鶏とレモングラスと
今日の料理にはレモングラスが沢山入っている。レモングラスとはよく言ったものだ。
見かけは日本のススキのような姿だ。それなのにその香りは柑橘類のレモンのようだ。
その香りを嗅ぐとなんだか不思議な気がする。
日本のホームセンターにレモングラスの苗があった。その苗を鉢に植えた。
初夏に株分けをすると、すくすくと元気に成長した。
猫のサダムもレモングラスが好きだ。レモングラスの臭いを嗅いでは葉を齧る。
今日の料理にはこの他にゴーヤも入っている。ちょっと苦味があるがイヤミにならない。タイ蜜柑の葉も入っており、複雑な香りがする。
この料理はあまり辛くないなと思いながら食べていた。
やはりタイ料理だ。食べているうちに辛味が徐々に回ってきて、頭から汗がでてきた。
汗が出るのは唐辛子のせいだ。
肉を食べたり、苦瓜を食べている時にはそれほど辛いとは思わないのだがなあ。
やはり唐辛子が十分に入っているのだ。
この料理を弁当に詰める時、タイ料理の香りを感じた。
「ああ、これはまさしくタイの香りだ」
あの暑い太陽の下で屋台をだしているおばさんが客の注文で料理を皿に盛っている時に漂ってくる香りだ。懐かしい光景を思い出した。
この香り、この味がタイの普通の料理なのだ。
2006/10/5
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