« ヤムクン、海老サラダ | トップページ | 竹の子サラダ »

2006年5月24日 (水)

弁当を包む

俺が子供の頃は弁当箱は新聞紙に包んでいた。古新聞を読み
ながら弁当を食べるのが普通の姿だった。その頃の弁当箱は
大抵アルミ製だった。今では使わない言葉だが、日の丸弁当と
いう言葉があった。ご飯の上に梅干を載せただけの弁当だ。
その弁当の形が日本の国旗に似ているので日の丸弁当と洒落
て言ったのだ。
その弁当箱のアルミも不純物が多いのだろうか、梅干の酸で
アルミがやられて弁当箱に穴があく。そんな時代もあった。

日本には風呂敷文化がある。風呂敷は便利な包装用具だ。
大きなものでも包めるし、不要な時は小さく畳める。
日本人より西洋人がこの風呂敷の有用性を高く評価している。
何度でも使えるから環境にもやさしい包装用具だ。

今は弁当箱を新聞紙で包む人はいない。綺麗な袋に弁当箱を
入れるか、バンダナのような布で弁当箱を包む。

タイにも弁当という言葉がある。タイ人は弁当をピントウと言って
いる。日本語に似ている。言葉の話はさておいて弁当の話を続
けよう。タイ人が弁当をどのように持ち歩くか観察していなかった。
多分、俺が思うにはタンブン(僧に差し出すお布施のようなもの)
の時に使う三段重ねのお重のようなものを使うのだと思う。

ヌチャナートは弁当を手早く作る。
「弁当を包んでくれよ」と言ってバンダナを差し出した。
布を差し出されたヌチャナートは戸惑った。この布をどうする
のかわからない。もじもじしている。
タイでは包装は袋や箱にいれる。紙に包む。バナナの葉に包む。
竹筒に入れる。竹や籐細工品に入れる。そんなところかな。
タイには風呂敷などない。
風呂敷を知っている日本人はバンダナを出されれば、弁当を
どのように包むのか直ぐにわかる。
布が包装用品になると思っていないヌチャナートには弁当の包み
方がわからないのだ。「こうやって包むのだよ」包み方のお手本
を示した。それで包み方を学んだが、最初はぎこちない包み方だった。

クチコミblogランキング TREview

2006/5/24

|

« ヤムクン、海老サラダ | トップページ | 竹の子サラダ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68615/1926226

この記事へのトラックバック一覧です: 弁当を包む:

« ヤムクン、海老サラダ | トップページ | 竹の子サラダ »