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2007年2月28日 (水)

嗜好と君が代

味の好みはかなり保守的だ。日本だって、関東と関西では味の
好みが違う。関西から関東に転勤になると、関東の味になかなか
馴染めないという人がいる。味の好みを変えるのは難しい。
飼い猫のサダムもイカは好むけど、他の魚は食べない。
猫も味に対しては保守的なのかな?

味見というのは旨さの追求以外に、この食べ物が体に毒でない
か、有害ではないか検査する意味がある。
人間を含めて動物には慣れ親しんだ味は安全な食べ物、
そうでないものは危険かもしれないと考えて、危険な食べ物を
排除する本能がある。サダムもイカは安全だが魚は毒と考えて
排除しているのかもしれない。

有害かもしれない新しい味に挑戦するのは味に対する好奇心が
強くないといけない。味の探検家、味の冒険家、味の探求者に
ならないと新しい味を知ることができない。
俺は美食家でもグルメでもない。味の研究者でもない。
単に好奇心が強いだけだ。好奇心であの味、この味を試している。
そうすると、感激するほど旨いものに出会うことがある。
旨い物に出会った喜びのために、あれこれと食っている。
結果的に味の探検家、冒険家、探求者と同じことをやっている
ことになる。

好みを変化させるのはかなり困難だということは経験的に分かっている。
いったん、染み込んだ好み、食習慣を変化させるのは難しい。
毎日、タイ料理を食べているからタイ料理の好み、食習慣が
身についていると思われるかもしれない。
自分でも分かっている食習慣の変化はどんな料理にも唐辛子
の辛味を求めるようになったことだ。
日本の料理からタイ料理ばかり食べる生活になったが、焼き魚
があると、ナンプラよりも醤油がほしくなる。
焼き魚には醤油という公式が知らないうちに出来上がっており、
無意識のうちにその公式からはずれないようになっている。
この例は味の好みがいかに保守的なのかをよく示している。

これは俺の仮説だが、思想と嗜好は関係があるような気がする。
君が代斉唱時に起立は不要と考える人がいる。
それが正しいか間違っているか、善悪の問題とは切り離して
考える。君が代斉唱時に起立しない人を非難しているのではない。
考え方の一例としてあげただけだ。
一つの思想に固執している人の嗜好は特定の食べ物、特定の味
に決まっているのではないだろうか?
味に対する自由度が低いのではないか?
新しい味を探求する好奇心が弱いのではないか?
これが俺の仮説だ。
思想と嗜好の関連を調べてみるのも面白い研究テーマになりそうだ。

吝嗇な人は塩っぱいものが好きだ。
不倫や浮気を繰り返す人は甘いものやワインを好む。
共産主義を信奉する人は焼酎を好むなんて結果がでたら面白い。

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2007/2/28

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