« 2006年9月24日 - 2006年9月30日 | トップページ | 2006年10月8日 - 2006年10月14日 »

2006年10月 7日 (土)

苦瓜も終りか

ベランダにタイの香草を植えている。料理のたびに必要に応じて香草をとってきて使っている。
いちいち買いに行かないで済むので便利だ。
タイの香草が日本で育つなんて想像もしていなかった。R0018016r_1




「ねえ、これを買いましょうよ」
ヌチャナートは苦瓜の苗を手にとっている。苦瓜は胡瓜と同じ様に背が高くなり広い場所が必要になる。こんなものをベランダで育てられるわけはないだろうと思った。
ヌチャナートが「大丈夫よ」というのだから、絶対に大丈夫なはずだ。
それでもまだ疑問があった。
苦瓜を育てるには支柱が必要だ。
支柱を買う事にした。
「こんな長さでは足りないだろう。もっと長いのが必要なんじゃない?」
「これで大丈夫よ。大きくならないわよ」
大きくなる前に食べてしまうから、絶対に大きくならないと言う。

苦瓜の葉を摘み取っては「こんなに採れたわ」と嬉しそうに見せる。
あの料理、この料理に苦瓜の葉を使った。
涼しくなり、苦瓜の葉は黄色くなった。
もうそろそろ苦瓜の葉を取れる季節は終りなのだ。
小さな実もなった。そんな実はサラダに使ってしまった。
安くて小さな苗だったが、この夏の間ずーっと楽しめた。
ありがとう。
来年も苦瓜をベランダで作ろう。

2006/10/7

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 6日 (金)

鶏とレモングラスと

今日の料理にはレモングラスが沢山入っている。レモングラスとはよく言ったものだ。
見かけは日本のススキのような姿だ。それなのにその香りは柑橘類のレモンのようだ。
R0018009pct20


その香りを嗅ぐとなんだか不思議な気がする。
日本のホームセンターにレモングラスの苗があった。その苗を鉢に植えた。
初夏に株分けをすると、すくすくと元気に成長した。
猫のサダムもレモングラスが好きだ。レモングラスの臭いを嗅いでは葉を齧る。

今日の料理にはこの他にゴーヤも入っている。ちょっと苦味があるがイヤミにならない。タイ蜜柑の葉も入っており、複雑な香りがする。
この料理はあまり辛くないなと思いながら食べていた。
やはりタイ料理だ。食べているうちに辛味が徐々に回ってきて、頭から汗がでてきた。
汗が出るのは唐辛子のせいだ。
肉を食べたり、苦瓜を食べている時にはそれほど辛いとは思わないのだがなあ。
やはり唐辛子が十分に入っているのだ。

この料理を弁当に詰める時、タイ料理の香りを感じた。
「ああ、これはまさしくタイの香りだ」
あの暑い太陽の下で屋台をだしているおばさんが客の注文で料理を皿に盛っている時に漂ってくる香りだ。懐かしい光景を思い出した。
この香り、この味がタイの普通の料理なのだ。

2006/10/5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

これが朝食か

ヌチャナートがのこのこと起きだして来て朝食を作り始めた。
なんだか異臭が漂う。
「なんだ、この臭いは?」
「和食を作っているのよ」
醤油 が焦げる臭いだ。醤油の臭いなんて余り嗅がない。
R0018007pct20


珍しい臭いは異臭と感じるのだ。とうとう俺もタイの臭いに慣らされてしまい、醤油の臭いは別物と感じるようになっていたのだ。

「できたわよ。さあ食べて!」
出されたものを見て驚いた。こりゃ朝食の料理ではない。これは昼か夕食だよ。
醤油の臭いから想像している朝食は味噌汁、納豆、生卵、漬物、焼き魚だよ。
「タイだって朝に食べるものと昼に食べるものは違うだろう。これは朝飯ではないよ!」と言いたかった。ヌチャナートにはまだそんな区別は付かない。
それを言ってしまったなら可哀想だ。
一生懸命に作った料理だ。あり難く感謝して戴かなくてはいけない。
ヌチャナートが日本で見て、経験した料理は彼女にとっては全て和食なのだ。
料理と食べる時間は密接に関係がある。
自分が食べた和食と時間の関係を彼女はつかんでいないのだ。
思わず笑ってしまった。
「何を笑っているの?」「なんでもない」ここは誤魔化しておくほうが平和でいい。

牛肉、人参、玉ねぎ、苦瓜などを煮込んだものだ。
これをナンプラと唐辛子入りのソースで食べるのだ。
和食にはこんな辛い食べ方はない。
これは絶対に笑える。
この食べ方はヌチャナートにとってはごく当然な食べ方なのだ。
肉に唐辛子を乗せて食べている。
ヌチャナートはこれは日本の料理だと思い込んでいる。
味付けは確かに日本の料理だ。黙ってだせば、タイ人が作ったなんて思わない。
人参に醤油味が浸み込み、柔らかになっており美味しい。

2006/10/5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 5日 (木)

パットムー

豚肉をフライパンで炒め出した。換気扇を回すのを忘れたらしい。
家中に刺激臭が充満する。唐辛子や香草が加熱されて刺激臭が出るのだ。
ヌチャナートがくしゃみをする。続いて俺もくしゃみをする。
「タイじゃこんなことないわ。家の作りが違うのね。ご近所もくしゃみをしているでしょうね」
R0018005pct20


誰も文句を言う人はいないが、多分ご近所さんもくしゃみをしている。
窓を閉める季節になるまでの辛抱だ。
扇風機まで動員して目に見えない刺激臭のもとを家から追い出した。

この肉は香りがいい。炒めた時にでる汁と肉をご飯に乗せる。そうするとご飯は汁の旨味と香りを吸いこんでおいしくなる。
この味なら絶対に日本人にも受ける。

2006/10/4

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トムチュート

今日の飯は多分 トムチュートと言うのだろう。面倒でいちいち料理
の名前を聞かない。食えりゃあーいいんだ。
そんなことを言ったらヌチャナートは怒るだろうな。
ヌチャナートがこのブログを見ることがないし、見てもこれを読めな
いからここでは何を言っても大丈夫だ。ここで偉そうなことを言っても
家に帰りゃあ、
「今日のご飯はおいしかったよ。スープの出汁がきいているね」
なんてご機嫌取りを言うのだ。ウチではヌチャナートが実権を握って
いる。いつの間にやら握られてしまった。ご機嫌を損ねると
「お腹すいた?今晩のご飯はないわよ!」と脅迫する。
R0018004pct20

このトムチュートは鶏肉を煮込んだものだ。英語で言えば「鶏肉の
タイ風シチュウ」だろうな。辛味はすくないよ。香草の香りがいい
のだ。香草は何をつかう?それはウチの秘伝だから教えるわけに
いかないのだ!本当はヌチャナートがちょこちょこと作ってしまうの
で、俺は何を使っているのか知らない。この味なら、初めてタイ料
理を食べる人でも受け入れることができる。
但し、唐辛子を避けて食べなくちゃあ駄目だろうな。
俺もこんなものを書くので料理の名前はちゃんとしておこうと思った。
ヌチャナートに料理の名前はなんと言うのか聞いてみた。
「アハハハ・・・・。昨日の残りに野菜と肉をいれただけよ。名前なん
かないわよ」

2006/10/4

| | トラックバック (0)

2006年10月 4日 (水)

鳥のモツ

俺は本当に感心するのだが、タイ人はモツを良く食べる。
タイ人は仏教徒なのに四足を食べる。
日本の仏教は四足の肉を食べることを禁止した。
明治になって肉食が日本の食生活に入り込んだ。
日本人は肉食の習慣がないから筋肉部分しか食べない。
R0018003pct20


肉食が古くから習慣づいている国民は食べることができない爪と骨を除いて全てを食べる。
動物が豚であろうと羊であろうとその食べ方は変わらない。

日本人にはモツは下等な肉というイメージがある。
タイ人は豚のロース肉と豚の胃袋でどちらが上等という意識はないようだ。
もちろんロース肉は胃袋より高価だが、どちらを食うかは好みの問題のようだ。

ヌチャナートが鳥のモツを好むのを知っているので、鳥モツを買った。
未成熟の卵もついている。
これを酸っぱいスープで煮込むのだ。
なんだか変な料理なのでいつも笑ってしまうが、スープはうまい。
モツ肉をさけて茸とスープを食った。これは美味い。
未熟の卵は黄色で料理の彩りにいい。
タイ風のモツ煮込みと考えると、これもうまい料理だ。
酸味はタマリンドで出している。
タマリンドの種も入っていた。
「種を噛むと美味しい実が入っているのよ」
梅干の種の天神様みたいな味がするのだろう。
堅そうな種なので、こんなもので歯を傷めたくない。
噛むのはやあーめた!

2006/10/3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今日の昼飯

腹がすいていた。弁当を広げると直ぐに食い始めた。
食い始めて暫くしてから、写真を撮るのを忘れた!ことを思い出した。
今更、写真を撮ってもしょうがない。
今日は写真なし、記事だけとしよう。
肉は昨日と同じだ。野菜はアスパラと玉ねぎ、絹さやと玉ねぎだ。
野菜は卵でとじてある。
「あたしね、この豆、好きなのよ」
どうやら絹さやはヌチャナートの好物らしい。
俺も好きだ。子供の頃は、絹さやの両端の糸のような部分をよく剥かされた。
爪で端を摘む。引っ張るとスーと糸が剥ける。
それが面白かった。

料理全体にいつものナンプラと唐辛子をかけて食べる。
毎日毎日、こんなにも唐辛子を食べていいのだろうか?
このくらいならなんでもないはずだ。
普通の日本人の食事で一日に唐辛子を一本たべるだろうか?
絶対に食べない。一食に一本の唐辛子は食べる。
大丈夫だろうか?ちょっと心配になる時がある。
「いやいや、大丈夫だ!タイ人を見ろ!!俺よりも もっと食べているぞ。」

医者はタイ人の胃癌の患者に「辛い物は食べるな」と言ったと聞いた。
タイ人でも胃癌になると辛い物は食べてはいけないのだ。

2006/10/3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 3日 (火)

大根のたまり漬け

ヌチャナートが沢庵を好むことは確認してある。
沢庵に似た たまり漬けも好むだろうと推定した。
このたまり漬けはちょっと甘すぎて俺の好みから外れる。
ヌチャナートにはちょうどよい味付けらしい。
「あら、おいしいわ」
そういえば、この程度の甘みがある野菜の漬物をタイで食べたような気がする。
タイ人は甘い漬物を好む傾向があるようだ。
「これね、カオツムに入れると美味しいわよ」
ああ、なるほどね。熱いカオツム(お粥)に入れたら美味しそうだ。
俺達が酔っ払ってラーメンを食うように、タイ人は酔うとカオツムを食べに行く。
冷たいビールやウイスキーでしたたか酔い、腹が減る。
こんな時は「カオツムを食べに行こうよ」と決まって誰かが言い出す。
タイで言うカオツム(お粥)は日本では「お茶漬け」に相当する感覚だな。
これが実に美味いのだ。
夜中に食べるお粥は格別だ。
その時に、肉や魚の他に甘い野菜の漬物を入れる。
お粥にたまり漬けを入れるという発想は日本人にはない。
柔らかいお粥と一緒にたまり付けをポリポリ、カリカリと食べるのは美味しそうだ。

日本ではお粥は健康な人が食べる食事ではない。
体力が弱った病人にだす食事だ。
タイでは健康な人が喜んで食べる。
タイのカオツムは美味しいから、試食する価値はあるよ。
大勢でワイワイガヤガヤ食べるので楽しいのだ。

2006/10/2

| | トラックバック (0)

肉の唐揚とアスパラ

どちらも俺が好きな物だ。肉を油の中に入れるとヌチャナートはもう知らん振りだ。
R0018000pct20


油を火にかけたまま別のことをやっている。
そして頃合を見計らって肉を取り出す。
油を切ってお終いだ。
手際よく料理を作るのにいつも感心する。
パソコンを叩きながら俺は鍋の方を時々ちらちらと見ている。
油を火にかけたまま忘れて火事が発生することが多い。
火事だけは出したくない。
アスパラは茹でただけだ。
肉とアスパラの両方に生の唐辛子を乗せて食べる。
アスパラと唐辛子も合うよ。
そうは言っても、普通の日本人には無理だろうな。
唐辛子のひとかけらを食べても舌が痺れて、そこから先はもう食べられないだろう。
なんにでも唐辛子をかけるのが習慣になっている。
「タイ人みたいね」とヌチャナートは笑う。
日本の食事は塩分が多いが、タイの食事は塩分が少ないので唐辛子と一緒に食べることができる。
塩分が多くて辛かったなら、そんな食事は食べることができない。

日本に仕事でやってきたタイの女が心配そうに言った。
「ホテルで朝食を食べると、喉が渇くのよ」
「味噌汁を飲んだだろう?」
「ええ」
「味噌汁には塩が沢山入っているんだ。だから喉が渇くのだよ」
彼女はちょっと安心したようだ。

こうやって毎日、タイ飯を食っていると、臭いと思っていたナンプラを
飯にかけて食うようになる。
しかもそれが美味いと思うようになるのだから慣れというのは恐ろしい。

2006/10/02

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マグロの空揚げ

R0018001pct20


この写真を見るとジャガイモのフライに見えるでしょ。
違うんだな。これは魚なんだ。
「ねえ、この魚どうする?焼くの?それとも揚げる?」
「うーん、揚げてくれる」
冷凍にしていたマグロだ。解凍して時間がたってしまい刺身では食えない。
綺麗な赤身だったが白っぽくなっている。
それでこれをどうやって食おうかという相談をした。
マグロをぶつ切りにしてそのまま油で揚げたのだ。
ナンプラと唐辛子をかけると、これも美味いよ。
美味くないのかもしれないが、唐辛子の辛味で食ってしまう。
この味なら、生姜をおろして醤油をかけても美味しいと思うよ。
初めて食う料理だけど、大丈夫、食べられる。

2006/10/2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エリンギと苦瓜

エリンギを取り出した。
「これどうやって食べる?焼く?」
「うーん・・・・?」
「スープいるでしょ?スープを作るわ」
R0018002pct20


ヌチャナートは俺の返事を待たないで勝手にスープを作り出した。
「苦瓜を入れるわよ。茸と苦瓜のスープは美味しいのよ」
どう言おうかタイ語を考えているうちにエリンギと苦瓜のスープが出来上がってしまった。
卵を溶いてスープに入れた。

料理を作るのが早いのはいいが、俺の意向を聞かないで勝手に作り上げるのは考え物だな。
文句を言うのもタイ語になるから、面倒だ。
ヌチャナートが作った料理を「美味しいよ」と言いながら食べるのだ。

2006/10/2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 1日 (日)

薬膳:便秘に効く

これまでに何回か便秘に効果のある食べ物を紹介した。
最初に紹介したのが酢に唐辛子を入れたものだった。
俺は酢に唐辛子の成分が移り、変化して便秘に効果がある薬が出来上がるのだと思った。
そのうちに唐辛子ではなくて酢自身に排便を促す作用があるのではないかと考えるようになった。
ヌチャナートは言う。
「薬なんて飲む必要ないわよ。レモンを使えばいいのよ。レモンを使った料理を食べるとトイレに行きたくなるわ。薬なんて体に悪いわ」
酢の酸味成分は酢酸だ。レモンの酸味成分はクエン酸だ。
酢酸でもクエン酸でも酸味があるものを食べると便通がよくなるようだ。

先日、ヌチャナートが友達からタブレット状のお菓子を貰った。
「これを食べてみて?驚くわよ」
粉末のヨーグルトを錠剤に固めたものだと思っていた。
食べるとやたらと酸っぱい。思わず顔をしかめる。
その顔を見ながらヌチャナートは笑う。
「これを食べたら、2、3回はトイレに行ったわ。アハハハ・・・」
そうかな?そんなに効くのかなあ?
俺は少々、その効果に疑問をもっていた。
食べてから一時間もしないうちにトイレに行きたくなった。
やはり、酸味は排便効果があるのだ。
どうやら酸の種類は関係なさそうだ。

体の調子を見ながら、食べ物を選べば薬なんて使う必要はないのだ。

薬膳の関連記事はここにあります。

薬膳:ライムジュースと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_f2f2.html
薬膳:苦瓜   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_ffd9.html
薬膳:赤いスープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_bdde.html
薬膳:烏骨鶏   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_56d1.html
薬膳:便秘に効く   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_096e.html
薬膳:トウモロコシと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_7b1c.html
薬膳:青い葡萄   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_2c5f.html
薬膳:マンゴー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_6986.html
薬膳:唐辛子酢   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_b608.html
薬膳:便秘に効く果物   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_a32d.html
薬膳:便秘療法   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_6278.html

2006/9/29

| | コメント (0) | トラックバック (1)

玉子焼き

R0017997pct20

玉子焼きを作ってくれた。
タイの小さな玉ねぎを刻んで入れてある。
西欧人ならプレーンオムレツと言うのだろう。
味はともかくとして、と言うと不味そうに聞こえちゃうな。
ヌチャナートが作る料理だから塩味も丁度よく、美味しいよ。
盛り付けが面白いので写真を撮った。

2006/9/28

| | コメント (0) | トラックバック (0)

好みの問題

食の好みはどうやって決まるのだろうか?
俺の言葉でいう「ミーハーグルメ」の好みはテレビ、グルメ本、グルメ
誌の情報で決まる。食に関連する記憶で好みが決まることもある。
鶏が絞め殺されるところを見た。その時の鶏の鳴き声が耳につい
ている。
鶏肉を見るとその鳴き声を思い出すので鶏肉はイヤだという人も
いる。

子供の頃、西瓜畑の近くの肥溜めに落ちた。
西瓜を見るとあの時の恐怖をおもいだすので、西瓜が嫌いになった
という人もいる。

地域差もある。関東では納豆を食べるが関西では食べない。
時代でも変化する。鮪のトロなんて昔は下品な味とされていた。
今は鮪のトロは高級品扱いだ。
地域差、時代差による好みの変化は地域の全構成員の好みが
ほぼ一斉に変化する。

厄介なのは個人の好みだ。
経験的に分かったのは、甘辛塩苦と言った味によって好みが変る
ことは少ない。これは塩っぱいから、甘すぎるから、辛すぎるから
嫌いと言うことがあるが、味がどうのこうので好きだとか嫌いだとか
を決めることはあまりない。

多くの場合、好みを決めるのは味よりも香りだ。
先ほどの納豆も大豆蛋白を分解した旨味成分が大量に含まれて
いるので、美味い食品なのだ。しかし特有の強い香り、それが受け
入れられないのだ。
チーズもそうだ。これも美味い食品だ。旨味も強いが香りも強い。
チーズが好きな人にはたまらないほどいい香りなのだ。
臭いを嗅いだだけで、生唾がでてくる。
嫌いな人には耐えられない悪臭になる。

食物の色も好みに影響を与えるが、色が黒いから好きだとか嫌い
ということはあまりない。
形も好みに影響があるけど、丸いから嫌いだなんてことは殆どない。
昆虫の形がそのまま出てくると、尻込みする人が多いだろう。
これなんかは特別な例だ。

食は凄く保守的なのだ。子供の頃から食べているものは安全だと
わかっている。変なものを食べて体を壊したくない。
知らず知らずのうちに、安全なもの、安全な食品を求めている。
慣れ親しんだ食品なら安全だ。知らない食品を食べるには勇気が
必要なのだ。外国に行き、「これは知らない食品だから食べない」
なんて言ったら食べるものがなくなってしまう。
どうしても食べなくてはいけない。その食品を飲み込む前に安全を
確認しなくてはいけないが、どうやったらいいのか?
他の人が食べているのだから安全な食品だと頭ではわかっている。
できるものなら新しい食品を食べないで済ませたいという無意識の
願望がある。
食べ物を口に入れて最初に感じるのは香りだ。
その香りが受け入れ可能ならば、その食品は安全なものと無意識
のうちに認識するのだろう。
香りを受け入れられるなら、好きな食品になる。
駄目だと嫌いな食品になるのではないかなあ?

2006/9/29

| | コメント (0) | トラックバック (1)

まるで和食

なんだいこれは?見た目はまるで和食だ。作っている時はタイ料理
のような臭いがしていた。
「今日は大根と・・・・の・・・・よ。」可笑しそうにヌチャナートは
「ウフフ・・」と笑っていた。
「・・・」の部分はなんて言ったのか分からない部分だ。
R0017998pct20


料理を見て驚いた。大根と人参の煮っ転がしだ。
肉は牛の腸だ。このモツは取れる量が少なくて人気があるのかな?
赤肉と同じ値段だ。しこしこして美味しいモツだ。
これを見ただけでは和食だと思う。香りは完全にタイ料理の香りだ。
それに唐辛子が加わる。
食べると完全にタイの味だ。

2006/9/29

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年9月24日 - 2006年9月30日 | トップページ | 2006年10月8日 - 2006年10月14日 »