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2006年11月21日 (火)

グルメとタイ料理

俺はグルメではない。味なんてわからない。美味いと感じたものは
美味いという。好きな食い物は好きだという。
受験勉強のとき、数学の難問が解けた。
その時、お袋がインスタントラーメンを持ってきた。
そのラーメンが物凄く美味かった。
あの感動を今でも鮮やかに覚えているという人がいるだろう。
食い物の美味さは時と場所と状況で変わる。
鵞鳥のフォアグラと豚のレバーペーストの区別がつかなくてもいい。
グルメと言われる人が美味しいと言うから「美味い」というのではなく、
自分の舌で「美味い」と思うものを正直に美味いということが大切だ。
フランス人のグルメが絶品と称するチーズを食べても日本人は美味
しいと感じない。それを無理して美味しいという必要はない。
「美味さが分からない」「不味い」と正直に言えばいい。
なまじっか美味いなんていうと、フランス人に毎日、毎日チーズを食
べさせられる。そっちの方が辛いぞ!

近所にタイ料理を試食させた。「美味い」というからまたタイ料理を
持って行った。「美味しかった」というから、その言葉をまともに受け
てタイ料理を持って行った。三度目になるとちょっと困ったような顔
をしだした。こっちは美味いと思っている。
これは日本にはない味だ。タイの田舎の家庭料理だ。
珍しい料理だから喜ばないはずはないと思い込んでいる。
好きでない、不味いと思う味は正直に「不味い」と言えばいい。
そうでないと、料理を作る人をがっかりさせる。貰って食べる人も
辛い思いをする。

はっきり言って日本人にはまだタイ料理は受け入れられない。
辛いからではない。偏見なのだ。
日本が貧しいころ、寿司を食べる米国人なんていなかった。日本が
豊かになると偏見がうすれ、米国人も寿司をたべるようになった。
タイ料理を普及させるには偏見を取り除かなくてはいけない。

2006/11/21

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