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2006年12月25日 (月)

鯛の兜焼き

初めて日本で買物をする日、俺はヌチャナートを驚かす為に鯛
の頭を買った。鯛の頭で兜焼きを作ってヌチャナートに食べさせた。
それを食べて、ヌチャナートは鯛の頭が気に入ったらしい。
ヌチャナートは鯛の頭を「ゲテモノ」と感じるのではないかと俺は
思っていた。
「こんなものが気に入るはずはない」と思いこんでいたので、その
後は鯛の頭を買うことはしなかった。
ある時、「魚の頭を売っていた店へ連れて行ってよ」と言い出した。
なんの事を言っているのかわからなかった。やっと鯛の頭を食べ
させたことを思い出した。
鯛の頭を買った店に行くと、その日も鯛の頭はあった。その鯛の
頭でタイ料理を作ってくれたことがあった。

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今日はヌチャナートは鯛の切り落とした頭を商店街で見つけて
買って来た。大きな頭だ。立派な鯛だっただろう。
出刃包丁で鯛の頭を二つに切裂いて焼き出した。
「サミイ!魚が焼ける間はこっちをやってくれる」
お願いではなくて、命令だ。言われたとおり、生の唐辛子と
ニンニクをいためる。ニンニクは熱がかかると粘り気がでてフライ
パンにくっつく。全体を同じ様な色合いにさせるには根気が必要だ。
この唐辛子とニンニクを炒めたものを叩き潰してソースを作る。
焼きあがった鯛の兜焼きから白身の肉を見つけ出しては、この辛い
ソースをつけて食べる。
骨の後ろにほんのすこしだけついている肉を穿り出して食べる。
「ここにある肉は柔らかくて旨いのだ」と思いながら鯛の頭をつつい
ては食べる。日本人は醤油をかけて食べるのが普通だと思っている。
ヌチャナートは辛いソースをつけて食べるのが普通だと思っている。
文化の差を感じながら兜焼きを食べる。
あっさりした醤油味も旨い。ニンニクの香りと唐辛子の辛味と一緒
に食べるのも美味しい。

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2006/12/24

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