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2006年9月16日 (土)

鯵の塩焼き

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こんなのタイ料理ではないと思うだろう。
ところがこれは立派なタイ料理なのだ。
日本では焼き上げる直前に塩を振る。
ヌチャナートは塩を何日も前からたっぷりと振っておく。
それを大きな容器に入れておく。
これをゆっくりと焼き上げるのだ。
見た目は和食と同じだが、ゆっくりと醗酵した鯵はちょっと違う。

2006・9・16

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ウチのラーメン

ウチのラーメンはちょっと違っている。このように思いたかった。
「ヌー!腹減った!ラーメン食いたい!」
安いインスタントラーメンがあった。
古くなって味が変わる前にこれを処分しちゃおう。
「幾つ、食べるの?卵を入れる?」
しめしめ、自分で作らなくてもいい。
ヌチャナートが日本のラーメンでタイのバーミーナムのようなものを
作ってくれるものと思った。
タイの香草を入れて、肉や野菜も入れてくれる。
そして、焙煎して粉にした唐辛子、ナムソムなどと一緒に出してくれる。
「できたわよ」
見ると、インスタントラーメンにお湯を入れただけだ。
バーロー!そんなら自分で作りゃあ良かった。
タイのインスタントラーメンを作る時はこんなことはしない。
ちゃんと肉や野菜を入れて作る。
ヌチャナートは差別しているのだな?!

2006/9/16

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モツ煮込み

ヌチャナートはモツが好きだ。ヌチャナートだけではない、タイ人は
モツが好きだ。今日は白モツの煮込みだ。日本では味噌と生姜を
入れて煮込む。
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ヌチャナートはレモングラスやタイ蜜柑の葉っぱなどを入れてモツを煮込んだ。
これも香りがよくて美味いのだ。
もちろん唐辛子が入っている。この辛味がないと美味くない。
これは面白い味だ。
一種の味の冒険だ。好き嫌いは食べてから判断すればいい。
味見をする価値がある料理だよ。

2006・9・15

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2006年9月15日 (金)

タイ風ハンバーグ ついに出た!

ついに出た!タイ風ハンバーグ

何処の国にも挽肉料理はある。挽肉でできる料理というのは限られ
ている。
挽肉を丸めてミートボール、小判型にするとハンバーグだ。
挽肉に加えるものにより味を変える。
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挽肉にかけるソースで味を変える。
自由に味を変えることができるので、挽肉料理は面白い。

ヌチャナートは挽肉を丸めてトムチュートに入れたり、ラーメンに入れたりしていた。
タイにも小判型にしてフライパンで焼く料理があるはずだ。
俺は黙ってそんな料理が出てくるのを待っていた。
ついに出ました!
タイ風のハンバーグが出たのです。
我家の手作りハンバーグです。
ハンバーグのようなものがタイにも絶対にあるはずだと思っていた。

朝から香辛料をポコポコ叩いていた。
最近は敷物を敷かないでポコポコとやるから近所にも響いているだろう。
タイでは何処の家でもこんな音を出すから問題はない。
日本で、こんな音を朝から出すのはウチだけだ。
叩き潰した香辛料のなかに挽肉を入れる。
タイ蜜柑の葉も入っている。
よく手で練り合わせてからフライパンで焼いた。
タイ風ハンバーグと言ってよい。

味は魚のすり身で作るタイのさつま揚げと同じだ。
魚臭みがないのが特徴だ。
ニンニク、レモン、唐辛子、ナンプラのソースをかけて食べる。

ミニトマトが付いていた。
ヌチャナートは「このトマトは甘いわ」と喜んでいる。
俺は甘いトマトより酸っぱいトマトの方が好きだ。
このトマトに唐辛子を乗せて食べると美味しいよ。

2006/9/14

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屋台から脱皮

街角の空き地に小さな店ができた。この店は四つ角にあった。
この店の近くに屋台のような店があった。
屋台のような店の裏はどぶ川が流れ、ちょっと臭い。
蚊がうじゃうじゃいるので、蚊取り線香がないと食事ができない。
何が気に入ったのか、その店に何度か通った。
英語がちょっと通じたから通ったのかもしれない。
街角の新しい店もこの屋台の店も経営者は同じだと聞いていた。
新しい店も屋台と似たような作りだった。
一部はテントで雨を塞いでいた。旧い店よりちょっと広い。
テーブルの半数は通りに出ていた。通りを占拠しても誰も文句をいわない。
ホテルに戻る前にその店で食事をしていた時だった。
俺の目の前で女が辛いソースを作っていた。
ナンプラを入れ、唐辛子をゴッテリと入れる。
レモンを絞って入れる。
屋台とは言え、商売用のソースを作るのだから大きな器で作っている。
いろいろな物を入れてソースをかき回す。
日本だったなら、ソースを小さな皿にとって味見をする。
女はかき回していたスプーンでソースをすくって味見している。
「汚ねえな!不衛生だ!」と怒ってもここはタイだ。
そんなことを言っても通じない。
なんで客がそんなことに目くじらを立てるのか女はわからないはずだ。
黙って女のやることを飯を食いながら見ていた。
女は味見をするとちょっと考えながら唐辛子を足していた。
「この女はこんなに唐辛子が入ったソースを味見して、味の微妙な差が分かるのだ!」
俺がやったら舌が痺れて味なんかわからない。
たいしたもんだと感心した。
バンコックに行くとその店を見る。行くたびにすこしずつ綺麗になっている。
今では屋台からほぼちゃんとした店に出世している。

2006/9/14

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竹の子と鶏の煮合せ

「また、竹の子かい?よせよ。足が痛くなるよ。」
「大丈夫よ。あたし、竹の子が大好きなのよ」
大好きというだけあって、竹の子の味には五月蝿い。
「この竹の子は、甘味があるわ。こっちの竹の子は・・・・」
と言いながら、異なる竹の子を使い分けている。
日本の竹の子はあまり好みに合わないらしい。
今日の竹の子は細長い竹の子だ。
その細長い竹の子をフォークで引っ掻く。
そうすると細長い竹の子の千切りができる。
乳鉢で鶏肉を香辛料と一緒に叩きながら混ぜ合わせる。
こうすると香辛料が鶏肉に沁み込むのだ。
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竹の子と鶏肉を煮込んだ。
俺が空腹ではないと知っているので、かなり時間をかけてゆっくりと煮合わせている。
タイ料理特有の香りが部屋に漂う。
窓が開いているので、かなり遠くまでこの臭いは届くはずだ。
ご近所さん、ごめんなさい。大勢いる人の中には美味しそうな臭いと感じる人がいるかもしれない。おおかたの人は異臭と感じるだろうな。
そんなことを考えている内に出来あがったらしい。

竹の子と鶏肉をご飯に乗せる。
香辛料の香りが口中に広がる。
辛味と旨味が調和している。
これも旨いね。ヌチャナートが大好きというのも無理がない。

2006/9/14

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2006年9月14日 (木)

食い物の名前

食い物の名前は使っている材料から来ているのが普通だ。
タコが入っているからたこ焼き、イカを焼いたものだからイカ焼きの類だ。
名前が付いているけど、その名前の物が入っていないものも結構ある。
食い物の名前と材料の関係をみると面白い。

例えば鯛焼きだ。鯛焼きには餡子は入っているが、鯛が入っている本物?の鯛焼きをみたことがない。

鉄板焼きには鉄板は入っていない。
今川焼きに「今川さん」を入れるか?
これって江戸の今川橋付近が発祥の地らしい。それで今川焼きというようになったらしい。今川家の家紋の巴を描いた菓子なので今川焼きという説もある。

大判焼きに大判は入っていない。
お好み焼きに「お好み」は入っていない。お好み焼きにはよく桜えびが入っている。
俺は桜えびの乾燥臭は嫌いだぞ!
嫌いな物が入っているのに、お好み焼と言うのは許せない!!!

どら焼きに「銅鑼」は入っていない。
もんじゃ焼きの「もんじゃ」ってなんだ?「もんじゃ」なんてものはねえぞ!

焼きソバには麺がはいっているからまあ許そう。
しかしなあ、焼きソバに使っているのはラーメンだぞ。蕎麦ではない。
焼きラーメンと言うべきだ。

焼肉は許せるな。

おばあちゃんのぽたぽた焼 <亀田製菓株式会社製>は名前がいかん。
名前から想像する俺のイメージは:
小便をぼたぼた垂らすおばあちゃんを焼くのか?
それとも婆ちゃんが小便をぼたぼた垂らしながら焼くのか?
どうも綺麗なイメージが湧かない。
食い物の名前は「美味さを感じさせる」ものにしてほしいな。
断っておくけど、俺は亀田製菓に恨みはないぞ!

ばくだん焼きというのもあった。爆弾を焼く気なのか?

タイ料理にも似たような物、おかしな名前の食い物があると思う。
焼酎のラオに唐辛子とライムをいれてから炭酸で割る。
そうすると酔いが急速に早まるので「爆弾ラオ」なんて言っているかもしれない。料理を通じてタイ語も勉強するのもいいかもね。

2006/9/13

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インドカレー

今朝、冷凍庫を開けたら先日作ったインドカレーが入っていた。
カレールウを売っているのを見かけた時、なんとなくタイ料理以外の
ものを食いたくなり、それを買っておいた。
しかし、「腹がへったな」と思うと、いつもヌチャナートがタイ料理を
作ってしまうので、インドカレーを食べる機会がない。

ある日、ヌチャナートが朝寝をしている。
この機会を利用してインドカレーを作ろうとした。
こんなものを作るのは簡単だと思うだろう。しかしだなあ・・・・
ウチの料理はタイ料理、タイ飯だけだから、インドカレーを作ろうと
すると材料がないのだ。インドカレーの基本材料は肉、ジャガイモ、
人参、玉ねぎだ。肉と玉ねぎはあるけど、ジャガイモも人参もない。
どうしよう?
ヌーが寝ている間に作らなくてはいけない。
人参はないから諦めよう。
ジャガイモはマッシュポテトがある。これでいい。
ポテトサラダを作る時のために買っておいたマッシュポテトだ。

これで日本の食堂で食べるカレーのようなものができた。
立派なカレーだ。自画自賛。
ヌーが起きてきた。
「あら、自分で作ったの!助かるわ。らくでいいわ!」
余ったインドカレーを冷凍しておいた。

冷凍庫にそのインドカレーが入っているのを見た。
「こんなものはさっさと食ってしまえ!」
それを取り出して、鍋で温めて食べていた。
朝っぱらからカレーだが、構わないのだ。
俺はカレーには大きく切ったジャガイモを入れる。
カレーの味が浸み込んだ粗切りのジャガイモは美味い。
粗切りのジャガイモが入ったカレーを冷凍しておくと、ジャガイモの
味が変わる。味が変わったジャガイモは吃驚するほど不味いのだ。
このカレーには粗切りのジャガイモがない代わりにマッシュポテトが
入っている。粗切りのジャガイモを使った時と同じようにおかしな味
になっていると思った。
意外なことにマッシュポテトだと味の変化がない。
こりゃいいことを学んだ。

俺がインドカレーを食っているのを見て、ヌチャナートが宣言した。
「あたしね、日本の料理は作れないから、日本の料理を食べたかっ
たなら、自分で作ってね。」
女は強い!妻という立場に立つとますます強くなる!
タイの女は男に尽くすなんていうのは嘘だ。
今更、騙されたなんて反省しても遅い。
付き合っていた頃はそんな姿は微塵もなかった。
「このウチで一番偉いのはアタシ、次はサダム(猫)その次はサミイ
(俺のこと)」と公言している。

ヌチャナートはインドカレーは日本料理だと思っているのだ。
タイにもインド人がやっているインド料理屋があるので、このカレー
はインド料理と分かるかと思った。
ヌチャナートは日本に来て初めてカレー料理の存在を認識したのだ。
だから、ヌーはカレーは日本料理だと思い込んでいる。
旦那が日本料理を勝手に作って勝手に一人で食べているので、
「ああ、助かった!」と思っているようだ。

カレーの関連記事はここにあります。

タイのカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_5144.html

タイカレーよ    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_5578.html

三色のカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_574d.html

タイカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_e532.html

インドカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_a7ae.html

竹の子入りカレー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_fd8c.html

インドカレーその後   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_a436.html

みずなのカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_fa26.html

タイカレーが出る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_89f1.html

タイカレーの地方性   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_596a.html

パパイヤカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_34f4.html

2006/9/13

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2006年9月13日 (水)

精力剤

天秤棒を担いだ男がいた。男の商品を見ると5センチほどの長さに揃えた小さな薪の束のようなものがある。
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「これは精力剤になるのだぞ」とぴんときた。
精力剤でなかったなら、歯ブラシの代わりにするのかもしれない。

この薪のようなものを酒にいれると何かの薬になるはずだ。
例えば日本の養命酒のようなものだと考えた。

タイ文字で説明がある。
ユウちゃんに読んで貰った。
「こんなもの、何処で見つけたの?これを飲むと男の人がピンとなるのよ」
ユウちゃんはニヤニヤ笑っている。
タイの女も30を過ぎるとこんなことを平気で言うようになる。
俺も思っていた通りなので別に驚きもしなかった。
別の男にこの木の効能について聞いた。
「これは男が元気になるんだよ。」彼もニヤニヤ笑っている。

この薪のようなものをもう少し買ってみよう。
市場のあちこちを探したが同じものは見かけない。
あちこちの市場を見て回ったが見つからない。
町の中で行商人を探したが、こういう時にはいないものだ。
軽石や木の股で作ったパチンコなどは売っている行商人はいるが、この薬を持っている行商人はいない。
探す時には見つからない。要らない時にはあちこちにある。

ああ、この薬の味ですか?
苦いだけ。いかにもお薬という感じ。
けして美味くありません。

2006/9/13

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鶏肉と筍

筍を食べると膝が痛むらしいのだが、ヌチャナートは筍が好きだか
ら、すぐ筍料理をつくる。今日も筍を使っている。
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鶏肉と筍を一緒に煮るのだ。それにレモングラスやタイの小さな玉ねぎを加える。
赤い唐辛子は忘れずに入っている。
この単純な料理なんだが、これは美味いよ。
口の中がピリピリするほど辛みがある。そうじゃないとタイ料理は美味くないのだ。
日本にあるタイ料理屋は日本人に合わせるために辛みを落とす。
そうなると本物の味にはならない。
辛いタイ料理に慣れていない人でも、この程度の辛さなら大丈夫だろう。
ほら、写真を見れば分かるでしょ?
唐辛子が少ないものね。
それで上からばさって取ると、下に唐辛子が隠れていることもある。

2006/9/13

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2006年9月12日 (火)

昨晩と同じか

「できたわよ」と言われて出された料理は昨晩と同じような料理だ。
器が同じだから、同じような料理に見えるのだ。
違う料理なのだが、俺たちには同じに見えてしまうのだ。
インドで料理を注文すると、何を注文してもでてくるのはカレーだ。
ドライカレー、湿ったカレー、どろどろカレーなのだ。
インド人には違う料理なのだろうが、俺たちには同じ味で姿が違うだけだ。

信州味噌、仙台味噌の味噌汁の味の違いなんて外人に分からないのと同じだ。
外人には鯛の刺身も鰯の刺身も区別が付かないかもしれない。

この料理もそれと同じだろう。俺には同じように見えるがきっと違う。
昨晩は物凄く辛かったが、今朝のものはそれほど辛くない。
昨晩の料理には長葱は入っていないが、今朝の料理には入っている。
香りも違うが見た目には同じに見える。
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「どう?美味しい?」
「美味しいよ。ありがとう」
タイ料理の微妙な味の違いがわかるようになるにはまだまだ修行が足りない。
「これはバンコックの料理よ」「こっちがチェンマイの料理」「これはラオス料理」
「これはイサーン料理よ」「これはベトナム料理」なんて出される。
俺にとっては、どれを食べても辛いタイ料理なのだ。
「この料理はバンコックでは余り見ないな。バンコックではこの料理が多いな。」
そんな料理の違いがちょっとだけ分かりかけてきた。

2006/9/12

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茄子の色

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 茄子を油で炒めると茄子の紫の皮に油がきらきらと光り、綺麗だ。
油で炒めた茄子は美味い。味噌と一緒に炒めたものも美味い。
この茄子に唐辛子をつけて食べるのも美味い。
ウチの飯はタイ料理だから味噌なんてない。
茄子の色が綺麗なうちに食べたかったが、これはお弁当のおかずだ。

R0017952pct20 今、食べちゃうとお菜がなくなってしまう。
食べたいのを我慢しながら写真を撮った。
これがお昼になると紫が茶色になって不味そうに見える。
茄子の漬物も茶色になると食欲が落ちる。
弁当の蓋を開けると茶色になった茄子があった。
朝と昼でどの位の差がでるか比較してみよう。
茄子に唐辛子を乗せて食べた。
うん、おいしい。
豚肉はニンニクを効かせてある。香りがいい。
これも唐辛子を一緒に食べる。
茄子の色は悪くなっているが、計算済みだから気にしない。

2006/9/12

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2006年9月11日 (月)

挽肉の炒め物

今日は何を食べるなんて聞かれても困る。
肉の種類を言っている。
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豚の挽肉にしてもらった。
これをフライパンで炒めるのだかが、炒めている時に
もうもうと煙が出る。
その煙でくしゃみがでる。
いつものことだ。

今日の挽肉は粒が大きい。
これに蜜柑の葉っぱなどを加えて炒めるのだ。
これは香りがいいので好きなんだ。
食べながら汗を拭いた。
辛さで汗が次々とでてくるのだ。

2006/9/11

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辛いわよ

「辛いわよ!食べる?」
「うん」
気軽にこたえた。
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「どう食べられる?」
「うん」
無口な俺は「うん」としか答えない。
「スープも飲んでよ」
「美味いよ。」
野菜も食べた。鶏肉も食べてみた。
だんだん辛さが効き出した。
「かれえーな!」
「だから辛いわよと言ったでしょ。聞いたら、食べるといったから作ったのよ」
「これは効く!」
「他の日本人は食べられないわ。これを食べるのはサミイだけよ」
いやあ、それにしても辛い。
「ああ、辛くて美味しい!」ヌチャナートはこの味に満足している。
タイ人が辛いというものは本当に辛い!
スープなどは本当にいい味がでているのだが、「おお、かれえ!!」

辛いスナックがある。あれは食べる遊びだから、辛いと思ったら止めれば良い。
これは食事だから、食わないと腹が減るのだ。

2006/9/11

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ポーロー

E7 タイの町を歩くとあちこちからアニスに似た香りがする。
これは八角と言われる香辛料の香りだ。
好きな香りかといわれると、好きではない。
嫌いかと聞かれると嫌いでもない。
俺の答えはなんとも中途半端な答えになる。

多くの店では豚の足を八角と一緒に煮込んでいる。
飴色に煮込まれた豚足は美味しそうだ。
その香りが風に乗って通りにでてくるのだ。
タイのゴタゴタした町で蒸し暑い空気の中でその臭いを嗅ぐとよけい蒸し暑く感じる。
これがタイの臭いなんだ。この臭いに慣れるしかないのだ。
日本でうなぎの蒲焼の臭い、味噌汁、焼き魚、焼き鳥の臭いを嗅ぐようなものだ。
日本人には余りにも当たり前の臭いなので、異臭とは感じない。
外国人にはこれらの臭いは異臭なのだ。
タイで俺が感じる異臭は八角の臭いなのだ。

八角と一緒に煮込む料理をヌチャナートはポーローと呼んでいる。
豚のバラ肉を使う時もあれば、腿肉の時もある。
八角で香り付けした肉料理の総称がポーローらしい。
味も香りも使う材料も同じだから、ヌチャナートが言うポーローは中華料理のトンポーロウ 東坡肉から来ている言葉と推定した。

日本でトンポーロウと言うと豚バラの角肉の煮込みだけだ。豚足は使わない。
俺はトンポーロウの「トン」は豚という字を使うのだと漠然と思っていた。
「ポ」はきっと難しい漢字だろう。
「ロウ」は肉という漢字に決まっている。
つまりトンポーロウを漢字では「豚?肉」と書くと思っていたのだ。
それなのに、「東坡肉」という漢字を使う。
意外だった。

これまた漠然とトンポーロウは四川省の料理だと俺は思っていた。
四川省は中国の西部にあるのに、東という字を使うのはおかしい。
あるインターネットサイトではトンポーロウは中国の杭州名物となっていた。
杭州は中国の東部にあるが、北京から見れば南だ。
料理や野菜、果物に方位を書く時はその料理の発祥地や原産地の方角を示している。
西のペルシャから来たスイカは「西瓜」と書く。
南のカンボジアから来たカボチャは「南瓜」と書く。

「坡」の意味が分かればトンポーロウの発祥地がわかるはずだ。
「坡」の意味は坂とか傾斜と言った意味だと知った。
肉や料理とまるで関係がない字だ。
それじゃ「坡」の付く地名を探すことにした。
朝鮮半島の京畿道にパジュ市がある。
この町を漢字で書くと坡州市になる。
朝鮮半島の坡州市なら中国の何処から見ても東にあたる。
俺の仮説はトンポーロウの発祥の地は朝鮮半島だ。
それが中国に入り、中国から日本に入ってきたものだ。
日本でトンポーロウを漢字で書く場合「西坡肉」と書きシーポーロウと言うべきだ!!

タイでは何処にでもポーローがある。
コラーゲンがたっぷり入った豚の足のポーローは肌にいい。
安くて美味しくて肌にいいのだから、タイへ行ったらポーローを食べなくちゃ損だ。

2006/9/11

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2006年9月10日 (日)

朝、昼、夕の顔

顔とタイ飯になんの関係があるのかと思うだろう。
ところが大いに関係があるので俺もびっくりした。
朝の顔は朝顔だ。これはパクブンとタイ語でいう野菜のことだ。
空芯菜と中国語だか日本語では言っている。
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この炒め物は俺の好物だ。
安くて美味しい料理だ。

昼顔は冬瓜のことだよね。
これを煮ると美味しいんだ。柔らかでスープが染み込んでなんとも言えぬ美味さが出てくる。

今日は夕顔が出てきた。豚のモツと一緒に煮込んだ。
モツには特有の臭いがある。
このモツを煮込む前に何度も水を取り替えたのだろうか?
持つの臭みはなくなっている。
良く煮込んであるので、モツも柔らかになっている。
生の唐辛子と一緒にモツを食べる。
唐辛子の刺激が口じゅうに広がる。
痛みに近い刺激だ。
この刺激がないと食事が進まなくなっている。
俺も完全にタイボケしている。
夕顔も冬瓜と同じように柔らかく煮えている。
スープの旨味を吸い込んでいる。
慌てて食べると火傷をする。

朝、昼、夕の顔を食べて、何かを征服した気分になる俺は馬鹿だと思っている。
どの顔を食べても美味しい。
こんな料理を作ってくれるヌチャナートに感謝、感謝!!!
明日はどんな料理が出てくるのだろうか?
今から楽しみだ。
日本で買える食材にほんのちょっとだけタイの食材を加えて、完全に、本当に完全なタイ料理にしてしまう。
タイの料理屋で食べる料理よりも美味しい料理がでてくる。

2006/9/10

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ズイキを煮る

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イモの茎、芋茎があった。これはヌチャナートの好物だ。
これを見ると必ず買う。
食糧事情が悪い頃、これも食べた。どうやって食べたのか覚えていない。
乾燥品を買ってきて、酢の物にして食ったことがある。
今の日本ではイモの茎なんて食品だとは思われていない。
しかし、乾物として売られているのだから、愛好者がいることは確かだ。

ズイキの赤い皮を剥いて煮ると、あんなに大量にあったと思われるズイキが
ほんの少ししかない。
これに椎茸やタイの茸を加えて煮る。
いろいろな香草も入れた。

「出来たわよ。味見して!辛いかもね。」
うん、ちょうど良い味だ。

ズイキといえば肥後ズイキを思い出す。
肥後ズイキの話をヌチャナートにした。
タイにも肥後ズイキはあるのだろうか?
今度タイに行ったら、これを見つけるのを課題の一つにしよう。

2006/9/9

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砂肝を料理する

ヌチャナートを含めてタイ人はモツ肉が好きだ。
日本人はモツは下等な肉のように感じている。
タイ人はモツも肩肉、股肉も同じ様に考えているみたいだ。
ただ単に好みでモツを買う。
日本で言えば、モツの煮込みが食いたくなったからモツを買うような
雰囲気でモツ肉を買い込んでいる。そんな姿を見ていると、モツ肉
と肩肉に上下の差を感じていないのではないかと 思ってしまう。
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近所の肉屋で砂肝を見た。
「これ、買いましょうよ」
買って来た砂肝を早速煮こんだ。
ホーラパーとかいう香りのよい香草も一緒だ。
しこしことした砂肝の感触がいい。
俺がタイ蜜柑の葉と呼んでいる葉も入っている。
この葉っぱも香りがいいのだ。
「ねえ、ヌー。この蜜柑も実がなるんだろう?」
「なるわよ」
「どの位の大きさ?」
「ライムくらいの大きさよ」
「食べるの?」
「食べないわ」
「酸っぱいの?」
「酸っぱいわよ」
「ふーん」
思ったとおりの答えが返ってきた。
「この蜜柑は髪を洗うのに使うのよ」
へえー、面白い事を聞いた。
蜜柑で髪を洗うなんて、知らなかった。
エコロジストが聞いたなら泣いて喜ぶ情報だ。

2006・9・9

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