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2006年6月 3日 (土)

王宮料理

バンコックあたりじゃあ、王宮料理と称する物を食える。
誰も王宮に入って食事をしたことがないから、出された料理が本当に王宮で出される料理と同じものかどうか分からない。
綺麗な店で高い値段で出されるから、王宮と同じ料理だと思い込むのだ。疑えばきりがない。

それじゃあ、王宮料理は美味いのか?
王様が喰うのだから、美味いはずだ。不味いはずはないと思い込んでいるだけだ。
幾ら王様や王子様が食っている料理でも、自分が食って不味いと思ったものは「不味い」と、はっきり言えなくてはいけないのだ。

グルメ、グルメと言うが本当に味が分かる人は少ない。
インターネット、グルメ本、噂、口コミで美味いというので美味いと思うだけの人が多い。
多くの人は皆んなと一緒にいたいので、皆んなが美味いと言う物を「美味い」と唱和しているだけだ。
他人がなんと言おうとも、自分が美味いと思うものを美味いと言う勇気が必要だ。

グルメを突き詰めて行くとゲテ物にぶち当たるのだ。
当人は「これこそ究極のグルメだ」と自慢するが、他人から見ればゲテ物を食っているとしか見えない。
グルメとゲテ物は紙一重の差なのだ。

こう考えて来ると、タイでよく売っている昆虫だって、ありゃあグルメだぜ。ゲンゴロウの親分のようなタガメだって、タガメがいない国に輸出したら、南国の珍味、グルメになってしまう。

2006/6/3

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