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2007年1月11日 (木)

ジャガイモで朝食

タイ料理にはジャガイモは使わない。
俺の知っている範囲ではジャガイモを使ったのを見た事がない。
金持ち階級が行くスーパーなどではジャガイモを売っていたと思う。
ウチの料理でもジャガイモがでてきたことはない。
使わないから長いこと、ジャガイモを買っていない。

俺はカレーを食いたいと思った。
カレーにジャガイモ、人参、玉ねぎが定番の素材だ。
玉ねぎはタイ料理にはよく使うからウチにある。
人参はタイ料理にも使うから、時々ウチにもある。
タイにとって人参は外来野菜なのだ。
人参が在来の野菜なら、人参を表すタイ語があるはずだ。
タイ人は人参のことをケロットと言う。英語が訛ったものだと直ぐに
わかる。言葉の上から見ても人参は外来種だということがわかる。

ジャガイモを買いこんだ。これで必要な野菜は揃った。
カレーなんて一度食えば、何度も食うものではない。
インドの方、ごめんなさい。
本場のインドカレーは日本のカレーとは違っていることを充分に
知っています。日本人は時々、カレーを食べるとそれで充分なん
です。

一人が一回のカレーに使うジャガイモの数なんてたかが知れてる。
ジャガイモが余った。
これでコロッケを作るか?それともサラダにしようか?
保存が効くので慌てて処分することもない。

ヌチャナートが突然、変なことを言い出した。
いつもと違う事を言われると俺のタイ語はついていけない。
聞き返した。
「明日の朝はジャガイモを茹でて食べましょうよ」
「えっ?!」
半信半疑だった。

茹でたジャガイモが出た。
これをどうやって食べるつもりなんだろう?
俺はヌチャナートのやることを興味深く見ていた。
冷蔵庫からマヨネーズを取出してジャガイモにつけて食べていた。
タイの庶民の生活にはマヨネーズなんて使わない。
ヌチャナートにとってジャガイモもマヨネーズも馴染みが薄くて、どち
らかというと珍種の食品なのだ。その二つを組み合せると美味しい
ということをヌチャナートの味感覚は見ぬいていた。
こういう感覚というのは先天的なのだろうか?
普通の人の味感覚は親から子に伝えられた味、自分が住む社会
で普遍的な味しか受け付けないものだ。
その他の味は異端として排除する。ヌチャナートの感覚は他の人
とはちょっと違うのだと驚き感心した。

2007/1/10

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