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2007年1月 4日 (木)

お節料理

正月だからと言って、ウチにはお節料理はない。
ヌチャナートはお節料理なんて作れない。
教えれば、栗きんとんでもなんでも上手に作るはずだ。
お節料理を自分で作るのも面倒だ。
そうかと言ってお節を買って食うのもどうかと感じる。
お節料理を売っている方には申し訳ないが、美味くても不味くても失敗しても自分の家でお節料理を作ることに意義があると考える。
お節料理を作らない奴のたわごとです。
でもちょっとだけ日本の正月気分を味わいたい。
ヌチャナートにもお節料理とはどんなものか教えておきたい。
大晦日の夕方6時過ぎにスーパーに出かけた。
もう大半のお節料理は売り切れている。売れ残ったものを叩き売りしている。
お節料理ならなんでもいい、一つだけ買い求めたいのだから、売れ残りの叩き売りの商品で充分なのだ。
数の子も叩き売りで半値になっている。
俺が子供の頃は数の子は安かった。
俺の家では安い数の子を大量に買って味付けしていた。
お節料理の最後に残るのは毎年きまって数の子だった。
腹を空かせて食い物をねだると「数の子を食べな!」と言われた。
もう数の子は食い飽きた。
食い飽きるほど数の子を食うなんて 今では贅沢な話だ。
母の数の子は不味かったのかもしれない。
硬かったし、独特の臭いがあった。
臭いが鼻についたという感じだった。
子供時代の経験から数の子を長い事食べなかったが、最近は子供の頃が懐かしくて少しだけ食べる。
数の子が安くなっているけど、あんなに買ったなら食い飽きる。
俺が何時も回転寿司で数の子を食べるのを知っているヌチャナートは「サミイが好きなんだから、買ったら」と薦める。
正月に数の子を食い飽きたことを思い出すと数の子を買う気にならない。

真っ赤に染めた酢だこがあった。
あまり美味しいとは思わないが、正月になると決まってでてくる品だ。
これも安売りしていた。商品はまだ沢山ある。
店内を一回りしている内にもっと値引きするかもしれない。
野菜などを買って、酢だこの売り場に戻った。
「なんでそんなもの買うの?」ヌチャナートは不思議そうだった。
「正月用だよ」「ふーん」正月と聞いてヌチャナートも納得したようだ。
値引きは先ほどと同じく30%だが、小さなものがあった。
ちょっとだけ味見ができればいいのだ。小さなものでいい。
それで正月気分を味わうのだ。
ちいさな、真っ赤な酢だこを求めた。

正月には雑煮を食うのをヌチャナートは知っている。
雑煮のことをタイ語でなんと言ったかな??
「餅のスープ」なんて言ったかもしれない。
「雑煮は作れないわ。サミイが作ってね!」
餅を焼いて関東風の簡単な雑煮を作った。

2007/1/4

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