« ザー菜 | トップページ | 豚肉とオイスターソース »

2007年1月 3日 (水)

カオツム タイ風お粥

ゆっくりと鍋をつつきながら酒を飲み、話をしている。
ヌチャナートも酒を飲み笑っている。
タイのご近所の人に話がとんだ。
あの人はどうの、この人がどうしたこうしたという他愛ない話だ。
ある仲のよい夫婦の話になった。
「俺は思うんだが、女が男に惚れているんだよね」
「アハハハ・・・。そうかもしれないわね。」
ヌチャナートはハイボールを飲んでいる。
最近はハイボールなんて言葉を使わない。
ウイスキーを炭酸で割ったやつを昔はハイボールと呼んだ。
俺は焼酎を飲む。
同じ味を繰り返し呑んでいると飽きがくる。
なにか別の飲み物が欲しくなった。
中国の紹興酒が目に入った。安いから買った品だ。
これが実に不味い酒なんだ。もう買うまいと思っていた。
安くて不味い酒だから、捨てちゃえばいいのに貧乏性の俺には捨てられない。
他に酒がない時には不味くても我慢して飲む。
ここが飲ん兵尉の面白さだ。
砂糖を入れると少々美味しくなるが、まだ許せる味ではない。
ふと思いついて、その紹興酒を炭酸で割った。
そうすると紹興酒の苦味がうすまり適度な刺激になる。
これなら飲める。
またこの紹興酒を買ってこようという気になった。
この単純さに我ながら呆れる。
「ねえ、おなかすいたでしょう?」
「いや」
「お酒飲んで、そのまま寝ちゃいけないわ。体に悪いわよ。何か食べないと駄目よ。

R0018346pct35
カオツムを食べるでしょ?」
「いらないよ」
「駄目よ、食べなくちゃ。あたしが作ってあげるわ」
こんなカオツムが出来てきた。
このタイ風のお粥は大好きだ。
日本で食べても美味しいが、暑いタイで食べるともっと美味しい。
酔っ払った後でこのお粥を食べるのだ。
カオツムはパック旅行で連れて行かれる宮廷料理の店では味わえない。
見かけが よくて、格式ばって、観光客向け味付けの店にはない。
タイの庶民が楽しむ味がカオツムなんだ。
夜も更けてきた。カオツムを食べて寝ることにしようか。
「まだ熱いわよ。ちょっと待った方がいいわ」
日本人は熱い料理を平気で食べる。
熱い味噌汁を日本人は平気で食べるのを見て、タイ人は驚く。
この程度の熱さのカオツムなど俺は平気だが、ヌチャナートのいうようにちょっと冷ましてからカオツムを食べた。

2007/1/2

|

« ザー菜 | トップページ | 豚肉とオイスターソース »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68615/31700620

この記事へのトラックバック一覧です: カオツム タイ風お粥:

« ザー菜 | トップページ | 豚肉とオイスターソース »