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2006年8月31日 (木)

クンナンプラと海老の踊食い

両方とも美味しいタイ料理だ。
R0017387pct20クンナンプラというのは生海老あるいは茹でた海老にナンプラ、ニンニク、唐辛子などで味付けしたものだ。
初めてクンナンプラを食べた時、「これは美味しい料理だ」感激した。

海老の踊食い(クンテン)は活きている小さな川海老を深い丼などにいれる。
ニンニク、唐辛子、ナンプラなどで味付けしたソースを川海老が入った丼にかける。
吃驚した海老は丼の中でピョンピョン跳ね回る。
元気のいい奴は丼の外に飛び出すが、多くはまた辛いソースの中に舞い戻る。
落ちた場所が辛いから、また吃驚して飛び跳ねる。
海老の踊食いを初めて食べた時も感激した。
飛び跳ねる海老を捕まえては口に入れる。
海老の甘い汁が口の中で弾ける。
美味いのと面白いので食べながら笑ってしまった。
海老の踊食いをヌチャナートはタイ語でクンテンと言っている。
海老踊という意味だ。

最近、ヌチャナートは海の海老を使ってクンテンを作る。
日本で得られる海の海老はタイかインドネシアから輸入される冷凍海老だ。
冷凍海老の小さいものを使ってクンテンを作る。
「海の海老を使ってクンテンを作ったけど、美味しいわよ」
ヌチャナートは自分で作った料理に驚き、美味いと自画自賛している。
確かに美味しい料理になっている。
ヌチャナートが美味いという料理は間違いなく美味い。R0017815pct20

クンナンプラやクンテンでビールを飲むとグイグイとビールを飲んでしまう。
食いながらふと疑問に思った。
クンナンプラと海の冷凍海老で作ったクンテンで何がどう違うのだ?
海老の大きさが違う。クンナンプラの海老は大きい。
味付けが違うな。
冷凍海老で作ったクンテンをクンナンプラだと言って出されたなら、俺はクンナンプラだと思って食べてしまう。
「味が違うな!」
「家庭や地方によって味付けがちがうわよ。これはクンナンプラよ!」と言われたら、俺は多少納得がいかないまま「そうかなあ?」と思ってしまう。

この両者を分けるはっきりした基準があるはずだ。
俺には両方とも辛いだけで両者を区別しろと言われると困るな。
ヌチャナートのクンナンプラでは生の唐辛子を使っている。
クンテンでは焙煎した唐辛子を使う。
両者の違いは使う唐辛子の違いなのかなああ????

2006/8/31

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パカパオムウ豚肉の炒め物

R0017889pct20 これも大好きな料理だ。豚肉をタイの香草と唐辛子で炒めたものだ。
この一皿に唐辛子が3-4本入っている。
豚肉を炒めていると美味しそうな香りと一緒に唐辛子の刺激臭がでる。
豚肉を炒めている間に3回ほどくしゃみがでた。

くしゃみをしながら出来上がるのを待つ。
「辛いかしら?」
甘いはずはないだろう!辛いよ!でも香りがいいんだ。
「肉とご飯を一緒に食べなくちゃ駄目よ。一緒じゃないと美味しくないわ」
肉をご飯に乗せて食べる。
こういう食べ方も美味しいけど、肉汁をご飯にかけるほうがもっと美味しい。
肉汁をご飯にかけて、汁をご飯に染み込ませる。
ご飯に味がついてもっと美味しくなる。

2006/8/31

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チキンスープと油揚げ

「ねえ、サミイ!味噌汁を食べるでしょう?」
ウチに味噌なんてあったかな?
「タイのスープがいいな。これを使ってくれよ」
油揚げを渡した。

これでどんなスープができるのか楽しみだ。R0017890pct20
ヌチャナートはチキンスープを作った。
粗引きの黒胡椒を香りに使った。
そして油揚げをスープの具にしたのだ。
これも食べられる。
国籍不明のチキンスープだ。

2006/8/31

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思わず生唾

弁当箱を開けた。鶏肉を白瓜と煮込んだものだ。
タイ語の名前は知らない。 R0017888pct20
頭が悪い俺は名前を聞いても直ぐに忘れるから聞いても無駄だ。
鶏肉には赤い唐辛子がついている。この他にも香草が入っている。
いかにも辛そうだ。
この料理の美味さを知っている俺は思わず生唾を飲み込んだ。
まだ食っちゃ駄目だぞ!写真を撮ってから食うのだぞ!
自分に言い聞かせないと食べたいという誘惑に負けてしまう。
タイ料理を見て、美味そう!と感じるだけ俺もタイ料理に慣らされてしまったのだ。
昔は、どんな味なのか分からないので、タイ料理を見ても生唾なんてでるわけがない。
何を食っても辛いだけで味の違いなんて到底わからない。
空腹を満たすためには食わなくてはいけない。
腹を満たすために辛いのを我慢して食っていた。
味を考える余裕なんてまるでない。
ましてこの店とあの店の味を比較するなんてとてもできない。

この料理は今の自分にはごく普通の辛さだ。
日本人が食べたなら激辛料理かもしれない。

2006/8/31

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半熟卵と

日本ではこういう料理を作らないだろうな。ヌチャナートは時々、こんな料理を作る。極めて簡単な料理なのだが、これは美味い。
半熟卵を皿に盛った飯の上に乗せる。スプーンで半熟卵を潰しながらご飯と混ぜる。それにナンプラをかけるだけだ。

朝の忙しい時間であったこと、腹が減っていたので食べ始めてから写真を撮るのを忘れたことに気づいた。
白いご飯に卵の黄色い黄身と白い白身の色が映えるので見た目も綺麗だ。
昨晩の残りのトムチュートのスープが出た。
残り物を温め直すともっと美味しくなるんだよね。
鯵で作った辛いそぼろのようなものと一緒に食べると、食欲が刺激される。
このような形で食べると完全にタイ料理だ。
これは日本人にも無理なく受け入れられるタイ料理だ。

日本ではナンプラの代わりに醤油をかければいい。
そうすると和食になる。
熱いご飯でこれを食べると美味しいよ。
この料理は味噌汁より、あっさりした澄まし汁と一緒の方が味が合う。
貧乏人には松茸は無理だろうから、シメジか椎茸を使った澄まし汁がこの料理には合いそうだ。
俺には抵抗がないが、このようにご飯をぐしゃぐしゃにすることは日本人の美的感覚、伝統的慣習に反するかなあ?
感覚、慣習を無視して食べてご覧!
美味しいことは保証する。

2006/8/31

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昆虫食: 蝉

蝉を食べる人々がいることを知ったのは10数年前の英字新聞の記事だ。
当時、職場にいたアメリカ人の女にその記事を見せた。
女は気持ち悪そうに眉をしかめながら記事を読んでいた。

この世の中にある蛋白質は世界の何処かでそれを食べる人がいる。
そう、考えると蝉を食べる事もそれほど意外なものではない。

タイ人も蝉を食べるとカオヤイの山中を案内してくれた男が言った。
ヌチャナートも蝉を食べる。日本に来た最初の夏は蝉を食べなかった。
少なくとも俺がいる場所では食べなかった。
翌年の夏は、もうどうどうと蝉を焼いて食べていた。
日本の蝉は食べられることがないと思い込んでいるので、木の低い場所に止まっている。
「日本では蝉を簡単に捕まえることができるのでいいわ」
ヌチャナートは喜んでいた。
タイでは蝉は高いところにいるので、捕まえるのが大変だそうだ。

猫のサダムも蝉を捕まえるのが大好きだ。
蝉を捕まえるとウチに持ち帰り、俺達に見せびらかす。
蝉がじっとしていると、その傍でサダムは蝉を見ている。
ちょっとでも蝉が動くと、サダムは電光石火のごとく動いて蝉の動きを抑える。
蝉も生活がかかっているので、必死にサダムの魔手から逃れようとする。
蝉が飛び廻ると、サダムはジャンプして蝉を捕まえようとする。
動かなくなった蝉にはサダムは興味を示さない。
ヌチャナートはサダムが捕まえてきた蝉を横取りして食べているかどうか俺は知らない。

昆虫食の関連記事はここにあります。
   
昆虫食      
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_26dc.html
ノーンメパイ 蛆虫   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_330c.html
イナゴの佃煮    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_dad7.html
昆虫食 カブトムシ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/__6be5.html
昆虫食:コオロギ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_81a4.html
昆虫食: 蝉   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/__b240.html
昆虫を食べる    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_8386.html

2006/8/31

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海老サラダ

ヌチャナートはこれをクンテンと言っている。
クンテンというのは海老の踊食いのことだ。R0017886pct20
この海老はもう既に死んでいて踊ることはできない。
だから俺はこの料理を海老サラダと呼ぶことにした。
もしこの海老が生きていれば、こんなに唐辛子をかけられたなら
ピョンピョンと飛び跳ねる。
まさしく海老の踊食いになる。
生の海老だがこの海老は海の海老だから寄生虫の心配はない。
安心して食べることができる。
生海老に唐辛子、ニンニク、ミントなどなどを混ぜ合わせたものだ。
勿論辛いが、辛味は海老の甘みで帳消しになる。
海老が好きな人なら病み付きになりそうな味だ。

2006/8/30

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白瓜と苦瓜のトムチュート

俺は子供の頃、白瓜が嫌いだった。胡瓜のような格好をしているが、白瓜は胡瓜のような歯切れのよさがない。胡瓜は噛むとポキッと折れるが、白瓜は折れない。 それが白瓜を好きになれない大きな理由だ。R0017887pct20
奈良漬の白瓜は好物なのだ。
長いこと市場で白瓜を見なかったような気がする。
ある時、白瓜があったので買い求めた。
ヌチャナートはこれはタイにもあるといって白瓜が気に入った。
そんなことを聞くとなんとなく白瓜を食べたくなる。
白瓜を買っておいたら、それでトムチュートを作ってくれた。
苦瓜も一緒に煮込んだ。
最近、トムチュートばかりだが、これは飽きが来ない味だ。
「野菜を食べてね」と言いながら白瓜や苦瓜をよそってくれた。

2006/8/30

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牛肉大和煮

この味はまさに牛肉大和煮だ。タイに大和煮なんていう料理はない。
日本で作るから大和煮なのだ。R0017885pct20
牛肉を玉ねぎとナンプラで煮込んだものだ。これに唐辛子を乗せた。唐辛子がなければ和食だろう。
ヌチャナートはこの料理を日本に来てから覚えたのだと思う。こんな料理をタイでは見たことがない。
ヌーは自分で作って、自分で味見をして美味いと思ったのだろう。この味をこのままタイに持って行ってもタイ人に受け入れられると
思う。

2006/8/30

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2006年8月29日 (火)

豆腐のトムチュート

R0017882pct20豆腐と油揚げが安く売られていた。油揚げは日持ちがするが豆腐は早く食べないといけない。
「豆腐の味噌汁を作ってくれよ」

とは言ったもののウチには味噌はなかった。インスタントの味噌汁ならあったはずだ。その味噌汁に豆腐を加えればいいと思っていた。
食べたい物を伝えて、俺はパソコンに向かって作業をした。
ヌチャナートが何かを言う。食事がどうのこうの、何を作るが食べるかと聞いている。返事をするのが面倒だ。何が出てきても文句を言わずに食べる覚悟で「うん、うん」といい加減な返事をしていた。

食卓に出ていたのは豆腐のトムチュートだ。挽肉で団子を作り豆腐と一緒に煮込む。塩コショウで味付けしただけの単純な味付けだ。
こうなると豆腐は日本料理ではない。完全にタイ料理になってしまう。
慌てて食べると豆腐で火傷をする。ふうふう言いながら豆腐を食べた。
こういう豆腐の食べ方も美味しいよ。

2006/8/29

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苦瓜のトムチュート

トムチュートに初めて出会ったのはビルマ国境に近い町だった。
その当時はこの料理の名前がトムチュートだなんて知らなかった。
R0017879pct20_2 それ以前にも食べていただろうが、毎日々何を食べているの かわからなかった。
適当に誰かが食べている物を指をさしたり、英語のメニュウがあればそこから選んだ。
選ぶと言っても牛豚鶏肉か魚かを選ぶだけだ。
それ以上は選びようがなかった。
「鶏肉のミートボール」と書いてあれば想像がつくが、鶏肉のメニュウの中に「つくね」と書かれたメニュウを出されても「つくね」がなんなのかわからない。
「つくね」の部分はタイ料理の名前と解釈してくれ。
「つくね」はなんだか分からないが鶏肉だろうから「つくね」を注文する。
出されたものを食っているだけだから、料理の名前を覚えることもない。

ビルマ国境の町の食堂に入った。メニュウを適当に指差したらトムチュートがでてきたのかもしれない。
誰かが美味そうに食べているのを見て、同じものを注文したのかもしれない。
冬瓜のトムチュートだった。スープが美味い。冬瓜が柔らかに煮えている。
美味いと思った。

今日は苦瓜でトムチュートを作ってくれた。
苦瓜の芯を取り除き肉をつめる。
それをスープで煮込むのだ。
単純な料理だが飽きのこない美味さがある。
ナムプリックの小さな袋があった。
ナムプリックをトムチュートに入れても美味しいが、今日はスープの味を楽しみたかった。
ナムプリックはご飯にかけた。
ご飯を掻き混ぜてナンプラをご飯に良く浸み込ませる。
赤い唐辛子が白いご飯に映える。
ほろ苦い苦瓜を食べてから唐辛子入りのご飯を食べる。
ナンプラの味がついたご飯は旨みが強くなる。
苦瓜のトムチュートを食べながらビルマ国境の町を思い出していた。

2006/8/28

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プラソム(鮭の)

鮭を醗酵させた。ちょっとだけ酸味がでている。
身が固まるのかと思ったが、鮭は他の魚と違って
身は固まっていなかった。R0017880pct20
今日は、醗酵させた鮭の身をほぐした。
その上に焙煎した唐辛子を散らしミントの葉で飾った。
赤い鮭に緑のミントが綺麗だ。
レモンを絞って香りをつけた。
鮭の上品な香りとレモンの香りが合う。

先日はこの鮭の上に玉ねぎの薄切りと赤い生唐辛子を乗せて
レモンを絞った。
俺は焙煎した唐辛子よりも生唐辛子を使った方が好きだ。
俺も料理によって使う唐辛子を選ぶようになってきたのかな?
こうやって食べる鮭も美味いもんだよ。

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タイの母が

R0017877pct20 ヌチャナートのお母さんが日本では買えない、あるいは高い野菜を乾燥しておいてくれた。
乾燥品だからがさばっていた。
煮るとほんの僅かになってしまった。
娘を思う母の気持ちをありがたく受取った。

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また茄子だよ

今日もまた茄子だよ。何を食べたいか聞かれた時、何でもいいと答えた俺が悪い。これも美味いよ。美味いも不味いも関係なく、唐辛子の辛味で食っているのかなあ。たしかに、唐辛子がないとなんとなく食が進まないのだ。
なんにでも唐辛子をかけてしまう。俺は唐辛子の辛味であれば、なんでもいいのだが、ヌチャナートは違う。

タバスコソースのように酸味がある唐辛子ソースは好まないのだ。 R0017875pct20
俺は生の唐辛子であろうと、乾燥した唐辛子であろうとどちらでもいい。ヌチャナートは「この料理にはこっちの唐辛子が美味しいのよ」などと言う。唐辛子を使い分けているのだ。
生の唐辛子と焙煎した唐辛子では香りが違う。
例えばラーメンに生唐辛子と焙煎した唐辛子を入れた場合の味の違いなんて分かるかなあ?
ラーメンにはこれでなくちゃ!と言える様になるには訓練が必要だ!

2006/8/25

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茄子と牛肉

牛肉をニンニクと一緒に炒めている。美味しそうな臭いが立ち込める。
「茄子も食べるでしょ?」「うん、そうだな」 R0017868pct20
茄子も油で炒めた。綺麗な色に仕上がっている。
茄子のつるつるした皮が油で光っている。
牛肉と茄子を弁当箱に詰めた。
ナンプラと唐辛子、それにレモンをぎゅうーっと絞った。
酸味のあるソースができた。
このソースを茄子と牛肉の炒め物にかけるのだ。
レモンの酸味と油があう。
茄子を油で炒めて醤油をかけて食べるのも美味い。
唐辛子入りのナンプラをかけて食べても茄子は美味しい。
手をかけた特別な料理ではない。こういう単純な料理は飽きがこない。

2006/8/24

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鶏肉と茸

この組み合わせも美味いね。単純な料理だけど飽きがこない。
これに生唐辛子を加えるのだ。
唐辛子のピリッという刺激がいいのだ。
これがあるとないでは食欲がまるで違う。R0017867pct20
和食しか食べてない人に唐辛子と一緒に食べろというのは無理かなあ?この器には唐辛子は一本しか入っていない。
「えっ!丸々一本も入っているの?!」と驚いちゃうかもしれません。
タイ料理ではこのくらいは普通なんだよね。

唐辛子が入らないタイ料理もあるけど、多くは唐辛子が入っている。
タイ料理文化の基本は唐辛子なのだと思いながら飯を食っていた。

2006/8/23

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牛肉と竹の子

R0017864pct20ヌチャナートは竹の子が大好きだ。タイの竹の子を日本に持ち帰ろうとしている。

「こんな物まで日本に持ち帰らなくてもいいよ」
そんなことを言っても無駄だ。ヌーはどうしても持ち帰る。俺はそれを知っているから、諦めて黙っていた。

「タイの竹の子は美味しいのよ。日本の竹の子とは味が違うのよ」

今日は牛肉と竹の子を炒めた。
「竹の子を一杯いれたからね」こうやって牛肉と竹の子を炒めると美味い。
唐辛子の辛味で食欲を刺激する。これは飽きが来ない味だ。
この味なら絶対に西洋人も受け入れる。乾燥させたレモングラスが入っている。
生のレモングラスなら食べられるけど、乾燥物は香りつけに使う。
レモングラスをよけながら食べている。

2006/8/22

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牛肉ダイエット

「ねえ、サミイ、目玉焼き食べるでしょ」
「うーん、そうだな」
「幾つ食べる?二つ?」
「一個でいいよ」
とにかく食い物の量を減らさなくてはいけないのだ。
減量、減量!食うのは簡単だけど減量するのは大変なのだ。

「できたわよ。普通の食事よ」
タイのサラリーマンが屋台で食べる朝食ができていた。
ご飯の上に香辛料と一緒に炒めた牛肉がのり、その上に目玉焼きが乗っている。 R0017863pct20
暖かいご飯の上にあるちょっと辛味が効いた牛肉が美味い。
ウチの牛肉は安いものだから噛み応えも楽しめる。
飲み込む前に良く噛むから少しの肉でも腹一杯になった気がする。
これは本当だ。
ダイエットするなら安くて堅い肉を良く噛んで食う。
そうすると食べ過ぎないですむ。

2006/8/22

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ゲンカリ

なぜか俺はタイのゲンカリが好きになった。日本人がタイカレーと言う奴だ。 カレーと言えばクミンの香りがするインドカレーしか知らない俺が初めてタイカレーを食べた時、「ナンだ、この味は?」と思った。
期待したクミンの香りがなかったからだ。「こんなもの美味くない」と思っていたのに、今じゃこれが美味いと思うようになっている。
味の好みの変化は面白い。初めてタイカレーを食べたのは何年前のことだろう?間違いなく10年以上前の話だ。R0017862pct20
その後、タイとの付き合いが増えいろいろなタイ料理を食べるようになった。ヌチャナートはゲンカリなんて料理じゃないと思っている。
「ゲンカリを作ってくれよ」と頼んでも「なんであんなもの食べるの?!」となかなか作ってくれない。

今回、タイでいろいろな調味料を買ってきた。
市場で売っている調味料は唐辛子の色だけで旨みがないということで高級スーパーで調味料を買った。めったにタイに出かけないので、この時とばかりにキロ単位で調味料を買い込む。普通のタイの客は1-2回分の調味料しか買わない。
こんなに大量に買う客は居ないので売り子も吃驚したことだろう。

「ほら見てよ、こんなに綺麗な色よ。美味しそうでしょ」
ヌチャナートは新しい調味料に満足しているようだ。
タイでは不衛生で蝿がわんさかいる環境で飯を食っていた。
日本に帰り衛生的環境で安心して飯を食えるので落ち着く。

2006/8/21

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日本に帰る

いよいよ帰国する。長いようで短い日々だった。
市場を歩き回り、町を歩きどんなものをタイ人が食べているか見て回った。
その包装はどうなっているか?どんな風に調理するのか?
いろいろ見た、食べた。食べ損なった。
まだまだ色々な食べ物がある。とてもとても紹介しきれない。
ここに紹介した料理、食品を見てタイの食事に興味を持ってくれる人が増えれば嬉しいのです。

食事に関係ありませんが、面白い経験をお話します。
タイの電話会社TOTのIC式の電話カード(テレカ)があります。
あれには使用期限があります。
昨年9月に使用期限が切れたテレカですけど、まだ使えるのです。
あちこちの公衆電話で試した所、期限満了ということで冷たくあしらわれる公衆電話もありました。
「どうぞどうぞ」と未だに使える公衆電話もあります。
タイの公衆電話は日本の公衆電話と違ってカードを入れてもすぐに使えません。一分ほど待つと思ってください。
そうすると残金何バーツと表示がでます。それからダイアルします。
それを知らなかったもので、残金がなくなったと思い、何枚もカードを買ってしまいました。
もしタイTOTのテレカを持っているのなら、次回タイに行く時に持っていくと使えるかもしれません。
タイ文字は読めないと諦めてはいけません。何処かに言語を選択できるボタンがあります。英語を選択すればメッセージが何を言っているのか理解できます。

2006/8/19

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何の葉

何の葉だか分からないが柔らかな葉だ。これを何枚か合わせて三角形の器にする。 R0017684pct20
その中にどろどろ甘い黒い水飴をいれる。更にナッツを入れるのだ。
そのようなものを三個集めて串刺しにする。
ナッツが入っているので噛みでがある。水飴もかなり堅いので見かけよりも簡単に口の
中で溶けない。
特に美味しいものではないが癖がないので誰でも受け入れる味だろう。

2006/8/10

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竹の子と漬物

竹の子や漬物を市場で売っていた。R0017760pct20
市場ではこれらをプラスチックの桶に入れて売っている。
タイ人はいろいろな竹の子を食べる。
取り立ての竹の子は日本の竹の子と同じ新鮮なよい香りがする。
売っていた漬物は日本の高菜と同じだ。
売り子は客待ちをしながら高菜を切っていた。

2006・8・14

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ネムと鶏手羽

ネムというのは豚肉を発酵させたものだ。
酸味があり、唐辛子の辛み、大蒜の香りなどでうまい。
写真の右側にあるのがネムだ。 R0017637pct20
俺の好物だ。生で食べても美味しい。
このように焼いても美味しいのだ。
ネムと冷たいビールは合う。
肉の酸味を味わっていると、いきなり唐辛子にぶち当たる。
唐辛子の刺激に驚かされる。
ビールをぐいと飲み、辛みを飲み込むのだ。
こうやってビールを飲むとビールが一層美味しくなるのだ。

この店ではネムと一緒に鶏手羽も焼いていた。
ヌチャナートは日本の店で手羽を見ると必ず「買いましょうよ」という。
「焼いてあげるわ。美味しいわよ。食べるでしょ。」
そう言って手羽を買い込む。
手羽は見かけが大きいが、食べるところが少ない。
骨についた肉を食べようとすると、手がべたべたする。
それで、俺は手羽焼きをそれほど好まない。
見かけは大きいが、食べる所が小さいので騙された感じがするのもマイナス要因だ。

町のあちこちで鶏の手羽先を売っているのを見て俺はやっと理解した。
ヌチャナートは日本で手羽先を焼くことで故国を思い出しているのだ。
手羽先にはヌチャナートにとって数多くの思い出があるのだと感じた。

2006・8・10

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バナナの葉を売る

バナナの葉は食品の包装にも使われ、テーブルにもなり、アルミフォイルのように蒸し焼きにするのにも使われ、容器にもなっているのを見てきた。R0017513pct20
エコロジストがバナナの葉の使われ方を見たら涙を流して喜ぶ光景だ。
バナナの葉は幾らでもあるし、使った後は自然に戻る。
確かに何処にでもバナナの葉はあるが、これを集めてくるとなるとそれなりの労力が必要だ。
それでバナナの葉を集めて売るという商売が成り立つ。
市場ではバナナの葉を束ねて売っている。

バナナの関連記事はここにあります。

烏骨鶏とバナナ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_d1ef.html
バナナの葉を売る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_5da8.html
バナナの蕾   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_90be.html
ピーグワイ バナナ料理 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_e780.html
バナナ料理   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_1c79.html
バナナの蕾   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_90be.html

2006/8/15

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ヤム

タイのサラダだ。いろいろなサラダがタイにはある。
これは牛の胃袋の一つをサラダにしたものだ。
ヤムは辛くて酸味があって美味しい。
食欲がなくても食べてしまう。R0017600pct20 

これを食べている時だ。明らかにインテリでエリート階級の何人かが店に入ってきた。
常連らしく慣れた足取りでエアコンがついた部屋に入っていく。俺は扇風機で熱い空気を掻き回す場所の方がエアコンのある部屋より好きなのだ。俺は常連客の方を見るともなく見ていた。
後から彼等の連れがやってきた。連れも慣れた足取りだ。店員も分かっているらしく黙っている。
この店の前に役場がある。彼等はそこで働く公務員だという。
ヤムを食べながら彼等の行動を見ていた。昼飯だというのに彼等はビールを飲みだした。別のグループはウイスキーを飲んでいる。
公務中に酒を飲んだなら、日本では懲戒免職ものだ。

「仕事中に酒を飲んでもいいのかい?」
「タイでは構わないわよ。」
ヌチャナートは平気な顔をしている。

2006/8/15

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竹筒に水

最近の日本は美味しい水というのを売っている。
これはここ10年くらい前か出てきた商売だ。
日本では水道の水を飲めるので、水を買うという習慣はなかった。
タイでは水道の水は食器の洗浄、衣類の洗濯、床などの拭き掃除に使うもので飲料に使うものではない。
水道局は水道水をちゃんと殺菌して供給しているが、水道管に違法接続するものがいて、水が汚染されているらしい。
だから安全のために水道水は飲料には使わないらしいのだ。

飲料水や食事に使う水は水屋から買うのが常識だ。
ヌチャナートが日本に来た時、水道の水が飲めると知って驚いていた。
「日本では水を買わなくてすむので、ラクでいいわ」
と喜んでいた。

美しい仏像のある寺を見た。
土産物屋をぶらぶら覗いた。
ちょっと疲れた。
川岸の土手が丁度良い休憩所になっている。
其処に座って休んでいた。
気持ちのよい風が吹いている。
対岸には水上レストランや水上生活者の家が並んでいる。
俺達の隣に白人が二人やってきた。
話しかけると彼等は英国人とドイツ人でこの町で教師をしているとのこと。
英国人は退役陸軍軍人で軍人恩給や年金でタイ人妻と生活している。R0017675pct20

その時、我々の前を水売りが通りかかった。竹筒に水を入れて売っている。
「君はあの水を飲んだことあるかい?」
英国人がドイツ人に聞いていた。
「あれは不味いな。僕はあの変な臭いが気に入らないのだ。あれはなんだろうね?」
不味いと言われた水を飲んでみようかという気になったが、俺達は水を沢山持っている。
封を切っていない一瓶の水を近くで食事をしている家族にあげたくらいだ。
変な臭いと言うのはココナッツの水の臭いではないかなと推定した。
髪の毛を燃やしたような臭いがココナッツの水にはある。
この臭いを嫌う人は結構多い。でもココナッツの水は体にいいそうだ。

2006・8・11

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甘い餅米

R0017493pct20_2餅米に砂糖を入れて、バナナの葉で包む。 バナナの包みを焼いた。 
買おうとしたら、ヌチャナートが「お菓子よ。甘いのよ。行きましょう!行きましょう!」と先をせかすため買い損なった。ヌチャナートには珍しくないだろうが、俺には珍しいのだ。俺も日本でヌチャナートに同じようなことをやっているのかもしれない。
ヌチャナートはもっとゆっくり見たいのに、俺にとっては当たり前の光景なので「詰まらない、行こう!」なんてやっているかも。 R0017788pct20_2

2006・8・15

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ネム

R0017496pct20豚肉を醗酵させたものだ。
プラスチックの包装材に包んでいるものもあるが、このように昔ながらバナナの葉に包んでいるものもある。
これは安い種類のネムだ。
見かけは大きいのだが、底上げ物だ。バナナの葉を折り曲げて肉の下に入れてある。大きい物だと思って、葉を開くと中にはほんの少しの肉しか入っていない。



高級品は肉を一杯使っているが、この安物のネムには肉はほんの少ししか入っていない。R0017519pct20
肉の代わりに豚皮が沢山入っている。
これは庶民の味なのだ。
食べ物と包装というテーマに従って買ってきた食品だ。

2006・8・6

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マークマーク

これは食べ物ではないが、口に入れるものだから紹介しておく。
この写真のものは綺麗に仕上げてある。 R0017514pct20
これは土着の神ピーに供えるものだそうだ。
白いタバコのようなもので歯を磨く。年寄りがこれを口に入れる。タバコのような嗜好品らしい。 歯の丈夫な年寄りはこのまま齧るが歯の弱い人は叩き潰して口に入れる。

蜜柑のようなものも嗜好品だ。これも石灰のようなものと一緒に叩き潰して口にいれる。年寄りの女が口にするようだ。何故か女はおおっぴらに口にしないようだ。
見られないように隠しながら口にしている。R0017513pct20_2

2006/8/15

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天ぷら

R0017689pct20 日本の天ぷらと全く同じ物がタイにある。
茄子や、インゲン、ニガ瓜などに小麦粉をつけて油で揚げるのだ。
この味は高級天ぷら料理店の味ではない。
日本の大衆食堂で食べる天ぷらと同じ味がする。
タイ人はこの天ぷらをガピイという海老を発酵させたディップに付けて食べる。
ガピイにニンニクや唐辛子を混ぜるのだ。
海老や蟹が好きな人にはこのディップは美味しい味だ。
おれは甲殻類が古くなった臭いをあまり好まない。
なんどかガピイのディップに天ぷらをつけて食べた。
俺もやっぱり日本人なのだ。天ぷらには醤油が欲しくなった。
タイの田舎町で醤油を探すのは困難だ。
ナンプラがあったので、天ぷらをナンプラに付けて食べた。
日本で天ぷらを食べるような感じになった。これなら食べられる。

写真をクリックすると大きくなります。

2006・8・11

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竹筒に餅米

R0017537pct20これも大好きな食べ物なのだ。まず嬉しいのは天然の素材を使っていることだ。
この製法は昔からのやり方だ。身近で手に入る材料を使って美味しく米を食べる方法を考えたのだ。
竹筒に餅米と小豆と砂糖水を加える。椰子の実の内側の毛で竹筒に蓋をする。そして蒸し上げるのだ。
食べ方は至って簡単だ。竹の筒の上側に指をかけて竹を引き裂くのだ。
バナナの皮を剥く要領だ。簡単に竹は剥ける。 R0017549pct20
米の味は和菓子のようだ。ちょっと甘みがあって米の粘り気がある。
食事と言うより小腹がすいた時にたべるのにぴったりだ。
このままで二三日は持つようだ。
その後はまた熱をかけると食べられるそうだ。

2006・8・6

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エバラ焼き肉のタレ

ヌチャナートがエバラ焼き肉のタレを味見して「これは美味しい」と言う。
「今度、タイに行く時にはこれを持って行きましょうよ」
そんなわけでエバラ焼き肉のタレをタイまで持ち込んだ。
焼き肉のタレをどう食べようか?「なんとかコリー」という料理で食べることにした。R0017550pct20
耳で聞けば分かるのだが、タイ語でなんと言うのか覚えられない。「朝鮮風焼き肉」とでも直訳出来る言葉だ。
日本のジンギスカン鍋に似た焼き鍋で縁が高くなっている。縁にスープをいれる。そこに野菜を入れて煮る。
丸く高くなっている場所で肉を焼く。
焼いた肉や煮えた野菜をナムチムというタレにつけて食べるんだ。店ごとに、家ごとにナムチムの味は違う。
ナムチムには香りつけと色つけにパクチーが入る。日本人はパクチーの臭いを嫌う人が多い。
この香りを取ったならタイ料理ではなくなってしまう。
そのナムチムの代わりにエバラの焼き肉のタレを試食させたのだ。
ちょっと味見をするとタイ人も美味しいという。
このままでも美味しいけど、これをタイ風に変化させるともっと受け入れやすくなる。エバラ焼き肉のタレはタイ人に好まれる味だということを確認した。

2006/8/6

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蛇料理

子供達に石膏細工を教えていた。酔ったヌチャナートがやってきた。
「あそこに来てよ」
「煩いな!子供に遊びを教えているんだ」
子供達は石膏細工に熱中している。大人が粘土に悪戯をする。
「遊ぶんじゃない!」
大人を叱り飛ばす。俺に怒られた男はむっとしている。
子供の遊びは勉強なのだ。一生懸命遊ばせなくてはいけない。
ヌチャナートがまた来た。
「早く、あっちに来てよ!」
「煩いんだよ!」
子供の遊びは佳境に入っている。どの子供も石膏細工に夢中になっている。R0017601pct20

翌日、ヌチャナートががっかりしたように言った。
「昨日は蛇料理があったのよ。二回も呼びに行ったのに来ないのだもの。蛇料理を食べ損なったわね」
うーん残念なことをした。でも俺は子供の教育の方がもっと大切だと思う。
せっかくの機会を逃したが、蛇料理はまた食べることができるが、子供の教育の機会は一度しかない。
残念な事をしたが、これでよいのだと思う。

2006年8月17日

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2006年8月28日 (月)

昆虫を食べる

R0017573pct20 今度こそ昆虫を食べてみようと思っていた。
夜店にいくと昆虫を売っている。
イナゴだかコウロギだかわからない虫を買い求めた。R0017642pct20
タイ人があんなに美味しそうに食べているのだから美味しいはずである。 昆虫は食べるものではないと思っているから、昆虫を食べるには勇気がいる。

R0017644pct20思い切って昆虫を食べてみた。カリカリしている。
嫌なくさみもない。
食ってみると「ああこれは食べることが出来る」と確信した。R0017643pct20
他に食い物が沢山あるので、虫をあえて食べようとは思わないだけだ。
飢饉で食い物がなくなったなら、俺は昆虫を食べてでも生き残ろうとするだろう。

2006/8/7

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昆虫食の関連記事はここにあります。
   

昆虫食      
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_26dc.html
ノーンメパイ 蛆虫   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_330c.html
イナゴの佃煮    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_dad7.html
昆虫食 カブトムシ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/__6be5.html
昆虫食:コオロギ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_81a4.html
昆虫食: 蝉   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/__b240.html
昆虫を食べる    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_8386.html

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薫製魚

R0017575pct20 こんな薫製の魚があった。淡水魚だという。魚の色から薫製と推定した。
もしかすると乾燥させるとこんな色になるのかなとも思った。
「この魚は海にいるのかそれとも川にいるのか?」
「川よ」おばさんが言う。淡水魚だ。 R0017685pct20
「塩につけて乾燥させるのだね」「そうよ」
「臭くなるから、煙のなかに入れるのだよね」「そうよ。臭くならないわ」
やはり薫製魚だ。味見していないからどんな味なのかわからない。 R0017686pct20
日本人なら焼いてそのまま食べると思う。
ヌチャナートはトムヤンにすると美味しいと言う。
焼いてから煮るのかそのまま煮るのかわからない。
薫製魚を煮ると言うのは日本人の発想にない。R0017700pct20 
別の市場でも違った魚の薫製があった。薫製魚の下を見た。
まるでクロネコヤマトみたいなマークがある。
色使いもクロネコヤマトだ。
しかし子猫がいないのでクロネコヤマトではないのに気づく。

2006/8/11

2006/8/7

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卵を持った魚

卵を持った魚を卵ごと干物にしているのが珍しい。
これは写真を撮っただけで食い損なった。
R0017641pct20 今、こうして写真をみると食っておけばよかったと悔やまれる。

この魚のメスは商品になるのだがオスは商品価値がないのか?
タイの漁師だってオスを無駄にはしない。
きっとオスは塩漬けにして醗酵させて商品にしているはずだ。
取った魚の半分はオスだから、それを無駄にすてることはないはずだ。

2006/8/15

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大型魚の干物

R0017759pct20 スズキに似た魚の干物があった。日本にも大型魚の干物は塩鮭があるがスズキの干物はない。
日本でスズキを干物にできるだろうか?
タイのように暑い国だからこのような大型魚の干物をつくれるのかもしれない。
この魚は乾燥させただけで薫製にしていない。
販売方法は切り身にして一切れ幾らで売っている。

2006/8/14

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首の曲がった魚

名前は知らないが首の曲がった魚の干物がある。ヌチャナートはこの干物が大好きだ。自分が好きなものだから、飼い猫にもこの魚をあげていた。R0017758pct20
何時でも猫の餌はこの魚だ。
栄養のバランスなんて考えないのだ。猫も腹が減っているからこの魚を食べていた。

市場でこの魚はどういうものか、たいてい曲げ輪物の容器に二匹ずつ入れている。
魚の大きさで値段が違う。値段は店によって違う。
他の店では同じような品質のものがもっと安い値段で売っていた。写真を撮らせて貰うので魚を買ったが、安い店で写真を撮ればよかった。

2006/8/14

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薩摩揚げ

これも大好きな食品だ。魚のすり身に香草をまぜている。これを油で揚げる。
この薩摩揚げを赤いソースに付けて食べるのだ。赤いソースはどろっとしている。甘さをつけると同時に唐辛子の辛みを効かせている。R0017633pct20
これがタイ人の好みなのだ。だが俺はこのまま食べる。薩摩揚げは醤油で食べると言う固定概念が出来上がっているので甘いソースをつけるのを好まないだけだ。
好みの問題を別にして試食すると、甘いソースをつけると、揚げた油のうま味と甘さがあって美味い。甘いなと思っているとピリっとした辛みがある。
薩摩揚げを甘いタレにつけて食べるのも美味しいもんだよ。
これは観光客が行く場所ではちょっと味わえないものだ。
タイの市場に行けば必ず見つかる。

2006・8・6

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魚の売り方

R0017494pct20魚はたいてい金属容器かプラスチックの容器に入れて売っている。

R0017790pct20

バナナの葉を敷いてその上に並べて売ることも多い。

R0017512pct20ポンプで空気を水中に送り、魚を活かしたまま売っていることもある。

魚屋は注文に応じて魚の鱗を落としすぐに調理できるように身をおろしてくれる。汚い水とまな板で魚をおろすので調理前に綺麗な水で洗う必要がある。

2006/8/15

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大きな蟹

R0017503pct20 この蟹は身が沢山ついていておいしいのだ。
肉も他の蟹と違ってしまっている。
歯応えがあるのだ。
この蟹をどのように売っているのか興味をもった。
大きな爪が動かないようにしている。
あの爪で挟まれたら痛い。
でもあの爪の部分の肉は美味い。

2006・8・8

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蟹を売る

ソムタムに使う蟹だろう。この蟹を入れないとソムタムの味にならない。
でも俺はこの生臭い臭いは嫌いだな。
ヌチャナートは「美味しいわ」と幸せそうに蟹入りのソムタムを食べる。
そして翌日は腹の調子が悪いと訴える。
「ソムタムが悪かったのよ」R0017501pct20
動き回っている蟹を捕まえてソムタムにすれば安全だろう。
死んでから時間がたった蟹は急速に腐敗が進む。
見た目には腐敗がどの程度すすんでいるのか分からない。
タイ人には「先入れ先だし」という概念がないらしい。
昨日死んだ蟹も今日死んだ蟹もいっしょくたにしている?
古い蟹を食わされたヌチャナートは腹を壊したのだ。

蟹をどのように売っているのかと言うと、膨らませたポリ袋に蟹を入れているだけだ。こんな薄いポリ袋に蟹を入れたなら、蟹は鋏で袋を破って逃げるのではないかと心配する。  R0017691pct20
蟹は鋏で挟むことは知っているが、鋏で突くという方法は知らないのだ。
R0017515pct20_2蟹がいつの日か突くことを学んだなら、こんな方法で販売できないだろうな。

2006/8/12

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鯰を売る

タイ人は鯰を食べる。鯰は汚い水の中でも住んでいるので、何となく食べる気がしない。
R0017693pct20 しかし、知らないうちに鯰を食べさせられているだろう。
泥臭い臭いがしないものなら鯰の白身は柔らかくておいしい。食品市場で鯰の流通量はかなり大きい。
川魚問屋が市場の業者に鯰を持って来る時は大きな木箱にいれて持ってくる。
市場の小売業者はこんな風にプラスチックの盥に網をかけて売っている。

網をかけないで売っている業者ももちろんある。
鯰は水がなくとも元気に動いている。

2006/8/12

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鯰の関連記事はここにあります。

鯰の黒焼   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_330c.html
鯰の唐揚 パットプラドク 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_ca8d.html
鯰を売る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_1149.html
鯰の黒焼き   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_8a2f.html
鯰の空揚げソースあえ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_5f4b.html
鯰の黒焼き   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_8a2f.html

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鯰の黒焼き

R0017636pct20 鯰はもともと黒い。その鯰を焼くと更に黒くなる。
タイ人はその黒い鯰が好きだ。何処でも鯰の黒焼きを売っている。
黒い皮を剥くと白い身がでてくる。川の魚だから泥臭い時がある。 R0017638pct20
鯰は食えば美味い魚だと知っているが、鯰を日本人は余り食べない。鯰は食べる魚ではないと思い込んでいる。
美女が屋台で鯰を美味しそうに食べているのを見た時、俺は奇妙な光景だと思った。
黒い皮の上に白い飾り塩を浮き出させた鯰を見ると美味しそうだなと思う。R0017842pct20
俺には鯰を食べる習慣がないから、鯰を食品と感じるまでにちょっと時間がかかる。

2006/8/10

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鯰の関連記事はここにあります。

鯰の黒焼   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_330c.html
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鯰の空揚げソースあえ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_5f4b.html
鯰の黒焼き   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_8a2f.html

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鯰の空揚げソースあえ

バンコックのドンムアン空港を出て汽車の駅に行く歩道橋がある。
歩道橋を渡りきると屋台が並んでいる。タイで最後の食事をここで
することにした。
「ビールを飲みましょうよ」
「そうだね。何を食べる?ソムタムかい?」
「トムヤンクンがいいわ。」
「ふーん」
トムヤンクンが運ばれてきた。トムヤンクンを食べているうちに、
ヌチャナートが「鯰の空揚げを食べましょうよ」」と言い出した。
これは美味しいので大好きだ。
R0017858pct20

鯰を空揚げにして甘くて辛いソースがかかっている。
青い生胡椒も入っている。胡椒の香りがいい。
このソースは辛くて美味い。いろな香辛料が入っていて香りが高い。
鯰の泥臭さがあっても香辛料の影に隠れてわからない。
これを摘みながら冷たいビールを飲む。これは美味いよ。
お勧めものだ。店は大動脈の国道沿いにある。これを食べている
間は騒音も耳に入らなかった。

2006・8・18

鯰の関連記事はここにあります。

鯰の黒焼
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鯰の黒焼き
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プラーソム

大きな魚の切り身を発酵させたものを売っている店があった。
「この魚は酸っぱいの?」
「酸っぱいわよ」
その隣に魚の練り製品がある。これも発酵させてあるようだ。発酵させているのなら酸味があるはずだ。
「これも酸っぱいの?」
「酸っぱいわよ」
発酵練り製品を買うことにした。肉の発酵製品をネムという。これは魚のネムと解釈した。
どうやら魚を発酵させた物の総称がプラソムというようだ。
発酵させた練り製品は油で揚げて食べる。

2006・8・16

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食生活の違い

日本人は朝6時に起き出すと、7時に朝食をとる。10時におやつ。12時に昼食が普通の食生活だ。 勤め人は別として普通のタイ人の食生活は日本人とは違う。

朝6時に起きるとラーメン屋、饅頭屋などがやってくる。それを買って食べたり、食べなかったりする。
子供は7時頃家を出て学校に行く。学校では近くの店で何かを買って食う。
それを食べてから学校の掃除などをやる。
大人の仕事を見ているから、子供もだらだらと掃除をする。ちょっと掃き掃除をしていると思うと、箒を持って俺を物珍しげにじっと見ている。

大人は7時半頃に市場に行く。そこで色々な料理を買ってくる。料理はポリ袋に入れてくれる。R0017745pct20
ポリ袋から皿に料理を空けて朝食にする。それが9時頃だ。
勤め人も料理をポリ袋に入れて貰い、勤務先で朝食にする。

タイでは何処でも何時でも食事を買うことができる。
大きな通りに出れば何処かで食事を売っている。
小さな集落でも何処かで食事を売っている。
余りにも簡単に食事を買えるので、食事を自分で作ることがない。食事を作れないタイの女が多いのはそのためだろうか?

2006・8・14

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野菜や果物売り

この姿はタイの何処でも見られる姿である。
食べ物の包装が販売段階、流通段階でどうなっているのかという視点で野菜や果物を見直した。
野菜などは丸い大きな笊に並べられている。
笊はなにかを台にしている。
地面に商品をじかにおいてはいなかった。 R0017694pct20_2
場所によっては地面に笊をじかにおいている商人もいたと思う。
野菜や果物売りは何処にでもいる。
R0017510pct20改めて彼等が商品をどうやって売っているのかと見直してみると新たな発見があるものだ。

彼等の多くは貧しい。彼等が売っている商品は色鮮やかな赤や緑なので観光旅行のパンフレットなどの写真の対象になる。
R0017497pct20おばさんが被っている上が平たい帽子はタイ特有のスタイルだ。この帽子を被り、船で野菜を売るおばさんの姿は水上マーケットの光景だ。

2006・8・7

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野菜の小売

R0017690pct20道端で売っている露天商の売り方だ。多くは竹もしくはプラスチックの籠の上に大きな竹の笊を乗せて其処に野菜を並べている。
地面にビニールシートを敷き、その上で売っている露天商もいる。

R0017634pct20_2店を構えている人は台の上に野菜を並べている。
日本のように八百屋という野菜、果物を専門に売る店はタイにはないようだ。
コンビニを小さく、汚くした姿を想像すればいい。
このような店を持つことは簡単だから、あちこちに店がある。R0017635pct20
その結果、一軒の店にある商品の数は少ない。
皆で小さな富を分け合っているような感じだ。

2006/8/15

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南瓜

この南瓜はお供え用とのことだ。
お供えにするのでプラスチックの装飾用の葉をつけている。R0017509pct20

2006/8/6

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大きな唐辛子

R0017742pct20タイ人は本当によく唐辛子を使う。唐辛子のない生活など考えられない。
多分、香りの違い、辛みの程度、色などで個人個人で唐辛子の好みが異なる。
大きな乾燥させた唐辛子があった。普段はこのような大きな唐辛子を使うのを見たことがない。
大きな唐辛子は辛みが少ないそうだ。

日本ではカレールウーが工業的に作られている。
それと同じようにトムヤンなどのルウーが小工業的に作られており、販売されている。日本で味噌を売る時、味噌を山盛りにする。それと同じようにルウーを山盛りにして売っている。

辛みが強くならずに赤い色が出るから大きな唐辛子はルウーを作る時に使うのだそうだ。

2006/8/14

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薬膳:青い葡萄

R0017660pct20 葡萄の未熟果を塩漬けにしたものだ。カリカリの梅干しを噛むような感覚だ。
未熟果だから酸っぱい。その酸味は快い酸味だ。その葡萄を塩と唐辛子を混ぜたものに付けて食べるんだ。
初めてこの葡萄に出会った時、これが葡萄だとは知らなかった。豆かと思った。
最初から葡萄と分かっていたら、甘い味を想定してしまう。俺は葡萄と知らないで食べたので、どんな味だか想像がつかなかった。
この酸味と塩味はいい味だと感じた。
甘い味を想定していたなら、期待外れなので「おお不味い!」となったはずだ。
未熟果なので皮が堅い、種が入っているので食べずらい。

旅に出る直前にこれを買った。バスの中で食べるつもりだった。
「これは酸っぱいのよ。こんなものを食べるとウンチがでるわ。バスにはトイレがあるけどバスのトイレを使うのは大変よ」

ヌチャナートが言うので葡萄を食べるのを止めた。この葡萄は便秘に効果があるようだ。これはそう簡単に腐らない。途中で食べるのを忘れたので家に持ち帰った。
家の者も「食べるとトイレに行きたくなる」と言うのだから便秘に対する効果が確認できた。

2006・8・12
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薬膳の関連記事はここにあります。

薬膳:ライムジュースと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_f2f2.html
薬膳:苦瓜   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_ffd9.html
薬膳:赤いスープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_bdde.html
薬膳:烏骨鶏   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_56d1.html
薬膳:便秘に効く   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_096e.html
薬膳:トウモロコシと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_7b1c.html
薬膳:青い葡萄   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_2c5f.html
薬膳:マンゴー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_6986.html
薬膳:唐辛子酢   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_b608.html
薬膳:便秘に効く果物   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_a32d.html
薬膳:便秘療法   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_6278.html

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葡萄の葉

R0017762pct20 美味しそうな葡萄があった。
俺の記憶違いかも知れないが日本で見る葡萄の葉は紅葉の葉と同じような形をしていたと思う。
この葡萄の葉は普通の木の葉のような形をしている。
写真を撮ろうとしたら、店の人が綺麗に並べてくれた。

2006・8・15

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2006年8月27日 (日)

果物

近所の人がドリアンと龍眼とサラーという果物を持ってきてくれた。
「ドリアンは日本で買うと高いでしょ。タイで食べていきな。」
ヌチャナートが
「日本ではドリアンは高いわよ。日本語の先生にドリアンが大好きな人がいるわ。」などなど大声で話をしている。ごつごつした大きな果物がドリアンだ。

龍眼をタイ語でなんというのか何度も聞くがすぐに忘れる。リュウガンという音に似ている。ランガンとか言っている。黄色いピンポン玉よりちょっと小さな粒が龍眼だ。R0017751pct20

サラーというのは周囲がごつごつした刺のある茶色でラグビーボールのような姿をした果物だ。皮を剥くとちょっと酸っぱい果肉がある。
爽やかな香りもある。頭の悪い俺は一度聞いただけでは果物の名前を覚えられない。覚えてもすぐに忘れる。
果物の名前をもう一度、聞いたら「サラー」だという。

話は横に飛ぶが、タイ語を習う時は「母音のア」「母音のイ」と言いながらタイ語の母音の違いを習う。
それを「サラー、ア」「サラー、イ」とタイ語では言う。
果物の名前がサラーだと聞いて「これはサラー、アかそれともサラー、イか?」と聞いた。タイ人はこの冗談を聞いて笑い出した。

少ない語彙で俺は冗談を言い、タイ人を笑わせている。

2006・8・14

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ドリアンを食べる

熟成したドリアンはクリームのような食感がある。
この食感は植物の食感とは思えない。
まるでアイスクリームを食べているかのような食感だ。
そしてドリアンには強い香りがある。
ドリアンは好きか嫌いかはっきりしていて、好きでも嫌いでもないという人はいない。
性別に関係ない。
ドリアンが好きな人は「美味しいわよー」「好きだなー」と夢をみるような目つきで言う。
そのくらい好きな人は好きだ。
ある日本人だが、タイ人だかシンガポール人に美味しいドリアンを選んで貰った。
それ以来、ドリアンが大好きになったという。
俺は好きでも嫌いでもないと思っていた。

近所の人が持ってきてくれたドリアンを切った。
手袋もせずに刺とげの果皮を持って器用に厚い皮を切る。
皮を剥いて果肉を取り出す。
これはちょっと早すぎた。もう一日まってから食った方がよかったかな。
6人のうち二人は嫌いだと言って食わなかった。
俺達はタイ人なら誰でも熱帯の果物ドリアンが好きだと思っている。
これは飛んでもない誤解だった。
タイ人の中でもドリアンが嫌いな人がいるのだ。
自分の誤解を知って一人で笑ってしまった。

2006/8/15

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ノムチン(素麺)

R0017744pct20 日本の素麺と同じだ。彼等はノムチンと言う。タイ人は素麺をよく食べる。素麺を茹でて市場で売っている。
大きな竹の籠にバナナの葉を敷き詰めて素麺を入れるのだ。
白い素麺が濃い緑のバナナの葉に映えて美味しそうに見える。
この素麺をタイカレーやソムタムと一緒に食べたりする。
カレーに素麺というとおかしな組合せに思えるだろう。
やってみると美味しいよ。
こんな食べ方があるのかときっと驚く。市場での素麺の販売は測り売りだ。

2006/8/15

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近所の女

働き者の女だ。俺が彼女を知った時は韮団子を売っていた。
韮を薄い皮で包んで蒸し上げる。韮の緑が薄い皮を透けて見える。
綺麗な色合いだ。この料理も美味かった。
次に売っていたのは鶏皮の空揚げだ。からからに揚がった鶏皮も美味しかった。今は何を売っているのか知らない。
彼女の家に行こうとすると途中で臆病な犬が吠え出す。
そうすると他の犬が集まってくる。犬を追い払うのが面倒なので、彼女の家に行っていない。彼女の旦那が来たので、彼女への土産を託した。

家の前をバイクが通り掛かった。見ると彼女だった。
「売り切れたかい?」
「売り切ったわ!」明るい声が帰ってきた。
同じ物を買うなら、いつもはきはきしていて明るい彼女の店で買うのだろう。
お疲れさん。彼女は明日も朝早くから働き始めるのだ。
「あたし、働くのが好きなのよ」
俺のタイ語の知識では彼女と十分に話すことができないが、きっと彼女は目標を持っている。前に向かって生きている人を見るのは気持ちがいい。 R0017784pct20

市場に行くと、彼女がいた。
向こうも驚いたが、こっちも驚いた。彼女の店で買い物をすることにした。
「これとこれを貰うよ。お幾ら?」
「要らないわよ。いいから、いいから」大きく手を振る。
「商売しているのだから、金を受取らなくてはいけないよ」
無理矢理、金を渡した。
春巻きのようなものと餅のようなものを売っていた。
春巻きみたいな奴は美味かった。餅のようなものは普通の味だ。
特に好きになるような味でもないが、嫌いでもない。

2006/8/8

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ピーに捧げる

近所の人が宝くじに当たったと喜んでいた。下級公務員の一月分ほどの金額だ。その幸運を近所の人と酒と食事で祝おうというのだ。お祝いの前に土着の神ピーに捧げ物をする。

ピーというのは八百万の神で大地の神、大木の神とかいろいろあるようだ。
日本の村の入り口にある道祖神などもタイ人が考えるピーと同じだ。
R0017817pct20ピーが豚の頭を好むのかどうか知らないが、ここでは豚の頭を捧げ、頭に線香を立てていた。大地のピーに捧げるのだと近所の人は言っていた。宝くじとピーを結びつける所が面白い。

俺はこれを見た後、直ぐに他の場所に出かけたのでどのような儀式が行われ、豚の頭をどのように食べたのか見ていない。豚の頭は食べるだけでなく、儀式にも使われるのだ。

気のせいだろうか?この豚は笑っているような気がする。
鼻を空に向けて、口をちょっとあけている。どう見ても笑っているように見える。

2006/8/16

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豚の鼻

豚の頭をどうやって食べるのか気になっていた。豚の頭を叩き切って売っている店があった。
今日はとてもこれを食べ切れないので写真を撮るだけにした。
豚の頭を叩き切ってタイ風のサラダにするのだ。
叩き切った肉を見ると肩肉、腿肉と余り変わっていない。
これも美味いに違いない。R0017692pct20
見た目と味は関係ない。絶対にこれも美味いはずだ。
美味くなかったなら、捨てられている。万人が好む味ではないかも知れないが、これを好む人々がいるのだ。
日本では食べることがない豚の頭だ。豚を丸々一匹無駄にしないで食べるタイ人の胃袋に感服する。

2006/8/15

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豚の尻尾

豚の頭の話ばかりが続いたが、タイ人は豚の尻尾も食べる。俺が知っている食べ方は焼いて食べるだけだ。あまり肉がなくカリカリポリポリ骨を齧る感じだな。
豚の尻尾は肉を食べるというより、柔らかな皮を食べる感じと言った方がいいかな。

横浜の商店街で豚の尻尾を売っているのを見たことがある。俺の好みにぴったりではないが、食べられる味だ。一度は試してみる価値はあると思う。
食べられる物を捨ててしまうのは惜しい。コラーゲンが豊富だから肌が綺麗になることは間違いない。
「豚の尻尾は美容食だ」と高名な料理専門家が言い出すと、途端に豚の尻尾が売れるようになるんだがなあ。

2006/8/14

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卵のモツ

R0017640pct20 これもタイ人の好みの食品だ。卵のモツと俺は言っているが、もう少しましな名前があるはずだ。それを俺は知らない。

雌鳥の体の中には一万個の卵の素が入っている。それに白い殻を取り付けて雌鳥は毎日一つずつ産み落とすのだ。雌鳥の腹の中にはまだ生まれる前の卵が沢山入っている。この卵の部分だけを食べる。
日本のスーパーでも売っているからそれほど珍しい食べ物ではない。ウチではこれでシチュウを作っている。

2006/8/15

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鶏を焼く

R0017786pct20鶏を焼く時は名古屋のきしめん程の幅の二本の竹に鶏を挟む。竹の両端は針金で留める。この写真ではちょっと解りにくいかも知れない。
なにも竹の詳細な写真を見せなくても、これだけ言えば想像がつく。この写真で焼き鳥屋がどんな光景なのかよく解る。

長距離バスがバスターミナルに到着する。焼き鳥屋がこの竹串と餅米を持ってバスに乗り込んでくる。
「焼き鳥、餅米はいかがですか?」
バスの中に美味しそうな臭いが立ちこめる。

タイの社会にこんな制度があるとは知らなかった時、バスの中で食べる食料をコンビニで買ってバスに乗り込んだ。コンビニでの食品の値段は高い。
バスの中で買える焼き鳥の方が安くて美味しい。

2006・8・15

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鶏の膝

鶏屋の店先で何かを煮ている。見たところ、鶏の尻の部分に似ている。これを求めた。家に持ち帰って食べた。鶏の尻だと思ったが全然違うのだ。普通の肉だ。味は鶏肉だ。いったいこれは鶏のどの部分なのだ?手羽の部分にしては変だ。手羽にはこんな肉はついてない。
ヌチャナートに聞いたら、膝の関節だという。R0017572pct20
言われてみれば確かに膝の関節だ。鶏の膝にこんなにも美味しい肉がついているなんて知らなかった。
日本人は本当に肉を無駄に使っている。日本に肉食文化が入り込んでからまだ100年しかたっていない。
肉食文化がもっともっと浸透すれば、鶏一体からとれるあらゆる肉を食べるようになる。こうなるには少なくともあと100年はかかるな。

2006年8月7日

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鶏の足

ポルトガルでは鶏の足をトマトソースで煮込んで食べる。チリーを入れてちょっと辛い味にしあげている。これをパンと一緒に食べる。この食べ方も美味いものだ。R0017574pct20
昨日タイの市場で鶏の足を空揚げにしているのを見た。
物好きな俺は鶏の足を買い込んだ。鶏の足を売っているおばさんは無造作に鶏の足を袋にいれる。
「右足と左足を同じ数にしてくれよ」
おばさんは鼻で笑って客である俺の要求を無視した。

鶏の足と言うとゲテモノ喰いと軽蔑する人がいる。
これも食べてみると美味いぞー!
間接部分が美味い。こりこりしていている。ここにはコラーゲンが沢山ある。
お肌にいいと言ってコラーゲンの錠剤を高い金をだして買う人がいる。
そういう人は鶏の足を喰う俺を軽蔑する。
コラーゲンの錠剤を作っている会社は鶏の足などを原料にしてそこからコラーゲンを取り出しているのだ。
鶏の足を食えばコラーゲン錠剤など買う必要がないのだ。

2006・8・7

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鶏の尻

R0017800pct20 日本人の感覚では屋台、こちらタイではごく普通のレストランに入った。女学生がいっぱいだった。その店から鶏の尻を焼いている行商人が見えた。ヌチャナートが
「買ってきて」と丁寧に頼む。実際は買って来いという命令だ。行商人の所でヌチャナートに「幾つ買う?」と怒鳴る。
ヌチャナートは指を二本あげる。

俺は屋台の店で焼き飯を頼んだ。焼き飯が出てくるまで水を飲んで待っていた。ヌチャナートが鶏の尻を食べながら
「美味しいわよ。食べる?」と聞く。
「いらないよ」
「食べてご覧なさい、おいしいから。」
余り何度も美味しいと言うので食べてみる気になった。食べると本当にいい味付けだ。ヌーの言う通り美味しい鶏の尻だ。ヌチャナートは更に買うと言い出した。今度は自分で買いに行った。鶏の尻と餅米を一緒に買ってきた。

焼き飯が来た。レモンを絞り、唐辛子を加えた。期待した味ではなかったがまあまあ美味しい。女学生が沢山集まる理由が解った。
この店は味はともかく、安くて量が多いのだ。日本でも大学の近くの食堂は量が多い。タイの女学生も安くて腹いっぱいになる店が好きなんだ。思わず笑ってしまった。

俺が焼き飯を食っている間、ヌチャナートは鶏の尻を一人で食っていた。
日本のレストランでは食べ物の持ち込みは嫌われる。
タイのレストランでは嫌われることはない。

2006・8・16

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油を売る

R0017743pct20金持ち階級が行くスーパーなどでは日本と同じようにプラスチック瓶に油を入れて売っている。庶民が行く市場では油はポリ袋に入れて売っている。理由は解らないが、袋を膨らませている。
こんなことをすれば油が空気に触れて酸化しやすくなるのにと心配する。
商品価値を保つためには袋を膨らまさない方がいいのではないかと思う。しかし何処の店でも膨らませているのだから、必ず意味があるはずだ。R0017747pct20
家庭では買ってきた油を缶などに入れるはずだ。袋が膨らんでいないと缶に入れにくい?
膨らんでいることでクッションの役目をはたす。
ブランドを印刷した袋に入れて売っている店もあった。もっと小さな店では既成の無地の袋に油を入れて売っていた。
2006・8・14

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薬酒屋

R0017843pct20彼と知り合ってもう何年になるか?
大きな火炎樹の木の下で薬酒を売っていた。ある時、彼を訪ねると火炎樹がなくなっていた。風で倒れたのだという。
真っ赤な見事な花を咲かせる木だったのに惜しいことをした。俺が英語で話しかけるとタイ語で返事が返ってきた。気があうというのか、なんとなく分かり合えた。
彼の店は市場の近くにあったので、市場で買い物をする間は荷物を彼の店に預けている。
写真を撮り、次回に訪ねる時に写真をあげるのだ。そんな関係だが、タイを訪ねる時は彼の店を訪ねた。

昨年、市場は改装されていた。市場の外にある彼の店も煽りをうけた。
もうその場所では商売ができない。彼の店の隣にミシンで衣類の手直しをする店がある。その店のオヤジに薬酒屋の居所を聞いた。
「あの辺にいる」と指を差す方角に行ったが彼を見つけられなかった。

今回も、もう会えないのかなと思いつつ市場に出かけた。
彼は市場の中に店を構えたのだ。出世かな?嬉しかった。彼も俺を覚えていた。いろいろな薬酒を売っている。
ウイスキーのシングルグラスに薬酒を一杯ついでくれる。
強い酒だ。ぐっと飲むと冷たい水をくれる。今年会っても来年はいなくなるタイ人が多い中で彼は堅実に商売を続けている。
大きな商売ではないが、長年安定した商売をしている人はそれなりに顧客がつき、信用されるのはタイも日本も同じだ。

2006/8/16

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鶏ガラの空揚げ

初めて鶏ガラの空揚げを見た時は驚いた。タイ人はこんなものまで食べるのか!
バンコックのワニ園では鶏ガラをポリバケツにいれて売っている。
鶏ガラをワニにあげると日向ぼっこで眠っているように見えるワニが大きな口をあけてぱくっという音を立てて鶏ガラをひと飲みにする。
こんなものは人間が食うものではないと思うだろう。俺もそう思った。

食べてみると、鶏ガラの空揚げは美味しいよ。
鶏ガラにこんなにも肉がついているのかと思うほど肉がついている。
鶏の腿肉や胸肉も上手に空揚げすれば美味しいが、たいていは熱がかかり過ぎて肉が白く固くなる。そんな肉はぱさぱさして美味くない。

鶏ガラの関節部分は熱がよく通っているのでコリコリしている。鶏ガラの空揚げが好きになった。偏見に捕らわれないで食べてごらん、美味しいよ。
これは絶対にお勧めものだ。なにしろ、ガラだから安いしね。
写真を撮っていたと思ったが、撮ってなかったんだな。
惜しいことをした。

2006/8/7

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母の日

女王誕生日はタイの休日で あり、タイ人はこの日を母の日としている。
この家のお婆ちゃんが4年ほど前になくなった。母の日にお婆ちゃんのタンブンをするというので焼香に伺った。R0017589pct20
その時に出ていた料理と飾りだ。

2006・8・12

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驚いた

今回は食品の包装を主体にして食品を見ている。食品がどのように包装されている、ど のように結ばれているかを見ている。R0017776pct20
ソーセイジは豚や羊の腸に肉を詰める。肉が詰まった腸を適当な長さで縛る。ソーセイジがポリ紐で結ばれているのを見ても驚かなかった。
昔は綿糸を使っていたからそれがポリ紐に変わっただけだ。

この店のソーセイジは結んでいないのだ。腸を竹串で留めているのだ。ただ単に腸を捻って串で留めたのでは、捻りは戻ってしまう。右に捻ったら串をさし、左にねじりまた串をさす。こうして捻った腸が捻られたままになる。
R0017648pct20竹串を使って腸詰めができるなんて考えてもいなかった。
腸詰めを作るには紐か糸が必要だと思い込んでいた。既成の概念を破られると、頭をぶんなぐられるように気がする。

もし俺が紐も糸も待たないのに、腸詰めを作れと言われたら出来なかった。
今ならできる。
多分この知識が役立つことはない。でも必ずこの知識を何かに応用できる。R0017649pct20

2006・8・10

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2006年8月26日 (土)

豚の頭2

豚の頭を売っている。これを専門に食べさせている屋台があった。
今回は豚の頭を食べてみようと楽しみにしていたのに、その店はもうなくなっていた。R0017791pct20
豚の頭はいろいろな料理ができるはずだ。耳はこりこりしていて美味しい。豚の耳は日本でも食べることができる。もちろん耳垢は落としてあるはずだ。そんなことを考えたら何も食べられない。
頬肉は通常の豚肉と同じ料理に使える。
脳味噌はどうやって食べるのか?脳味噌なんてゲテモノだと思うでしょ。R0017792pct20
フランスのカフェテリアでも脳味噌料理をだしているぞ!
フランス人が食べるのだから脳味噌料理はゲテモノではないと納得する人はグルメだなんて自称しないでください。自分が食べて美味いと納得する料理を堂々と美味いと言いましょう。
他人がどう言おうとも無視するのです。そうすれば本当に美味しいものが世の中に出てくるのです。
同じ物でも国によって料理のしかたが違う。
調理の仕方で全く違う味になる。味の世界って楽しいよね。

2006/8/6

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ソーセイジ売り

日本ではソーセイジは熱のかかったローラーに乗せて転がしながら焼く。鉄板の上で焼く。ソーセイジに串を挿して、串を挟んだローラーが熱源の周囲を回りながら焼く機械もある。

R0017765pct20タイのソーセイジ屋は屋根型の網のような物を使う。屋根の下に炭を置く。売り子がソーセイジを回しながら焼いている。
これは狭い場所を有効に使う方法だ。このようなソーセイジ売りは屋台のような小さな店だ。小さな屋台にいろいろな物を乗せるために自然にこのような形が生まれたのだ。

2006・8・14

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インドカレー

ビエンチャンでヌチャナートをインド料理の店につれて行った。ヌチャナートはインド料理を食べなかった。インド料理というのは日本人からみると、どの料理を注文してもカレー味なのだ。
インド料理は香辛料の香りが強すぎると彼女は言うのだ。
「おいおい、タイ料理だって香りが強いぜ。あのパクチーの香りは酷いもんだぜ」と言いたくなる。
タイ料理とは異なる香りなのでヌチャナートには強い香りと感じるのだ。
日本で生活している間にヌチャナートは日本のインドカレーを食べるようになった。ヌチャナートにとってカレーとの出会いは日本である。
インドカレーのことをヌチャナートは日本のカレーと言っている。日本のカレーはインドのカレーとは違った味になっている。インドの宗主国だった英国がカレーを英国に持ち帰った。
外国航路の日本郵船が英国からカレー文化を日本に伝えた。そして日本で独自にカレー文化が発達した。日本にカレーが入ってきたのは、お金持ちのハイカラな家からだ。女中がご主人の食事をみてトイレを連想した。
「うちの主人は汚らしいものを食べる」と驚いた。
だからヌチャナートが日本のカレーと言うのも間違いではない。

「日本のカレーをタイに持っていき、近所の人に食べさせましょうよ」とヌーが提案した。
面白い、やってみよう。

市場で玉ねぎと人参を買った。じゃが芋を買い忘れた。タイ料理ではこれらの野菜をあまり使わない。ヌチャナートが日本のカレーを作った。
顔見知りの行商人がやってきた時、この話を思い出した。
「何を作っているの?」
「味見してごらん」
行商人は鍋の蓋をとって不思議そうにカレーを見ている。
「ウンチだよ」
「違うわよ」行商人は笑っている。

出来上がったカレーを近所の人に試食させると、お世辞で美味いと言う人ももちろんいる。気に入ってもりもりご飯を食べる人もいる。
初めてカレーを見た子供は「なあーに、これ?」と食べ物の様子をうかがっている。誰でも初めて見る食品を警戒するのだ。それが動物の本能だ。
幾ら子供に食べろと言っても食べない。

カレーをタイの米で食べた。カレーの汁を米が吸い取ってうまい。
飯が口の中で粘らないのだ。日本の米でカレーを食うより、タイ米で食ったほうがうまい。
これは新しい発見だった。
「コシヒカリを使っている」ことを売り物にしている日本のカレー屋がある。
タイ米はインドの米と同じインディカ種だ。元々はインドの料理にインドの米に似たタイ米で食べれば美味しいのは当然だ。
「タイ米を使っている」ことを売り物にするカレー屋が日本に出てきてもいいと思う。

2006・8・16

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蓮の実

うーん、特に美味しいというものでもない。これも食べられるということを確認したに過ぎない。R0017676pct20
蓮の実を沼地に入って取ってくる労力はかなりの物だと思う。取ってきた蓮の実を切って洗う。束ねて初めて商品になる。
これで幾ら売れるのか知らないが、労力と対価について考えてしまった。

2006・8・10

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ソーセイジを結ぶ

ソーセイジは肉を豚腸に詰めてから適当な大きさに結ぶ。ソーセイジ売りを何度も見ているが、ソーセイジをどのように結んでいるのか見ていなかった。ソーセイジが出来上がって乾燥させていた。R0017567pct20
どのように結ぶのか見た。綿糸を使っている?綿糸は高いので今ではプラスチックの紐を使っている。やはり時代は変わっているのだ。

これから売りに行くのだと言う。このソーセイジはタイ東北地方の特徴である米入りのものだ。食べると酸味がある。
「酸味が出るまでにどのくらいかかるの?」
「計ったことがないから分からないわ」
質問を変えた。
「これは今朝、作ったものだよね」
「そうよ」
「いつ、売りにいくの?」
「お昼ごろね」
「お昼には酸味がでているの?」
「酸っぱいわよ」
この熱さで乾燥させているうちに醗酵が進み酸味が出てくるのだ。
酸味が出るまでに4時間くらいかかるようだ。

2006・8・7

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氷売り

昔のことだ。「タイでは水道の水は飲むな。氷は使うな。氷は汚い水で作ってあるからどんなに綺麗な高級ホテルでも氷は使うな」と忠告された。R0017718pct20
最近、思うのだが、現在では製氷屋の衛生管理は改善されているので、タイの氷はほぼ安全と見ている。一度、驚くような事実があった。 ここなら大丈夫と思われる綺麗な大きいスーパーで氷を買った。日本でも売っているようにポリ袋に入った氷だ。
これは製氷屋が袋詰めしてスーパーに持ってきたものだから、安全だと思っていた。
袋から氷をだすと木片も出てきた。まあ、これは特別な事情があって起きた突発的事件と好意的に解釈しよう。製氷段階では氷は衛生的だが、流通段階で氷は汚染される。R0017719pct20

氷はこのようにトラックに積み込まれる。 御用聞きに回り、注文をとると、トラックか
ら氷を担いでくる。氷は肥料などが入っていた丈夫なプラスチックの袋に入っている。
そして氷を袋から氷箱に空けるのだ。袋は何度でも利用する。使用前に袋を洗うのかどうか不明だ。多分、洗わないだろう。
氷をトラックから取り出す時は、泥がついたサンダルでトラックに乗り込む。

氷の形も氷の使用目的によって違う。冷蔵用には三キロほどの塊を使う。
タイ人はビールを飲む時、コップに氷を入れる。 R0017722pct20
その時の氷は直径5センチほどの円筒状の氷を使う。その氷は直径2センチほどの空洞がある。
冷蔵庫に氷がない人が氷を買いに行くと、ポリ袋にこの氷をいれてくれる。
この形の氷は販売用の物でもある。
氷をポリ袋に入れる時は氷用のアルミのスコップを大抵は使う。
汚い手で氷を袋に入れることもある。
氷が流通上で汚染されることがこれでも解る。R0017721pct20

コーラ、ジュースなどの飲み物には小さな砕片状の氷を使う。
砕片状の氷を袋に入れる。それに飲み物を空けてストローを氷に挿す。

氷という食べ物を運ぶトラックだが、埃だらけだ。
食べ物がこんなもので流通していると知ったなら、日本では絶対に売ることができない。



2006・8・13

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芭蕉煎餅のような

胡麻入りの芭蕉煎餅のようなものを焼きながら売っている。
俺の好みの味ではない。今回は食品の包装などを主体に見ている。R0017677pct20
ここで面白い物を見た。焼き上げた煎餅を竹筒に入れるのだ。煎餅は竹筒の太さで丸くなる。長年使っているので竹筒はいい色になっている。

2006・8・11

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堅い焼きそば

これは日本でも見ることができる。それと全く同じだ。
味付けと野菜などが違うだけだ。日本人はなんの違和感もなくこれを食べることが出来る。ここの味付けは辛みがない。R0017688pct20日本で食事をしている感じだ。
もう焼きそばも残りが少なくなった頃、酢を入れるともっと美味しくなることを思い出した。今更、酢を探して入れるのも面倒だ。もったいないことをしたと悔やみながら食べ終わった。

2006/8/11

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長い豆

R0017746pct20 この長い豆は輪ゴムで留めて売っている。客は欲しい本数だけ豆を引っ張り、輪ゴムから抜き取って行く。値段は本数あたり幾らか、重量で売っているのか聞きそびれた。
長さで驚く豆だ。

2006/8/14

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派手な寿司

R0017803pct20派手な寿司を売っていると思った。よく身ると寿司ではない。魚の練り製品だ。
こんな色の食品が日本で販売されることはない。着色料の安全性は確認されているのだろうか?
昔の日本も派手な色が食品に使われていた。色を派手にするほうが売れたからだ。そのうちに派手な色は気持ちが悪いという風潮が生まれて食品の色がおとなしくなった。


タイでも同じ道を辿るのだろうか?
この暑い気候の中では派手な色でないと食欲をそそらない?
うーん、どうなるのかわからない。
この寿司みたいな食品は笊の下に鍋があり、蒸気で温めていた。

2006・8・16

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タイの納豆

タイでも納豆があると聞いていた。タイにある日本料理に興味を持っていなかったので納豆を探していなかった。デパートの食品売り場を見ていたら納豆があった。タイ人に納豆を食わせてみよう。R0017846pct20
納豆を買うことにした。店にある納豆の包装を見ると微妙に色が違っている。包装の後ろに賞味期限のような物が書いてある。
数字から判断して新しそうな物を買ってきた。包装は昔の納豆のように経木を三角形に折り畳んだ形になっている。今の日本でこのような物を探すのは困難だ。
タイでは経木はないので紙で包み経木に見せかけてある。

家に帰って近所の人に納豆を食べさせてその反応を見たかった。
包みを開けると黴が生えていた。食べるのは諦めて臭いを嗅がせた。
いい加減に臭いを嗅いで「いい臭いだ」と答える奴がいた。
鼻をしかめて「これなんの臭い?」と嫌な顔をする真面目な奴もいる。

それにしてもデパートで黴の生えた食品を買ったのは残念だ。
タイ人は先入れ先だしの習慣がない?
俺は年月日の略号が解らないから古いものを買ってしまった。新しい物の在庫数が少なく、古い物の在庫数が多い。在庫数が多い方が新しいと判断した。
それが間違いだった。R0017847pct20

2006・8・17

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食用の亀か?

市場でウナギや亀を売っていた。寺などでは鰻や亀を放生のために売っている。これらを買っては池や川などに逃がしてあげて徳を積む。
タイ人にとっては来世の為に徳を積むことは大切なのだ。それを理解している俺だが、市場の食べ物を売っている場所でこの亀を売っていたから亀を食べるのだと思った。R0017756pct20
おかしいな?と思いながらも食べ物とその容器というテーマに従って亀の写真を撮った。家に帰ってタイ人にこの亀を食べるのかと聞いた。
「食べないわよ。タンブンよ。」と一笑にふされた。
さらに彼女は続けた。
「肉なんかないわよ」
食べないのに亀に肉がないとどうして知っているのか?
不思議な女だ。

2006・8・15

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焼きバナナ

日本ではバナナは生食する。時々、真っ黒くなった乾燥バナナを見かけるが、生食、乾燥それ以外の食べ方を日本ではしない。タイにある小さいバナナは焼いたり油で揚げて食べる。R0017766pct20
焼きバナナ屋に年季の入った木の道具がある。この道具に焼いたバナナを挟んでバナナを平らにする。
そうすると味がよくなる?
平らにしたことで味が向上するとは思えない。おそらく伝統的な姿なのだろう。
平らにする理由はタイ人でも知らないだろう。

2006・8・14

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北から来る

昔、鳥のバーベキュウを売っている店に入った。
店の男が「この鳥は北のものだから美味しいよ」と言っていた。
日本でも同じようなことを言う。北にあるチェンマイは南のバンコックより涼しい。
涼しい場所から来るものは高級と考えるのだ。

8月だというのに柿を売る店があった。珍しいので柿の産地を売り子に聞いた。
「これはチェンマイから来たものですよ」
チェンマイで柿が出来るはずがない。しかも今は8月だ。絶対に嘘だと思った。
別の店に行くと柿と英語で書いてあるダンボールがあった。ダンボールには中国産と書いてある。チェンマイの問屋が中国産柿を輸入した。英語を読めない売り子はその柿をチェンマイから買ったからチェンマイ産だと誤解しているようだ。

日本でも「北国の春」「北国のなんとか」というと北国がなんとなくロマチックに聞こえる。タイ人にも北国のチェンマイと言うと郷愁をそそるロマンチックな感覚があるのかもしれない。

2006・8・11

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2006年8月24日 (木)

南瓜のお菓子

こんな綺麗な南瓜のお菓子を売っていた。売り子のおじさんは片言の英語を話す。
「甘いよ。このお菓子には卵を三個、使うんだよ」
うーん、もういろいろな物を買い過ぎた。そんなに食えないよ。次回にしよう。
R0017785pct20 こういうものを次回、見つけようとすると見つからないものだ。
珍しいものを見た。これは絶対に買おう。しかし、今買うと重くなる。帰りに買おうと思いながら先に進む。戻ってきてお目当ての食品を買おうとすると、その店が見つからないのだ。
「たしかこの辺にあったのに?まだ店じまいをして帰っていないはずだ。」
この南瓜のお菓子も次回、見つけようとすると見つからないかもしれない。

2006・8・15

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焼きお握り

これはタイの東北でしかないものかもしれない。東北の人は餅米をよく食べる。
普通の米はぱさぱさしている。お握りにしようとしても飯は固まらない。
餅米ならお握りになる。この餅米のお握りを焼きお握りにするのだ。
お握りをとき卵につけて焼き上げるのだ。店によって味が違う。
R0017787pct20初めてこの焼きお握りを食べた時、うまいと感動した。あちこちで焼きお握りを買ったが初めて買った店の焼きお握りがいちばん美味い。

2006・8・15

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小学生相手の

小学校の裏に小さな店がある。ボロボロの家だ。しかし、学校があるので小学生を相手に商売をしていける。日本では考えられないが、学校にはいつでも誰でも入っていける。 二、三年前に精神異常の女が学校に入り込み小学生を殺したか傷つけた事件があった。その事件後も何の変化もおきていない。R0017560pct20
この小学校の校庭から裏の店とは地続きでなんの障害、塀もない。
変質者が学校に入り込んで女生徒にいたずらをするなんて事件が今起きてもおかしくない。日本人からみると不用心で恐ろしくなる学校だ。大人が子供を守らなくてはいけない。R0017561pct20
子供達は食事をしないで学校に来るみたいだ。ここで子供達がラーメンを買って食うのだ。ラーメンの他に子供達のお小遣いで買える小さなお菓子を売っている。順番待ちをしながらラーメンを作ってもらい、こちらで食べる。

R0017809pct20学校からの帰り道、案内してくれた男に聞いた。
「あの店でビールを売っているの?」
「売っているよ」
「子供にビールを売るの?」
「売るよ」
「子供達はビールを飲んで授業を受けるの?」
「そうだよ」
「・・・・」
まさかそんなことはないだろう。もしこの話が本当だと笑っちゃうね。

校内に売店があって生徒が自主運営をしているようだ。

2006・8・7

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唐辛子の小売り

小売り商人が唐辛子を袋詰めしていた。唐辛子のそばに火のついた蝋燭があった。唐辛子は油を多く含んでいる。乾燥した唐辛子に火がついたなら簡単に燃え広がる。危険だ。これには必ず何かの理由があるはずだ。黙って作業を見ていた。

唐辛子をポリ袋に詰める。秤量する。ポリ袋を折る。そして折った部分を蝋燭の炎にあてることで袋をシールしている。蝋燭はヒートシールの熱源だった。こうして袋を熔融しておけば乾燥させた唐辛子が湿気を帯びることはない。

俺たち日本人はポリ袋をシールするには機械が必要だと思い込んでいる。
タイ人は熱を加えればシールできると知っている。熱源は何でもいい。蝋燭は一番安価で熱の温度が一定している。
経済的には貧しいがタイ人の知恵に感服した。頭をぶった叩かれる思いがした。

2006・8・15

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タイラーメン

日本人の目から見ると小汚い店に入った。しかしこの店はこのあたりでは立派な店なのだ。町の一等地にある店だ。タイ語の他に英語と日本語のあるメニュウをウエイトレスが持ってきた。可愛い娘ではなく中年太りのおばさんだ。R0017539pct20 料理を選ぶのも面倒だ。ちょっと飯を食いたいだけだ。俺達がタイラーメンと言っているバーミナームを注文した。
ラーメンを注文するとこのように酢、焙煎した唐辛子、甘たるい醤油と砂糖がはいった物をもってくる。さらにナンプラも一緒だ。ラーメンが来た。さっそく食べようとして写真を撮ることを思い出した。
丼の上に中国風の箸がのっている。これが邪魔だ。取り除こうと思ったが考えを変えた。これがタイで客にだす方法なのだ。

R0017538pct20 屋台ではテーブルの上にある空き缶などに突っ込んである箸を客が勝手にとるのだ。ここはレストランだからちょっと上品なのかもしれない。日本では見られない出し方なので、これは面白いと思い直した。

昔、急にタイラーメンが食いたくなった。
「ラーメン食いたいな」
「ラーメンかい?買ってきてあげるよ」
金を渡した時、うっかり「砂糖をいれるな」と言うのを忘れた。持ってきてくれたラーメンには砂糖が入っている。いやあー失敗した。甘いラーメンスープなんて飲めたものじゃない。
せっかく買ってきてくれたタイ人の手前、不味いとは言えない。
我慢して食うのだと自分に言い聞かせた。麺や具を食う。唐辛子が沢山入っているので辛い。タイ人が丁度良いと感じる辛みなのだ。
辛みが効いているな、効き過ぎだと思った。
そして甘いスープを飲むと、甘味が何とも言えない美味しさなのだ。
熱帯の太陽が遠慮なく頭を照らす。
不味いと思った甘いラーメンスープがこんなにも美味しいとは思わなかった。
唐辛子の量と砂糖のバランスがとれないと不味くなる。
俺にはそのバランスがとれない。どうしてもあの時の美味さがでない。
甘すぎるか辛すぎるのだ。今は諦めて砂糖をいれないバーミナームを食べている。

2006/8/6

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2006年8月23日 (水)

豚の頭

R0017500pct20 豚の頭を開いたものを売っていた。タイ人は脳味噌を食べないのかも知れない。肉部分しか売っていない。鼻は切り開いていない。
この頭だけでも2キロ位かな。これでどんな料理ができるのか楽しみだ。
特別な料理ではなくて、肩肉や腿肉と同じ料理だったならがっかりだな。味付けがちょっと違う料理があるのではないかな。

2006・8・11

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海老の踊食い

これは美味い料理だ。川海老を取って来て、生きたままナンプラ、唐辛子やニンニクなどの香辛料のなかに入れるのだ。
驚いた海老はピョンピョン跳ねる。その姿が踊っているように見えるので、踊食いという。タイ語でもクンテンと言い、踊る海老という意味だ。R0017815pct20_2
海老を捕まえて噛むと海老の殻が破れてぷちっと甘い汁が飛び出す。それが唐辛子の辛味とあう。いろいろな香辛料が口の中で混ざり合う。田舎の茣蓙の上で出された料理だから馬鹿にするけど、これがちゃんとしたレストランだったなら高級料理になってしまう。そのくらいこれは美味しい料理だ。

出された海老はちょっと大きめなので殻が固かった。踊食いにするのならもう少し小さなものがいい。

体が白くて綺麗な海老だが、多くの海老は汚い水から取ったものだ。
翌日は下痢をするかもしれないことを覚悟して食べたほうがいい。
地域にもよるが、寄生虫がいるかもしれない。
危険もあるが、旨味も沢山ある料理だ。
高級レストランで出されたからと言って安心してはいけない。
レストランでは綺麗な水で洗ってくれただろうが、寄生虫の検査までやっていない。是非、食べて貰いたい料理だが、危険があるのでお勧めできない。
興味のある人はお試しください。美味しいことは保証します。

2006/8/13

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タイの蒲鉾

ヌチャナートが蒲鉾を食べて言った。
「同じ物がタイにもあるわよ」
「ふーん幾ら?」
「安いわよ。5バーツ位よ。」
「何処で売ってるの?」
「道端で売っているわ」
「タイへ行ったら食べてみよう」

R0017483pct20 空港からタクシーでバスターミナルに向かう。バスターミナルでは運賃が値上がりしているのを知り驚く。
世界的なガソリンの高騰だからしょうがない。バスに乗り込もうとした。ヌチャナートが言い出した。
「サミイ、蒲鉾をたべる?」
タイで蒲鉾をみたら教えてくれと頼んでいたのを覚えていたのだ。

この光景はタイではよく見かける光景だ。こんな所で蒲鉾を売っているなんて気づかなかった。蒲鉾と言われるものを試食した。
日本の蒲鉾はこれどもかというほど細かなすり身にしている。
タイの蒲鉾は粗い摺り身で舌触りがざらざらしている。
どちらかといいうと鰯のつみれのような感じだ。味はもちろん美味しい。
蒲鉾だと言われて食べたから違和感をもったが、つみれだと思って食べたなら
美味しい食品だ。

2006・8・5

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危ない椅子

R0017702pct20通りに並んだ商店と車道の中間にある歩道に露天商は店を並べる。歩道の幅は決まっている。既存の店と露天の間に通行できる幅を設けなくてはいけない。
おのずと露天商の店の大きさは決まってくる。自分が勝ち取った場所を出来る限り有効に使って沢山の商品を並べたい。

子供達が車道に飛べださないように車道と歩道の間にステンレスパイプの柵がある。この柵は露天商が車道に荷物を置かないようにする役目も果たしている。
露天商にとっては邪魔者のこの柵を上手に利用している露天商がいた。
この柵に椅子を取り付けたのだ。こうすれば店のスペースを最大限に利用できる。柵の上に座った露天商は車に接触する危険がある。
その危険を承知の上で柵の上に座っているのだ。
よく考えたものだ。

2006・8・13

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タイのまな板

R0017771pct20調理にまな板は欠かせない。タイ人のまな板は中国人のまな板と同じく丸太を輪切りにしたものだ。殆ど洗うことがないから、不潔だ。これで病気にならないから彼等は不潔だと思っていない。真っ黒の板の上を包丁でこするとどろどろとした脂肪がでてく
る。買った時は丸太だったが、使っているうちにひび割れがする。
このまな板も10年は使っている。このまな板の上で肉や魚を叩くので真ん中がすり減っている。

2006・8・15

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バナナ容器の菓子

R0017499pct20 バナナの器にいれたお菓子がある。バナナの歯を折り込んで小さな竹の楊枝で葉を留めいる。


R0017504pct20 ホッチキスで留めてある容器もあった。食品が直接触れる容器に食品衛生法で認められていないホッチキスを日本では使うことができない。ここタイではそんなことに構わない。



R0017505pct20_2 これは甘い小麦粉だ。

R0017506pct20この器に甘い小麦粉をいれる。
 

R0017507pct20こんな蒸し器に並べて蒸せばおしまい。

2006・8・6

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トイレットペーパー

ここタイではトイレットペーパーと食べ物は大きな関係がある。
雨が降らない限り、タイの屋台で食事をするのは楽しい。
見ている前で注文した食事を作ってくれる。
R0017518pct20無愛想な人もいるが、たいていはにこっと微笑んで料理をもってきてくれる。

テーブルの上には紙ナプキンはない。その代わりにトイレットペーパーをおいている。この紙で食べ終わった時に口や手を拭く。

この他にトイレットペーパーは変わった使い方をする。この紙で皿やスプーンなどを拭くのだ。なぜ皿やスプーンを拭くのかというと、屋台では汚い水で食器を洗っているからだ。半固定の屋台では水道が来ている。
しかし水を節約するのか、洗剤を節約するのか食器が十分に綺麗になっていない。客は自衛のためにテーブルの上のトイレットペーパーで食器を拭くのだ。
大抵の屋台では丸いプラスチック容器にトイレットペーパーをいれている。
この店では四角い容器にトイレットペーパーを入れている。

2006/8/7

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気になる食べ物

前々から気になっていた。多分、食べたことがあると思うがどんな味なのか覚えていない。R0017761pct20
自転車を借りて近所を走っていた。気になる食べ物が目に入った。これを食べようと決めた。R0017621pct20

皮付きの豚の背脂を脂で揚げたものだと思っていた。近くでよく見るとバラ肉だ。これをくれと注文したが、おばさんは俺が何を食いたいのか分からない。

R0017619pct20「どう料理しますか?」
「なんでもいいよ」
困ったおばさんが旦那に相談した。 旦那が出てきて
「焼き飯にしますか?」と聞く。
「ああそれでいいよ」
おばさんは焼き飯を作り始めた。こんな焼き飯が出来上がってきた。
あれだけ気になっていた食品だがこうやって食べると豚肉入り焼き飯と変わらない。

時々外側の堅くなった部分が歯にあたる。ちょっと期待外れだった。
肉はそれほど美味しくなかったが、レモンをぎゅーっとしぼって酸味をだす。
唐辛子入りのナンプラをかける。 こうすると焼き飯の味が引き立って美味しい。
タイに来たら焼き飯、カオパッドを食べなくちゃ損をする。
これは安くて美味しくて腹いっぱいになる。
何処でも気楽に食べることができるのが嬉しい。

2006/8/9

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機内食

今回はビジネスクラスで旅をした。食事はビジネスクラスはさすがに違う。
布製のテーブルクロスがかかる。食器は本物のナイフとフォークだ。
瀬戸物を使っている。プラスチックではないんだぞ。
ビジネスクラスなんてめったに乗らないので舞い上がってしまい、食事の写真を撮るのを忘れた。バンコックに到着前にスナックのオープンサンドイッチがでた。
R0017492pct20こちらはどこでも見られる料理なので珍しくない。
ビジネスクラスらしい違いは塩胡椒の容器にあった。
通常は紙袋にそれらは入っている。ビジネスクラスではこんなかわいい容器にはいって
いる。

2006・8・5

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タイのワッフル

R0017783pct20 このタイのワッフルは美味しい。イギリスのワッフルとフランスのクレープのあいのこかな?どちらかというとクレープに近いかもしれない。
丸い型枠に薄い小麦粉をたらす。砂糖をぱらぱらと撒く。コナツの白い身を入れる。半分に折り畳んで半月状にする。
ちょっと甘くて、ココナツの香りがして美味しい。

2006/8/15

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蛙の空揚げ

生きた蛙を売っているのを何度も見た。蛙の腹を割いて売っているのも見た。
今日は蛙の空揚げを見た。腹を割いた蛙を乾燥させる。それから油で揚げるのだ。
R0017789pct20 ポリ袋に何匹かをいれて売っている。買う人がいるから売れるのだ。タイの市場を歩いていると次々と面白い食品に出会うので飽きることがない。
この写真ではどれが蛙の空揚げか分かりにくいだろう。
手前左下が昆虫、真ん中の黄色いのが鶏の卵でまだ腹の中にあるもの。
卵の左が蛙の空揚げ、卵の右上が生の蛙だ。

2006/8/15

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ロートタラート巡回販売

直訳すると「自動車市場」となる。このように自動車にいろいろな物を積み込んで路地から路地を売り歩いている。手前の金属の棺桶のようなものは氷蔵庫でここに肉やら魚など冷蔵するものを入れている。
野菜香辛料など何でも売っている。わざわざ町まで買い物にでる手間が省ける。

たいてい夫婦で売り歩いている。旦那が車を運転して売り場に来るとテーマミュージックをかける。女房はトラックの後ろに行き、販売する。これは少々、高級な部類の行商人だ。 巡回販売とでもいうのかな?日本にも似たような商人がいR0017773pct20 る。
この下の中級の行商人になると自動車ではなくバイクに大きな籠をつけていろいろな物を入れて売り歩く。可能な限りの商品を籠に吊るしている。時には新聞まで売っている。
更に格が下がると肩から天秤棒で商品を吊り下げて売り歩く文字通りの行商人になる。

2006・8・15

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チュウインガム卸商

タイには「ソイ」という地域がある。「ソイ」を英語ではlaneと言っている。
日本語にすると横丁とか小道となる。大きな通りを魚の背骨とする。ソイは背骨についた小骨のように大通りにつながっている。英語のlaneや日本語の横丁は直線もしくは曲線である。「ソイ」は大通りから入った平面の地域を言う。もちろん大通りにつながる一本道のこともある。

R0017755pct20

長い道のこともある。広い道のこともあるが市内にあるソイはたいてい細い道で人口が密集している。そんな道には自動車は入れない。自動車も入れない場所だが人口が多いのでソイの住民を相手にした商売ができる。
細いソイの中にバイクが入ってきた。バイクの後ろにはロッテと書いた箱がある。バイクでソイからソイを走り回りあちこちの小売店にガムを卸すのだ。面白い商売があるもんだ。

2006/8/14

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屋台のコーヒー売り

町ではこんなコーヒー売りがいる。こういう暑い国でネルの袋で
濾した熱いコーヒーを飲むのも美味いものだ。
昔はヌチャナートはコーヒーを飲まなかったが最近は飲むよう
になった。タイでも熱いコーヒーを飲んで喜んでいる。R0017517pct20_2

ここではポリ袋に氷を入れて熱いコーヒーをアイスコーヒーにもしてくれる。
この場で飲めばたいていは縁が割れたカップに入れてくれる。市場の片隅にあった小さな店だ。

2006・8・6

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オックステイルスープ

オックステイルスープがあると言うので注文した。どのような形でスープが出てくるのか楽しみだ。俺はうすぼんやりと西洋風に出てくるものと想像していたのに、アルミの鍋にいれてスープが出てきたのでちょっとびっくりした。R0017598pct20
この鍋はトムヤンクンなどを注文すると出てくるものだ。
オーラパーという香りの良い野菜が入っている。
この他にアニスに似た香りの八角も入っている香り高いスープだ。
味と香りは完全にタイだ。
固定概念に捕らわれた西洋人が食べたなら受け入れない味だろう。
味の変容を楽しむことが出来る西洋人ならこれは美味しい楽しい料理だ。
俺は「美味い、美味い」と言いながら食べていた。

2006/8/8

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蛙を売る

蛙を売っていた。蛙は生きたまま売っているのを見た。
このように腹を割いたものは多分初めて見た。
今までも見ていたのだろうが、気がつかなかっただけだろう。
何も知らずに蛙のシチュウを食わされた。
R0017757pct20食ってみれば蛙も美味いのだ。本当の美味を探究するにはあらゆる物を食べる勇気が必要なのだ。
テレビやグルメ本で紹介された物だけを食べ歩いてグルメぶっていたのでは、本当のうま味を発見できない。
海鼠を最初に食べた人は勇気がある。そして他人がなんと言おうとも美味いと言い続
けることができる勇気がない人はグルメの資格がない。
蛙も食べると美味しいよ。
タイでは幾らでも蛙を食べることができる。グルメと自称する人は蛙も食べて見ましょう。

2006/8/14

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ソーセイジの充填と結留

うちでソーセイジを作る時、ヌチャナートは器用に肉を豚腸に詰める。
しかし営業用に
ソーセイジを作るには時間がかかり過ぎる。
簡単な充填機があるはずだ。充填機を探していたがそんなものは
ない。

ソーセイジを作る現場を見た。俺は肉を豚腸に詰めるための特別
の充填機があるものと思っていた。手回しの肉挽き機に豚腸の太さ
に合わせた口金をつける。肉挽機きの投入口に合わせて肉団子を
作っておく。一人が肉団子を肉挽機きに入れてハンドルを回す。
もう一人が豚腸に肉を受ける。肉挽機きで充填することは考えな
かった。 R0017775pct20 

充填した豚腸を竹串で留める方法だが、豚腸を竹串で縫っていた。
これは結構、力を入れないと竹串は豚腸に刺さらないと思う。うっかりやると指を刺す。
先日見たソーセイジは油で揚げた後だったので、どのようにソーセイジを留めているのかよく解らなかった。豚腸を捻ってから竹串を刺すのだと推定した。

2006・8・15

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2006年8月22日 (火)

エイヒレに似た

ちょっと変わった物を見た。日本にあるエイヒレのようだ。
見ると魚のヒレを揚げたものだ。これは美味い違いない。
子供のお菓子として売られているものだ。R0017602pct20
どうしても味見をしなくてはいけないという義務感がでた。
子供のお菓子だから5バーツという値段だ。
油で揚げた物だから簡単に酸化する。酸化を防ぐためにかなり上質なプラスチックの袋に入っている。
しかし、普通のタイ人にはこの袋が特別な袋だということに気づかない。
プラスチックの袋はどれも同じだと思っているようだ。
袋のシールが不完全なのだ。
袋を10枚ほど並べて厚紙にホッチキスで留める。せっかくシール
して酸化を防ごうとしているのに、ホッチキスで袋に穴をあけてい
る。何のためにシールをしているのか、作業員はまったく理解し
ていない。品質を長期間良好に保とうとしているのに、作業員の
手で保存期間を短くしている。
ため息をつきながら包装を見ていた。包装状態がいい袋を狙って
ヒレをとった。袋を開こうとするがシールがしっかりしていて開くこ
とができない。とても子供の手で開けることができない。
ナイフで袋を破って開けた。
味は想像していた通りだ。カリカリしておいしい。日本人なら醤油を
ちょっとかけて食べたくなる。
俺はナンプラにレモンをいれて酸っぱくする。
そして生の唐辛子をいれたソースで食べたら美味いと思った。
今は面倒なのでそんなソースを作らない。
その代わりに缶ビールをぐいとあけた。

2006/8/8

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豚の血

この手前の黒っぽいものは豚の血だ。血と聞くと気持ち悪がって
食べない人がでる。食べてみるとこれは結構美味いものだ。
美味いからこそタイの伝統的食品として今日まで伝わっている。
日本の仏教では四つ足の肉は食わないことになっている。
タイの仏教は肉食を禁じていない。
R0017486pct20肉を食う国民は絶対に肉を無駄にしない。
ドイツでも血のソーセイジがある。蒙古も羊の血をソーセイジにして食べる。よく煮たものよりも半生のものが美味しいと言う。

この豚の血は何に似ているのかなあ。ハンペンを食べる感触に似ている。食べてご覧なさい。美味しいですよ。

2006・8・7

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蝿追い

日本でも昔は蝿が沢山いた。俺の記憶では魚屋が特に酷かった。
干物などには蝿がわんさとたかっていた。店ではいちいち蝿を
手で追うのも面倒だ。扇風機に紐を付けて紐を動かす。
蝿は動いている物のそばには近寄らない。
それを思い出して、扇風機に紐を付けた。
R0017777pct20紐がゆらゆら揺れる扇風機をタイ人は不思議そうに見ている。
「これなあーに?」
「こうしておくと蝿がいなくなるんだ」
「アハアハハ・・・」
タイ人にはこのアイデアはおかしいものらしい。

2006・8・15

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スパゲッティ

アメリカのジャンクフードと言われるマクドナルドのハンバーグ、
ケンタッキィフライドチキンなどにタイも侵されている。
今まで気づかなかったがデパートの大食堂のような所に
スパゲッティがあった。タイにあるスパゲッティだからタイ風の味に
なっているはずだ。絶対に辛いと思った。
タイ料理に使うフライパンにスパゲッティを入れる。
「肉はどうします?豚、鶏?」
「鶏にして」
鶏肉をいれてスパゲッティを炒め出した。赤い二種類のソースを
かけている。一つの赤いソースはケチャップだろう。もう一つの赤い
ソースはニンニク、唐辛子、トマトのソースだと推定した。
R0017839pct20野菜はトマトと玉ねぎなどをいれた。皿にレタスを敷いてその上に炒めたソーセイジを乗せた。

食べて見たら物凄く甘い味だ。イタリアの香辛料など一つも使っていない。バジルやオリガノの香りが全くない。
イタリア人が食ったらこれはタイ料理だと思う。
饂飩に甘いケチャップをかけて日本の焼き饂飩と言って売っているようなものだ。
店のメニュウではタイ文字で「スパゲッティ」と書いてある。酷いもの食わされた。
唐辛子とナンプラを探してそれをかけて食った。
「びっくりタイ料理」という特集がある時は、俺はここのスパゲッティ
をお勧めする。

バンコックにはちゃんとしたイタリア料理の店がある。
イタリア人の店主はフランス語、英語を流暢に話す。ウエイトレス
もタイ人には珍しくきびきび働く。客扱いもちゃんと欧州流になって
いる。欧州のレストランでのマナーを知らない日本人がタイにある
店だからと言って馬鹿にしながら、この店に行くと恥をかく。

2006・8・17

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タイで網漁

子供達を学校に送って行った後、知人の家に行った。
そこで話が弾み、網漁に行く事になったらしい。
この悪役みたいな顔つきの連中が酒を飲みながら計画を立てた。R0017816pct20
「網漁に行きましょうよ。綺麗な水があるのよ。とった魚を料理してあげるわ」
ヌチャナートは生き生きとしている。こんな所に綺麗な水などあるのか?少々疑問があった。
一度だけ綺麗な水の流れがある場所に行った事がある。
日本では綺麗な水の流れが当たり前なので、綺麗な水を見ても感激しなかった。
むしろ川にある岩に興味があった。タイの水はたいてい泥色の水だ。
この近くに綺麗な流れがあるのかもしれない。見る価値があるな。

町に出る積もりだったが、網漁など経験する機会が少ない。
網漁につきあうことにした。

家に戻り網漁に行く準備をした。俺はランニングにサンダル履きだ。
近くだからというのでこれで十分だと思った。
ヌチャナートは家から調味料とナイフ、氷を入れた大きな魔法瓶を
持ってきただけだ。これで料理ができるのか?
料理をすると言うのに鍋もコンロも持たない。ヌチャナートはこれで
十分だと自信に満ちた態度だ。
「ヌチャナートはこれで料理を作れるのだ」と別に心配もしなかった。
しかし鍋もコンロもなしにどうやって料理を作るのだ?
大丈夫、絶対に料理ができるはずだ。

バイクは順調に走っていた。近くだというのに、かなり走っている。
漁場に近づくと悪路になる。バイクは上下左右に揺れながら走り
続ける。雨期だというのに雨が降らない。お湿りのない道は完全
に砂漠になっている。二人乗りのバイクは走れない。
バイクから降りて砂漠の道を歩く。砂が熱い。
タイに砂漠があるなんて考えてもみなかった。砂で汚れた俺の足
はみるみるタイ人と同じような色になった。
小さな折れた草がサンダルと足の間に入る。その草は堅く鋭い!
痛い!サンダルと足の間に入った草を取り除く。こんな場所に来る
のなら靴を履いてくるべきだった。こんなからからでは田植えも
出来ない。農家の困窮が大きくなると心配しながら歩く。

暫く行くと草が生えた場所に来た。その先に大きな木が何本もあり
日陰を作っている場所がある。日陰がある場所にくると気持ちが
いい涼しい風が吹いている。R0017820pct20
タイの幽霊映画ナーンナックにでてくるようなあばら家がある。
ここは田圃仕事をする人たちが休憩したり寝泊まりする場所だそうだ。
自然に出来た涼しい場所に家を作ってあるのだ。
高床式家だ。これがこの地方の気候その他の条件にぴったりの家なのだ。
あばら家でぼろぼろの小屋だが入り口には鍵がかかっている。

ここに来るまでにあちこちで野菜や香辛料をとってきた。
あちこちに食い物があるから手ぶらで来ても大丈夫なことを理解
した。家に持ち帰る野菜まで取ってしまった。

小屋のある場所で男と女の役割分担が起きる。女はここで料理の
準備をする。男は網漁に出かける。R0017825pct20

男たちは収穫を終えた田圃の中を歩く。米はカオマリーだという。
英語でジャスミンライスという奴だ。ジャスミンの花の香りがする美味しい米だ。
日本で言えばコシヒカリ、ササニシキだ。カオマリーはタイが誇る米だ。田圃の先は草むらだ。
一体、何処に綺麗な水があるのだ?草むらは歩きずらい。靴を履いて来ればよかったと悔やむ。
擦り切れたゴム草履のタイ人は俺の前をぐんぐん歩いていく。
歩いているうちにコツを飲み込み、それほど苦労せずに歩けるよう
になった。やっと水辺に到着すると男達はパンツ一枚になって泥水
の沼に入って行く。R0017824pct20

まず定置網をはる。それから二人がかりで網を扱う漁をする。網を持った二人が沼の中ほどから岸に向かって歩く。5センチほどの小さな魚や田螺みたいな巻貝が取れる。
全員が十分に食べられる魚をとった。自然の中で生きる人々は必要な量をとったならそれ以上はけしてとらない。



網漁を岸から見ていた俺に一人の男が言う。
「お前はここを横切って近道して女の所に行け」
簡単に言うけど草深い場所だ。この辺りで蛇に噛まれて二人だか
三人が死んだと聞いている。蛇に気をつけながら歩いた。

女達が待つ場所に戻った。
「サミイ!マッチをもっているでしょ。そこに火をつけてよ。」
たき火の用意が出来ていた。椰子殻がそこら辺に転がっている。
毛のようなものが沢山ある椰子殻には簡単に火がつく。
鍋もないのにどうやって料理を作るのだ?
たき火を作りながらまだ疑問があった。
ボーイスカウトなどのキャンピングの教科書では大枝3本で支柱
を作り真ん中から鉄鍋を吊す。笑っちゃうけど鍋などない。
料理を作ると言ったがどうやるのだ????R0017836pct20

ヌチャナートはバナナの葉をとってきた。バナナの葉の上で茄子などを混ぜて即席のサラダを作った。

誰かが貝を持ってきていたのだ。バナナの葉に貝や、途中で取った野菜、香辛料を乗せ、ナンプラなど調味料と混ぜた。
全体をよくかき混ぜてバナナの葉で包んだ。ススキのような草でバナナの葉を縛り、
たき火にバナナの葉でできた丸い団子を入れた。
網漁で取ってきた魚も同じように調理した。なるほど、鍋などいらないはずだ。

焼き上がったバナナの包みはこんな具合になっている。
一種の蒸し上げ料理だ。R0017828pct20

手ぶらで川に出かけても、そこら辺にある材料で料理ができるのだ。
これは新鮮な驚きだった。

15センチほどの魚はレモングラスの茎を口から腹に刺してたき火で焼いた。
レモングラスをこのように使うなんて考えてもいなかった。日本人は、竹を探すか、小枝を探す。タイ人は草を探す。日本にはレモングラスなどないから、草を探すなんて考えられない。
ススキなら日本には沢山ある。同じ事をすすきでやれるかもしれない。

R0017830pct20 バナナの葉を切り落とすと、切り口から驚くほど水が溢れ出す。多分、この水は飲めると思う。バナナの葉は万能なのだ。
バナナの葉は鍋であり、食べ物をとる器であり、まな板であり、食事を並べるテーブルでもある。新鮮な緑の葉の上に並べられた料理は驚くほど美味しそうに見える。
バナナの葉を地面に敷き椅子の代わりにもなっている。
こんなにもバナナの葉が色々な用途に使えるとは思ってもいなかった。
これを見てバナナの葉が大好きになった。

2006・8・17

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小さな苦瓜

小さな苦瓜があった。これはヌチャナートの好物らしい。
「美味しいわよ」
言葉につられて小さな苦瓜を食べた。確かに苦い。でもその苦み
はほんの少ししかない。快い苦みだ。
味もいいが、この小さな姿が可愛いのだ。
この味も楽しんで貰いたい味の一つだ。 R0017522pct20

2006・8・7

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蛇を食べるの?

子供達が騒いでいる。「ヘビだ。ヘビ、ヘビ」と言う。見るとバイクの
サイドカーに蛇が横たわっている。
「これは毒蛇かい?」
「そうよ。もう死んでるわ。」
「これを食べるの?」
「そうよ」
子供が「美味しいよ!」と言いながらにやにや笑っている。
様子からみて、どうも信じ難い。
R0017601pct20 この蛇を何かに使う予定があるから捕まえたのだろう。いきなり毒蛇に出会い、蛇を殺したとしよう。
何の用途もないのなら、蛇をその場に捨ててくるはずだ。使い道があるから蛇を持ってきたはずだ。
この蛇を食べるのかなああ?
蛇酒などの強精剤にするのかもしれない。

2006/8/12

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空飛ぶ野菜

  R0017666pct20_3 

「空飛ぶ野菜」を見るためにピサヌロークまで6時間のバスの旅をした。
ここの川岸にあるナイトバザールでそれを見ることが出来る。昔、それを
見るためにこの地に足を運んだことがある。タイ語はできないので英語だけ
で苦労してそこに着いた時はもう店は閉まっていた。
すぐ近くにいたのに、見つけることができなかったのだ。
悔しかったがどうしようもない。今回はどうしても見てみたかった。
ヌチャナートは俺がどうしてそんな場所に出かけようとしているのか理解でき
ない。説明しているのだが、何を言っているのか想像できないらしい。
出足の遅いヌチャナートをせかせて家を出る。バスターミナルまで行く途中で
「あの店のノムチンは美味しいのよ。食べてからバスターミナルに行きま
しょうよ」なんて言いだす。
地方都市と地方都市を結ぶバスの本数は少ないと想定している俺はバス
ターミナルに直行することを主張した。思った通りバスの本数はすくない。
幸いにもちょっと待つだけでバスがでる。
バスは一般道にある小さな町を幾つも通り抜けながら進む。そこで客を降ろ
したり乗せたりするのでなかなか目的地に到着しない。
ピサヌロークにバスが到着すると客引きが大勢取り囲む。ひつこい女が
いつまでも付きまとう。案内所で町の地図を貰い、空飛ぶ野菜について質問
した。英語を少し理解する女が質問に答えてくれた。
「アハハハ・・・!分かりました。空飛ぶ野菜ですね。ナイトバザールに行か
なくても本店に行けば遅くまでやっていますよ。本店はどこそこにあります。」
タイ語の通りの名前を言われても聞き取れない。
ホテルはバスターミナルから歩ける距離にあると言う。
期待して待っていた客引きには可哀相だが歩いて行くことにした。

歩き出すとホテルは町外れの方角にあることが分かった。だんだん暗くなる。
ヌチャナートは怖がって歩みが遅くなる。
このような暗い道で金持ちの外国人を襲う連中が多い。ヌチャナートの家の
近くでも外国人の女が最近、殺され金品を奪われた。
ホテルは近くにあるとは言ったが道が暗いとは言わなかった。こんな暗い道
ならトクトクで移動すべきだったと思っている時、二台のサムローがやってくる
のが見えた。暗い中でサムローを止めて驚いた。普通のサムローの運転手
はおじさんか年寄りが多いがこの運転手はまだ20代の若い女の子だ。
こっちも驚いたが、向こうも外国人に驚いたようだ。

ホテルにチェックインしながら、「空飛ぶ野菜」について聞き出した。
「本店なら遅くまでやっているので、お風呂にはいってからでも間に合います
よ」
R0017669pct20_2


店は繁盛していた。外国人観光客も多い。タイ王女がこの店にやって来た
写真が飾ってある。それを見たヌチャナートは
「この店は高級なお店よ。王女様がいらしたのだから」
と感激している。「空飛ぶ野菜」を英語でFlying Vegetableと言っていた。
野菜炒めが空を飛ぶのだ。
R0017673pct20_2


熱した油に濡れた野菜をわざと入れるのだろう。
真っ赤な炎が大きく立ち上がる。これも大きな見せ場なのだ。
最大の見せ場はコックが野菜を炒めたフライパンを持って歩道に出てくる。




R0017670pct20_2

歩道から1.5メートルほど車道にはみ出した所に小型トラックを止めている。
トラックを台にして二メートル強の所に台座がある。
更に一メートルほどの高さの柵にウエイターがプラスチックの皿を持って待
ち構える。コックはウエイターを見ずに頭越しに炒めた野菜を放り投げる。
R0017667pct20_3


油でつるつるする炒めた野菜をウエイターはプラスチックの皿で見ごとに
捕らえる。客から歓声があがる。




希望すれば客も台座に上がって飛んでくる野菜を捕まえることができる。
客はプラスチックの皿ではなく野菜が滑り出ないように周囲に縁がある大き
な蓋を使う。王女も野菜つかみに挑戦した。その時の写真が飾ってある。
R0017671pct20_2

10数名の白人の観光客の一団がサムローに乗って到着した。
観光客だから店ではしゃぎ回る。大声で歌いだす。
彼等も野菜つかみに挑戦した。カメラやビデオで仲間を写している。
サムローの運転手は景気つけに歌を歌い、シンバルやポリタンクを叩いて
いる。上手く野菜をつかむとますます元気に歌い出す。
景気付けにシンバルを叩いている眼鏡をかけた男の顔に驚いた。
服装はサムローのようにみすぼらしいが、顔つきは完全にインテリなのだ。
R0017672pct20_2


貧しいサムローの生活を助けるために、このようなサムローによる観光行列
を考え出した人ではないかと思う。彼のサムローには賑やかなLEDの明か
りがついていた。



観光客は野菜つかみに挑戦した後、テーブルに戻って野菜を食べるのかと
思っていた。彼等は野菜つかみに挑戦したら、味見をすることもなく、また
サムローの行列を作って去って行った。
食べ物を玩具にして遊んでいるのだ。それがちょっと悲しかった。
ほんの少しでもいいから食べて欲しかった。

「サミイ、今日はありがとう。楽しいお店ね。王女様もいらっしゃる店で食事
ができるなんて素晴らしいわ」ヌチャナートはにっこり笑った。
急に思いついて来た場所だ。ホテルも予約なし。バスの時刻表もない。
行き当たりばったりの旅だったが、ヌチャナートが喜んでくれたのでよかった。

2006・8・10

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卵売り

R0017498pct20_2市場で卵を売っていた。この人は大きな笊に卵を並べていた。
日本と同じように卵の大きさに合わせた紙製もしくはプラスチック製の卵用容器に入れて売っている店もある。
スーパーではこの卵容器にぴったり合う透明の蓋を付けていた。
卵は常温で流通している。家庭でも保管は常温だ。
市場の卵には赤いものと白いものがある。赤い卵は鶏で白いのは家鴨の卵だ。
日本のように鶏の白い卵が流通するようになると混乱が起きるなと余計な心配をしている。
R0017717pct20昔、「ミネソタの卵売り」と言う歌が流行した。「卵に黄身と白身がなけりゃ、お代は
いらない」という歌詞がある。「卵に黄身と白身がなけりゃ、空っぽじゃないか。ただ
であたりまえだ」と冗談がわからない奴がいた。
タイの卵売りは今日ものんびりと卵を売っていた。

2006・8・6

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卵豆腐

タイでも日本の「一村一品運動」を真似して、タイの村落の単位であるタンブンごとに特産品を一つ作ろうという運動がある。One Tambun One Product 
OTOP運動だ。R0017646pct20
何処の村だか解らないが卵豆腐を作っている。この技術はかなり高度な技術だ。豆腐にスが入っては売り物にならない。無菌的に充填するには高価な充填機が必要だ。

充填機の衛生管理を徹底していないと恐ろしいサルモネラ菌による食中毒を起こす。
村人の努力でこのような高度の技術を必要とする食品を作り販売に成功している姿を見て嬉しくなった。

2006・8・10

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タイに行きました

タイに行きました。タイで見かける食品や料理を紹介します。
一番よく知られているタイ料理はトムヤンクンでしょう。
これも美味しい料理ですね。タイには色々な珍しい食べ物があり
ます。例えばタイ人は昆虫を食べます。日本でもイナゴを食べる
地方がありますね。昆虫食はタイだけでなく世界中にあります。
タイ人が昆虫を食べるのを見たアメリカ人は
「貧しさのゆえに昆虫まで食べている」と誤解していました。
昆虫はタイ人の嗜好品なのです。

今の日本はグルメ時代です。グルメを突き詰めるとゲテモノと
紙一重になります。昆虫も立派なグルメ物です。

少数の日本人はタイ人を蔑視します。
「タイ人の食い物なんか、高級な日本人が食べられるか!」
なんて言います。
こういう方は逆にフランス人など西洋人に劣等感を持っています。
そしてこのように判断します。判断の一例をあげます。
フランス人もタイ人も蛙を食べます。フランス風に味付けした蛙は
グルメでタイ風に味付けした蛙はゲテモノと考えます。
これもおかしな話ですね。

テレビ、本、インターネットで紹介された店の料理だけがグルメ
だと思っている人がいます。
グルメ番組などで紹介されている店に行って
「あの店は美味しかった」なんて言います。楽しい旅の思い出を
ぶち壊したくないのですが、はっきり言って、店によるタイ料理
の味の違いなんて観光でタイに来ただけでは解りません。
一人前の料理に唐辛子が5本入ってタイ人にとって普通の辛さ
でしょう。これを日本の牛丼を食うのと同じようにぺろっと食べられ
るようになれば、タイ料理の味の違いを云々できるでしょう。
日本人でも食べられる程度の辛さに抑えたタイ料理なんてタイ
料理ではないのです。
観光客がグルメ情報で訪れる店なんて観光客用の味付けになって
います。一人前の料理を辛さで「ふうふう!ひいひい!」言いながら
食べるようでは、
「あの店は美味い、こっちは不味い!」なんて客観的な評価はできないと思います。一皿を食い終わったなら、もう一皿食って比較しようなんて気持ちはとても起こりません。タイ料理は食の拷問みたいなものです。
拷問を受けた人の舌は麻痺しており、味の感覚がなくなっています。
日本からいきなり来てタイ料理だけを食べていると、腸がびっくり
して
三日目には必ず下痢をします。
腹痛はありません。痛かったなら赤痢、食中毒等でしょう。
タイ料理の普通の辛さに慣れるには、一日三食、三年ほどタイ
料理を食べ続けないと駄目でしょうね。

チャオプラヤ川に豪華なタイの船が浮かんでいます。
観光客用の船上レストランです。素敵な船なんです。
一度は乗ってみたいと誰でも思います。船内でタイ音楽の実演が
あります。船はゆっくり川を上り下りするんです。
両岸の風景を見ながらの食事は何ともロマンチックです。
出された食事は観光客用に味付けされていました。
辛さを抑えています。外国人が一皿を食べきれるように量を少なく
してあります。タイ人の一人前の量を出しても食べ切れず無駄に
なりますから、最初から量を抑えてあります。
観光客はこれこそがタイ料理だと誤解します。
あれは観光料理なのです。本当のタイの味ではありません。

ここではタイの普通の人が毎日、食べている食べ物を紹介します。
ここで紹介する食べ物を観光旅行で目にしたことがあると思います。
今回は食べ物がどのように包装されているかを主体に見ていきます。
包装にどんな材料が使われているか?どのように結ばれているか?
食品の流通段階ではどのような形で食品を輸送しているか?
そんな視点から食べ物を見てみました。
日本と明らかに違うのはタイではバナナの葉を包装、容器、皿など
に使っていることです。

ここではタイ王宮料理などは紹介しません。
王宮料理は綺麗に装飾され、豪華な店でだされます。
店の雰囲気や高い料金に騙されてはいけません。インターネットで
紹介されているから美味しいとは限らないのです。

ここで紹介している食べ物は庶民の味です。毎日食べても飽きない
味。おふくろの味です。
外国に住むタイ人が故国を思い出す食べ物ばかりです。
美味しい料理もあります。日本人にはちょっと食べられない料理も
あります。タイの普通の食生活と包装を紹介するのであって
美味礼賛ではありません。

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2006年8月 5日 (土)

鶏肉料理

この料理の名前を聞けばいいのだが、聞き忘れた。今日は、料理
の名前より辛味に興味があった。
「今日は辛くないわよ。普通よ」
「何本入れたの?」唐辛子を何本入れたのか聞いたのだ。
「二本よ。普通よ」
この位の量の料理には唐辛子を二本くらいいれるのが普通の
辛さなのだ。タイ人の感じる普通の辛さは唐辛子二本と理解した。
先日ヌチャナートはソムタムに唐辛子を十本入れて一人で食べ
てしまった。今日の料理は辛いか?
それほど辛いとは思わない。俺もタイ人的な感覚になってきたのだ。
赤い唐辛子と鶏肉を一緒に食べると、口の中が熱くなる。
でも口の中が火事にならない。昔はこんなことをしたら、口の中が
大火事になる。今は、ちょっとピリピリするだけで、火事になり感覚
が麻痺することはない。
このような料理一人前には唐辛子二本が普通の辛さと覚えておこう。
R0017459pct20 辛い物と言ったらこの倍以上が入ることになる。
ヌチャナートは辛い物が好きだから五本は入れるだろう。

タイで料理を注文する時、普通の人は英語で注文する。
そうするとウエイトレスが「Spicyにしますか?」と聞いてくる。
その時、間違っても「Yes」と言ってはいけない。
辞書を見ると「spicy」は「香り高い」と言った意味が書かれている。辞書の訳語は間違っていないが、タイではちょっと意味がちがうのだ。
辞書をそのまま鵜呑みにしてはいけない。タイ人が考える「香り高さ」
は唐辛子の香りなのだ。唐辛子以外にも多くの香草を使うのだが、
そちらの香りは問題にしないようだ。唐辛子の香りの強さを強く
するか、弱くするか聞く言葉がSpicyなのだ。
うっかり「YES」なんて言おうものなら、飛び上がってしまうほど辛い
料理がでてくる。
残しては失礼かと思い、俺は一生懸命に食べたがとうとう降参した。

2006/8/4

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2006年8月 4日 (金)

記事のその後

ヘチマ料理をアップロードした直後に日本でもヘチマを食べる話を
思い出した。インターネットで調べると九州沖縄ではヘチマを食べ
ているのがわかる。珍しい食材と思ったのは関東者だからだ。
この辺のスーパーではヘチマは売っていない。
民族料理の食材を売っている商店街に行かないとこんな食材は
手に入らない。
俺はタイでヘチマを食べたことがあるそうだが、いつ食べたのか
覚えていない。ヌチャナートが料理を作ってくれたのか、レストラン
で食べたのかもしれない。
しかし黙ってだされてもヘチマだなんて気づかない。
普通の野菜だと思って食べていたことだろう。

スルメを作り始めた時は長雨の真っ最中だった。
なかなか乾燥しない。やっと晴れ間が出た。これで乾燥するぞと
喜んだのも束の間だった。
いままで静かにしていた微生物が活発に活動を始めた。
ひでえ、臭いがする。窓を開けると臭いが部屋の中に飛び込ん
でくる。もう暫くの我慢だ、まもなく乾燥する。
乾燥すれば臭いはなくなる。我慢に我慢を重ねた。
あまりの臭さに閉口してスルメを捨てることにした。
スルメを作るならお天気を見極めてから作らなくてはいけない。
半干し状態の時に半分くらいを取り込んでおけばよかった。
半干しのイカを焼くと柔らかで美味しいのに惜しいことをした。
空気が乾燥した冬なら上手にできるかもしれない。
ヌチャナートはこれに懲りたらしく「もう作らないわ」と言っている。
「こうすればいいのよ。スルメを買うより自分で干したほうが安いわ」
なんて言っていたのに、結局、高いものについてしまった。

2006/8/3

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鶏肉と椎茸

今日はなにを食べたいのかヌチャナートが聞く。そんなことを聞か
れても困る。何でもいいから作ってくれればいい。
「茸と何かを煮た物を食べる」
「何か」が何を意味しているのかわからない。いちいち「何か」は
なんのことなのか聞いているのも面倒だ。
「うん」と返事をしていたら、こんな料理になってしまった。
最近は似たような料理ばかりだ。このまま食べても美味しい。
普通の日本人はこのまま食べるだろう。黙って出せば和食だと
思う。ウチの場合はここに生の唐辛子が加わる。

R0017456pct20
この唐辛子のピリ辛さがあると味が一層引き立つ。
ちょっと見た目は悪いけど味はいいのだ。スープには美味しい鶏の出汁がでている。スープだけでも美味しい。
タイ料理と和食の中間みたいな料理だ。
これならタイ人でも日本人でも喜んで食べるのではないかな。

2006/8/3

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2006年8月 3日 (木)

酸っぱい竹の子

今日は醗酵させて酸っぱくなった竹の子と豚肉を炒めた。
「唐辛子は二本でいい?」
「ああいいよ」
はっきり言って二本の唐辛子がどのくらい辛いのかわからない。
食材に油がなければ二本の唐辛子はかなり辛い。
油があればそれほど辛くないはずだ。なんだか分からないけど
料理に唐辛子を二本いれることに合意した。
ヌチャナートは唐辛子を二本加えて醗酵した竹の子と豚肉を炒
めた。この料理だと二本の竹の子はそれほど辛くない。
初めてこの料理を食べる日本人にはかなり辛いはずだ。
俺にとってはちょうどいい辛さだ。R0017457pct20
日本の料理で似たような料理は豚肉の生姜焼きにだ。
竹の子の酸味がちょっと生姜焼きとは違う味にしている。
辛味を調整すれば日本人にも十分に受け入れられる味だ。この味が日本の大衆食堂のメニュウに入ったら嬉しいな。
だって美味しいんだもん。

2006/8/3

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2006年8月 2日 (水)

ガイヤン・焼鳥

帰宅前に電話をした。家に着くと料理を作っている最中だった。
「お腹、空いたでしょう?ガイヤンを作っているわ。ちょっと
待ってね!」優しく笑って言う。ウチの女王様はこういう時もある。
優しいからっていい気になっていると、ビシっと怒られる。
怒ると怖いぞ!猫のサダムは女王様が怒っていても、欠伸を
している。風呂からあがるとガイヤンは焼きあがっている。
食べやすい大きさに切ってだす。R0017455pct20
これをナンプラにつける。唐辛子の一切れを加える。
ご飯と一緒に食べると、ナンプラの塩味がご飯に移る。
鶏肉の旨味が唐辛子の辛味で引き立つ。
こういう焼鳥の食べ方はタイ飯にしかない。
日本の焼鳥はビールの肴だが、こうやって食べると立派なご飯のお菜だ。夏の暑い日の方が寒い時より美味しいみたいだ。

2006/8/2

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ジャックフルーツのシチュウ

今朝、ジャックフルーツの未熟果を使ったシチュウが食べたくなった。
「今晩、作るわ」
「いいよ」
「なんで?」
俺が食べたいのは生のジャックフルーツを使ったシチュウだ。
「タイへ行ったら、作るわね」この料理も美味しいよ。


ジャックフルーツは大木の幹からいきなり果実がでる奇妙な果物
だ。枕ほどの大きな果物だ。完熟果も甘くて美味しいが、未熟果を
料理したものも美味しい。

完熟したジャックフルーツだと思って買ってきたのが、未熟果
だった。隣の主婦が「ちょっと頂戴ね」と言いながら未熟果を
切り取った。
「こんなものをどうやって食べるのか?」疑問に思っていた。
出来上がった料理を隣人が持ってきてくれた。
食べたら美味しいのだ。初めて食べたのに大好きになった。
また食べたいな。

2006/8/2

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豚肉とパパイヤ

R0017454pct20今日の料理は辛いと言われていたが、本当に辛い。
青いパパイヤと豚肉を一緒に煮たものだ。
パパイヤもこのように煮ると美味しい。
大根の煮物のような感じだ。
イカと大根の煮物が和食にある。
パパイヤとイカを煮たら美味しいのではないかな。
ヌチャナートに提案したら一笑された。
辛い汁と肉を白いご飯に載せる。ご飯の甘みと辛味が一緒になる。唐辛子の辛味をご飯の甘みが消してくれる。
辛いからご飯を一生懸命に食べる。
暑くて食欲がなくなった時にこれを食べるといいかもしれない。

2006/8/2

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米とご飯

日本人もタイ人も米を主食にしている。
「米」という日本語とタイ語について考えてみた。

日本語では米とご飯は違う。
生の米粒が「米」で米粒を炊き上げたものが「ご飯」だ。
「米」と「ご飯」を日本語は明確に区別している。
タイ語は「米」も「ご飯」もカオという同じ言葉を使い、「米」と「ご飯」を
区別しない。

タイ語で「米がない」というと生活の困窮状態を表す。
日本語でも「米がない」というのは「食べるご飯がない。苦しい生活」
という婉曲的表現だ。この場合はタイ語も日本語も同じだ。

日本語もタイ語も「ご飯」は「食事」を意味する。これは共通だ。
しかし日本語では「米」と「ご飯」を明確に区別しており、
「ご飯」を意味して「米」と言うことはない。
「ご飯、食べる?」と言えば食事だなとわかる。
「米、食べる?」と言われたら、生米をボリボリ食うのかと思う。
絶対に「米、食べる?」と言うことはない。
日本語の「ご飯」は「食事」と同意語だ。
しかし日本語の「米」と「食事」は同意語ではない。


タイ語の場合、「米」も「ご飯」も同じ「カオ」という言葉を使うので、
食事を意味する「カオ」が米を示しているのかご飯を示しているの
か曖昧だ。
タイ語の「カオ」が食事を意味するのが分かって貰えたと思う。

俺はいい加減なタイ語で生活をしている。
ヌチャナートが寝ぼけながら食事の準備を命令する。
俺はその命令に「はいはい」と従っている。
そのようにいつの間にか仕付けられた。
命令は「カオ」「氷」と言っているのが分かった。この他は何を言って
いるのか分からない。
「分かったの?」
「分からない」同じ事をもう一度言う。
カタカナで書くと同じだが「カオ」は米という
意味と「入る」と言う
意味がある。(音調が違う)
「昨日の残飯を冷凍庫に入れろ」と命令しているのだと推定した。
「分かった」というと、ヌチャナートはまた寝てしまう。
「良く寝るなあ」と感心しながら、女王様の命令に従って残飯を
冷凍した。女王様は起きてきて、おっしゃるのだ。
「サミイは分かってないのね!カオを冷凍庫から出しておけと
言ったのよ!」
冷凍庫に入っている肉を出しておけと言ったのだそうだ。
そんなら「カオでなくて肉(ヌア)と言えよ」と思ったが、逆らえ
ないのだ。
ここで俺はタイ語をもう少し深く理解した。
タイ語で「カオ」という場合は「食事」と同時に「食材」も意味する
のだ。つまり、「カオ」は「米」「ご飯」「食事」「食材」も意味するのだ。

「カオ」で食材を意味するのは、ヌチャナートだけの表現かもしれ
ないから要注意だ。
俺はタイ語なんて分からなくてもヌチャナート語が分かればいい
のだから、ウチの中では「カオ」と「食
材」は同じと考えてもいい。
俺が使う言葉はヌチャナートから覚える言葉なので、タイで話を
すると「オカマ言葉」と思われるかもし
れないな。

2006/8/2

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昨日と似ている

R0017438pct20 今日の飯は昨日の飯に似ている。
「昨日は鶏肉で、今日は豚肉じゃないか。同じ飯じゃないか。」
「違うわよ。昨日は煮た物よ。今日のは炒めたのよ。味が違うわ。」
うん、確かに味は違う。腹が減っている時は何を食っても美味いのだ。唐辛子と一緒に肉を食う。
この刺激がないと飯じゃないような気がするのだ。
少なくとも唐辛子は二本は入っている。
こんなにも唐辛子を食っていれば、乾燥唐辛子をキロ単位で
買ってきてもすぐになくなる。乾燥品以外に冷凍の唐辛子を食う。

先日、出先から電話をかけたらヌチャナートがソムタムを作った
という。
「今、ソムタムの食べているのよ。ああー辛い!美味しいわ。
唐辛子、何本入っていると思う?」
「わかんないな」
「10本入れたのよ。ああー辛い!」
ソムタムのように油っけがない野菜料理に唐辛子を10本も入れた
なら辛いよ。辛すぎるよ。
日本人にはとても食べられない料理だ。

そんな辛いタイ料理に慣らされて、辛い、辛いと言いながら今日も
タイ料理を食べている。

2006/8/1

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