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2007年2月 8日 (木)

台所のゴミと環境

料理を作れば当然ゴミがでる。
調理の過程で出る野菜の切りくず、魚の頭などと言ったゴミは通常のゴミとして捨てられる。
出来上がった料理を食べ終わると、皿が汚れる。
皿には油、かけすぎた醤油やソースの残りなどが付いている。
煮物などの場合は汁が残っている。

今までは汁は流しに捨てていた。
汚れた皿は水でさっと流してから洗っていた。

食べ終わった器は紙などで拭いてから洗うと環境に優しいといわれた。
それを聞いた時、俺は思った。
「拭き取った紙はごみ焼却場に行くのだろう。それはごみ焼却場の負担を大きくするだけだ。
洗い流すと汚れは下水処理場に行き、そこで浄化される。
焼却場の負担が大きくなるか、下水処理場の負担が大きくなるかの差だ。
どうやってもコストも環境への負担は変わらない」
このように思っていた。

どういう風の吹き回しか、食べ終わって汚れた皿を紙で拭いてから洗うようになった。
どうしてそんなことをやり始めたのか覚えていない。
今はそれが習慣になっている。
皿を拭き続けているうちに考えが変わってきた。
「やはり、皿を紙で綺麗にしてから洗うほうが環境にやさしいのではないか?」
そんな風に思えるようになった。
理屈ではない。そう感じるだけだ。

汚れた皿をそのまま洗い、汚れをそのまま下水に流すほうが簡単だ。
汚れた水は下水処理場までの長い道のりにある全ての下水管を汚しながら進む。
下水管には油脂分が付着して水の流れが悪くなる。

皿の汚れを紙で拭けば、紙はそのまま焼却場に運ばれる。
家から焼却場までの環境を汚すことはない。

汚れた紙を焼却する費用と、汚れた水を浄化する費用ではどちらが安いのか俺には分からない。
なんとなく思うのだが、汚れた紙を焼いてしまう方が、汚水を処理するより金がかからない気がする。
汚水処理には薬品も必要だし、ろ過も必要だ。
水分を含み燃えにくいゴミでも乾燥したゴミと一緒ならいつかは燃える。

食べ終わった皿は紙で拭いてから洗う方が環境に優しいのではないかという気がしている。

2007/2/7

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