塩漬け魚
この魚の名前はエボダイだっけ?
まあ、エボダイとしておこう。
エボダイに塩をつけて乾燥させたものはスーパーで売っている。
しかし、このような塩漬け魚は売っていない。
小さなエボダイを魚屋で見つけた。
ヌチャナートはそれを買おうと言い出した。
多分、これでプラソムを作るのだろうと思っていた。
プラソムはそれなりに美味しい魚の料理だ。
ヌチャナートは俺達の知らない料理、俺達が考えない、思いつか
ない料理をつくる。その発想に驚き、笑いながら何時も食べている。
この魚もちょっと違った味になるだろう。
魚を買って家に帰るとすぐに魚を調理した。調理と言っても簡単だ。
ちょっと水で洗って塩を振って蓋が出来るプラスチック容器に入れ
て冷蔵庫にしまうだけだ。冷蔵庫の中では、魚から水が抜け出し
て容器の中に溜まっている。自分の身体からでた水分で塩水を
作り、魚はその塩水の中で塩漬けされている形になっている。
冷蔵庫の中で保管しているので、塩漬けしていても嫌な臭いがで
ない。二三日、このように保管しておくと、よい塩加減になる。
「そろそろ食べられるわ。焼いて食べる?」
「うん」
煮魚は嫌いだが、焼き魚は食べる。焼き上げた魚を食べた。
いい塩加減だ。身をほぐして、ご飯と混ぜる。
それにナンプラにつけた唐辛子を混ぜる。
ナンプラが入ったことで魚の旨味が強調される。
この塩漬け魚は食べられる。
美味しい魚はマグロだけではない。
安くても美味しく食べられる魚は沢山ある。
ちょっと手を加える、工夫することで美味しい魚になる。
2007/1/24
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