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2006年12月16日 (土)

ロースハム

昔はロースハムなんて高級で庶民の口には入らなかった。
貧乏人はもっと安いソーセイジを買って食った。頑張ってプレスハム
を買うのがやっとだ。
プレスハムというのは小さな肉塊を塩漬けにしてハムにしたものだ。
こんな言い方をしたらハム屋さんに怒られるが、分かりやすい表現
をすると屑肉を集めてハムにしたものがプレスハムだ。
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ロースハムというのは豚の背肉を丸ごと使って作るハムだ。
豚の白い背脂肪とピンクの肉が美味しそうな色合いになっている。
その頃のロースハムは柔らかだった。今のロースハムは堅くてプリプリしている。まるで蒲鉾を食べる感触だ。
日本の食生活が豊かになると、栄養、脂肪の取り過ぎが問題視されるようになった。
昔はロースハムの周囲に1センチほどの厚さがあった脂肪層がだんだん薄くなった。
脂肪層の厚さが5ミリほどになった。それでもまだ脂肪層が厚いと
いうことになり、とうとう脂肪層のないロースハムが売りに出された。
ハムの美味さは脂肪の美味さなんだ。その美味しいところを取り
去ったロースハムなんて全然美味しくない。
プリプリパサパサのハムを食べながら、
「これはハムと言えるだろうか?」と疑問に感じた。
昔のように柔らかで脂肪が沢山ついているロースハムが食べたい。

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2006/12/14

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