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2006年7月17日 (月)

タイスキ

しゃぶしゃぶの広告があった。ヌチャナートは平仮名の看板をみると
字を読み上げる。「し、や、し、や、ふ」と読んでいる。
「“し”と小さい“や”だと“しゃ”だよ」
タイ人には“しゃ”と発音することは困難なのだ。
幾ら注意しても「ちゃ」となる。
「“ふ”じゃないよ。“ふ”に子供がついているだろう」
子供と言うのは濁点のことを言っている。俺たち二人にだけ通じる
言葉だ。
「“ちゃぶちゃぶ”」
やはり“しゃぶしゃぶ”と発音できない。思わず笑ってしまう。
「“ちゃぶちゃぶ”ってなあに?」
「うーん!?タイスキのようなものかな」

夜になると
「今晩はタイスキにしましょう」と言い出した。タイの鍋を取り出して
タイスキの用意をした。ナムチムも幾つか用意した。
100円ショップで買ってきたエバラの焼肉のタレも加えた。
このタレはタイ人も美味いという。
でもタイ人には甘すぎる。レモンを絞り、焙煎して粉にした唐辛子を
加えた。生唐辛子の方が彩がよい。
ヌチャナートは肉をこのタレにつけて食べている。
「どう?食べられる?」
「美味しいわよ。この味ならタイでも受け入れられるわよ」

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ヌチャナートはタイのソースを作った。
今日のソースはいつもとちょっと違う香りがある。タイで時々お目に
かかる香
りだ。この香りは何なのか気になった。ウチにこんな香り
がする食材があった
か?
「この香りはなんだい?」
「豆腐よ。中国の豆腐をちょっと入れたのよ」
豆腐にはこんな香りがあったのだと改めて認識した。

タイスキというのは“しゃぶしゃぶ”っと肉などを熱湯で洗うように
して茹で
上げて食べる。このように最初から熱湯に入れるものでは
ない。
「これはタイスキでなくて、トムチュートよ」
「タイではトムチュートをこのように温めながら食べるかい?
何処の店でも出来上がったものを丼に入れて出してくるよ。」
「そうね、このようには食べないわね」
タイにもない、日本にもない料理がウチの料理にはある。

2006/7/16

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