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2006年6月 8日 (木)

フカひれスープ

昔は鯨肉なんて安いものだったが、今は鯨は高級魚だ。
捕鯨禁止条約のとばっちりだ。

鯨肉を売っていた。これは珍しい。ヌチャナートに食べさせてあげよう。
魚が好きなヌチャナートが喜ぶと思って買ったのだ。
ヌチャナートは鯨肉を知らなかった。
「このお肉はなーに?」
「これは鯨だよ」
「えっ?!」ヌチャナートは驚いていた。
鯨と聞いてヌチャナートは気味悪そうにしていた。そしてもうそれ以上その鯨肉を食べようとしなかった。

鮫肉の時も同じだった。日本では鮫をよく食べる。刺身で食べる地方もあるくらいだ。
鮫を煮た後にできるにこごりが美味しい。
にこごりが食べたかったのだ。
「この魚はなあに?」
「これは鮫だよ」
「えっ?!あの人を食べる鮫なの?」
「そうだよ。」
この時も気味悪がって鮫を食べなかった。

タイ人は昆虫でも蛙でもなんでも食べてしまう。
当然、鯨も鮫も食べると思っていた。
誰かが言っていた。何処の国でも蛋白質に順位をつける。
日本では上から牛豚鶏の順に並ぶ。1から3位までは普通の食べ物だ。
羊になると4位でそろそろゲテモノに近づく。7,8位になるともう完全にゲテモノになってしまう。
タイ人にとっては鯨、鮫はゲテモノなのだ。
それなのに彼らにとって昆虫はゲテモノに入らないのだ。

ヌチャナートはサメ肉は食べないのに、フカひれスープはちゃんと食べるのだ!
「美味しい」と言いながらフカひれスープを食べていた。
いくら食材が安いタイでもフカひれスープはやっぱり高い。
フカひれスープを出せる料理店は高級な店だけだ。
高級店で出すフカひれスープは食べるのに、家のサメ肉は食べない。
差別だ!!!

2006/6/8

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