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2007年1月21日 (日)

アボガド

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森のバターと言われるアボガドをヌチャナートに試食させた。
タイでアボガドを見たことがない。見ていないと思う。
タイにアボガドがあるとすれば、タイの庶民が沢山食べているはず
だ。庶民がアボガドを食べているのを見たことはない。
ヌチャナー トに新しい味、知らない味を味わってもらいたい。
そんな気持ちからヌチャナートにアボガドを試食させた。

人間は食に対しては一種の警戒心を持っている。
自分の知らない食品を見てもそれを手にしようとしない。
いくらそれが安くても、知らない食品を買おうとはしないものだ。
買った食べ物が不味かったなら金が無駄になるという経済観念か
ら、知らない食品を買おうとしない人もいるだろう。
食べ方がわからないから、買わないという人もいるだろう。
それよりも、知らない食品は危険かもしれないという危機感の方が、
知らない食品に手を出すのを妨げている。俺のようにタイの市場を
歩き、知らない食品を探し回るのは少数派だ。

「食べてご覧!」アボガドの一片をヌチャナートに差し出した。
「あら、おいしいわね。油が多いのね」
「そうだね。この果物は森のバターと言われるのだよ」
ヌチャナートは納得し、にこっと笑った。果物と言うのは甘酸っぱい
ものが普通だ。そのまま食べるか、ちょっと塩をつけて食べるもの
が多い。醤油をつけて食べる果物はない。アボガドと醤油は相性が
いい。ねっとりとした触感と醤油の旨味が合う。
ヌチャナートにも醤油をつけたアボガドを食べさせた。
「うん、いいわね。この果物とマヨネーズも美味しいはずよ」
「そうだね、海老と一緒に食べても美味しいよ」
回転寿司に海老とアボガドが乗ったものがあるのを思い出した。
ヌチャナートに「回転寿司に海老とアボガドが乗ったものがあるよ」
と話したが、ヌチャナートはその寿司に気付いていなかった。
食や味に敏感なヌチャナートも海老とアボガドが乗った寿司に気付
かなかったのだ。このことからも食は保守的なのだとわかる。

醤油とアボガドが合うのなら、タイの調味料とアボガドも合うはずだ。
タイ人は青いマンゴーを唐辛子がちょっと混ざった塩をつけて食べ
ている。アボガドを同じ様にタイ人は食べるのではないか?
面白そうだ。やってみよう。

2007/1/20

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