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2006年6月23日 (金)

豚足のポロー

豚足が売られていた。茹で上げてソースもついて真空パックされていた。皮が柔らかくなっている。皮の部分が好きな人がいるだろうが、俺は関節の周囲の肉が好きなのだ。コリコリしている。
骨を手に持って齧ると肉食獣になったような感覚がする。肉には辛いソースや、酢味噌やいろいろなソースをつけて食べる。どんなソースにつけても美味しいのだ。時々、豚足を食べたくなるが、今回は買わなかった。

ヌチャナートが大好きな商店街に行った。ここでは食品が安く手に入る。そんなことよりも、この商店街を歩いているとタイの市場を歩いている気分になるらしい。ヌーはタイに戻ったような気分でこの商店街を歩いているようだ。
洋服を手にとって「似合うかしら?」と試している。
あちこちの店で商品を覗き込む。魚屋が好きで、魚を買わなくとも「美味しそうね」と魚を眺めている。「あら、あの魚はタイにもあるわ。これでなになにすると美味しいのよ」肉屋を覗くと、豚足があった。
「ねえ、サミイ!このポローを食べるでしょう」
「うん、そうだね」

E7 タイの街角の店では飴色に煮上げたポローを売っている。
俺は久し振りにポローも食べたかったが、茹で上げた豚足にいろいろなソースをつけて食べたかった。
「ヌー、一本は茹でただけにしてよ。後はポローにして」
「ええ」これでヌチャナートは俺の希望を理解してくれたものだと思っていた。

豚足をぐつぐつ煮始めた。茹で上がったなら豚足を一本だけ取り出して後はポローにするものだと思っていた。ポローの臭いがしだした。俺の豚足は?周囲を見たが何処にも豚足は無い。
ヌーは全部をポローにしてしまった。俺のタイ語は通じなかったのだ。通じていると思っていたのに。やはりまだまだ俺のタイ語は駄目なのだ。豚足がなくなったことより、タイ語が通じなかったことが悲しかった。

一本を茹でるだけにして、残りはポローにしてくれともう一度頼んだ。
「分からなかったわ。まだ大丈夫よ。もう一度茹でなおせばいいわ」
お湯をこぼして、また豚足を茹でなおした。柔らかくなったところでいろいろなソースと一緒に豚足を食べ始めた。
ヌチャナートはマスタードと酢のソースが気に入ったようだ。

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2006/3/6

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