつけ汁を入れる器も当然決まっている。
日本人は絶対に味噌汁のお椀に飯を、茶碗に味噌汁や漬物をいれることはない。
タイ人、少なくともヌチャナートの場合は器と料理の結びつけはない。
料理を並べることができる器ならどんなものでもいいのだ。
ラーメンの丼にトムヤンクンを入れてもヌチャナートは違和感をもたない。
さすがに汁物を皿にいれ、焼肉などを丼に入れるような食べにくいことはしない。R0016935

蕎麦のつけ汁を両耳のついたスープの器に入れるのは許そう。
瀬戸物の皿の上にスープの器を乗せている。これは西洋食のスタイルだ。
このスタイルだけ見ても、日本蕎麦の味ではなくなってしまう。
俺は諦めているから、悲しみを乗り越えて黙って出されているものを食べ始めた。
いつも辛い料理ばかりなので、辛味がないと物足りない。
一味唐辛子を探した。
「何を探しているの?」「唐辛子」
「生の唐辛子の方が美味しいわよ」おれは乾燥品を粉にした一味唐辛子を探していたのだ。
これは夫婦間の目に見えない隙間なのだ。
冷凍庫から赤い生の唐辛子を一本 出してきた。
それを刻んで全てをつけ汁のなかに入れた。

蕎麦をつけ汁につける。
箸で注意しながら蕎麦を持ち上げる。
そうしないと蕎麦と一緒に唐辛子を喰うことになる。
幾ら注意しても蕎麦に唐辛子が絡まってしまう。
目に見える唐辛子は取り除くことはできる。
蕎麦と蕎麦の間に隠れた唐辛子をどうしても食ってしまう。
こんなに辛い日本蕎麦なんてないぞ!

2006/4/29

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サトー

サトーと言われる酒がタイにある。もち米を醗酵させたドブロクと思えばよい。
ドブロクの製造は禁止されていたが、自家消費のための製造、貧しい農家が販売用に小規模に製造することは最近になって解禁されたとか聞いている。
アルコール濃度も低く12-3度程度だ。
舌で測定したものだから不正確だ。
まあ清酒よりちょっとアルコールが少ないなという感じだった。
地元の人が買いに行く酒屋に行って「サトーをください」と言うと買える。
日本と違ってタイは米がふんだんに取れる国だ。
其処の貧しい農家が作る酒だからサトーは安い。
何処の国でも貧しい人々が作ったもの、安いものは低級品と評価される。
評価というのは正当な価値判断に基づいて位置づけされるものだ。
この場合は「安いものは不味いもの」という偏見による位置づけだ。
ちょっと金を持つタイ人はサトーを飲まない。
貧乏人だけが飲む酒だ。
サトーには甘みと豊かな米の醗酵臭があり美味い酒だ。
日本人に馴染みがある味で表現すると、甘酒にアルコールを加えたような味だ。
ある農家のサトーを味わったら、雑菌が混入しちょっと酸味がでていた。
酒屋で買うサトーはちゃんと瓶詰めされている。
農家では瓶詰めをする手段がない。
手段はある。瓶にいれさえすればいいのだが、サトーを入れる瓶がないのだ。
ガラス瓶はリサイクル業者に売って換金するので、瓶がないのだ。
環境を重視しリサイクルしているのではない。
売れるもの、換金できるものは何でも売るのが貧農の生活手段だ。

ポリバケツなどで、もち米を醗酵させる。
もち米は酵母で溶かされてどろどろのお粥のようになる。
醗酵の進み具合を見ていて、サトーが出来上がるとポリバケツに手ごろな大きさの笊を押し込む。
笊の中には米は入り込まないので、笊の中には水分が溜まる。
その水分をすくって飲むのだ。
サトーは単純で素朴な酒なのだ。

日本の酒の話になる。R0016934
新潟の菊水酒造からだしている「ふなぐち菊水いちばん絞り」というのがある。
強いアルコールと香りに特徴がある、美味い酒だ。
他の酒よりも高い値段で売られている。
「この酒をヌチャナートに飲ませよう」と思って菊水を買って来た。
「ヌー、これを飲んでごらん。美味しい酒だよ」
ヌーは酒を口に含んだ。何かを考えている様子だ。
初めての食べ物を味見する時はいつもこのような顔つきになる。
「うん、美味しいわ。サトーと同じ香りがするわ」
そうだ、ヌチャナートが言うように菊水にはサトーと似たような香りがある。
高い酒を安い酒と一緒にされたので、少々腹がたった。
ヌチャナートの方が正しい。
美味い味、美味しい香りは値段と関係ない。

2006/4/29

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タイの玉葱

親指の先ほどの可愛い玉葱をタイ人はよく使う。
色は紫だ。R0016923
この玉葱の香りがないと、美味しいタイ料理にならないらしい。
普通に見られる玉葱じゃ駄目なんだ。
日本にあるタイの食材屋に行けばこの小さな紫色の玉葱を買える。
ヤムンセンのような物にいれると彩が鮮やかになる。
見た目が綺麗だとつい食べたくなる。

R0016924 新しいものから食べて行けばいいのだが、古いものが残ってしまうことがある。
そうすると、玉葱からこんな芽が出てくる。
水もない、土もないのに新しい芽がでてくる。
玉葱の強い生命力に驚かされる。
昔の人はこの生命力を見て、「これを食べれば健康で長生きができる」と考えた。
現代人の俺でも「玉葱には不思議な力があるのではないか」という考えが浮かぶ。R0016927

芽が出てしまった玉葱をポットに植えた。
玉葱はすくすくと育ち、大きくなっている。
時々、この葱を取ってきて料理に使っている。

2006/4/28

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2006年4月27日 (木)

ガイピン 焼き鳥

たしかヌチャナートは今日の料理をガイピンと言っていた。
ガイピンを直訳すると「鳥」「焼き」となる。
焼き鳥のことをガイヤンとも言っている。
ガイヤンとガイピンの違いはなんなのかよくわからない。R0016922
鶏を丸焼きにするのがガイヤンで、鶏の部分肉、腿とか胸肉を焼くのがガイピンと区別しているのかもしれない。
これは腿肉をグリルで焼いたものだからガイピンなのかなあ?
食って美味ければ、名前はどうでもいい。
でも言葉は正確に使わなくてはいけないから、これも確かめておこう。

ガイピンは美味しそうな色に焼けている。
ナンプラに赤と緑の唐辛子を入れたソースをかける。
この味がないとタイの味にならない。
鶏肉を焼くという単純な料理だから、味噌や醤油を基礎味にすれば和食になる。
和食だったならこんなにも沢山の唐辛子を使わない。
この辛味が食欲を刺激するのだ。

タイその他の暑い国では唐辛子を多用する。
それには何か理由があるはずだ。
暑さで落ちた食欲を唐辛子の辛味で刺激するとも考えられる。
唐辛子を食べると体温が下がり暑さに対応できるのか?
生理的に良い結果がでるから唐辛子を多用するはずだ。
今度、唐辛子と生理の関係を調べてみよう。

2006/4/27

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ルクノーマイサイガイ 鶏肉と竹の子

日本の料理で言えば鶏肉と竹の子の合わせ煮とでも言うのだろうか。
竹の子は缶詰を使った。真竹ほどの太さの竹の子だ。
竹の子を缶から取り出すと、フォークで竹の子の表面を引っ掻いて身を細く裂く。R0016921
これは和食ではやらない調理方法だ。
後はタイの香草と鶏肉を混ぜて煮込む。
いつもの通り辛いが旨みがある。
俺の好みに合う。
最後に残った汁にご飯をまぶして食べちゃうのだ。
こういう食べ方って旨いのだ。
お行儀が悪いけど、美味しい食べ方を俺は好む。
他の人に指を指されても、笑われても構わない。
こうすれば、弁当箱に汁が残らないので鞄の中に汁が漏れ出る心配もない。

2006/4/26

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2006年4月25日 (火)

ゲンヌアサイパク

野菜入りの肉シチュウあるいはスープとでも言うのだろうか。
R0016917 今日の料理は辛味がそれほど強くない。
朝顔が美味しい。これは俺が好きな野菜なのだ。
肉は良く噛まないといけない。
ヌーが「この肉は硬いから買うのを止めましょうよ」と言った肉だ。
「いや!安いから買うのだ!」
「しょうがないわね」
やっぱり、ヌーが言うとおり買うのを止めておくべきだった。

2006/4/25

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朝顔の炒め物

商店街に空芯菜と書いた野菜があった。
「あらパクブンよ!買いましょうよ!」ヌチャナートが驚いたような声をあげた。
パクブンというのは朝顔のことだ。日本の観賞用の朝顔とは違って野菜なのだ。
歯触りがいい。これを炒めたものは美味しいのだ。R0016919

バンコックでタイ人に会った。
「日本ではお世話になりました。いい店を紹介しますよ。」
郊外にある高級料理店に案内された。
いろいろな高価な料理を出された。
「何かご希望の品がありますか?」
メニュウを渡された。タイ語の他に英語もある。
朝顔と書いてある料理を所望した。朝顔を炒めたものだった。
朝顔を食べるなんて考えてもいなかった。
珍しいものを食べたかったのだ。
俺の好みに合う味なのでパクパク食べた。
「この料理は今日の料理の中で一番安い料理ですよ。」
「でも美味しくて満足したから、これでいいよ。」

パクブンの炒め物をヌチャナートが作ってくれた。
バンコックで食べたのと同じ味だ。

2006/4/25

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熱い茶

どうもタイ人は茶を飲まないようだ。今は冷蔵庫で冷たい物を作って飲むことが出来るし、エアコンが効いた涼しい部屋もあるので、たまには熱いものを飲もうかという気分ができつつあるようだ。
冷蔵庫がない時代では、熱いものを飲もうなんて気持ちが起こらなかったはずだ。
長い間の習慣は世代が代わっても受け継がれている。

タイにも外国資本系のコーヒー屋がある。
そんな場所は観光客やタイでごろごろしている外人のたまり場になっている。
バンコックや観光地パタヤなどに行くと、何をしているのか分からない白人が多くいる。そいつらが外国資本のコーヒー屋に屯するのだ。

白人はタイではもてる。白人はタイでは「俺は金持ちだ」と威張れる。
タイの女は白人の金を目当てに寄ってくる。
白人は「俺は色男でもてるのだ」といい気になっている。
タイの女もバカじゃない。
「アメリカでもてないから、こんなとこに来て色男ぶっているのね、ふん!」と笑っている。
自称、色男に付き合ってタイの女もこんな店でコーヒーを飲んでいる。

タイのスーパーでも茶を売っている。日本の緑茶もウーロン茶もある。
勿論紅茶もある。
それらは中国人、日本人、西洋人が主に買う。
エアコンがない一般のタイ人の家庭では熱い茶を飲もうという気になれないのだろう。
テレビのコマーシャルの影響だろうか、一般のタイ人もコーヒーを飲むようになってきた。
朝の涼しい時と言っても日本人から見ると涼しい時だがタイ人にすれば寒い温度になる。
そんな時に熱いコーヒーを飲んでいるのを見かける。

日本人は熱い味噌汁を飲む。冷めた味噌汁なんて不味くて飲めない。
お茶も熱いものを飲む。冷めたお茶など飲まない。
日本人は熱さに耐性がある。

英国人が言っていた。熱いスープなどにフーフーと息をかけて冷ましながら飲むと
「お行儀が悪い。冷めるのを待って飲みなさい!」
と母親に怒られるそうだ。

タイ人には喫茶の習慣がないのと、タイ料理には日本のように熱々の味噌汁、おでんのような料理がないことから、熱いものを食べるのが苦手らしい。

ヌチャナートは最近、コーヒーを飲むようになった。
「ああ!熱い!」と悲鳴をあげた。
ヌーのコーヒーを飲んだが飲み頃の温度だった。

2006/4/25

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ゲンガイヤムンセン

「あら、いたんでいるわ。早く食べなくちゃ」
そう言いながらえんどう豆を冷蔵庫から出した。
ヌチャナートはえんどう豆を知らないようだ。
莢ごと食べようとしている。
まだ若いさやえんどうなら莢ごと食べられるが、ここまで大きくなったものは莢は捨てて豆だけを食べる。
「ああ、これはこうやるんだよ」豆だけを取り出して見せた。
「知らなかったわ」
俺がタイで調理をしようとしたら、今のヌチャナートと同じ事をやるだろう。食べられない皮を食べようとしてあれは不味い食品だなんていうのではないかなあ???
ああ、そう言えばこんなことがあった。向日葵の種をタイ人は良く食べる。あれは種の殻を破って中の仁だけを食べる。
殻ごと齧って「あれは不味い」と言った女がいた。
リスだって殻をほき出すのに、この女は殻まで食べようとしていた。
他人のことばかり言える俺ではない。俺だってこんなヘマをやった。
バンコック料理で胡椒の粒が連なったものを入れる料理がある。香り付けの胡椒だから食べなくてもいいのに、残しては失礼だと思い、一生懸命に辛いのを我慢して食べていたことがある。
R0016912

「ねえ、サミイ!どっちにする?」
料理を二つ作り、一つを朝食、もう一つを昼食にするというのだ。
「お弁当にするのはどっちがいい?」俺はどっちでもいいのだ。
「ねえ、味見してよ」無理矢理、味見をさせられた。
一つはちょっと酸っぱくて、もう一つはちょっと塩っぱい。
塩っぱい方を弁当に選んだ。こちらにはえんどう豆が沢山入っている。
いたみかけたえんどう豆をどっさり弁当に入れて、ヌチャナートは俺をゴミ箱の代わりにしているのではないだろうか?
これは考えすぎだ。
えんどう豆の甘みがあるので辛味を感じないが、それでも汗がでる。
食事のたびに汗をかく。何故か汗は顔と頭からしかでない。
首から下は汗をかかないのだ。
弁当の蓋を開けると、プーんとタイの料理の臭いが立ち込める。
「クセーなあ!」と思う人がいるだろうな。
そんな事を言われても、これがウチの料理なんだから仕方がない。
今日の料理はゲンガイヤムンセンという。鶏肉入りのシチュウに春雨を入れたものだ。タイ料理というよりラオス料理だそうだ。
日本人にはタイ料理とラオス料理の区別がつかないから、これもウチのタイ料理にしておこう。

2006/4/24

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2006年4月24日 (月)

タイ風モツ鍋

「ごめんごめん、帰りが遅くなった」
「ご飯の用意はできているわ」
仕事で遅くなってもカミさんのご機嫌は悪くなる。

家に帰ると食事の支度ができている。
これからバーベキュウでもやる気なのか??
「そうじゃないわよ。違うものよ」
鍋を持ち出した。モツ鍋をやる気だったのだ。
これなら食事の準備も簡単だ。
ソースは二種類用意していた。
「こっちのソースはあたしのよ。サミイのソースはそっちよ。こっちは苦いのよ。」
見た目ではどちらも似たようなものだ。
苦いソースを味見した。箸の先についたソースを味見したが苦味を感じた。
肉をこのソースにどっぷりつけたなら苦くて食えたものではない。
ヌチャナートはこのソースにモツを漬けては美味しそうに食べていた。
この苦味は胆汁だ。胆汁を集めてそれを売っているのだ。
タイ人にとってはこの苦味が旨味なのだ。
日本の東北地方の人がホヤの苦味を好むようにタイ人は胆汁の苦味を好んでいる。
この苦いソースはナムプラと唐辛子と胆汁を入れたものだ。
この他に砂糖や、酢も入っているかも知れないが、苦くて酢や砂糖の味なんて感じられなかった。R0016913_1
このソースにはかなり沢山の唐辛子が入っているらしい。
「うわあーーー!辛い!」とヌチャナートが悲鳴を上げだした。
相当辛いのだ。甘いジュースをくれと言う。
ジュースで辛味を抑えようとしたのだが、まだ辛味が治まらない。
砂糖を舐めていた。
この青い野菜は朝顔だ。この朝顔をフライパンで炒めると美味しい。
俺の好物だ。

2006・4・24

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2006年4月23日 (日)

ほうとう

こんなものを自宅で食えるなんて思っていなかった。
「明日の朝、これを食べましょうね」なんて言っていた。
俺は腹が減っているのにヌーはまだ寝ている。
「ヌー、腹が減ったよ。バーミーを作ってくれよ」
俺は麺類は何でもバーミーにしてしまう。
間違っているのは分かっているが、ウチではこれで通じるのでこれでいいのだ。
俺がほうとうを茹で始めた頃、ヌーが起きてきた。
「あたしが作るわ。サミイのバーミーは不味いわ」
生意気なことを言うが、事実だからしょうがない。
「出来たわよ」
ほうとうは大きい鍋で作る方が美味しい。R0016910_1
日本の料理だ。ちょっと違うのは鍋の隣に唐辛子入りの酢があることだ。
「あら美味しいわね。この唐辛子いり酢を入れると美味しいわよ」
ほうとうに七味唐辛子を入れるから、唐辛子いり酢を入れても美味しいだろう。
言われた通り、唐辛子入り酢を入れて食べた。
唐辛子が口に入った。辛い!!
熱いほうとうに唐辛子が入ったのだ!口の中が火事になった。
とても簡単に消える火事ではない。
ひいひい言いながら、ほうとうを食べた。

2006/4/23

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焼ソーメン

焼肉も終わり近くになり、腹がいっぱいになりかけた。
ヌチャナートはソーメンを焼肉用石板の上にのせた。
これで焼ソバ、つまりパットメーのようなものを作ろうとしている
のだろうと思っていた。

タイの焼肉鍋は日本のジンギスカン鍋のように中心が盛り上
がっている。鍋の縁には帽子の鍔のようなものがある。帽子の
鍔の部分にスープをいれる。肉や野菜から出る汁はスープの
中に自然に流れ落ちるようになっている。
焼肉の最後に麺類をスープに入れて食べる。
日本人が焼肉の最後にやる焼ソバのようなものは作らない。
俺達はタイでこのような焼肉を食べるとこれはタイ料理だと思う
が、タイ人はこれをタイ料理だとは思っていない。
この焼肉をタイ人は「朝鮮風・・・・」と言っている。朝鮮半島から
伝わった食べ方なのだろう。

R0016906pct45

ヌチャナートはどのような発想からソーメンを焼こうと思いついた
のだろう?この食べ方はタイ料理にはない。
ソーメンを石板の上に乗せた。俺はソーメンを石板の上で掻き混
ぜて炒めなかった。昔を思い出したからだ。

台湾人がやっている店があった。其処の焼ソバは全体を掻き混ぜ
て炒めた後、ソバをフライパンに入れたまま熱する。
そうするとパリッとしたオコゲができる。焼ソバのオコゲは香ばしく
て美味しいのだ。その店から帰った同僚が怒っていた。
「あの店は焼ソバを焦がしやがった。もう行かねえぞ!」
店の意図が客に伝わらなかったのだ。

ソーメンがそろそろオコゲに成るはずだ。
石板にこびりついたソーメンをゆっくり剥がして、裏返した。
狐色のオコゲができていた。
「ヌチャナート、食べてごらん。美味しいよ」
「うん、美味しいわね。」
ヌチャナートの意図したものとは違っていただろうが、それでも
美味しく食べられた。この料理はなんというのだろう?
焼きソーメンとしておこう。

2006/4/22

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2006年4月22日 (土)

ラオスのサンドイッチ

日本人はタイとラオスは異なる国と思っている。歴史的に見ると
タイとラオスは同じ国なのだ。詳しいことはインターネットで
ちょっと調べれば直ぐにわかる。
タイ文字とラオス文字は異なっているがほぼ似た様なものだ。
タイ文字が読めればラオス文字を読
むことは困難ではない。
話し言葉もタイ東北部の方言とほぼ同じだ。俺のタイ語でも
通じたのだ。
タイ東北部の人はラオスを外国のように感じていない。
これは「ウチの料理」とは関係ない話だけど、タイ料理の話を
書いているうちにラオス料理を思い
出したのでつい書いてしまった。
ラオスはフランスの植民地になったためフランスの影響が
残っている。このサンドイッチもその一つだ。
東南アジアで欧米列強の植民地とならなかったタイではこの
サンドイッチはみない。タイのお金持ちが行くスーパーで
フランスパンも売っているが、不味い。
ラオスのフランスパンは本国フランスと同じ美味しさだ。

Dscf0711pct60

タイの屋台と同じような雰囲気のサンドイッチ屋さんである。
このサンドイッチが美味いのだ。タイやラオスの辛い料理を
食べられない日本人もこのサンドイッ
チなら食べることができる。
一度、食べたなら必ず好きになる。

フランスパンを炭火で焼いている。女のお客さんのスカートの柄
はラオス特有な柄だ。

Dscf0744pct60

この柄を見るとタイではない、ラオスなのだと感じる。
フランスパンを焼いて中に肉やら野菜や辛いソースをかける。
この味なら日本人も好むけど、フランス人や欧米人も好む。
もしラオスに行くことがあったなら、このサンドイッチを楽しんで
ください。Dscf0739pct60 

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2006/4/22

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包丁一本

料理と包丁は切っても切り離せない。包丁がなかったなら料理は
作れない。
日本人は刃物を神聖視する。刀は武士の魂と侍は信じていた。
板前も自分の包丁を他人が使うのを好まない。
職業的に刃物を使う板前などの場合、自分の体型、手の大きさ、
握力その他により使いやすい刃物が決まってくる。
自然に自分の包丁というのが出来上がる。
精神的、宗教的に包丁に板前の心が宿るとは考えていないかも
しれない。包丁は板前の命とは考えているだろう。
「包丁一本、晒しにまいて・・・・」なんて言う歌を聴くと、板前が
いかに包丁を大切にしているかわかる。

和食は食べ物の切断面の美しさを大切にする。
角がきちんと出ている刺身の切断面を見ると「美味しそうだな」
と感じる。切断面がぐちゃぐちゃだったなら、「美味しそう」とは
感じないだろう。

タイ料理の場合、切断面の美しさが問題になるような料理はない。
少なくとも俺が知る料理の場合の話である。
タイ人に言わせれば「そんなことないよ」と言うかもしれない。
クンナムプラのように、海老を開いて供する料理もある。
王族がでるような場所でのタイ王宮料理を知らないから、タイ料理
の切断面の美しさを知らないのかもしれない。
野菜や果物を使った調理?フラワーカービングは切断面の美しさ
が問題になる。フラワーカービングは食べるものではなくて、
美しさを愛でるものだから、料理ではなくて芸術というべきだろう。

切断面を問題にしない料理なので包丁の切れ味など気にしない
ようだ。タイ人のまな板は中国人と同じく木を輪切りにした丸い形
をしている。包丁は日本の包丁と中国の包丁の中間くらいの
大きさだ。西洋の包丁と違い、先端が尖っていない。
長方形の鉄板に刃をつけた形だ。
タイ人は材料をまな板に乗せると、切れない包丁で力を入れて
押し切っている。日本人の包丁のようにスパスパとは切れない。
こんなに切れない包丁では大変だろうと思って見ていた。
彼らも包丁が切れないと、包丁を皿の糸底などにこすって研い
でいる。

誰も包丁を研ごうとしない。砥石がないか見たが、砥石がない。
ホームセンターで砥石を見つけて買って来た。
もしかするとタイ人は包丁の研ぎ方を知らないのかもしれない。
包丁の研ぎ方を伝授してやろうと、タイ人の前で包丁を研ぎだした。
包丁を砥いで驚いた。包丁には脂肪が固まってついている。
砥石に黒い脂肪がべっとりつく。全ての脂肪が取れるまで時間
がかかった。やっと金属部分を砥げるようになった。
それを見ていた近所の人がこれも砥いでくれと包丁を持ってきた。

R0016904pct20

日本の板前の包丁はどれも白く光っている。錆びないように使用後
に板前は包丁を乾燥させる。タイ人は少量の洗剤で包丁を洗う
だけだ。包丁にこびりついた脂肪は落ちないから包丁に赤く錆びが
でることはない。タイ人の包丁は黒光りしている。

日本の包丁の手元は木だ。タイの包丁は刃と手元が鉄で作られ
ている。手元もステンレスでできた西洋風の包丁があった。
このデザインは面白いと思った。この西洋風包丁の発想はタイ人
の伝統的な包丁の形から思いついたことだ。

クチコミblogランキング TREview

ナイフの関連記事はここにあります。

ナイフ    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_574f.html

包丁一本   

http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_2904.html

2006/4/22

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2006年4月21日 (金)

今日は辛くない

「いつも辛い料理ばかりでしょ。今日は辛くないわよ。」
そう言って作ってくれた料理がこれだ。
確かにこのままなら辛くない。見かけは日本の料理だ。
肉と椎茸の煮付けとでも言えばいいだろう。
タイの味付けだから塩分が少ないのだ。
写真にはないが、ナンプラと生唐辛子を入れた小袋がある。
唐辛子は少なくとも1本は入っている。唐辛子入りソースをかける
と塩分はちょうど良くなる。その代わり辛くなった。
これが辛くないというのなら、タイ人が「辛いという料理」はどの
くらい辛いのだろうか? R0016898pct20

間違いなく一人前に唐辛子を10本強は入れてるな。
「辛いものが好き」なんてタイ人に言っては駄目だ。タイ人レベル
で辛い料理を出されるぞ!
辛さで飛び上がって泣いても知らないぞ!!!

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2006/4/21

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2006年4月20日 (木)

辛いわよ

「辛いわよ!」と言われた。いつも辛いから、それほど気にして
いなかった。ちょっと食べたら本当に辛い料理だった。
俺はこのように辛いものを食べると汗が吹き出る。
しかしヌーは汗もかかずに食べる。唐辛子に対する修行が
俺とは違うから、敵わない。
あと何年ほどこの辛い料理を食べ続けたら汗をかかなくなるの
だろうか?

スーパーで辛子明太子を売っていた。味見をして「これは辛い」と
言う人がいた。

R0016892pct20

俺も味見をしたが辛いとは思わなくなっている。生のタラコと
なんら変らない味だと感じた。俺も唐辛子にたいする耐性が出来
つつあるのだと思う。

赤い唐辛子を避けて、飯を食った。海老の頭の部分とか、魚の
ハラワタを食残すとヌチャナートは不機嫌になるが、唐辛子を
食べなくてもヌチャナートは文句を言わない。

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2006/4/20

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2006年4月19日 (水)

今日の弁当、牛のスジ肉

牛のスジ肉を味噌で煮込んだものが好きだ。スジ肉が柔らかに
なり、食べやすくなる。赤提灯の店でそんなものを良く食べた。
最近はそのような店に行くことがなくなった。ビールや熱燗で
スジ肉をつつくのも美味いもんだ。
ヌチャナートはそんなスジ肉の食べ方があるなんて知らない。
スジ肉を見たら、「これを買いましょうよ。これを料理するとおいしいのよ」と言う。 R0016891pct20

ヌチャナートはスジ肉の味噌煮込みは作れないが、美味しい食べ方
を知っている。ヌーの調理にお任せだ。
ヌーはスジ肉を塩漬けしていた。塩漬けしたスジ肉を取り出して
フライパンで炒めだした。タイの香辛料を加えている。
俺にはお馴染みの臭いだが、隣近所は悪臭、異臭と感じるだろう。
隣は「また料理が始まったよ!良くあんな臭い料理を毎日食って
いるね!」なんて言っているだろう。
食えばわかるが、この料理は香りがいい。
もちろん辛い。俺にとっては飽きが来ない味だ。

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2006/4/19

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赤くなった海老

海老や蟹を茹でたり焼いたりして熱をかければ赤くなることは
知っている。熱をかけなくても海老が赤くなることを今回初めて
経験して驚いた。ピチピチと跳ねる小海老を買ってきた。
それにナンプラとニンニクの薄切りを入れた。
塩は加えなかったとのこと。塩を加えると塩っぱくなるので
加えなかったという。

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「毎日、これを見ているのよ。出来上がるとおいしいわよ。
タイだったなら二日か三日で出来上がるわ。日本は寒いから
何日かかるかわからないわ。酸っぱくなったらできあがりよ。
サミイこれを見てよ!」
小海老が入った瓶を嬉しそうに差し出す。蓋をあけて臭いを
嗅いだり、つまみ食いをしている。差し出された瓶を見ると
黒かった海老が一段と赤くなっている。臭いを嗅ぐと乾燥した
海老の臭いがする。サクラエビの臭いだ。
この特有な臭いは海老の乾燥臭だと思っていた。
海老の何かの成分が変化すると、このような乾燥臭がでることが
分かった。海老から出た液とナンプラで瓶のなかは濡れている。
濡れているのに、乾燥臭があるので不思議な気がする。

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2006/4/19

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何が違う?和食の配膳

この写真を見て何が違うか分かる日本人は少ない。
これは明らかに日本的な料理の出し方なのだ。
このような料理の出し方はタイにはない。

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紙で余分な油を吸収し素材を食べやすくする工夫が日本料理
にはある。
「ヌー、このような出し方はタイにもあるかい?」
「ないわよ。タイでは揚げたものをそのまま皿にだすわ」
紙一枚の使い方にも文化の差がある。

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2006・4・18

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【ほうれん草の炒め物】

毎度おなじみのほうれん草の炒め物だ。俺がほうれん草が好き
なのでほうれん草を買った。ヌチャナートが炒め物が簡単なので
ほうれん草を炒めただけだ。
二人の利害が一致した結果の料理だ???
オイスターソースで味付けしてある。これも美味い。

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好きな料理だ。
ニンニクの薄片が加熱されている。生のニンニクは刺激臭がある。
このように加熱されたニンニクには刺激臭はない。
ニンニクが甘くなる。ニンニクが餅を食べた時のような歯に
くっつく感触がある。それと辛味がなくなり甘みが増す。

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2006・4・18

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卵料理になる

「ねえ、カイダオがいい?それともカイ・・・がいい?」
「うーん、カイヤッツアイがいいな」
ヌチャナートは簡単な卵料理で誤魔化そうという魂胆だ。
これは手抜き料理の事前了解手続きのようだ。
単なる卵焼きじゃあつまらない。カイヤッツアイ位は作ってくれよ!
俺達が子供の頃は卵焼きはご馳走だった。
今はいろいろな物があるので卵焼きなんてご馳走にはならない。
何がでてくるのか分からないが、ヌチャナートが台所に立った。
そしてなにやら調理している。

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昨晩の残りの料理に卵を入れて火にかけただけだった。
「今日は簡単で楽だったわ」そりゃそうだろう。
「昨日は沢山作ったから、まだ残っているわよ。一週間ほどは
大丈夫よ」
おいおい毎日同じものを出すのはよしてくれよ。
「お願いだから止めてくれ。冷凍しておけば、温めるだけで
食べられるじゃないか。少し間をおいてから食べようよ」
手抜き料理を作るようになったのは毎日、「美味しかったよ」
なんておだてたのがいけなかったか?
「不味かった」なんて言ったらどうなるかなあ?
きっと仕返しに唐辛子を10本以上いれた料理を作り、俺が
「辛い!」と悲鳴をあげるのを腹の中で「ざまあ見ろ」と笑い
ながら冷ややかに見ている??
それも恐ろしいな!

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2006/4/18

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2006年4月18日 (火)

トムヤンヌア

「この肉をこのようにして食べると美味しいわよ」
「そうなの?」
どのように調理すると美味しいのか分からなかったから適当な
返事をする。なにしろ早口だから付いて行くのが大変だ。
自分がタイ語を勉強しないから、理解できない。
それを認めたくないからヌチャナートが早口だから理解できない
と考える。
悪いのは相手で俺はいつも正義だ!かなり自分勝手な考え方だ。
この場合、肉をどのように調理するか分かっても分からなくても
大勢に影響がない。適当に返事をしてもいいだろう。
「買う?」「うん」
「半分は冷蔵庫に仕舞っておいてね。半分は使うからね」
俺は肉の半分を言われたように冷蔵庫にしまう。

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「トムヤンヌアを食べるでしょう?」
そういわれてもトムヤンヌアがどんな食事なのか分からない。
今まで食事の名前を気にしたことがない。出されたものを毎日
食べているだけだ。タイに行くとヌチャナートが料理を選ぶ。
「うん」と言っておけば料理ができてくるので無責任に返事をする。
トムヤンヌアができつつある。
「ねえ、味見してよ。」ちょっと酸味があるスープだ。
「酸っぱい?レモンを加える?塩っぱくない?」
「丁度いいんじゃないの」こうして出されたのがこの料理だ。
酸味と辛味に特徴があるスープだ。
この味は日本人にも受け入れられる。

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トムヤンの関連記事はここにあります。
   
トムヤンヌア   

http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_d695.html

トムヤンパー 魚のタイ風鍋料理
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_52fa.html

馬蟹のトムヤンプー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_a41c.html

トムヤンプラムック   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_f508.html

トムヤンガイ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_e950.html

トムヤンクン   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_3f9d.html

今日のトムヤンクン   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_521e.html

トムヤンタレ海鮮鍋   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_c538.html

トムヤンヌア   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_d695.html

2006/4/17

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塩漬け魚

何だ焼き魚か。あんまりかわり映えしない料理だ。
箸をつけて食べてみると美味いのだ。
これは写真にとって報告しなくてはいけない。
箸をつけた後だが写真を撮った。
ハラワタを取り除いた魚に塩をまぶし、大きな瓶に保存していたものだ。
塩が魚に馴染み、穏かに醗酵が進んで独特の旨味が作られている。

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日本人は魚を出す時、腹を手前にして頭を左にくるように出す。
タイ人はそんなことを気にしないようだ。
少なくともヌチャナートは無頓着に焼き魚を皿にもってだす。

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2006/4/17

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2006年4月17日 (月)

よくある干し肉

あれは売れ残った肉だろうか、屋台のおばさんが肉をよく干して
いた。その屋台では干した肉を焼いて出したか、油で揚げて出し
ていたか忘れた。肉が堅くなるのと、脂肪が焼けた臭いがしていた。
それでもその干し肉を注文する客がいた。

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この写真の干し肉は何処かの家で干していた光景を取ったものだ。
日本の家庭でもこのような干し肉を作れるが、日本の家庭は肉の
保存食を作らない。文化の違いを感じさせる光景なのだ。

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ヌチャナートは俺が生肉を油で揚げた方を好むのを知っている。
塩漬けしておいた肉を油で揚げた。これにナンプラに唐辛子を
入れた物をかけると旨くなる。 今日は椎茸を茹でたものが肉に
ついてきた。彩がちょっと淋しいけど、旨みはある。
この料理の欠点は肉の繊維が歯に挟まるのだ。

2006/4/17

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2006年4月16日 (日)

眠る猫と小海老

ヌチャナートが小海老の漬物を作っている。漬けた時の小海老の
色は黒かった。一日たつと小海老は茹でたように赤くなった。
小海老を入れたビンの蓋を開けるとニンニクの刺激臭がする。
まだ食べるには早すぎるとヌチャナートは言う。
タイなら二日もあれば食べごろになる。
「日本のように温度が低い所では何日かかるかわからないわ。」
「多分、一週間かければ食べられるようになるよ」
「・・・・・」ヌチャナートは返答のしようもなく黙っている。

まだ一日しかたっていない小海老の漬物をヌチャナートは味見
して「美味しいわ」と言っている。しかし、臭いは生のニンニクの
臭いだ。この臭いは一週間もすれば変化するはずだ。
刺激臭が消えてもっと穏やかな臭いになるはずだ。
それと同時に酸味がでるとヌーは言う。

猫は静かに寝ている。小海老の漬物がはいった瓶を猫の鼻先に
持っていった。ウチの猫は海老も大好きだ。
猫はなんだか分からない異臭に驚いた。海老の臭いもするけど、
ニンニクの刺激臭もする。さも迷惑そうに猫は目を覚ました。

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2006・4・16

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薬膳:便秘に効く果物

タイ人は未熟のマンゴーに塩と唐辛子をつけて食べる。
二人のイギリス人とバンコックの夜の公園を散歩していた。
マンゴー売りの若い女が俺達に青いマンゴーを切って食べろと
言った。俺達は果物と言う物は甘いものだという先入観がある。
未熟の青いマンゴーは硬くコリコリしており、甘くない。
なんだこれは!俺は驚いた。二人のイギリス人は「不味い!」と
言って貰ったマンゴウーを吐き出した。
それは余りにも失礼な行為だ。その頃のイギリス人はタイ人など
東洋人をバカにしていたので、彼等は別に失礼なことだとは
思っていない。何処の国の食品でも、其処の国の人が美味いと
評価し、沢山食べているのに、我々には不味いと感じる食品がある。
其処の国の食品だけを3年間食べ続けると、其処の国の人が
美味いという食品を美味いと感じるようになる。
俺が推測するに、例えばタイの食品には微量元素のモリブデン
が不足していると仮定しよう。未熟のマンゴーにはモリブデンが
含まれているとする。それで体が未熟のマンゴーを要求する。
俺の微量元素説は間違っているかもしれないが、マンゴーを
食べると例えば血液が酸性になるのを防ぐという生理的効果が
あるのかもしれない。

赤く完熟したマンゴーがあった。メキシコの物だ。ヌチャナートが
買おうという。日本じゃ未熟のマンゴーはなかなか手に入らない。
未熟のマンゴーを見てそれを買おうというのなら、俺も理解できる。
それなのに、完熟マンゴーを買おうと言うのだから変だ。
「本当に買うの?」
「うん」ヌチャナートは恥ずかしそうに笑いながら返事をする。

「完熟マンゴーは便秘に効くのよ。」
「へえー。青いマンゴーは効かないの?」
「わかんないわ。沢山食べれば効くかもね。」
「完熟のパパイヤも効くわよ」
俺は試したことがないから分からない。タイ人が言うのだから
間違いないだろう。

タイに行く日本人は便秘の心配をする必要はない。
一週間以内に必ず下痢をする。
下痢をするが腹痛はない。唐辛子で腸がびっくりして、腸の物を
大急ぎで排出するからだ。腹痛を伴う下痢だったなら細菌にやられ
たか、食中毒だから医師の手当てを受けた方がいい。

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薬膳の関連記事はここにあります。

薬膳:ライムジュースと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_f2f2.html
薬膳:苦瓜   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_ffd9.html
薬膳:赤いスープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_bdde.html
薬膳:烏骨鶏   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_56d1.html
薬膳:便秘に効く   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_096e.html
薬膳:トウモロコシと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_7b1c.html
薬膳:青い葡萄   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_2c5f.html
薬膳:マンゴー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_6986.html
薬膳:唐辛子酢   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_b608.html
薬膳:便秘に効く果物   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_a32d.html
薬膳:便秘療法   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_6278.html

2006/4/16

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豆板醤

味噌がもうなくなったはずだから、味噌を買おうというと、
ヌチャナートは「味噌はある」といつも言うので味噌は買わな
かった。そんなはずはないのだが、ヌーがいつも冷蔵庫の中を
みているのだから、間違いないだろうと思っていた。
いつもヌーがタイ料理を作るので、ウチは味噌などなくても困らない。
味噌をつかわないまま二三カ月も過ぎていた。

ふきのとうが出始めた。ふきのとうを幾つか摘んで来た。
これと味噌をまぶすと蕗の良い香りがする。ヌチャナートにも
味あわせたかった。ふきのとうを刻み、ヌーに味噌があるかと
聞いた。
「冷蔵庫にあるわよ」冷蔵庫を見たが味噌なんてない。
「味噌なんてないよ」
「ここにあるじゃないの」
見ると豆板醤だ。これは味噌ではない。ヌーに
「これは味噌ではない。味見してみろ」と言う。ヌーが味見をした。
「ウン、これは唐辛子入りの味噌よ。いい味よ」
確かに豆板醤は味噌の一種だ。
これで味噌汁と称するものを作って出されたことがある。
味噌汁に似た味があった。ウーン、でも違うんだな。

味噌がないから、蕗のとうに豆板醤をあわせた。
「あら、いい香りね。」気に入ったようだ。
季節の香りだ。

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2006/3/5

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親子丼だ

鶏肉をだし汁で煮込み溶き卵でからめて丼飯に乗せたものを
親子丼という。鶏肉の代わりに豚肉などを入れたものだと他人丼
という。鶏肉と卵だから親子で、鶏の卵と豚肉だから他人と言う
考えだ。親子と言うのだから、親子丼に使う鶏は雌鳥かというと、
そうとは限らない。卵と雌鳥が本当に親子かというと絶対に
そんなことはない。卵は中国からの輸入品で、鶏肉はブラジル
からの輸入品だ。これを組み合わせて親子とはおかしい。
まあまあ、面倒なことは考えないことにしよう。

毎日毎日、タイ料理だ。ヌチャナートは俺に気兼ねをするように
なった。
「ねえ、毎日タイ料理じゃ、嫌でしょ?日本の料理を食べたい
でしょう?」なんて言うようになった。今日は親子丼を作っていた。
「ねえ、ヌー!この料理の名前を知っているの?」
「知らないわ。日本人がよく食べているわ」
「これは”オヤコドン”。
”オヤ”はお父さんとおかあさんのこと。
”コ”は子供のこと。
”ドン”は丼のこと。鶏と卵だから”オヤコ”。分かった?」
「アハハハ・・・」
親子丼の上には彩を添えるために三つ葉の葉を乗せる。
ヌチャナートはパクチーの葉を乗せている。
俺はパクチーに慣れているから何でもないが、初めてパクチーを
食べたなら、あの香りは香味ではなくて臭味だ。
とても食えないだろう。
見よう見まねで作った親子丼だが、結構まとまった味になっている。

ヌーが作った親子丼を一口、二口食べたが物足りない味だ。
焙煎して粉にした唐辛子があったのでそれをかけた。
唐辛子の辛味がないと食事が喉を通らなくなっている。
タイの料理は塩分が少ない。この親子丼はタイの塩分の味付けに
なっている。親子丼にしては塩分が不足なのだ。
醤油をたらすとちょうどいい味になった。

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2006/1/19

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跳ねる小海老

「トノー!ちょっと来て!」トノーと言うのは「殿」のことだ。
俺は女房に旦那を「殿」と呼べと言ってある。
日本語が分からない女房は旦那のことは日本語では「殿」と呼ぶ
ものだと思っている。しかし短く「トノ」と発音できないので
「トノー」となる。
家のなかならともかく、町の中でも「トノー」とやるので参る。
今更、変えられないのでそのままになっている。
それに「トノー」の後に続く言葉がタイ語なので、「トノー」がまさか
「殿」と思う人もあるまい。


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ヌーが呼ぶ所に行くとぴちぴち跳ねる小海老を売っていた。
「これ買いましょうよ」
「クンテンを作るのかい?」
「違うわよ。----・・・・よ」
なんだかわからない食品だか料理の名前を言う。
「トノーは知らないでしょ。」
「うん、知らない」
家に帰ると早速、嬉しそうに小海老を洗い出した。
そして塩とニンニクを混ぜて小瓶に入れた。

2006・4・15

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肉団子だった

「サミイ、これ見て!美味しそうでしょう。」
「そうだね」
俺はまだ残っていた鶏のお尻を油で揚げたのだと思った。
いつもは鶏の尻肉は串焼きにする。
今日は尻肉をフライにしただけだと思って、あまり関心を示さな
かった。他にも料理があったので、そちらを食べていたらヌーに
怒られた。
「こっちも食べてよ」渋々、鶏の尻肉と思ったものを食べた。
そうしたら、肉団子だった。いろいろなスパイスが入っていて香り
が高い。ああ、この味、この香りはタイで食べるのと同じだ。
タイ人が作る味だからタイ風の味になるのが当然だ。
「このソースをつけて食べるのよ」
タイの物は何でも辛いと日本人は思う。
甘い物もタイにはあるのだ。この赤いソースは甘いのだ。
ケチャップを薄めた程度の濃さのソースだ。このソースを余り使う
ことはなかった。今日の肉団子にこのソースをつけて食べると
美味い。美味さ再発見という感じだ。
「この食べ物はルックヌアかい?」
「違うわ。ルックムーよ」ああ、こういう時はこのように言うのだ。
ルックムーは豚肉の肉団子のことだ。またこの肉団子を作って
貰おう。そして赤い甘いソースをつけて食べよう。

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2006・4・15

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2006年4月15日 (土)

猫のご飯

猫にイカをあげると猫が腰を抜かすから猫にイカをあげてはいけ
ないと子供の頃 俺は言われた。タイ人はそんなことを言わない
らしい。ウチの猫はイカが大好きだ。
ヌチャナートは猫が好きだからと言ってよく猫にイカをあげて
いる。猫用にヌチャナートがイカを買ってきた。見ると美味そうだ。
「少し食おうか?」
夫婦で共謀して猫の餌を横取りすることにした。
なんだか知らない香辛料を沢山入れてイカを炒めだした。
凄い臭いが立ち込める。換気扇を回し、戸をあけるがそれでも
くしゃみがでる。この臭いでは近所の人に迷惑をかけているな。
きっと隣は家の中でくしゃみをしていると思う。R0016880pct20


「できたわよ」
俺は煮たイカの臭いは好まない。日本人はイカと大根を煮付ける。
大根にイカの味が染み込んで美味しいと言う。
確かに旨味は強く出ているが、俺はあの臭いを好まない。
このイカ料理は香辛料の臭いに負けてイカの加熱臭がない。
もちろん、イカを加熱した時の臭いはでているはずだが、香辛料
の臭いの下に隠れている。イカの臭いは感じず、旨味だけを感じ
る。美味い。猫には悪いとは思ったがイカを食べてしまった。

2006/4/14

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2006年4月14日 (金)

ランブータン

ランブータンという果物がある。棘があるウニのような形をして
いる。ウニのような殻を割るとなかから白い実がでてくる。
ほのかな甘味が美味い。果物の形が珍しく、色が鮮やかで食べて
美味しいので俺が好きな果物の一つだ。

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ランブータンというのは英語名でタイ語では「ンゴ」という。
東南アジアの言語は音の高さなどで意味が異なってくる。
ランブータンを示す「ンゴ」は蛇というタイ語と音が似ている。
俺にはなかなか区別がつかないのだ。

ヌチャナートが日本に来た当時のことだった。
「あらンゴがあるわ」と吃驚したように大きな声をだす。
ランブータンなんて日本にはないので俺は
「蛇がどうかしたのか」と思った。
「チェンマイに行くと沢山あるのよ」
「・・・?」
何を言い出したのかわからなかった。
「ほらあれよ」
指を差す方向を見るとまだ青い毬栗があった。
「あれはンゴではないよ」
「ンゴよ。若いうちは青くて熟すると赤くなるのよ」
どうしてもンゴだと言うので、果樹園に連れて行った。
果樹園にある低い栗の木になっている毬栗を触らせた。
ランブータンの棘は柔らかいが毬栗の棘は鋭く指に刺さる。
「痛い!」
「ね!ランブータンじゃないだろう」

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2006/4/14

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菜の花と舞茸

菜の花と舞茸を一緒に茹でただけだ。後はナンプラと生の唐辛子
とミニトマトを混ぜただけ。こんなのタイ料理ではない?

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ウーン、困ったなあ。ナンプラの味付けだからやはりタイ料理だろう
な。それにこんなにも唐辛子を使っているからタイ料理だよね。
日本人はこんな食い方をしないよね。
この野菜に鶏肉を茹でたものがついていた。鶏肉の茹で汁はいい
出汁がでている。表面に油がうっすらと浮いている。
青い刻み葱を浮かべると美味しいスープの出来上がりだ。

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206/4/14

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日本のタイ料理屋

日本にあるタイ料理屋は長続きしている店もあるが、多くの店は
できては潰れている。タイ料理が日本に定着していない証拠だ。
日本人にはタイ料理は辛味が強くて食べることができない。
食べてもほんの少しだ。口の中が唐辛子で火事になってしまい、
水を飲んでも火事は治まらない。飛び上がってしまうほど辛い。
それとタイ料理によく使うパクチーの強い香りが日本人の好みに
合わない。タイ料理屋は売り上げを伸ばすために、日本人に合う
ようにタイ料理をつくる。
そうすると本当のタイ料理の味ではなくなってしまう。
やはり本物の味でないと美味しくない。
ヌチャナートに言わせると、日本のタイ料理屋は飛行機で取り寄せ
るタイの香草は高いので少ししか使わない。
その代わりに安い玉ねぎを使うから不味いのだという。
結構高い値段で料理をだすが、量が少ない。
それが人気を落とす原因にもなっていると思う。

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2006/4/7

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甘い口

甘いものというのは快い感じをあたえる。女は甘いものが好きだ。
男でも疲れると甘いものを食べたくなる。日本語でもお世辞を
「甘い言葉」と言う。
タイ語ではお世辞やおべっかを「甘い口」と言う。

「ねえ、何食べたいの?」
「わかんないな」
「・・・・・」
「料理には愛を入れると美味しくなるんだよ」
「甘い口ね」

時々こうこうやっておだてないと飯を作ってくれないのだ。

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2006・4・14

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2006年4月13日 (木)

胡瓜もみ

ヌチャナートは胡瓜もみを知らないようだ。
一度、日本人の食事だよと言って胡瓜もみを作った。
味は気に入ったようだ。ある時、
「胡瓜のソムタムを作ってよ」という。
俺の頭にはソムタムというのは「グリーンパパイヤのサラダ」と
覚えこませてある。
「胡瓜のソムタム」と言われてなんの事かと思ってしまった。
ヌチャナートにとっては胡瓜もみもソムタムの一種なのだ。

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2006/4/13

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茄子のタイ味噌炒め

日本語で言えば茄子の味噌炒めだろう。タイにも味噌に似た
食品がある。味噌を水で薄めてさらさらにして瓶詰めにしたものと
思えばいい。調理法は日本と同じで茄子を油で炒め、タイの
味噌状のもので味付けするだけだ。違うのは唐辛子を日本より
いっぱい使うことだ。これにひき肉を入れれば麻婆茄子となる。

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簡単な料理だけど美味い。これだけでご飯を食べていたらヌーに
怒られた。
「なんで牛肉を食べないのよ!」
茄子だけで食が進むから肉を食べなかっただけだ。
それをそのまま言っても面白くない。
「茄子の方が肉より安いからさ」
「何言ってんのよ!作ったんだからお肉も食べてよ!」
今日は肉よりも茄子の方が美味い。

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2006/4/13

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機嫌が悪い

「明日のお弁当ないわよ」ご機嫌が悪いようだ。
「作ってくれよ」情け無いけど、お願いしなくてはいけない。

いつから女房はこんなに強くなったのだろう。

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朝になったら、ご機嫌が直っているようで、黙っていても弁当を
作り始めた。
「これってサミイは好きだと思うわ。辛いわよ。」
そんな事を言われなくともタイの飯は辛いものと思い込んでいる
から注意は不要だ。
「胡瓜を食べるでしょ?」「うん」
胡瓜の皮を剥いて、適当な大きさに切っている。
肉にソースがよく絡まっている。名前を覚えるのが面倒なので
俺が「タイ蜜柑の葉っぱ」と呼んでいる葉の香りがいい。
千切りの牛蒡みたいな香辛料は余り好きでない。
あの香りを嗅ぐとカビの生えた餅を思い出すからだ。
牛蒡みたいな奴をわきにのけながら食べる。
食べて居るうちに辛さが湧き上がってくる。やはり辛いな。
ご飯と肉をよく混ぜるともっと美味しい。
生の胡瓜と一緒に食べても美味しい。ヌーが言うとおりだ。

家に帰ったら、「お弁当、美味しかったよ。ありがとう」
と言わなくてはいけない。
そうしないと、明日のお弁当を作って貰えないからだ。

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2006/4/13

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路上の焼鳥屋・タイの

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タイの幹線道路を走っていると小屋がけして焼鳥を売っているの
を良く見かける。これもその一つだ。鶏を丸ごとソースに漬け込む。
 

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日本では焼鳥と
いうとニワトリだけだが、タイでは鴨もよく
焼いている。

鶏を鉄棒に刺してグルグル回しながら焼く。この光景は世界中で
同じだ。焼きあがった鶏をここにおいてある。

Dscf1223pct60

「この店の鴨はおいしいのよ」なんて評価している。
鴨の焼鳥で面白いと思ったのに、スプーンのような鴨の嘴を焼い
て売っているのだ。アイスクリームのスプーンを子供が舐めるよう
に、鴨の嘴をくわえる。そして嘴についているわずかな肉を歯で
こそぎ取る。

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2006・4・13

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2006年4月12日 (水)

名前を聞いたが

この料理の名前を聞いたが、もう忘れた。材料はバナナの蕾だ。
それに鶏肉。生のバナナの蕾は高いから、安い缶詰を使っている。
でも結構美味いもんだ。これは辛くない。
ヌチャナートは今日の出来は悪いなんて一人でぶつぶつ言って
いた。俺たちは和食なら「これは美味いとか不味い」と分かる
けど、タイ飯ではち
ょっと違いがわからない。みんな辛いだけた。
R0016868pct20

レモングラスの香りがいい。ヌーが言う不出来な料理だが、不味さ
加減がわからないから、俺にとってはこれも美味い料理になって
しまう。なんだか褒めているのか、けなしているのか分からないな。

話はかわるが、生のバナナの蕾は竹の子のような味がすると
俺は感じた。ヌチャナートも同じことを言っていた。
今度、タイへ行ったら生のバナナの蕾を食べよう。

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2006/4/12

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市場で蛙

朝の食品市場で蛙を売っているのを初めて見た時、驚いた。
蛙は食べられることは知っているが、売り物になっているとは
考えなかった。田圃や川に行って、蛙を捕まえて自家消費する
のだと思っていた。タイでは蛙も立派な商品なのだ。
けだるそうに無気力に座り込んでおばちゃんが蛙を売っている。
おばちゃんは日焼けして顔も手足も真っ黒だ。
こういうおばちゃんがタイには多い。
日本だったなら「ラッシャイ、ラッシャイ」と生き生きとした活気の
ある掛け声で客の注意を引き寄せる。おばちゃんは座り込んだ
ままだ。時々思い出したように蝿を追い払っている。
おばちゃんに冗談半分で聞いてみた。
「これを食べるの?」そうだと言うので驚いた。
蛙売りのおばちゃんの写真を探したが見つからない。
おじさんが蛙を売っている写真があった。Rimg11206pct60




デパートなどにはフードセンターがある。日本で言えばホテルの
宴会で出る模擬店のような小さな店が広い場所に幾つもある。
テーブルは全店共有だ。常設の屋台がデパートの食堂にあると
思ってもいい。
この屋台では焼き飯、こちらはラーメン、あっちには回教徒の食事
など専門店になっている。こういう場所では自分の目で食べたい
ものを確かめるので、自分が何を食べているのかわかる。

レストランに行くとメニュウを出される。
俺がメニュウを求めると英語のメニュウをだされる。
同じ料理でも英語のメニュウの値段は外人用価格で高くなって
いることが多い。タイの二重価格、これが癪の種なんだ。
また英語のメニュウを見てもどんな料理がでるのか分からない
からメニュウを見る意味があまりない。
何故、メニュウを見ても料理がわからないか?
和食を例に説明しよう。
「鶏の竜田揚げ」をそのまま英語にして「Tatsuta-age Chicken」と
書いてあるようなものだ。
Fried chicken with batterなんて書いてあれば想像がつく。
これじゃあ、鶏料理だとは分かってもTatsuta-ageがなんだか
わからないから、こんなメニュウを見ても意味がない。
どんな料理か想像がつかないメニュウなんて見てもしょうが
ないでしょ。注文はヌチャナートにお任せだ。
ヌチャナートは蛙が好きだから、蛙を注文しているかもしれ
ないのだ。何も知らない俺は「美味しい、美味しい」と言いながら
蛙を食べていた可能性は高い。

ヌチャナートが市場で蛙を買った。
何匹かの蛙の足の一本ずつを一まとめにして輪ゴムで縛る。
これで蛙は逃げられない。ヌチャナートが蛙を調理して
「美味しいから食べなさい」と無理矢理食べさせようとしたことがある。
俺は遠慮したが、翌朝、分からないようにして食べさせられた。
変な肉が入っていた。よく見ると蛙だった。

一般的に日本人は東南アジア人を蔑視している。タイ人が蛙を
食べると知ると更に蔑視が深まる。
英語で「蛙 frog」と言うと、フランス人を意味する。
フランス人も蛙を食べるからだ。
フランス人が蛙を食べてもそれはフランス料理だから軽蔑されない。
同じ蛙をタイ人が調理するとタイ料理なので軽蔑される。
へーんなの!

蛙で思い出した。100円ショップに洗濯用の網袋がある。
それを手にしたら、ヌチャナートが「これいいわね」と言う。
「こんな物、何にするんだい?」
「蛙を捕まえたら、この袋にいれるのよ。蛙は死なないし、逃げ
られないでしょ。」
こんな使い方があるなんてダイソーの社長さんも知らないだろう。

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2006/3/28

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2006年4月11日 (火)

オムレツの中に

オムレツを作っているのを見た。タイ風のオムレツ、カイヤッツァ
イを作るのだろう。大してオムレツに興味を持たなかった。
ヌチャナートはフライパンの中の卵をあっちにやったり、こっちに
やったりしている。
あんまり動かさなくてもいいのに!とは思うけど黙っていた。
「出来たわよ。早く食べて!」
促されて食卓につく。R0016865pct20

普通のオムレツだ。ちょっとがっかりした。食べてみると香ばしい
ものがあった。
「ヌー!この香ばしいのはなんだい?」
「豚の脂よ」
豚の脂をカリカリになるまで加熱したのだ。
背脂肪から脂が抜けて組織部分が空揚げになった。
「ほう、豚の背脂肪もこんな使い方があるのだ。」
卵の柔らかさの中にカリッと歯応えのあるものを感じると
オムレツが旨くなる。

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2006/4/11

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大羽鰯

大羽鰯の干物をヌチャナートが買ってきた。これを焼くと旨い。
「サミイはこれが好きでしょう?幾つ食べる?」
ヌチャナートが干物を焼いてくれた。
「はらわたが美味しいのよ。苦いでしょ?」
魚が好きな人は魚のはらわたが旨いという。俺はそれほど魚が
好きではない。はらわたの部分は黒くてぐちゃぐちゃしている
ので,汚らしい感じが好きでない。食えばほろ苦くて旨味がある。
「ねえ、お醤油をかける?」
我が家では醤油は食卓の上にない。我が家の食卓は手を伸ば
せば醤油がとれる普通の家庭の食卓ではないのだ。
醤油がほしければ、ヌーが醤油を取って来てあげると言うのだ。
「要らないよ。」
テーブルの上にはタイの辛いソースがある。そのソースを焼いた
干物にかけた。旨い。辛味が鰯の油に混じり旨味になる。
うーん、この味はまさしくタイの味だ。
こうやって鰯の干物を食べるとタイの味になる。
最初は鰯の身をソースにつけて食べていた。そのうちにソースが
少なくなってきた。ソースが入った容器に骨から外した身を集めた。
ソースと身を良くからめた。ソースで味付けした魚の身を温かい
ご飯と混ぜた。ご飯と魚を良くまぶした。
こうやって食べる鰯の干物も旨いもんだ。
うーん、これは和食だろうか?それともタイ飯だろうか?
国籍不明の飯となってしまったが、旨い!!

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2006/2/21

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豚の背脂肪

豚の背脂肪を売っていた。今の日本ではなかなか手に入らない
ものだ。ドイツでは背脂肪を燻製して売っている。
綺麗な薄黄色に仕上がっている。これをサワークラウトと一緒に
食べても旨い。
ヌチャナートに背脂肪を買うかどうか聞いてみた。
「買いましょうよ。ナントカカントカ・・・・・・」
いつものように早口にまくし立てる。そうでなくともタイ語はわから
ないのだ。そんなに早口に喋られると全く分からない。
脂をとる。炒めるだか揚げると旨いとか言っているのだけ分かった。

昔は豚の背脂肪をからとった脂をラードと称して売っていた。
ラードで揚げるとこってりとして旨い。温かい時は旨いが冷めると
脂がひつこくなる。食生活が貧困で一日2000カロリーも摂取でき
ない時代はラードの使用は奨励された。安くて高カロリーの食品
だからである。
その後、飽食の時代になると動物性脂肪は体に悪い、植物油を
とれという流れになった。今ではラードの使用は殆どなくなった。
ラードも使われなくなったが牛の脂肪ヘットも使われなくなった。

R0016866pct20

家中に脂の臭いが立ちこめた。俺はパソコンで作業をしている。
気になったがそのままにしていた。
そのうちに別の臭いが立ちこめて脂の臭いはなくなった。
背脂肪を加熱して脂を出して、何かを炒めているか揚げている
ようだ。牛肉を空揚げしていた。白く見えるのが豚の背脂肪だ。
脂が抜けた背脂肪の部分はからりとして風味がある。

タイも日本も仏教国だが、タイの仏教は四足を食うことを禁じて
いない。肉食をする国民は貴重な動物の肉を無駄にしない。
食べられるところは何でも食べる。
タイの人々は肉から脂、内臓、尻尾まで豚を食べてしまう。
ドイツでは豚の血液も無駄にせずソーセイジにする。
日本人ももっと内臓、その他の部分を食べるようにすれば、
肉の値段が安くなる。

2006/4/11

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完全制覇

「サミイはいつもタイのご飯ばかりね」
「うん」
「日本のご飯を食べたくないの」
「別に」
「あたしは楽でいいわ。作った物を何でも食べてくれるのだもの」
うーん、俺はそれほど食べ物にこだわらないから、なんでも
いいんだな。
「腹減った、メシ」と言えば何かがでる。何を食おうか考える手間
がいらない。会社の若い奴が言っていた。
「セブンイレブンのコンビニ弁当は完全制覇しました。
 次はオリジン弁当にしようかな」
チンで温め、沢庵まで温かくなったコンビニ弁当なら、
ヌチャナートが作ってくれる辛いタイ飯の方がいい。

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2006/4/11

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ヤムプラノイ小魚のサラダ

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シラスというのは日本だけの食品だと思っていた。
タイにもあるらしい。スーパーでシラスを売っていた。
どうやら安いらしい。
「ねえ、ヌーこれを買おうか?」
「・・・・」
返事をしない。
「これ安いよ」
本当は安いのかどうか分からない。でも売り子の宣伝文句だと
破格の値段らしい。ヌーは渋々らしいけど買うことを納得した。
このシラスを使ってヌチャナートはおかしな料理を作るだろ
うと
思っていた。やっぱりおかしな料理を作った。

シラスを鍋で乾燥させていた。更にいろいろな香草と混ぜた。
うめえー!酒の肴にぴったりだ!これを摘みながら酒をちびり
ちびりと飲む。こりゃあ、酒を飲みすぎることになる肴だ。
飲み屋が喜ぶような肴だ。

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2006/4/11

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タイの薬酒

これはタイ版養命酒と考えればいい。綺麗な赤い色をした酒だ。
このパッケジの裏には6種類の薬草の写真とタイ文字で名前が
書いてある。面倒だから読まない。
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またタイ文字で薬効と用法、飲み方などが書いてあるがこれも
面倒だから読ない。
その次に英語で用法と飲み方、薬効が小さく書いてある。
これを読めばタイ語で書いてある内容がわかる。
次に中国語で薬効がいろいろと書いてあるが英語の内容と
ちょっと違う。中国語の方が薬効が多い。
アメリカ人には効き目が少なくて中国人には効き目が多いと
いうことではない。効き目は国籍に関係なく同じだ。
英語では消化器系の改善と食欲増進としかない。
中国語では補血健身というのだから増血だろうな。
次に消化不良だ。これは日本語でもそのまま通用する。
婦女經血不調とある。月経不順あるいは生理痛などだと思う。
男女老幼均可服用とある。老若男女が飲用できると言う意味だ
と簡単に分かる。
薬用酒だから美味さなんて気にならない。
薬草の臭いがするお酒だ。甘い。この甘さがないと女や子供に
うけない。タイ人はラオといわれる焼酎にこれを入れる。
英語の説明ではウイスキーに入れろと書いてあった。
俺は日本の焼酎にいれた。色が綺麗にでるからだ。
R0016864pct20

2006/4/11

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2006年4月10日 (月)

ほうれん草の炒め物

ほうれん草の酢の物は大好きだ。ほうれん草をバターで炒めて
塩胡椒をかけるだけの単純な味も美味い。
ポパイがほうれん草を食べると力がもりもり湧いて強くなる。
あれはほうれん草の缶詰の会社の陰謀漫画だという説がある。
ほうれん草の缶詰はそれほど美味くないが、まあまあ我慢できる。

R0016863pct20

ニンニクを炒める煙が充満する。なにやらじゅうじゅうやっている。
できあがったものがほうれん草の炒め物だ。オイスターソースなど
で味付けしてある。バター炒めとは違った濃厚な味になっている。
このほうれん草の炒め物も美味いぞう!!
ほうれん草を食べた後にまだソースが残っている。
これにご飯を入れると野菜とオイスターソースの旨味が混ざって
いるので美味い。

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2006・4・10

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これ食べる?

「これに肉を入れて食べる?」
「うん」
「辛いわよ」
「いいよ」
簡単に承諾した。食ってみた。本当に辛い。
一口食べただけで
辛さで舌がひりひりする。

R0016862pct20


ヌチャナートが辛いと言う時は本当に辛いのだ。
自分で辛いソムタムを作って「ああ、辛い」と悲鳴を上げる時が
ある。そんなソムタムを俺は食えない。俺はソムタムを食わない
から、ヌチャナートは自分の好みの分量の唐辛子をいれる。
最初は「辛くて美味しい」と言っているが、そのうちに辛すぎると
言い出す。そんなヌチャナートが「辛いわよ」と言う料理は日本人
には辛すぎる。俺は辛味に慣れてきているので、食べたが、
それでも辛さで汗が噴出した。

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2006/4/10

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オートミール

こんなものをヌチャナートが好むはずがない。
ヌチャナートの調理は手早いが、料理の好みは保守的だ。
タイ飯以外は好まない。
なぜか寿司と刺身は大好きだ。
高菜の漬物と胡瓜の柴漬けは嗜好にあうようだ。

話は変わるがタイ人は一般的に色が黒い。ヌチャナートも例外
ではない。
日本に来て多少は色が白くなったが、それでも日本人
に比べると色が黒い。
タイに帰ると「色が白くなったね」と言われて喜んでいる。
誰も言わない時は自分から「白くなったでしょう」と言う。
絶対に自分からは「太ったでしょう」とは言わない。
その辺の女心が面白い。
タイ人の全てが色黒かというとそうではない。
日本でも色白と言われるほど色が白いタイ人がいる。
アルビノではなくて本質的に日焼けしない肌の持ち主なのだ

「オートミールを食べるかい?」
これはアメリカ人の一般的な食事だ。
「食べないわ」そう来ると思った。
「これはアメリカ人の食事なんだよ。」
「・・・・」ふん!というように無言だった。
「これを食べるとアメリカ人のように肌が白くなるよ」
「わあーーー!明日の朝、食べるわ!」
女心だ!!

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2006年4月 8日 (土)

子豚の丸焼きは

子豚の丸焼きは見た目には旨そうに見える。頭がついているから
残酷と見る向きもあろう。中国では本当に丸焼きにする。
豚をくるくると回転させて皮を焦がさないように焼く。
タイでは子豚を開いて平らにして裏表を炙っている。
鯵の開きを焼くようなもんだ。
俺は子豚の皮の色から、ここは旨そうだと思っていた。
北京ダックだって皮しか食わない。鶏の丸焼きだって皮が一番
うまい。鶏の皮の空揚げも旨いもんだ。
子豚だって皮が一番うまいはずだと思いこんでいた。
そう思って皮から食べた。R0013930pct30

一口齧ってから初めて俺の誤解に気づいた。子豚だからと言って
馬鹿にしちゃあいけないのだ。小さいけど豚は豚なのだ。
まだオッパイを吸っていた豚だろうが、豚の皮は堅い。
とても北京ダックの皮を食べるようなわけにいかない。
いやあ、がっかりした!!
それじゃあ、肉はどうだ。肉も旨そうな色に焼きあがっている。
肉を切るとまだ赤ちゃん豚だから肉は柔らかだ。
肉を噛んでみたら、柔らかすぎて歯応えがない。
見た目は美味しそうなのだが、食ってみるとそれほど旨くない。
期待値が大きすぎたのかもしれない。
子豚とはいえ一人や二人では食いきれる物ではない。
大人子供いれて10人ほどが集まるから子豚の丸焼きを買った。
いい値がしたが、値段ほどの価値を俺は認めなかった。
これなら鴨の丸焼きを買ったほうがよかった。

それとも俺は食い方を知らないのかもしれない。
北京ダックは料理人が「この鴨を調理します」と鴨を見せてから、
鴨の皮とその他を皿に盛ってくる。それを食べる。
子豚の丸焼きも同様に客に見せる。そして柔らかい肉の部分だけ
を使って調理したものを皿に盛ってだす。
それを食べるのかもしれない。
皮まで食おうなどと下品なことはしないのかもしれない。
気前よく皮なんか捨てちゃうのだ。
尾頭付きの鯛のように頭は大きな皿の上に飾るのだ。
そして調理された柔らかい肉だけを食べる。
貧乏人の俺は鶏や鴨の丸焼きと同じように子豚の丸焼きをガツガツ
食べようとしたのだ。もっと上品に食わなくてはいけないのだ。

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関連記事

豚の丸焼き   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_2399.html

2006/3/27

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ジャックフルーツのシチュウ

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この料理をゲンカイサイカヌンと言っていた。ジャックフルーツの
未熟果を使ったシチュウだ。フルーツというから生食するものだ
と俺達は思い込む。タイ人は未熟果をシチュウにして食べる。

この巨大の果物の形が面白いので市場でジャックフルーツを
買い求めた。しかし、ヌチャナートは食べようとしない。
このフルーツは当然甘いものだと俺は思い込んでいる。
甘いものや果物は女の好物だ。ヌチャナートが喜ぶと思って買って
来たのにヌチャナートはジャックフルーツに関心を示さない。
隣人が来た。
「ちょっとジャックフルーツを頂戴よ」
隣人はジャックフルーツを切り取って持って行った。暫くすると隣人
が鍋を持ってやって来た。ヌチャナートは鍋に入っていた料理を
皿にとり、「食べなさいよ」という。
食べるとうまい。今日の料理のように黄色いスープではなく、
白かったと記憶している。生のジャックフルーツを直ぐに料理した
からフルーツの果肉も白いままだったと思う。果物がこんな料理
になるのだと知り驚いた。
ウチの料理は缶詰のジャックフルーツを使っているので、果肉が
黒くなっている。ヌチャナートは唐辛子を沢山いれた。
自分でも「ああ、辛い」と言っている。
ご飯と一緒に食べてもうまい。ソーメンを茹でて、スープをかけ
ながら食べるのもうまい。 Jackfruits

インターネットにあった写真を頂戴した。このような形で木になって
いる。45548300p6032434pct70こんなにも大きくなる。

どうやらこれはベトナムで撮ったものらしい。

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2006/4/8

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ルクチュク・アーモンド菓子

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ルクチュクと言われる菓子がある。アーモンドを磨り潰しいろいろな
果物や野菜の形にしている。本物そっくりの形だ。
日本の料理屋の店先に飾ってある料理見本の果物版と思えば
いい。思わず笑みが浮かんでくる。なんとも可愛らしい形をして
いる。お味はというとドイツのマジパンと同じだ。
どれをとっても同じ味だから、味を楽しむよりも、形を楽しむ方が
強い。買う時も、どれにしようかなと迷う楽しみがある。
日本でこの極彩色の色を見たら、日本人はどぎつい色と思う
だろう。熱帯の夜店でこれを見ると、なんとなく受け入れてしまう。

2006/4/8

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蟻の卵

なんだか分からないが白い物をだされた。あんまり美味いもの
ではない。タイ人はパクパク食べていたから、彼等の嗜好にあう
食べ物であることはまちがいない。
「これなんだい?」
「蟻よ」
「蟻の卵かい?」
「そうよ」
「この蟻は地面の中にいるの?」
「うーうん。木の上にいるんだよ」
「え??」
木の葉がどうのこうの言って、両手で蟻の巣の形を示している。
タイ語が良く分からないのと、日本人の知識にはない蟻の習性
なので言われたことが良く分からない。

R0015580pct30 

2006/4/8

どうやらこの蟻は木の上に巣を作るらしいと理解した。
「この蟻を見たいが、何処にいるの?」
「何処にでもいるよ」タイ人は馬鹿にしたように笑う。
「蟻を見たい。蟻のある場所に連れて行ってくれよ。」
さも面倒くさそうにタイ人が立ち上がった。直ぐ近くにある木の下
に連れて行かれた。棒で木の葉を突くと、葉の間から赤い蟻が
沢山でてきた。生きた葉を引っ張って丸めて巣にしているのだ。
これなら外敵から身を守れる。蟻が持つ素晴らしい知恵に感心
した。

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カブトガニ

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日本ではカブトガニは天然記念物だ。カブトガニは常にオスとメス
が一緒にいるので夫婦仲の縁起物にもなっているとか聞いた。
そのくらい日本ではカブトガニを大切にされている。
タイでは料理店でカブトガニを簡単に食べることができる。
「おいおい、天然記念物を食べてもいいのかよ!」と俺は戸惑う。
カブトガニはタイには沢山いるのだろう。
カブトガニを注文した。

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こんな形で出されてきた。黄色い卵を食べるのだが、卵は結構
硬い。イクラやキャビアのように簡単に潰れる卵ではない。
まあ、珍しい物を食べるということで満足した。

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2006/4/8

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魚の缶詰になった

「今日のお弁当ないわよ」
「なんで?」
「肉がないもの」
肉は冷凍のままだ。ヌチャナートは肉を解凍をするのを忘れて
いた。本当のことを言うと、ヌチャナートではなくて俺が解凍を
忘れていたのだ。いつの間にやら、肉の解凍は俺の役目に
させられている。
主婦と言うのは上手いこと旦那を使い、旦那が肉を解凍する
のを忘れると弁当を作らないと脅迫するのだ。
「なんでもいいから作ってくれよ」
俺はお願いしなくてはいけない立場になっている。
何故だ?おかしいとは思うが、そうなってしまっているのだから
仕方がない。
何時頃からヌチャナートの方がそんなに偉い立場になったのか?
思い出そうとしても思い出せない。
知らない間に仕付けられているのだ。

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「魚の缶詰でもいい?」
「ああ、いいよ」
鯖の水煮の缶詰がある。缶詰を空けて料理を始めた。
ニンニクを炒める臭いが立ち込める。俺には香ばしい臭いなの
だが、悪臭と感じる人もいるだろう。
それと缶詰の中身を一緒に炒めている。
「できたわよ。味見して」
「いいんじゃない」
「今日の料理は手間がかからなくてよかったわ」

俺が好まない煮魚臭はない。
缶詰だから煮魚の臭いは分解して消えている。ニンニクと唐辛子
他のスパイスの臭いにかき消されているのか?
そうじゃない、似た様なスパイスを使っても煮魚の場合は煮魚臭
がある。缶詰だから臭いがないのだ。
この料理は日本人の発想にはない料理だ。缶詰もこんな使い方
ができるのだ。
綺麗な皿に盛り付けて、青い葉で飾れば、立派な料理だ。

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2006/4/7

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今日のソムタム

R0016847pct20 「ねえ、ソムタム食べる?」
「うーん」
「食べないでしょ。ガピを入れるわよ」
「・・・・」
ガピを入れたソムタムを作っていた。
海老だかオキアミだか忘れたが、ガピには甲殻類特有な臭いが
ある。海老や蟹が好きな人にはたまらないほどいい香りなのだが、
俺の好みに合わない。タイでは生の蟹をソムタムに入れている。
それがいいと言うのだ。

「サミイが食べないのなら、辛くするわよ」
「ああ、いいよ」
せっかく作ったのだから、一口だけつまんで見た。いい味だ。
いろいろな味が程よくまとまっている。
味はいいのだが、香りが好みにあわないのだ。
食べ物を好むかどうかは味よりも香りで決まることが多い。

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ソムタムの関連記事はここにあります。

ソムタムポンラマイ 果物のソムタム 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_a524.html

インゲンのソムタム   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_806d.html

ソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_a806.html

二人のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_d616.html

ソムタムの道具    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_fbe8.html

ソムタム祭    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_0b60.html

瓜のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_baa8.html

ソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_a806.html

熱いソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_cc7b.html

茄子のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_ccda.html

ソムタムを作る    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_ed2f.html

ソムタムを食べる   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_5e83.html

今日のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_f488.html

2006/4/7

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コリアンダとパクチー

多くの日本人は東南アジア人を蔑視している。
下等な人間が使う臭いパクチーと日本人は思っている。
パクチーの立場を変えればタイ料理は見直されてくる。
今から40年ほど前だったと思う。ニンニク論議が起きた。
原因が何で、何を議論していたのか忘れた。
ニンニクは中華料理や朝鮮料理に多用されている。
チャンコロやセンジンが使う臭いニンニクなんて、日本人の食う
ものではないというような差別的な発言が主流を占めていたと思う。
(チャンコロやセンジンは差別用語で使ってはいけない言葉だが、
当時の日本人の心の奥に隠されている気持ちを表すのにぴったり
の言葉なのであえて使った。)
ある高名な料理家が「ニンニクはフランス料理やイタリヤ料理にも
使われており、栄養価の高い食材です」と発言した。
高等な西欧人が使う食材なら日本人も使っていいというような
風潮になってきた。そしてニンニクに対する差別がなくなった。
今ではニンニクのことをガーリックと英語で呼ぶようになった。

これと同じように何方か高名な料理家が「パクチーは西洋料理で
よく使われるコリアンダーと言うスパイスの若い芽です。
パクチーにはこれこれの薬効があります。」と発言すれば、パクチー
に対する偏見がいっぺんでなくなるのではないかな。

先日、韓国人にタイのソースを食べてもらった。
彼女は英語をよく話す。
「美味しいソースね。この中にコリアンダーが入っていますか?」
と聞かれた。いつもパクチー、パクチーと言っているので
コリアンダーと言われて一瞬なんのことかと戸惑った。
ああ、そうだ。コリアンダーとパクチーは同じものだと思い出した。
「もちろん、入っていますよ。」
同じ料理を食っていても、英語で話をしていると別の感覚が
必要になる。

2006/4/7

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2006年4月 6日 (木)

トムカームー

「今日はトムカームーよ」
「ふーん」
「ちょっと味見してよ。酸っぱい?」
味見したけどわからない。分からないはずだ、セミドライの
ワインを飲んでいる最中だもの。このワインはちょっと酸味が強い。
そんなワインを飲んでいたんでは酸味の違いなんか分からない。
「酸味は分からないよ」
ヌチャナートは自分で味見をして、更にレモンを絞っていた。
「うんいいわ」
一人で満足している。

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「きっとサミイは好きだと思うわ。汁を味見してよ」
汁を飲むといい出汁がでている。
「いい味だね」
ヌーがにっこり笑った。

俺は焙煎した唐辛子を一本一本器から取り除いてヌチャナートの
器に入れた。ヌチャナートはその唐辛子を全て食べた。
辛味に対する耐性が俺とはまるで違うのだ。

2006/4/6

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パパイヤカレー

ゲンマラガオと言っていたからパパイヤカレーあるいは
パパイヤシチュウとでも言うのだろう。

そう言えばパパイヤを切っていた。
ソムタムを作るのだと思い大して気にもしていなかった。
ヌチャナートの大好きなソムタムを作るのだろう。

それにしても朝からソムタムを食べるのかなあ?ちょっと変だと
思った。好きな物を食べるのには時間なんて関係ない。
気にしない,きにしない!

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牛肉を鍋で炒めている。いつもの通り、刺激臭が家中に立ち込
める。扉をあけて煙を外に出さないといけない。
毎日々こんなことをしている。開放的なタイの家屋では刺激臭
なんて問題にならない。タイでもコンドに住む人が増えている。
田舎では一戸建ての家に住んでいるから料理からあがる
刺激臭なんて問題ない。
都会のコンドーに住む人は料理からあがる刺激臭をどのように
処理しているのだろうか?換気扇を回す。それでも間に合わない
時は窓を開けるなどして対処しているのだろう。
そうでないと家族みんながクシャミをする。刺激臭が終わると旨そ
うな臭いになる。肉を炒めたものが弁当のおかずだと思った。
暫くして鍋を見るとなにやら水分を加え、玉ねぎのようなものが
沢山入っていた。牛丼まがいというと言葉が悪い。
タイ風牛丼だと思った。

「今日のゲンマラガオは辛いわよ」玉ねぎだと思ったものは
パパイヤなのだ。
「唐辛子を沢山いれたの?」
「ええ、そうよ」吹き出る汗を拭いながら飯を食べる覚悟をした。
口にすると言われた通り確かにカライ。

完熟したパパイヤを初めて食べた時、なんだかぼけた柿の味だ
と思った。まだ青いパパイヤをタイ人がサラダにするのを面白い
と思いながら見ていた。
俺がパパイヤのサラダつまりソムタムを注文して食べているのを
タイ人の女が見て、驚き笑っていた。俺のテーブルの脇をとおる
女がみな笑うのだ。何故、女が笑うのかわからなかった。
この話を英語が通じるタイの女に話した。彼女もさも可笑しそう
に笑っていた。
「あれは女の人の食べ物よ」
そうだったのか、俺は知らないからソムタムを食べていた。

玉ねぎだと思っていたパパイヤがゲンマラガオに調理されると、
果物ではなくて野菜だ。俺たちはパパイヤは甘い熱帯の果物だと
思い込んでいる。思い込みを頭からばっさりと切られてしまう。

面白い料理があるものだ。
旨い、不味いよりも素材の使い方が面白いことに感心した。

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カレーの関連記事はここにあります。

タイのカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_5144.html
タイカレーよ    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_5578.html
三色のカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_574d.html
タイカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_e532.html
インドカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_a7ae.html
竹の子入りカレー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_fd8c.html
インドカレーその後   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_a436.html
みずなのカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_fa26.html
タイカレーが出る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_89f1.html
タイカレーの地方性   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_596a.html
パパイヤカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_34f4.html

2006/4/6

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2006年4月 5日 (水)

フランス語のメニュウ

バンコックを離れるとタイでは英語が通じない。それでも時折、
英語の看板などに出会う。
一歩国境を越えてラオスに入るとラオス文字とローマ字は
フランス語になる。フランス植民地時代の名残が強く残っている
ラオスでは、官庁の建物には農務省などとフランス語で看板が
でている。タイでは見られないフランスパンが売られている。
フランスパンなんて知らないタイ人にフランスパンを土産に持ち
帰った。受け取った時は有難うと言って笑っていた。
後から聞くとそのタイ人は「古くて堅くなったパンをくれた。」と
怒ってフランスパンをゴミ箱に捨ててしまったそうだ。
俺は「うーん」と考えてしまったが、ヌチャナートは
「何も知らないのね」と可笑しそうに笑っている。

ラオスでレストランに入った。そういうとフランス料理店だと思う
だろうが違うのだ。ラオスで普通に見られる料理店だ。
メニュウは全てフランス語だった。
「うわあーここでは辛くないフランス料理を食べることができる」
俺は喜んだ。フランス語を読むのは久し振りだ。
鶏のスープ他を注文した。フランス語で注文したのか英語で
注文したのか忘れた。
食事の注文なんてメニュウを読み上げればすむことだから
フランス語での注文だって簡単なものだ。
フランス風の鶏のスープなどがでてくるものと期待して待って
いた。出されたものはラオスのスープ他だった。
ラオス料理をフランス語で書いてあったのだ。
フランス語で書いてあるからフランス料理が出てくるとは限ら
ないのだ。
「馬鹿、バカ!」と己のバカさ加減を呪いながらラオス料理を食った。

2006/3/28

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豚の脛肉

ドイツ人は豚の脛肉を塩漬けにしておく。それを煮込んで柔らかく
してよく食べる。この料理も結構美味いものだ。

豚の脛肉を売っていた。ドイツ人の料理を思い出して、これを
買おうと言った。
ヌチャナートは「いらない。ほしくない」と言うが俺は買った。
タイ人はこの肉をドイツ人とは違う調理をすると思ったからだ。
ドイツ人とは違う香辛料や香草で味付けしてから調理すると
思っていた。それなのに、それなのに茹で上げただけだ。
なんだか馬鹿にされたようでがっくりきた。

俺は脛肉がそのまま皿に乗ってでると思っていた。
それなのに一口サイズに切り分けていた。
「あーら、これをトムヤンカームウにすればよかった」なんて
のたまわっている。

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いつものように唐辛子ソースがあった。もう一つガピイを使った
ソースがあった。色と見かけが悪いがガピイのソースは旨味が
強い。海老やカニが好きな人は絶対にこのガピイを使ったソース
が気に入る。

期待、想像していた豚脛肉の料理ではなかったがこれはこれで
結構美味いのだ。豚肉からでた旨味でスープがいい味になって
いる。お行儀が悪いとは知っているが、このスープにご飯を入
れた。こんな美味い食べ方なのに、日本人はお行儀が悪いと
言ってこの食べ方を蔑む。
こうして食べるとスープもご飯も美味しく食べられるのになあ・・・

2006/4/5

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今日もトムチュート

今日もトムチュートだ。いつもの通り「今日は何を食べる?」と
聞かれたが考えるのが面倒だった。これもいつもと同じだ。
あれこれと食べ物の名前をヌチャナートがあげる。
その一番最初の名前を繰り返したらトムチュートだった。
「あれにする?こっちにする?」と言われても「あれ」がどんな
料理で「これ」がどんな味なのかわからない。
だから何を食べるか真剣に考える意味がない。

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幾つもの料理の名前を挙げられても、二番目以降の料理の名前を
覚えきらない。豚肉の料理だな、魚の料理だなとわかっても
ヌチャナートが早口で言う料理の名前を繰り返すことができない。
一番目の料理の名前は覚えたので、それなら繰り返すことが
できる。そんなわけで今日の料理はトムチュートになった。
これは俺の好みとは関係ないのだ。
偶然こうなってしまっただけだ。

今日の竹の子は先日の竹の子とは違っている。
ヌチャナートには竹の子の違いが味の違いになっているのだろう。
赤い唐辛子を加えたら、辛さで竹の子の味の違いなんて俺には
区別できない。もう昔のように口の中が火事になる感覚はなく
なったが、あの辛さに会うと全ての味の感覚が失われてしまう。
辛うじて甘さと酸味の感覚が残っている。
俺が好まない煮魚の臭いは敏感に感じとるところは残っている。

2006/4/5

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2006年4月 4日 (火)

高菜の漬物

高菜のようなものがタイにもある。高菜の漬物を初めて食べた
ヌチャナートは「これは美味しい」と言った。

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商店街の八百屋でヌチャナートは高菜を買い込んでは漬込んだ。
「サミイは酸っぱくなったものはだめでしょ?」
「うん」
これは塩漬けしただけの高菜だ。ご飯のおかずにはちょうどよい
塩加減だ。ヌチャナートは酸っぱくなった高菜を俺が好まないこと
を知っているので、酸っぱくしなかったと言う。

高菜を酸っぱくするにはニンニクやご飯と一緒に漬け込むのだと
思っていた。そのような漬け込みをしている野菜だか肉があった。
ヌチャナートに確認したら、塩漬けした後、米の研ぎ汁を加えるのだという。

日本人は米の研ぎ汁を花壇にやったり、煮物に使う。
こんな米の研ぎ汁の利用法は日本人だけだと思っていた。
タイ人も米の研ぎ汁を利用するのだと知って思わずニンマリした。

2006/4/4

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豚肉の炒め物

豚肉生姜焼きというメニュウが日本に定着したのは35-6年前
からだと思う。もっと前からそのような料理はあったのだろうが、
豚肉生姜焼きという名称はそれ以前にはなかったと思う。
この料理もタイ風の豚肉生姜焼きだ。

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「今日は何を食べる?豚、鶏?・・・?」
俺は本当のことを言うと豚でも鶏でもなんでもいいのだ。
そんなこと言ったら大変だ。面倒でも答えなくてはいけない。
豚、鶏・・・の順番で聞いてきたから、最初の豚を選ぶことに
した。豚が食いたいのではない。
そんなことより、今やっているものを片付けたいのだ。
「パットムーでいい?」
「うん」適当に返事をする。
ニンニクが焼ける臭いがしたと思ったら唐辛子の煙がもうもう
とあがる。換気扇をつけても唐辛子の刺激臭はでていかない。
扉をあけて煙を追い出しながら豚肉を炒めている。
唐辛子の煙が落ち着くと、美味しそうな香りが部屋中に立ちこめた。

2006/4/4

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野菜入りの

この料理はなんというのか聞いた。
「野菜入りのゲンなんとか」だそうだ。春雨と鶏肉と野菜を煮込ん
だものだ。その前に香草を叩き潰して鍋に入れていた。
食事を始めた。ヌーは既に食事を済ませていたらしい。ご飯を
食べないで隣に座っている。

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「汁をご飯にかけなさいよ。その方がおいしいわよ。」
’うるせえんだよ’と思っても口にだせない。
俺は今は腹が減っているのだ。美味く喰うより腹を一杯にする方
が大切なんだ。バンダナを取って鉢巻にした。
そうしないと汗が目にはいる。鉢巻で汗を止めながら飯を喰う。
これが俺が飯を喰うスタイルになっている。タイ人はこんな辛い物
をくっても汗がでないのだ。なんで俺だけが汗をかくのだ。
税金だってちゃんと払っているのに、おかしいな。

2006/4/4

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2006年4月 3日 (月)

パドクパトペ鯰の空揚

ヌチャナートがタイの食材店で鯰の冷凍を買い込んでいた。
俺だったら買わない。鯰はタイ人が好む魚だ。

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「今日は鯰をフライにするわね」
「うん。何処かで食べた大鯰はおいしかったね。あれは何処
だっけ?」
「ノンカイ?」
「違うよ」
「ナコンパノム?」
「ああ、そうだったね」
そこで大鯰を輪切りにしてフライにする。それが結構うまかった。
長さが1メートルほどもある大鯰だ。
ウチが買った鯰は40センチほどのものだ。日本では大きな部類の
鯰だが、こんな鯰はタイでは小さな方だ。

その鯰を切ってフライパンで揚げる。
揚げたものにニンニク、唐辛子、タクライその他を炒めて作った
ソースをかける。ヌチャナートは失敗作だという。
塩っぱいという。俺には辛すぎて塩味が強いのか弱いのか
わからない。白いご飯にこの魚を乗せて食べると、香草の香りで
食事が進む。

2006/4/3

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菜の花弁当

春が来たのだ。菜の花があった。菜の花を買って来た。
何故かヌチャナートも菜の花はお気に入りの野菜のようだ。
今日は菜の花弁当タイ風だな。作りたての時は菜の花の緑が
綺麗だった。お弁当にして昼になったら緑が色褪せた。

残念だが仕方がない。
日本人は菜をさっと茹でて軽い味付けにする。
菜が持つ味を壊さないようにするのが和食の特徴だ。
タイ人は菜の風味を香草で押さえつけている。
自分の好みを無理矢理相手に押し付けて強引に菜の花に
味付けするのがタイ料理の特徴だ。
和食は菜の花と協調的な味付けなのに対して
タイ料理は強引な味付けと言える。
味付けの特徴について考えただけで、どちらがいいとか悪いと
いう問題ではない。

R0016825pct20

菜の花もこういう食べ方があるのだと知り思わず笑ってしまった。
ここまで強引に味付けしてあるので、菜の花のほろ苦さなんて
何処にもない。
この中には唐辛子が最低二本は入っているだろう。
唐辛子の赤が色鮮やかだ。唐辛子を避けて食べれば辛くない
のだが、肉や野菜の下に隠れている唐辛子がある。
そんな唐辛子をどうしても食べてしまう。弁当を半分ほど食べた
頃には額から汗が吹き出た。口の中もカッカとする。

2006/4/3

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2006年4月 2日 (日)

クンナムプラ

これは俺の大好物だ。海老のタイ風刺身というのかなあ。
新鮮な海老の場合は熱をかけない。
生の海老でこれを作ると海老特有な臭みがでないので美味い。
それに海老が持つ甘みが引き立つ。
ウチが買う海老は値段で買うか買わないか決まる。
買うか買わないか迷った時はヌチャナートが絶対的決定権をもつ。
ヌチャナートが安いと思うものは独断で買う権利をいつの間に
か持ってしまった。
「この頭付きの海老は日本の海老でしょ?」
「うーん、わかんないな。インドネシアかも知れないしタイかも
しれないよ」
「タイのものだったら、頭はとっているわ」

「頭付きの海老を冷凍で輸入して店で解凍したんだよ。」
ヌチャナートは海老を焼いた。
焼きながらニンニクや唐辛子、レモングラスなどを切っている。
それにナムプラを混ぜる。R0016823pct20
焼きあがった海老にナムプラのソースをかける。
最後に薄荷の葉を乗せる。緑の葉が色鮮やかに冴える。

ソースをたっぷりつける。ニンニク、唐辛子を海老に乗せる。
辛いけど美味い。
この美味さを知ったなら、生のニンニクの臭いなんて気にならない。
夢中でもう一匹の海老に手を伸ばす。

2006/4/2

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タイにはないパパイヤ

こんな小さなパパイヤは絶対にタイではない。勿論このように
小さなパパイヤがあるけど、こんな小さなパパイヤは売ってない。
誰もこんな小さなパパイヤが商品になるなんてタイでは考えない。
タイでは長さ30センチ以上のものが普通の商品なのだ。
日本ではこんなものしか手に入らない。でもこれで十分なのだ。


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ヌチャナートはこれでソムタムを作る。
タイでは小さなカニをソムタムにいれる。
日本ではヌチャナートはソムタムにガピイと言う海老のペーストを入れる。


2006/4/2

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生の竹の子

竹の子が好きなヌチャナートが生の竹の子を見つけた。
小さな竹の子だ。
これと同じような竹の子をカオヤイの山の中で
出会ったおばさんが取っていた。切り取ったばかりの竹の子から
新鮮な香りが漂う。
「美味しいんだよね。」おばさんはにっこり笑った。

R0016822pct20

ヌチャナートはこれでどんな料理をつくるのだろう。
R0016824pct20 これがヌチャナートが作った料理だ。
ラオス料理だという。
海老ペーストを少々入れて味付けしている。
ここまで味付けしちゃうと竹の子の香りなんてなくなる。
日本の料理とは違うなあと感じてしまう。

2006/4/2

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鯰の黒焼き

俺の印象ではタイの魚と言うと鯰を思い浮かべる。
鯰はタイのアチコチで取れる。大きな木箱に鯰を入れて運搬
する。鯰は水に入らなくともかなり長時間生きているようだ。
市場のなかでもぴんぴんしている。皮膚の表面が乾燥しなければ
かなり長時間生きていられるようだ。

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そんな鯰に塩を振り串焼きにして焼く。そうでなくとも黒い鯰だ。
塩焼きにすると皮が一層黒くなる。鯰の黒焼きだ。
食品ではなくて真っ黒な棍棒のようだ。其処に真っ白な塩が
浮かびあがっている。色は対照的で綺麗だ。
タイ人と食事をするとよくこの鯰の塩焼きを注文する。
俺は注文しないがタイ人が注文するのだ。
真っ黒な皮を剥くと、えっと驚くほど白い身が現れる。
食べるとあっさりした旨みがある。多くの場合、川魚特有な泥臭さ
がある。おれはあの泥臭さが嫌なのだがタイ人の手前があって
嫌な顔をできない。
「ここが一番おいしいのだよ」
そう言いながら鯰の目玉をくれる。とろっとした粘液質のゼラチン
に旨みがあるのはわかる。頭の中では「鯰は食品である」と理解
しているが心の中では
「鯰は喰うものではない」と思い込んでいる俺は鯰をなんとなく喰う
気になれない。日本の川魚料理屋で一度だけ鯰を食べた。
タイでは鯰はふんだんにあり、いつでも食べられる。
それほど好きでもない鯰をタイ人とのお付き合いで食っている。
相手の好意で二つしかない目玉の一つを戴いたのだ。美味いもの
だが、好きでもない魚の目玉だと思うとあのにゅろにゅろの感覚が
気味が悪い。それでも笑いながら食べる。
俺ってサービス精神が旺盛だなと自分でもあきれる。

昼休みにはオフィスビルから出てきた女がこの黒焼きを食べている。
俺が好きなタイプの美女が当たり前のような顔をして真っ黒な鯰
にかぶりついている。うーん・・・考えてしまう。
俺の女じゃないからまあいいっか!

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鯰の関連記事はここにあります。

鯰の黒焼   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_330c.html

鯰の唐揚 パットプラドク 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_ca8d.html

鯰を売る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_1149.html

鯰の黒焼き   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_8a2f.html

鯰の空揚げソースあえ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_5f4b.html

鯰の黒焼き   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_8a2f.html

2006/4/2

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鶏の軟骨

俺は鶏に限らず軟骨が好きだ。おでんも魚の軟骨が入ったスジ
が好きだ。子供の頃、プールに行く。プールの外に屋台の
おでん屋がいる。おでん屋ではいつもスジを頼んだ。
その頃はスジが好きで頼んだのではない。スジは安くて大きかった
からだ。R0016811pct20

鶏の軟骨を取り出した。焼き鳥にするのかと思ったら、日本の
醤油で煮出した。
「ちょっと味見して?」
まあ、食える味だが物足りない。
「唐辛子を入れる?」
軟骨を煮ているなかに唐辛子を加えるのかと思った。
唐辛子をタイの香草を混ぜてトントンと臼を叩いている。
醤油で煮た鶏の軟骨をタイの唐辛子ソースにつける。
これは食える味になった。

2006/4/2

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2006年4月 1日 (土)

昆虫を食べる

昆虫を食べるというとゲテモノ食いに思われる。日本でも白い蛆虫
のような蜂の子を食べる。蜂蜜で育てられるからだろうか?蜂の
子は甘い。日本でもイナゴを食べる。これも香ばしくて美味しい。
メキシコでは蟻を食べる。南米の何処かでは蝉をたべる。
ヌチャナートも蝉が好きだ。タイの蝉は捕まったなら食べられる
から高い所にいる。日本人は蝉を食べないので、蝉は油断して
低い所にいる。
「日本では蝉をとるのが簡単でいいわ」
とヌチャナートは笑っている。ヌチャナートはこの他の昆虫も
大好きだ。
「美味しいわよーーーー」と言って俺に昆虫を食べさせようと
する。俺が気味悪がって食べないものだから、余計に面白がる。
あちこちの屋台で飴色に仕上げた昆虫を売っている。

R0015415pct20 こちらが焙煎した商品


Rimg1981pct70 こちらはまだ生のタガメ



タイで出会ったアメリカ人がいた。社会学の教授とか言っていた。
彼が言うには
「ナンから山に入って行きなさい。タイの昔が残る面白い場所
ですよ。そこは貧しい場所で村人は昆虫まで食べてます」
彼は完全に誤解している。村人は昆虫が旨いからとっている
のだ。昆虫は彼らの嗜好品なのだ。

田舎町のガソリンスタンドに入った。
スタンドの店員が照明に集まり、地面に落ちた白い羽の虫を
一生懸命集めている。ヌーに聞くと「
あれを集めて食べるのよ」
という。客待ちをするよりも虫集めに店員は熱中しているように
見えた。

タイ人は虫を集めるために水をはった水槽の上に照明をつけて
いる。朝になると水の上に落ちた虫を集めて食べたり売りにでる。

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昆虫食の関連記事はここにあります。
   
昆虫食      
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_26dc.html

ノーンメパイ 蛆虫   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_330c.html

イナゴの佃煮    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_dad7.html

昆虫食 カブトムシ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/__6be5.html

昆虫食:コオロギ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_81a4.html

昆虫食: 蝉   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/__b240.html

昆虫を食べる    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_8386.html

2006/3/28

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