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2006年11月25日 (土)

ポークソテー

暑さ一センチほどの豚のロース肉をフライパンで炒めたものが出て
いた。タイ語で何と言ったのかな?豚肉の炒め物と言ったかもしれ
ない。英語でいえばポークソテーだろう。これが皿に載っている。
食器は中国風のステンレスのレンゲだけだ。
タイの通常の食卓には西洋風のフォークとスプーンがついてくる。
タイ人はナイフを使わない。
フォークで肉を押さえてスプーンをナイフのように使って、肉を切る。
レンゲだけで肉を切ろうとしたが肉を切れない。
「ヌー、ナイフを取ってくれよ」
俺は西洋料理に使うナイフを頭に浮かべていた。
ついでにフォークも持って来てくれると期待していた。
要するに洋食のイメージを持っていた。
ヌチャナートは台所の包丁を持ってきた。
これでも勿論、用は足りる。十分すぎるほど良く切れる。
ヌチャナートの頭には西洋料理はない。
だから西洋料理を食べる時に使うナイフなんて想像外なのだ。
ヌチャナートの頭にはテーブル用のナイフはない。
ナイフと言えば台所の包丁しかない。
俺がナイフを求めていると知ったから、親切にも包丁を持ってきて
くれた。こっちは面食らった。可笑しくて吹き出しそうになった。
笑えば、「何で笑っているの?」と聞かれる。
文化、習慣の違いからタイ語で説明しなくては、ヌチャナートには
分からない。仕事に行かなくてはいけない朝だ。
そんな説明をいちいちタイ語でのんびりやっていられない。
面倒だ!
溜息をつきながらポークソテーを食った。

2006/11/24

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普通の食事

今日の昼飯はごくごく普通の食事だ。R0018256pct20
鶏肉を香草と一緒に煮たものだ。
これにキャベツを塩モミしたものがついている。

ナンプラと唐辛子をかけて食べる。
日本人からみると和食にはない香りがするからタイ料理と思うだろう。
毎日、このような食事をしているので、これは当たり前、普通の食事と感じてしまう。

2006/11/24

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パクチーのスープ

今日のスープは簡単なものだ。
ポークソテーを作ったフライパンにお湯を注ぎ、塩味をつけた
だけだ。それに生椎茸を加えた。
これだけで 十分に美味しいスープになる。
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出来上がったスープにパクチーが浮いている。

彩りは満点だ。文句の言いようがない。
スプーンでスープを掬う。
パクチーがスープといっしょにスプーンに入る。
スープを飲むと、パクチーの独特な香りがする。
ヌチャナートはこの香りを「良い香り」と言う。
日本人にはくさい臭いだ。
俺は慣れた臭いなので、くさいとは思わなくなっている。
タイ料理を好意的に見る日本人はこの香りを「ああ、タイの香り」と言う。
セロリもパクチーも同じ仲間だ。
あの強い香りのため、セロリも最初は日本人に受け入れなかった。
時間が経つにつれてセロリも日本人の生活の中に入り込んだ。
パクチーの香りもいつか日本人の生活の中に入り込むのだろう。
日本の農家にとって、パクチーは簡単に作れて虫もつかない?香菜ということで高値で売れるから
よい収入源になるかもね。

2006/11/24

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食堂のサンプル

キンピラ牛蒡とか温泉卵、芋の煮っ転がしと言った食べ物の
見本が食堂のサンプルに並んでいた。
それらを見ながら笑ってしまった。
「そう言えば、こんな飯を長いこと食っていないな」
美味そうだなとは思ったが、これを食いたいとは思わない。
俺は別に和食がなくても大丈夫なのだ。
「毎日タイ飯ばかりでよく飽きないね」
「たまに和食を食べたくなることないの?」
なんて聞かれるけど「別に」と答えている。
カレーが食いたくなって自分で作って食った。
日本蕎麦が好きだから、これも自分で作った。
ヌチャナートが作ってくれることもあるが、日本の味に近いタイ料理
の味だ。日本の味にするには自分で作るしかないのだ。
毎日毎日、毎食毎食タイ料理を食べているから、タイ料理が普通の
ご飯になっている。
普通のご飯になってしまうと、普通以外のご飯を食べたいとも思わ
なくなる。毎回、ヌチャナートは日本の材料で驚くタイ料理を作り出
す。
「この材料が、こんな味になるの?!」
と驚いているのでタイ料理でも飽きが来ないのかもしれない。

2006/11/21

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ソムタム祭

今日のタイの英字紙バンコックポスト紙を見ていたらこんな写真が
あった。バンコックのザモールショッピングセンターでソムタム祭を
やっている光景の写真だ。 241106_front_1
タイ人でこのように太ったおばさんも珍しい。
「象さん美人コンテスト」なんてものもあるから、タイにも太った女はいる。
でも一般にタイの女はほっそりして、足もすらりとしている。

しかしこのソムタムの量に驚いた。
これだけのソムタムを作るには唐辛子はうーん?10キロは使うのかなあ?
パパイヤは何キロかなあ?
それを叩き潰すのだから唐辛子の刺激臭が立ちこめていると思う。
おばさんは笑っているけど、本当のことを言うと笑っている場合では
ないのかもしれない。
韓国でキムチを漬け込む時にも大量の唐辛子を使う。
キムチの場合は唐辛子を混ぜるだけだから、いくら大量に唐辛子
を使っても刺激臭はでないだろう。
それにキムチの場合は乾燥した唐辛子を使う。
ソムタムは生の唐辛子を叩き潰すから刺激臭がうわーっと驚くほど
でるはずだ。この木の器も凄い。
これって直径2米はあるんじゃないかなあ?
おばさんの体型と比較するとその位ありそうだな。
祭りを盛り上げることに成功したと思う。

ソムタムの関連記事はここにあります。

ソムタムポンラマイ 果物のソムタム 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_a524.html

インゲンのソムタム   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_806d.html

ソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_a806.html

二人のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_d616.html

ソムタムの道具    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_fbe8.html

ソムタム祭    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_0b60.html

瓜のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_baa8.html

ソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_a806.html

熱いソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_cc7b.html

茄子のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_ccda.html

ソムタムを作る    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_ed2f.html

ソムタムを食べる   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_5e83.html

今日のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_f488.html

2006/11/24

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トムチュート:冬瓜

冬瓜のトムチュートだ。昔は冬瓜は枕ほどの大きいものが主流だった。
そんな大きなものを小家族では食い切れない。

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農家も考えてくれて、最近では小玉の冬瓜が出回っている。
ウチでは小玉の冬瓜を買ってくる。
これを煮込むと冬瓜が透き通ってくる。出汁を吸った冬瓜はとろっとしている。

「トムチュートよ。食べるでしょ!」
「うん、これって大好きなんだ。」
「パクチーをいれるわ。いい香りよ」
日本人はこのパクチーの香りを臭味というのだ。
俺もパクチーの香りに慣らされた?!いい香りだと思うようになって
いる。少なくとも拒否反応ではなくて、肯定的な"特徴がある香り”
と思うようになっている。この香りがウチの食事なのだ。
鶏のスープにうっすらと油が浮いている。
そこに真っ青なパクチーを載せる。食欲を刺激する色になった。
「サミイは好きでしょ!唐辛子があるわよ。」
唐辛子をちょっと入れる。
一生懸命に食べている。美味いと思う時は夢中で食べるものだ。
余計な口をきかないで食べることに専念しているから一生懸命に
食べるという表現がぴったりだ。朝飯からトムチュートはおかしい
かな?
「お弁当もこれにするわよ」
この冬瓜のトムチュートは手抜きを考えているヌチャナートの陰謀
だったのだ。計られた!

昼にトムチュートを見るとあの青々としたパクチーが萎れている。
冷めたトムチュートをもくもくと食べる。
冬瓜は味がもっと滲み込んでいる。
朝、食べたトムチュートは昼に食っても美味い。
やっぱり俺はこの味が好きなんだ。

2006/11/22

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珍しい食器

この食器を見ても何の変哲もないと思うだろう。
俺もそう思っていたことだろう。
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今は違う。
これは珍しい食器と感じるようになっている。
ウチでナイフとフォークで食事をすることはまずない。
このくみ合わせが俺には珍しいと感じるようになっている。
つまりタイ人女房に飼い慣らされている証拠だ。
今日はこんな料理を作ってくれた。
ナンプラで味付けしたものだが、姿は西洋料理と変わらない。
これを出された時、俺は「ナイフとフォークが必要だ」と感じて、自分
でナイフとフォークを並べた。
西洋人が箸で食事をする時は異国情緒を感じるだろう。
その感情に似た物をこのナイフとフォークに感じてしまった。

2006/11/21

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2006年11月23日 (木)

突然食いたくなる

冷蔵庫を開けて中のものを探っていた。ヌチャナートはまだ寝ている。
腹が減ったと言って起すのは可哀想だ。
「何を食おうかな?」
手をかけるのは嫌だ。タイラーメンがあるけどそれは食いたくない。
クラッカーがある。これを食おう。
クラッカーは乾燥食品なので口の中がパサパサするな。
なにか水分が欲しいな。
その時、アメリカ人などのスープの食べ方を思い出した。
俺は突然スープを食いたくなった。
そのスープは日本で言えば学生食堂か一膳飯屋のような安い食堂
で出されるものだ。スープには袋に入ったクラッカーがついてくる。
アメリカ人は袋をぐじゃっと潰す。クラッカーは粉々になる。
袋を開けて潰れたクラッカーをスープの浮身にする。
そんな安食堂の味を思い出して食べたくなった。
スープをちょこちょこと作った。
クラッカーを潰してスープにいれた。
「うん、そうだ。こんな味だ。」
研ぎ澄まされた洗練された味ではないが、腹ぺこの時はこんなもの
でも温かいスープはうまかった。なんだか懐かしい味だ。
二口、三口とスープを食べている内に、なんとなく物足りなさを感じ
出した。
「このスープの味は何かが抜けているな?なんだろう?」
そうだ、辛味がないのだ!唐辛子を加えたら旨いと感じた。
もう完全にヌチャナートの味付けに飼い慣らされている。
自分でも可笑しくなった。

2006/11/23

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2006年11月22日 (水)

女は強い

本物の生ワサビは香りがいい。新鮮な刺身と生ワサビの組み合せ
は日本人にはたまらない味だ。でも本物のワサビは高いのでなか
なか買えない。

昼間、ヌチャナートに電話した。
「サダムのイカを買いに行くのよ」
捨て猫のサダムはウチに居ついて我が物顔に振舞っている。
サダムは新鮮なイカと海老が大好きだ。

ヌチャナートは俺の飯よりもサダムの餌に気を使っている。
家に帰ると旨そうな新鮮なイカがあった。
「これサダムの食事なの?」
「そうよ」当然のような顔をしている。
「刺身で食うとうまいよ」
白と茶色がくっきりとしているイカがあった。
「刺身で食おうよ」
「サミイタム!」
俺に刺身を作れと命令するのだ。
「むっ!・・・・・」
俺は黙っている。
「サミイが作ると美味しいのよ」
おだてられて俺はイカの刺身を作り始めた。
女は強いと溜息をつく。
惚れた弱みとは言え、ヌチャナートの言いなりになっている情けな
い姿だ。

せっかく新鮮で美味そうなイカだ。
これをヌチャナートに命令されたままイカ刺しを作っても面白くない。
なにか、俺らしいものをにしたかった。

紅大根があった。
外側の赤い皮を剥いた。
白い身をおろして、大根おろしにした。
大根おろしにチューブに入った練りワサビを加えた。
そうすると本物のワサビに似たものになる。
姿が本物に近くなると味まで本物に近づく。
少なくとも感触は生ワサビだ。
ヌチャナートはこのエセワサビを美味しいと喜んでいる。
これを作るコツは大根おろしの水分をよく切ることだ。

こうやると練りワサビも本物そっくりになる。

2006/11/22

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2006年11月21日 (火)

炙った豚バラ肉

R0018246pct20_2 豚バラ肉を炙ったものがメインなのだが、これよりもうまいのが
泥葱だ。寒くなると泥葱が出る。これは柔らかくて甘い。
初めて泥葱を買った時、ヌチャナートは何の興味も示さなかった。
「洗っていない汚い葱だ」というような顔をして葱を見ていた。
これを一度食べたら「美味しい」と驚いていた。
寒くなると泥葱を買うようになった。
この泥葱を火に炙るのだ。ちょっと焦げ目がつくと葱の香りがいい。
葱を噛むと中から柔らかい葱がぷちゅっと飛び出してくる。
甘い汁も口の中に入ってくる。
葱の焦げた香りと甘い汁が美味しいのだ。
生椎茸も火で炙っている。
これに唐辛子を付け合せて食べる。
唐辛子の辛味を豚バラ肉の脂で中和する。
こんなのがウチのご飯だ。
今日の食事は和食に近いな。
いやこの食事は豚肉を食べない回教徒以外は食べるよ。
唐辛子の量を調節するか、なくせばいいのだ。
その代わりに胡椒を多めにかけるとかすれば何処の国の人にも
あう料理だ。ああ、そうそうナンプラを醤油に取り替えればいいのだ。

2006/11/21

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食器と文化

昨日、タイのフォークやスプーンについてちょっとだけ考えた。
日本の箸は細いがタイの箸は太いと書いた。
日本では夫婦箸があるがタイにはない。
皿とか椀と言った器の場合も、日本では夫婦茶碗と言うようなもの
がある。同じ柄で大きさが違う。大きな茶碗は夫のもので小さいもの
が妻の茶碗だ。
タイには夫婦茶碗のようなものはない。
柄は違っていても、この茶碗はお父さんのもの、これは長男のもの、
お母さんの茶碗はこれと決まっている。
お父さんはお母さんの茶碗で飯を食うことは絶対にしない。
湯飲みでも個人の好みの器を使う。俺の湯のみを客に使わせる
ことは絶対にない。日本では人と食器が一対一で繋がっている。
あまり意識していないが、日本人にとってこの繋がりは結構強い
ものがある。娘が親父の茶碗で飯を食っていると親父は必ず怒る。
親父に叱られた娘は腹いせに親父の茶碗をわざと割るなんてこと
がある。
タイでは人と食器のつながりがないから、各人が勝手に手近な器
をとって食事をしている。
誰も「それは俺の皿だ」なんて言わない。
そんなことを言ったら馬鹿か狂人と思われる。
タイでも小さな子供用に可愛い絵柄の食器があったと思う。
それは子供が小さい時だけ使う。
子供が喜ぶ器で食事をさっさと与えてラクをしたいという大人の
都合でできたものだ。大人になると、食器は全員が共用する。
それがタイの普通の食事の仕方だ。
こんな小さなことでも文化や歴史の違いがあるのだ。

2006/11/21

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グルメとタイ料理

俺はグルメではない。味なんてわからない。美味いと感じたものは
美味いという。好きな食い物は好きだという。
受験勉強のとき、数学の難問が解けた。
その時、お袋がインスタントラーメンを持ってきた。
そのラーメンが物凄く美味かった。
あの感動を今でも鮮やかに覚えているという人がいるだろう。
食い物の美味さは時と場所と状況で変わる。
鵞鳥のフォアグラと豚のレバーペーストの区別がつかなくてもいい。
グルメと言われる人が美味しいと言うから「美味い」というのではなく、
自分の舌で「美味い」と思うものを正直に美味いということが大切だ。
フランス人のグルメが絶品と称するチーズを食べても日本人は美味
しいと感じない。それを無理して美味しいという必要はない。
「美味さが分からない」「不味い」と正直に言えばいい。
なまじっか美味いなんていうと、フランス人に毎日、毎日チーズを食
べさせられる。そっちの方が辛いぞ!

近所にタイ料理を試食させた。「美味い」というからまたタイ料理を
持って行った。「美味しかった」というから、その言葉をまともに受け
てタイ料理を持って行った。三度目になるとちょっと困ったような顔
をしだした。こっちは美味いと思っている。
これは日本にはない味だ。タイの田舎の家庭料理だ。
珍しい料理だから喜ばないはずはないと思い込んでいる。
好きでない、不味いと思う味は正直に「不味い」と言えばいい。
そうでないと、料理を作る人をがっかりさせる。貰って食べる人も
辛い思いをする。

はっきり言って日本人にはまだタイ料理は受け入れられない。
辛いからではない。偏見なのだ。
日本が貧しいころ、寿司を食べる米国人なんていなかった。日本が
豊かになると偏見がうすれ、米国人も寿司をたべるようになった。
タイ料理を普及させるには偏見を取り除かなくてはいけない。

2006/11/21

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2006年11月20日 (月)

豚バラ肉の角煮

俺が他の事を考えているのに、ヌチャナートは食事をどうするか聞
いてくる。たしか豚肉にするかと聞いたので「ああそれがいい」と答
えたはずだ。何を聞かれてなんと返事をしたのか覚えていない。
料理を作っている時、和食のような臭いがでていた。
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弁当箱を開くと豚バラ肉の角煮が入っていた。
見た目は和食だ。椎茸も入っている。
椎茸に味が滲み込んでいて旨い。
一山幾らで安く売っている椎茸だ。
安物の椎茸でも数が集まると実にいい香りがする。
これを煮込んだものは俺の好物だ。
この豚バラ肉の角煮に唐辛子とナンプラをかけて食べる。
こうすると和食のような味からいっぺんにタイ風の味に変化する。
唐辛子の辛味で汗が出てくる。
この汗は運動してでる汗と同じなのだろうか?
もしそうならば、内臓の脂肪を燃やしているのか?
飯を食いながら運動をしているのと同じ効果がある?
タイの女は日本の女よりも痩せてすんなりしている。
足もほっそりしている。
日本のように大根足を見かけない。
これも食べ物のせいだろうか?
タイの女を見慣れたせいか、タイの経済力がよくなったせいだろうか、
最近のタイの女は太ってきたように思う。
色々なことを考えながら豚バラ肉の角煮を食べている。
「ああ、辛いな」
バンダナで額の汗を拭きながら食事を続ける。

2006/11/20

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タイ料理の食器

ウチの食事はタイ飯だから、食事をする時もタイ風にフォークとスプ
ーンで食べている。弁当にフォークとナイフを持ち歩くのは面倒なの
で弁当を食べる時はステンレス製のレンゲを使う。
ヌチャナートも心得ていて、弁当にはレンゲだけで食べられるように
調理してくれる。

レストランなどで大きな肉を切る時はスプーンをナイフのようにして
切る。貧困層が利用するタイの屋台では高価な食器を使えない。
一応、ステンレスの食器を使っているが、それが物凄く薄いのだ。
まるでブリキを型にいれてガチャンコと押し出したようなものを使っ
ている。堅い肉をフォークで刺すとフォークがグニャっと曲がる。
曲がったフォークをそのままにしておくと屋台のおっちゃんやおば
ちゃんに怒られそうなので曲がりを直してそっと戻しておく。
誰もが同じ事をやる。一度、曲がり癖がついたフォークで堅い肉を
刺すとまた同じ場所が曲がる。中には元に戻らなくて曲がったまま
のフォークがある。

西洋でも現在のようなナイフ、フォーク、スプーンで食事をするよう
になったのは比較的近年のことだ。タイで今のような形で食事を
するようになったのも、かなり近年のことだと推定している。
いつか調べてみようと思っている。
タイに現在のようなフォークやナイフが入る以前はもっと違う形で
食事をしていたはずだ。
もち米を主食にしているイサーン地方では手で食事をするのが普通
の姿だった可能性がある。金持ち、豪族は金や銀のスプーンなどを
使っただろう。庶民は木製か竹や貝を使っていただろう。
フォークも西洋風のものではなくもっと東洋的なものを使っていたは
ずだ。

東南アジアは何処でも同じだが、タイでも麺類を食べる時は箸を使う。
その箸は中国的な太い箸だ。日本のような細い箸ではない。
どうも安い食堂の箸しか思い出せない。
幾ら物価の安いタイでも高級料理店で毎回食事をすると飽きる。
やはり、庶民の味の安い食堂で食べる方が飽きがこない。
和食だって懐石料理を朝昼晩食べていたら嫌になるのと同じだ。
安い食堂ではプラスチック製か竹製の箸を使っている。
日本のように使い捨ての割り箸は使わない。
高級な店ではどんな箸を使っていただろうか?
多分、同じようなプラスチックか竹の箸を使っていた。
中国の箸は手で持つところにお目出度い龍などの彫り物がある。
高級店では彫り物も精巧で彩色が綺麗?
屋台や安食堂では彫り物が粗雑で何度も洗って使っているので色
褪せている?そんな差ではないだろうか?
これも今度タイに行ったら調べてみよう。

ウチでバーミーナムなどタイの麺類を食べる時は箸を使う。
箸は割り箸を使っている。
100円ショップで売っている一番安いものだ。
それを何度も洗いながら使う。先っぽが黒ずみだしてから捨てる。
色が黒くなっても箸として使えるが、なんとなく薄汚いので捨てる。
ケチというかもしれないが、環境に優しいという見方もある。

100円ショップと言いながら100円でない商品が増えている。
俺の記憶違いかもしれないが、以前は100円で100膳の割り箸が買
えたと思う。最近は80膳しか入っていない。値札は100円だが実質
値上げしている。
それがシャクに触るのだ。

2006/11/20

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ジャックフルーツと烏骨鶏

ジャックフルーツのシチュウは大好きだ。 日本では新鮮な生のジャッ
クフルーツはない。 缶詰のジャックフルーツを使った。 缶詰だから
果肉の色が黒くなっている。 それに果肉も柔らかい。
でもこのシチュウは美味しいのだ。


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今日は烏骨鶏と一緒に煮こんだ。 これも缶詰だけど袋茸も入れてある。
この袋茸も大好きなのだ。 噛むと袋の中に入ったスープが口の中にプイっ
と飛んでくる。 茸の肉は硬くて噛み応えがある。



その感触も好きなんだ。
ジャックフルーツと袋茸だけを食べていた。
美味と言われる烏骨鶏を食べないのでヌチャナートが怒る。
「サミイは烏骨鶏を食べないのね!」
他の人が美味と言っても、俺はジャックフルーツの方が好きなんだ。
好きな方をどうしても食べてしまう。

烏骨鶏の関連記事はここにあります。

烏骨鶏とバナナ

http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_d1ef.html

ジャックフルーツと烏骨鶏

http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_fe06.html 

烏骨鶏を煮る
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_b2ba.html 

薬膳:烏骨鶏
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_56d1.html 

黒い鶏 1
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/_1_ef7a.html 

創作民話:黒い鶏
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_89a4.html 

2006/11/20

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2006年11月19日 (日)

タイのソーセイジ作り

挽肉が安かった。安い物を見ると買わなくちゃ損だと言う貧乏人
特有のクセで挽肉を沢山買った。
「そんなに買ってどうするよの!」ヌチャナートが怒る。
せっかくいい買物をしたと思っているのに怒られたのでしゅんと
している俺。挽肉を丸めればミートボール、小判型にすれば
ハンバーグ。キャベツなどと混ぜれば餃子の具、春巻きの材料
にもなる。挽肉は幾らでも使い道がある。
これを全部タイ語で説明するのは面倒なので黙っている。
こっちが黙っているのをいいことに、ヌチャナートは勝ち誇って
いる。
「いいわ、ソーセイジを作りましょ。ソーセイジにしておけば長持ち
するし、美味しいわ」
そんなわけでソーセイジ作りが始まった。挽肉にタイの香草を入
れる。唐辛子やニンニクは勿論入る。醗酵を進める為にご飯も
入れる。香辛料をどう使うかで西洋風の味にもタイ風の味にも
なる。腸詰用の肉を作るのはそれほど困難ではない。
出来あがった肉をどのように腸詰にするか。
西洋風でもタイ風ソーセイジでもどうやって肉を詰めるか、そっちの
方が問題だ。

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今回は100円ショップの器具を使った。
ケーキ用のこんな器具がある。生クリームを押し出す器具だ。
この先端を肉や使った材料の大きさに従って大きくする。
穴が小さ過ぎると肉が出て行かないので大きな力がいる。


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それに安物だから押し出し棒が折れてしまう。
金属の丸やすりで先端を削って穴を大きくする。場合によっては
切りとってしまう方が早い。こうやって穴を大きくした先端部分に
豚腸を入れて抑える。もう一人が肉を押し出す。
こうすれば簡単に肉を豚腸に詰める事ができる。
たまには家庭でソーセイジを作ってみるのも楽しいと思うよ。
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詰めたソーセイジを適当の長さに綿糸で縛る。 それを乾かす。
乾かす前に腸詰は洗わない。洗ったら不味くなるとのこと。
乾燥させているとカラスに狙われるので網をかけておく必要がある。

クチコミblogランキング TREview

ソーセイジの関連記事はここにあります。

これが自家製ソーセイジ
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_766d.html

タイのソーセイジ作り
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_08a3.html

無血クーデター
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_b2c5.html

自家製ソーセイジ
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_86fa.html

チキンソーセイジを作る
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_71d6.html

ソーセイジを食べる
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_bdf0.html

ソーセイジ作り
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_da7f.html

2006/11/19

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烏骨鶏を煮る

今日はどうしても烏骨鶏を買うとヌチャナートは言い張る。
烏骨鶏を丸ごと一匹買っていろいろな料理にする。
今日は烏骨鶏を煮たものを作った。この黒い皮は噛み応えが
いい。レモングラスの香りもいい。


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青い野菜はパクチーだ。パクチーを茎も一緒に煮込んでいる。
タイの料理をいつもいつも食っている俺はこのパクチーの香り
に違和感をもたない。むしろいい香りに近い。
ヌチャナートは「香りがいいわ」と嬉しそうに食べている。
ウチの来客にこの料理を出せるかなあ???
口では美味しい、いい香りと言いながらパクチーの香りに
辟易しているのではないかな。

クチコミblogランキング TREview

烏骨鶏の関連記事はここにあります。

烏骨鶏とバナナ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_d1ef.html

ジャックフルーツと烏骨鶏 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_fe06.html

烏骨鶏を煮る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_b2ba.html

薬膳:烏骨鶏   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_56d1.html

黒い鶏   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/_1_ef7a.html

創作民話:黒い鶏   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_89a4.html

2006/11/18

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黒鯛のナムソム

黒鯛があった。ヌチャナートは黒鯛を知らない。
似たような体型の魚がタイにいる。
R0018230pct20 「この魚は淡水魚でしょ」
「違うよ。海の魚だよ」
「淡水魚で美味しい魚があるのよ。これ買いましょうよ。」
ヌチャナートは黒鯛をなにかにしたいようだった。
俺はナムソムにしたら美味しいのではないかと思った。
「ナムソムにしてくれるかい?」
「ナムソムを食べるの?」
「食べるよ」
醗酵させて酸味が出た魚は生臭みがない。
これを焼くと美味しい味になる。
黒鯛の鱗を落とし塩をしてご飯粒とニンニクを入れておく。
室温にもよるが一週間ほどで酸味がでる。
酸味がでたら食べられる。
醗酵が進みすぎると、酸味が強くなって美味しくない。
美味しそうな時期に冷蔵庫にしまう。

2006/11/18

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踊る川海老

石狩川の川海老があった。店の中でぴんぴん跳ねている。
それを見たヌチャナートは言う。
R0018228pct20 「これ買いましょうよ。クンテン食べるでしょう?美味しいわよ」
クンテンと言うのは海老の踊食いだ。
ナンプラにニンニクや唐辛子、もち米を焙煎した粉、パクチー等で作った
ソースに活きた海老を入れるのだ。
海老はびっくり して器の中をぴんぴん跳ね回る。
その海老をとっ捕まえて食べるのだ。
柔らかい海老の殻がプチンと破れて甘い海老の汁が口の中に飛び込んでくる。
唐辛子やニンニクの辛味が海老の甘い肉と合う。
パクチーの香りが広がる。
この料理は面白くて楽しくて美味しい。
これは絶対にお勧めしたい料理だ。
動物愛護家は残酷というかもしれない。
でも食べてみな、あまりにも美味しいので動物愛護家も黙ってしまうかもしれない。

2006/11/18

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