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2006年10月14日 (土)

昼飯は

今日の昼飯は何を食おうかと考えない生活が長くなった。
毎日ヌチャナートのタイ料理を食べているからだ。
弁当をもっているので何を食おうかと考える手間が省ける。

弁当を持たない時は例えば「今日はラーメンにしよう」と決心して会社をでる。そうすると何処のラーメン屋にしようか迷う。一軒の店に入る。ラーメンは塩、醤油、味噌のどれにしようか迷う。
弁当があるので、迷う事はない。昼飯時の天気を気にすることもない。これっきゃない。これを食うしかないのだ。
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ヌチャナートに感謝しながら弁当の蓋を取るとタイの独特な臭いがする。今日の弁当は豚肉と苦瓜を炒めたものだ。椎茸も入っている。唐辛子は忘れることなく入っている。
辛いのだ。これがないとタイ料理にならない。
タイの香草も入っている。
この匂いだけを嗅いだ人はエスニック料理というだろう。
俺にとっては違う。これは家庭料理なのだ。
いつも食べている料理を弁当にしただけだ。
これがウチの味なんだ。

2006/10/13

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2006年10月12日 (木)

インド人と保温ジャー

朝の通勤電車にインド人の女が乗り込んできた。
彼女は保温ジャーを持っている。
あれは彼女の弁当だな。
日本の弁当は彼女の口に合わない?
弁当を作った方が安上がりになる?
あの中には温かいインド料理が入っているのだ。
俺たち日本人の感覚ではインド料理というのはなにを食ってもカレー味だ。
カレー味の焼肉、カレー味のシチュウ、カレー味の野菜炒め・・・・
彼女が保温ジャーを開けるとカレーの臭いがぷんぷんするのだろう。
ウチの弁当はナンプラの臭いがぷんぷんする。
昼飯の時間になると、二人とも周囲に異臭を放つのだ。
俺と彼女には共通点がある。
彼女の保温ジャーを見ながら、にやっと笑ってしまった。

2006/10/12

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お経で始まる

ウチの料理はお経から始まる。お経ではないけど、毎朝同じ質問
から始まるのだ。同じ言葉を繰り返すから、経文みたいなもんだ。
朝の勤行だと思って、会話している。
「今日はなに食べる?」
そんなこと聞かれても困るよ。
「何でもいい」と答えていたが、これでは答えにならない。
どうせ何でもいいのだから、適当に豚とか鶏とか答えるようにした。
これだけでもヌチャナートの気持ちは軽くなるようだ。 

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今朝もお経があった。「トリ!」と簡単に答えておいた。
俺が材料を指定すれば後はヌチャナートが料理を考える。
香辛料を叩いたり、出汁をとったりしながらなにやらぐつぐつやっている。
美味そうな臭いがでてくる。
これが今日の弁当となるのだ。


弁当の蓋を取ると、タイ料理の香りがする。
俺はこんな料理の臭いに慣れているから、この臭いで食欲が湧く。
和食しか食べない人には異臭、悪臭だろうな。
他の人がどう感じようとも、俺は気にしない。
赤い唐辛子が辛い。この辛みがないとタイ料理にならないのだ。
唐辛子は辛味の他に彩りにもなる。赤い色は食欲を刺激する。

2006/10/12

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これも焼肉

これも焼肉だ。タイの香草で香りをつけてある。
もちろん辛い。醤油味の焼肉も美味いが、こういう焼肉も美味い。
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青い葉はミントだ。このミントも近所に生えていたものだ。
それを一本貰ってきてベランダで育てた。
ミントは元気に育っている。
焼肉とミントの香りはよく合う。
チュウインガムに使っているミントは軽い香りだが、生の葉のミントの
香りは重い。油のような香りがする。
この香りを嗅ぐとタイの料理なのだと感じる。

2006/10/11

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2006年10月11日 (水)

料理と環境問題

料理を作ると丼や皿に盛って食べる。食べた後は食器を洗う。
食器を洗うには洗剤を使う。洗剤は下水に流れて行き、下水処理場で処理されて川などに戻される。その水が回りまわって水道水になる。

下水処理場の係員が「食器を紙などで拭いてから洗ってください」と言った。
こうすれば下水処理場の手間が省けるのは確かだ。
その一方でゴミ焼却場の負担が増える。
皿を拭いてから洗うのと、拭かないで洗うのはゴミの移動先を変えているだけだと思っていた。

いつとはなく、皿を紙で拭いてから洗うようになった。
その習慣を続けているうちに、皿を拭いてから洗うほうが環境に優しいのではないかと思うようになった。
食事をする時にはほぼ必ず紙ナプキンを使う。テーブルに落ちた汁、たらした醤油などを拭くのに紙ナプキンを使う。食後は口を拭くのに紙ナプキンを使う。
そのような紙で食器を拭けばいいのだ。こうすれば下水に塩分、油分が流れ込まない。下水処理場の負担が減少する。
水分を含んだ紙ナプキンを処理するゴミ焼却場の負担は増える。
俺は下水処理場の費用とゴミ焼却場の費用を科学的に算出することはできない。
ただカンとして紙ナプキンで皿を拭いた方が環境に優しいと思う。
科学的根拠がないから説得力にかけるが、皿を拭いてから洗う方がいいと思う。

2006/10/11

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クワカイ

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今日は卵料理だ。俺が肉を冷凍庫から出し忘れたので料理できるものがない。

「肉を出してネって言ったでしょ!サミイは私の言うことがわかってないんだから!」

俺だってタイ語が十分に分かりゃあ苦労しないよ。
ヌチャナートはまだぶつぶつ言っている。
「肉はないから卵料理でいい?」

イヤだと言っても卵料理になってしまう。
「うん」と言うしかない。
ちょこちょこと卵を料理しだした。
「あら、美味しいわよ」自画自賛している。
「油を使わない方が美味しいわ」その方がカロリーが少ないからいいだろう。
「この料理はなんと言うの?」
「クワカイよ」 作った時  卵は綺麗な黄色だったが、昼になったら卵が黒ずんできた。
おしいな。
味は余り変っていない。卵をナンプラの出汁で煮て唐辛子とタイの紫玉ねぎなどを加えたものだ。

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これだけではちょっと淋しいので昨晩の牛肉の唐揚と明太子をご飯に乗せてある。

2006/10/11

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大好きなネム

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俺が大好きなネムを作った。ヌチャナートはそんな肉で作っても駄目よと言う。
俺は安い挽肉を使う。挽肉だから脂肪も入っている。
ヌチャナートは牛の赤肉だけを使う。
豚の皮があればいいのだが、生憎、豚の皮はない。豚の皮はしこしこしていて美味いんだ。先日、見かけた時、買い損なった。
牛スジで代用しようとしたが、生憎 牛スジもない。
ニンニクと赤い生唐辛子をを加えて肉を捏ねる。
俺はレシピーを見ながらニンニクの量を決めた。

ニンニクの薄皮を剥くのは難しい。
ヌチャナートは慣れたもので、さっさと剥いてしまう。
「男の人は遅いんだから!」などと言って笑っている。
おいおい、そんなに入れるのかよ!どうみても多すぎる。
レシピーなんて丸で無視している。
ヌチャナートは肉の量を見てニンニクの量を決めている。
彼女の味付けは全て目加減、匙加減なのだ。
それでも纏まった味付けになるのだから不思議だ。
それがタイのやり方だろうから黙ってニンニクの全てをいれる。
肉を捏ねて、肉に粘りがでたらお仕舞いだ。
それを袋に詰めて縛っておく。
部屋に半日ほど置くと、酸味がでる。
食べもしないのに、ヌチャナートは「酸味がでたわよ。もう冷蔵庫にしまってもいいわ」と言うのだ。肉の色の変化を見て判断するようだ。
「これ以上、酸味がでると美味しくないわ。」
ネムを冷蔵庫にしまい、醗酵をゆっくり進ませることにした。

「ネムを食べるでしょ?焼く?それとも生で食べる?」
「うん、焼こう。あっ、その前に生で食べてみる。」
生のネムを食べた。酸味が丁度良くでている。
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焼いたネムを肴に酒を飲む。
酒飲みにはこのネムが一番良い。
もう少し唐辛子を入れてもよかったな。
いやこの位で丁度良いのだ。
生の唐辛子を齧りながら、ネムを食えばいいのだ。
挽肉で作ったネムもうまいのだ。
牛の赤肉だけのネムより弾力がある。俺は挽肉のネムの方が好きだ!

2006/10/10

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2006年10月10日 (火)

今日の焼肉


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「焼肉にするそれとも唐揚げにする?」
「うーん、焼肉だな」
まあどっちでもいいんだが、なんとなく油をとりたくなかった。
日本で食べる焼肉とはちょっと違う。
タイの香草と一緒に焼き上げるのだ。
焼いている時からもういい臭いがしている。
これを食べると辛いので汗が出るのだ。

2006/10/10

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2006年10月 9日 (月)

助宗鱈

商店街に助宗鱈があった。ヌチャナートが買いましょうよというので買った。
値段が書いてあったが、その値段は一匹の値段ではなくて一山の値段だった。
10匹ほどあった。助宗鱈も10匹になるとかなり重い。
「うわあー!そんなに買いこんでどうするんだ!?」
日本人ならその処置に当惑する。焼く、ムニエル、湯豆腐・・・・
ヌチャナートは少しも慌てない。家に帰ると早速、仕事を始めた。

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鱗を落とし、腹を裂き、洗って塩をした。そしてニンニクなどを加える。
よく掻き回して保存しておく。
こうしておけば、魚が徐々に醗酵して旨味がでるのと保存力が高まる。
これはタイ人が昔から伝えてきた生魚の保存方法なのだ。

助宗鱈があるのを思い出しては取出してきて食べている。
今日は魚を笊にいれて、その周りに香草類を散らす。
その上に長ネギを乗せて全体を蒸らしている。

2006・10・8

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筆柿

筆柿を売っていた。子供の頃に食べた味を思い出して筆柿を買った。
齧るとパキッと身が割れる。子供の頃はその歯触りを楽しんだ。
今のように甘い物が出まわっている時代ではなかった。
柿のほのかな甘味を甘いと思って食べていた。

最近は品種改良されて大きくてもっと甘い柿がでまわるので、
このような昔からの品種の柿が出まわる事がない。
この柿の形が、筆を思わせるから筆柿と言うのだろう。
形が可愛らしいのがこの柿を愛する理由でもある。

この柿だったかな?
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子供は柿を夜には食べてはいけないと言われた。
理由は寝小便をするからだという。
柿には体温を下げる作用があるらしい。
遊びつかれた子供は体温が下がりトイレに行きたくても眠たくてしょうがない。
もう少し寝てからトイレに行こうと思っている間に寝小便となってしまう。

辛いタイ料理のあとのデザートに食べてみた。
あんな辛いタイ料理の後なので、甘味が一層強く感じられた。

2006/10/8

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トムチュウトマラー

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痛みかけた苦瓜を安く売っていた。「お早めにお召し上がりください」と書いてあった。
そんなことは先刻ご承知だ。 ヌチャナートは全部の苦瓜を使ってトムチュウトマラーをつくってしまった。こうして熱をかけてあれば、これ以上痛む事はない。
お腹が空いたならちょっと火をかければ直ぐに食べられる。

沖縄では苦瓜をよく食べるが、関東では食べない。食べないと言うより苦瓜などなかった。
初めて苦瓜を買って食べた時はその苦さに驚いた。俺は苦瓜は胡瓜の仲間で胡瓜をちょっとだけ苦くしたものだと思っていた。予想以上の苦さなので驚いてしまった。
それ以来、苦瓜を食べることはなかった。
ヌチャナートが苦瓜を使って、タイ料理を作ってくれる。
こうやって食べると苦瓜も美味しい。

焙煎した唐辛子の粉にカーやニンニクを入れて叩き潰した唐辛子ソースを付けて食べる。

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この唐辛子ソースは香りがいいのだ。中国や韓国にも唐辛子ソースがある。それぞれ独特の旨さがある。この唐辛子ソースも病みつきになるほど美味しい。
このソースをトムチュウトマラーにつけて食べる。
トムチュウトマラーの汁をご飯にかけて、この唐辛子ソースを入れる。
汁で薄まった唐辛子の辛みと、汁で膨らんだ飯の味が微妙に合う。

2006・10・8

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2006年10月 8日 (日)

食い過ぎる

もうクーデターで追放されてしまったがタイのタクシン首相の貧者への政策が巧を奏したのか
タイ東北部の子供達に肥満が目立ち始めた。
金に余裕が出来た親達が子供にお小遣いを与える。子供達はお菓子を買って食べる。
今までは野菜が主だった食事に魚や肉がのるようになり、高蛋白、高脂肪の食事をとるようになったからだ。
タイにはすらりと綺麗に伸びた足の女が多かったが、気のせいか女の足も太くなった。

肥満と食べ過ぎが関係あることは事実だ。
食事の量と運動の量は関係がある。
例えばタイでこんな女を見た。彼女は太めだ。
彼女はわずか50メートル先の店に買物に行くにもバイクを使っている。歩かないのだ。
50メートルを歩くという、このようなわずかな運動を繰返す事により体脂肪を燃やす事ができる。それをやらないから太るのだ。

主婦に多いのが、「これだけ残してもしょうがない。」と言って食べてしまう。
子供の食べ残しを「もったいない」と言って食べてしまう。
こうして主婦は太るのだ。

それから料理を作る時に「これだけ残してしょうがない」と言って野菜や肉を余分にいれてしまう。食べ切れないほどの料理を作ってしまうことになる。
余った食事を整理するのが主婦の役目だなんていって余ったものを食べてしまう。
主婦は歩くゴミ箱ではないのだ。

どうしてそうなるのかと言うと、料理をつくるフライパンや鍋が大きいからだ。
鍋が大きくなればついつい余分な野菜や肉を入れてしまう。

100円ショップに行くと小さな鍋やフライパンがある。
これで料理を作ってごらん。
絶対に食べ切れないほどの料理を作ることがない。
大量に料理を作ることができないのだ。
100円ショップの鍋で料理を作れば無理なく痩せる事ができる。

痩せたければ食わない。食ったら体を動かす。
この簡単な原則を守ればいいだけだ。

2006/10/7

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明太子

今晩のタイ料理はヤムプラムックとゲンヤムウンセンガイだ。
腹が空いていたので夢中で食べていた。
夢中で食べている時は旨い旨いと言いながら食べていた。
食べている内にだんだん腹が一杯になってきた。
腹が一杯になると味がわかり始める。
辛いと感じ始めた。だがまだ腹が一杯ではない。
辛いが旨いのでまだ食べていた。
どうとう辛さに降参した。
もう食べられない。
まだご飯が少々皿に残っていた。
「ああ、辛い!もう駄目だ。これ以上食べられない。」
「明太子があるわよ。明太子を食べる?」
「ああ、それを食べる」
ヌチャナートが冷蔵庫から明太子を取り出した。
明太子と一緒に皿に残ったご飯を平らげた。
飯を食い終わってから思い出した。
明太子というのは日本の辛い食品の一つだ。
辛くて閉口しているのだから、普通の日本人の発想なら、絶対に辛くない卵焼きなどを所望するだろう。
それなのに、俺は辛い明太子を所望した。
俺にとって明太子の辛味は辛味ではなくなっているのだ。
ゲンヤムウンセンガイには唐辛子を3本しかいれてないという。
それならそれほど辛いはずがない。
今日の唐辛子は辛味が普通より多い物だったのだろう。

2006/10/7

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肉・魚・野菜

先ほど作った唐辛子ペーストと合わせる料理だ。
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料理というほど優れたものではない。

肉はニンニクで香りつけして油で揚げただけだ。
唐辛子ペーストを熱い白い飯に乗せる。
これだけでご飯をたべてしまう。
この他におかずはいらない。
それを食べないで油で揚げた肉をご飯に乗せる。
こうすると旨味がいっそう増す。
油が辛みを抑えてくれる。

野菜と言ってもキャベツだけだ。
このキャベツの下に魚が隠れている。
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キャベツはなにも味付けしない。
ただ蒸しただけだ。
蒸したキャベツの葉を一枚づつ剥いて唐辛子ペーストをつけて
食べるのだ。

キャベツの甘味と唐辛子の辛み、蒸したキャベツだから水分がたくさんある。
水分で唐辛子の辛みが中和される。
日本人はキャベツは豚カツのつけあわせ、刻んで餃子にいれる・・・・
こうやって蒸してキャベツを食べると大量の野菜を食べる事ができる。

魚は助宗タラだ。安い魚を塩とニンニクで漬け込んで保存食にしてある。
こうして蒸上げると魚のもつ臭みがなくなる。
これも唐辛子ペーストと一緒に食べる。

2006/10/7

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唐辛子ペースト

唐辛子、タイの玉ねぎ、白い生姜他をフライパンで加熱する。
「ねえ、サミイ!これを掻き回してよ。あたしはこっちを料理するわ」
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唐辛子を時々掻き回さないと鍋にくっついてしまう。
こうして適当に熱をかけて玉ねぎなどが柔らかになると火からおろす。
唐辛子は生の唐辛子を使った。
これだけの香辛料を火にかけると目に見えない煙が立ち上がる。
この煙を吸いこむとくしゃみがでる。
換気扇を回して調理しなくてはいけない。

次ぎにこのミックスを臼に入れて叩き潰す。
叩き潰しながらナンプラ、砂糖、塩などを加えて味を整える。
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舌が痺れるほど辛いペーストが出来あがる。
それなのにヌチャナートは味見をして更に砂糖やナンプラを足して
「うん、美味しくなった」なんて言う。
舌は痺れていないのだ。
黒い鍋に入った材料全部を潰すと硝子の器に入った量になる。
タイ料理はどんなに沢山の唐辛子を使うのか分かるでしょ。

2006/10/7

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竹の紐

バーミーナムを作る。ヌチャナートが鍋の湯を沸かしている。
俺はバーミーを束ねてある紐をほどいていた。
その紐はごくありふれたポリエチレンの紐か紙紐だと思っていた。
紐を持つとなんだか感触が違う。
紐を解いてつくづくと眺めて見た。
「これは紙ではない。プラスチックのような化学製品ではない。天然のようだ。一体なんだ?
何か背の高い草の茎を使ったのか?」
「ヌチャナート、これはなんだい?」
「マイよ」なんでそんな事を聞くの?と不思議そうな顔をしている。
マイと言われてもピンとこない。紐をよく見た。縦長に筋がある。
「ああ、これは竹なのだ」

昔の日 本では竹や木を薄切りにして食品の包装に使っていた。
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肉屋では竹の皮を使っていた。
肉を竹の皮の中央に置く。左右を折って肉を包む。
竹の皮の端を摘まんで引っ張ると、竹の皮が破れて紐ができる。
その紐で肉を包むのだ。
竹の皮は弁当のお握りを包むのにもよく使っていた。

木を薄切りにした物も食品の包装に使っていた。
薄切りにした木片を経木と言った。
経木も肉屋で使っていた。和菓子屋も使っていたと思うな。

俺の記憶では竹を紐に使っていたのは見たことがない。
オゾン層の破壊に繋がるからフロンは使うなとか化学製品は使うなと叫ばれている。
リサイクルできる天然物を使おうという動きがある。
タイでは貧困の故か、天然の素材が豊富だからか、労賃が安いからか理由はわからないが
天然の包装資材が沢山ある。

2006/10/7

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バーミーナム

そろそろ腹が減ってきた。ヌチャナートが声をかけてきた。
「バーミーナムを食べるでしょ?」
俺にとってはタイの麺類は全てタイラーメンなのだ。
タイ人は使う麺によって言葉を使い分けているらしい。
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バーミーナムもクイティオも俺にとってはタイラーメンなのだ。
このような米の粉を使った麺もあるが、小麦粉にカンスイを入れた中華麺もある。
俺にとってはどれもタイラーメンだ。
どれを食ってもうまいから、いちいち区別する必要はないのだ。
これは旨くて、こっちが不味いと言うなら俺も区別する。
味はちょっとずつ違うけど旨いのは同じなので俺にとっては全てタイラーメンでいいのだ。

米の粉の麺を茹でた。少量のブタ肉でスープをとった。
ベランダの香草を入れた。
良い香りがする。
これは完全にタイ料理だ。
タイでは一度にこんなにラーメンを食べない。
この半分の量だ。
タイのラーメンを知っている人が見たら、「ああ、タイラーメンだ!」と感じるはずだ。

2006/10/7

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