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2006年7月13日 (木)

トムチュパク

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ヌチャナートは手羽元が好きらしい。
今日は手羽元を使ったトムチュパクだ。確かに手羽元は肉が柔らか
で美味しい。でもちょっと食べにくいのだ。
手で食べればいいのだが、そうすると手がべとべとする。
ヌチャナートにとっては好きな食べ物だから、手羽元を綺麗に食べ
る。俺は面倒くさいからチョコチョコと食べてお終いにする。
ヌーが食べた後には骨だけが残っている。
俺の食べ跡にはまだ骨に肉がついたものが残っている。

手羽元と一緒に煮ている野菜は中華料理の材料店で買ってきた
ザーツァイだ。ザーツァイを薄切りにして一晩 水に晒して塩を抜い
た。あとはいつものように煮込んだものだ。
「タイにザーツァイはあるの?」
「ないわよ」
「タイには中国人が沢山住んでいるから、ザーツァイはあるんじゃ
ない?」
「わかんないわ」
ヌチャナートが言うようにタイではザーツァイはないかもしれない。
タイに住む中国人は海南島など中国南部出身の人々が多い。
それに客家も多い。ザーツァイは中国北部の野菜だとすると客家
や海南島の人々には無縁な食べ物かもしれない。
そうするとヌチャナートがザーツァイを知らなくてもおかしくない。

今回、ザーツァイを見た時、ヌチャナートは自分から
「これを買いましょうよ」と言った。
「これでナントカカントカを作ると美味しいわよ。この店は安いわ。」
とも言った。つまり、ヌチャナートはザーツアイを知っているのだ。
タイでは見たことがないと言うから、日本で見て知ったのだ。
ヌチャナートは自分で買うわけがないから、俺がザーツァイを買って
試食させたのだろう。
俺はそんなことをやったのを覚えていない。
日本で知ったザーツアイを使って立派なタイ料理にしてしまった。
これには俺も驚いた。

「ナムプリックは生の唐辛子を使う?それとも乾燥したもの?」
「うーん、どっちでもいいよ。生かな?」
「乾燥の方が美味しいわよ」
「じゃあ、乾燥にしよう」

手羽元にナムプリックをつけて食べる。美味い。
皮の部分の油と唐辛子の辛味があうのだ。手をべとべとにしながら
食べた。ザーツァイも塩が抜けて、スープの旨みが入り込んでいる。
中国の野菜を使ってタイ料理にしてしまった。
ヌチャナートの手にかかると、どんな材料もタイ料理になってしまうのだ。

2006/7/13

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