昆虫食 カブトムシ
クワガタとかカブトムシを専門に売っている店があった。
「昆虫の家」だか「昆虫の館」なんて看板がでていた。
タイ人はいろいろな昆虫を食べることを知っている。
加工してすぐに食べられるようになった昆虫だけを売っている専門の露店もあるくらいだ。
日本人には昆虫を食べるなんて異様に見えるが、タイ人には昆虫を食べるのは普通の姿なのだ。
昆虫は美味しい、大好きだなんていう人が沢山いる。
タイ人にとって昆虫は嗜好品、珍味なのだ。
蛆虫みたいな昆虫、タガメなどを売っているのは見たことがある。
でもカブトムシを売っているのは見たことがない。
タイ人もカブトムシは食べないのだろうと思っていた。
「昆虫の家」だか「昆虫の館」にはカブトムシ、クワガタの絵が描かれていた。
そして虫がカブトムシとかクワガタと書いた旗を持っている。
カタカナを読む練習と思って看板の旗に書いてある文字をヌチャナートに読ませた。
「カ・ブ・ト」なんてゆっくり読み始めた。
カブトムシを指差して「あの虫はタイ語でなんていうんだい?」と聞いた。
「あれは×××と言うのよ」×の部分はもう忘れてしまった部分だ。
必要な時は辞書を引くか、また質問すればいいから、忘れたことを悔やまない。
こちらが何も聞かないうちに
「あの虫を食べたことあるわよ」と言い出した。
「えっ!」俺は驚いた。
まさかカブトムシまで食べるとは思わなかった。
蛆虫、タガメ、蝉を食べるのは既に知っている。
カブトムシに似たクワガタは食べないらしい。
俺はカブトムシも食べられるのだと初めて知った。
「どうやって食べるんだい?」
「焼いて食べるのよ」
この世にある蛋白質は必ず食べる人がいるというのは本当なのだ。
カブトムシよりクワガタの方が美味しいという人々がこの地球にはいるだろう。
ヌチャナートは食の探究心、好奇心が人一倍強い。
それが美味しい料理をつくる源になっている。
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2007/2/17
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