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2007年2月27日 (火)

煎餅

賞味期限が切れ掛かっている煎餅が特売になっていた。
タイ人は餅米をよく食べる。お煎餅は餅米製品だからヌチャナートも
これを好むはずだ。
「あのお菓子、安いから買おうか?」
「いらないわよ」
特売と見るとすぐに手をだすのがおばさんだ。ヌチャナートの言葉
を無視して、俺もおばさんに混じって特売の煎餅を買うことにした。
一人のおばさんはパッケジの賞味期限を確認していた。
賞味期限がまじかだと知ると、まるで腐った食べ物を捨てるように
商品を投げ戻していた。店の商品をそんなふうに扱かっちゃ駄目
だよ。

このおばさんは賞味期限のことを知っているのだろうか?
食い物というのはお試し版のパソコンソフトとは違う。
お試し版のソフトは試用期間が一ヶ月なら、一ヵ月後には間違いな
く使えなくなる。食べ物の場合は賞味期限が5月末だとしても、6月
になると腐るというわけではない。
お煎餅の製造者が毎日々味見を繰り返して、この商品は1年ぐらい
は味が変わらないと判断すると製造から一年
後を賞味期限として
いる。あのおばさんは製造直後の味と賞味期限まじかの味の差が
分かるのだろうか?
お煎餅なんて買ってからいつまでも大切に保存するようなものでは
ない。小腹がすいたら、つまみ食いするものだ。
一週間もあれば、食べ終わってしまうのが普通だ。
賞味期限まじかな商品でも、これを食べて病気になることはない。

買ったお煎餅をヌチャナートに食べさせると、思ったとおり
「美味しい」と言う。してやったりだ。

パッケジの原産国を見たらタイになっていた。
「このお菓子はタイで作っているんだよ」
パッケジにはタイ文字はない。全て日本語だけだ。
「あらそうなの」と言いながらお煎餅を食べている。
「このお菓子は甘くないのね。いいわね。マヨネーズをつけて食べる
と美味しいわ」
日本人はお茶を飲みながらお煎餅はそのまま食べる。
マヨネーズをつけて食べるというのはやはり外国人の発想なんだ。
発想の違いを知ると驚くと同時に面白いと感じる。

2007/2/26

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