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2006年4月 2日 (日)

鯰の黒焼き

俺の印象ではタイの魚と言うと鯰を思い浮かべる。
鯰はタイのアチコチで取れる。大きな木箱に鯰を入れて運搬
する。鯰は水に入らなくともかなり長時間生きているようだ。
市場のなかでもぴんぴんしている。皮膚の表面が乾燥しなければ
かなり長時間生きていられるようだ。

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そんな鯰に塩を振り串焼きにして焼く。そうでなくとも黒い鯰だ。
塩焼きにすると皮が一層黒くなる。鯰の黒焼きだ。
食品ではなくて真っ黒な棍棒のようだ。其処に真っ白な塩が
浮かびあがっている。色は対照的で綺麗だ。
タイ人と食事をするとよくこの鯰の塩焼きを注文する。
俺は注文しないがタイ人が注文するのだ。
真っ黒な皮を剥くと、えっと驚くほど白い身が現れる。
食べるとあっさりした旨みがある。多くの場合、川魚特有な泥臭さ
がある。おれはあの泥臭さが嫌なのだがタイ人の手前があって
嫌な顔をできない。
「ここが一番おいしいのだよ」
そう言いながら鯰の目玉をくれる。とろっとした粘液質のゼラチン
に旨みがあるのはわかる。頭の中では「鯰は食品である」と理解
しているが心の中では
「鯰は喰うものではない」と思い込んでいる俺は鯰をなんとなく喰う
気になれない。日本の川魚料理屋で一度だけ鯰を食べた。
タイでは鯰はふんだんにあり、いつでも食べられる。
それほど好きでもない鯰をタイ人とのお付き合いで食っている。
相手の好意で二つしかない目玉の一つを戴いたのだ。美味いもの
だが、好きでもない魚の目玉だと思うとあのにゅろにゅろの感覚が
気味が悪い。それでも笑いながら食べる。
俺ってサービス精神が旺盛だなと自分でもあきれる。

昼休みにはオフィスビルから出てきた女がこの黒焼きを食べている。
俺が好きなタイプの美女が当たり前のような顔をして真っ黒な鯰
にかぶりついている。うーん・・・考えてしまう。
俺の女じゃないからまあいいっか!

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2006/4/2

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