« ヤムプラムック | トップページ | 楕円の皿 »

2006年9月 6日 (水)

モヤシ肉炒め

R0017925pct20

もやしが冷蔵庫にあった。ヌチャナートがもやしを取り出して味見した。
「ちょっと酸っぱい臭いがあるわ。食べてみて?」
タイではもやしを生で食べる。もやしを生で食べると豆特有の臭いがぷーんとする。
豆乳の臭いだ。
俺はその臭いを好まない。タイ人はその臭いを気にしない。
美味しそうな臭いと感じているのかもしれない。
「ああ、これなら熱をかければ大丈夫だよ。」
「これ、明日食べるわ」
ヌチャナートはもやしをさっと茹でて冷水で冷やしていた。
俺はヌチャナートが明日、このもやしを食べるものだと思っていた。

俺がパソコンを叩いていると背中からヌチャナートが声をかける。
「ナントカを食べるでしょ?」とかなんとか言っている。
ナントカがなんだか分からないが、「うん」と返事をしておいた。
唐辛子が油で加熱されて刺激のある煙がでてきた。
くしゃみをする。
「扇風機を持ってきてよ」
換気扇だけでは間に合わない。
唐辛子と一緒に野菜や肉を炒めている。
煙が納まると美味しい料理になっているのだ。

ナントカというのはもやしのことだった。
昨日、茹でておいたもやしを俺のお菜にしたのだ。
あの時、質問していたのは「もやしを食べるか」だったのだ。
今更、もやしはイヤだなんていえない。

「生唐辛子は一本だけでいい?」
「うん、一本でいいよ」
生唐辛子一本とレモンの薄切りとナンプラを小さな袋に詰めた。
今日の料理はタイ風のモヤシ肉炒めとなった。

2006/9/5

クチコミblogランキング TREview

|

« ヤムプラムック | トップページ | 楕円の皿 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68615/3346584

この記事へのトラックバック一覧です: モヤシ肉炒め:

« ヤムプラムック | トップページ | 楕円の皿 »