サダオの苦味
この野菜をヌチャナートはサダオと言っている。ヌチャナートはこの
野菜が大好きだ。タイの食材屋でサダオを見つけると必ず買う。
「あら、サダオがあるわ」と嬉しそうに言い、買い物籠に入れる。
たしかサダオだったと思う。 タイの屋台でタイ人に
「これを食べてみろ」と言われた。
苦い!俺はその苦味が嫌だった。
その後も何度かタイ人にサダオを勧められたが、苦味を知っているので食べなかった。
「苦いからいらない」と言うとタイ人もそれ以上は強制しない。
嘘だか本当だか知らないが、毒物は苦い。
苦いものは危険。
という筋書きが人間の頭の中に出来上がっているらしい。
苦いものは自然にさけるようになるらしい。
しかし、苦味はあっても毒性がないと分かると苦味のある食品は
強い嗜好性を発揮する。好きな人には大好きな食品になって
しまう。このサダオも同じだ。
来日後余り日が経っていないタイ人がやって来た。
美味しいグレープフルーツがあったので食後に出した。
グレープフルーツも特有な苦味がある。この苦味に慣れている
から俺はそれを苦味と感じない。タイ人は苦いと言って余り食べ
なかった。
苦味に対する好みってそんなものなのだ。
2006/12/5
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント