二人のソムタム
タイ東北部の人はソムタムと呼んでいる青いパパイヤのサラダが大好きだ。
特に女が好む。
男もソムタムを食べるけれど、余り食べないようだ。
「ソムタムを食べるでしょ?」
どうしようかなと迷った。
海老を醗酵させたガピーが入ると生臭くなる。
あの臭いがタイ人にはいいらしいのだが、俺は駄目だな。
旨味が強く出るのは分かるが、海老や蟹特有な臭いも強く出る。
「ガピーを入れない奴なら食べるよ」
ヌチャナートは青いソムタムをポクポクと叩いて千切りを作っている。
「トマトは何処かしら?」
冷蔵庫の中を覗き込んでいる。
トマトを取り出してパパイヤと一緒に臼で突いている。
「アハハ・・・子供の食事よ!」
俺のソムタムのことを言っている。馬鹿にしているのかな?
馬鹿にされてもいい。
辛すぎるソムタムを食わされるよりましだ。
これが俺のソムタムだ。
綺麗な色合いだ。
白い器に似合う色だ。
ヌチャナートは自分の好みで味付けをした。
蒸し上げたもち米と一緒にソムタムを食べている。
もち米を指で丸めてはソムタムの汁につけて食べている。
「美味しいわ」
このソムタムの色を見てくれ。
俺のソムタムの色とは全く違う。
赤を通り越して茶色になっている。
「辛くて美味しいわ」
あの色ではかなり辛そうだ。
「サミイのソムタムには唐辛子は一本しか入っていないわ」
食べ始めた時にはそれほど辛いとは思わなかったが、食べているうちに辛味を感じ始めた。
唐辛子一本でこのくらい辛いのだ。
ヌチャナートのソムタムには少なくとも4,5本の唐辛子がはいっているだろう。
最初は「辛くて美味しい」と言っていたが、終わりの方になるとヌチャナートも
「ああ、辛い!」と言い出した。
そう言いながらも辛い食事に満足している様子だった。
これが二人のソムタムだった。
ソムタムの関連記事はここにあります。
ソムタムポンラマイ 果物のソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_a524.html
インゲンのソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_806d.html
ソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_a806.html
二人のソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_d616.html
ソムタムの道具
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_fbe8.html
ソムタム祭
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_0b60.html
瓜のソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_baa8.html
ソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_a806.html
熱いソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_cc7b.html
茄子のソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_ccda.html
ソムタムを作る
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_ed2f.html
ソムタムを食べる
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_5e83.html
今日のソムタム
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_f488.html
2007/2/3
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント