« 韮団子 | トップページ | 牛の角クラジュブ »

2006年5月 2日 (火)

タイスキ日本版

地下鉄の駅に大きな広告があった。しゃぶしゃぶの店の広告だ。
「あれなあに?おいしそうね。」
「あれは しゃぶしゃぶだよ。タイスキの日本版だな」
「あらそうなの。今晩はアレをやりましょうよ。帰りにお肉を買って、
私が作ってあげるわ。」
薄切り肉を熱湯につけて、ちょっと熱がとおった時に取り出して
食べる料理はあちこちの国にある。タイにも同じような料理が
あり、タイスキと言っている。鍋の形が異なるだけで食べ方は同じだ。

R0016942pct20
帰りがけに100円ショップによった。店の中ではぐれてしまった。
「トノー!」と呼ぶ声があったので、声のする方を見ると
ヌチャナートがいた。手に小瓶を持ってにこにこしている。
「ねえ、これナムチムでしょ?」たしかナムチムと言っていた。
俺のタイ語はいいかげんだ。これでなんとかなっているのだから、
まあいいかと開き直っている。見ると「エバラの焼肉のたれ」だ。
どうして、これが焼肉のたれだとわかったのか不思議だ。
瓶に描かれている絵を見て判断したのだろう。
日本の焼肉のたれはヌチャナートの好物だ。
タイの家族にも焼肉のたれを持って行ったことがある。

R0016941pct20しゃぶしゃぶを始めた。ウチにはしゃぶしゃぶ用の鍋もコンロも
ない。小さな火でしゃぶしゃぶを始めた。牛の薄切りと、豚のタン
が材料だ。しゃぶしゃぶに何故タンがはいるのか?
そんなことをヌチャナートは頓着しないのだ。
ヌチャナートは和食を知らないから、タンもしゃぶしゃぶとやれば
いいのだと思っている。そのタイ風の発想が面白い。
しゃぶしゃぶの場合、肉を綺麗に並べておく。
牛もタンも一緒にたれをまぶして、デーンと出すところも可笑しい。
ヌチャナートが地下鉄の駅の写真を見て、和風料理と感じるまま
にさせておいた。
大きな鍋に大量の熱湯を入れて、強い火力で温度を維持しなくて
はしゃぶしゃぶはうまくできない。
結局、鍋を石板に取り替えて焼肉になってしまった。
笑ってしまう夕食となった。

R0016943pct20

クチコミblogランキング TREview

2006/5/1

|

« 韮団子 | トップページ | 牛の角クラジュブ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68615/1645449

この記事へのトラックバック一覧です: タイスキ日本版:

« 韮団子 | トップページ | 牛の角クラジュブ »