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2006年10月 1日 (日)

好みの問題

食の好みはどうやって決まるのだろうか?
俺の言葉でいう「ミーハーグルメ」の好みはテレビ、グルメ本、グルメ
誌の情報で決まる。食に関連する記憶で好みが決まることもある。
鶏が絞め殺されるところを見た。その時の鶏の鳴き声が耳につい
ている。
鶏肉を見るとその鳴き声を思い出すので鶏肉はイヤだという人も
いる。

子供の頃、西瓜畑の近くの肥溜めに落ちた。
西瓜を見るとあの時の恐怖をおもいだすので、西瓜が嫌いになった
という人もいる。

地域差もある。関東では納豆を食べるが関西では食べない。
時代でも変化する。鮪のトロなんて昔は下品な味とされていた。
今は鮪のトロは高級品扱いだ。
地域差、時代差による好みの変化は地域の全構成員の好みが
ほぼ一斉に変化する。

厄介なのは個人の好みだ。
経験的に分かったのは、甘辛塩苦と言った味によって好みが変る
ことは少ない。これは塩っぱいから、甘すぎるから、辛すぎるから
嫌いと言うことがあるが、味がどうのこうので好きだとか嫌いだとか
を決めることはあまりない。

多くの場合、好みを決めるのは味よりも香りだ。
先ほどの納豆も大豆蛋白を分解した旨味成分が大量に含まれて
いるので、美味い食品なのだ。しかし特有の強い香り、それが受け
入れられないのだ。
チーズもそうだ。これも美味い食品だ。旨味も強いが香りも強い。
チーズが好きな人にはたまらないほどいい香りなのだ。
臭いを嗅いだだけで、生唾がでてくる。
嫌いな人には耐えられない悪臭になる。

食物の色も好みに影響を与えるが、色が黒いから好きだとか嫌い
ということはあまりない。
形も好みに影響があるけど、丸いから嫌いだなんてことは殆どない。
昆虫の形がそのまま出てくると、尻込みする人が多いだろう。
これなんかは特別な例だ。

食は凄く保守的なのだ。子供の頃から食べているものは安全だと
わかっている。変なものを食べて体を壊したくない。
知らず知らずのうちに、安全なもの、安全な食品を求めている。
慣れ親しんだ食品なら安全だ。知らない食品を食べるには勇気が
必要なのだ。外国に行き、「これは知らない食品だから食べない」
なんて言ったら食べるものがなくなってしまう。
どうしても食べなくてはいけない。その食品を飲み込む前に安全を
確認しなくてはいけないが、どうやったらいいのか?
他の人が食べているのだから安全な食品だと頭ではわかっている。
できるものなら新しい食品を食べないで済ませたいという無意識の
願望がある。
食べ物を口に入れて最初に感じるのは香りだ。
その香りが受け入れ可能ならば、その食品は安全なものと無意識
のうちに認識するのだろう。
香りを受け入れられるなら、好きな食品になる。
駄目だと嫌いな食品になるのではないかなあ?

2006/9/29

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