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2007年3月21日 (水)

イタリア料理の市民権

これは俺の独断と偏見だ。
何時、誰がイタリア料理を日本に最初に紹介したのだろう。
イタリア料理が日本で普及していったのはごく最近のことだ。

日本人が外国に行くのは大変だった時代だった。日本は貧乏
だったし、1ドル360円の時代だ。米ドルの持ち出し量も限られ
ていた。しょうがないから闇ドルをひそかに買って持っていか
ないと外国で生活できない。有名女優がイタリヤに行った。
彼女が「イタリアのスパゲッティが美味かった」と言った。
それまでスパゲッティを知らなかった日本人は有名女優が美味い
と言った料理なので、スパゲッティはさぞ美味しい料理だろうと
想像した。
スパゲッティを食べてみると「西洋焼きソバ」だと納得した。
日本にある食べ物と類似しているのでスパゲッティの普及は
早かった。
その当時の日本は貧乏だったから、イタリヤでは安くて腹一杯に
なるスパゲッティしか有名女優は食えなかったのも事実だ。

その頃はまだグルメなんて言葉は知る人ぞ知る言葉だった。
こんな言葉はブリア サバラン著「美味礼賛」の中に出てくるだけ
だったと思う。

有名女優を含め、多くの日本人は本物のイタリヤ料理を知らな
かった。当時の日本人は本物のイタリヤ料理を食っても美味いと
感じなかったはずだ。
ワインと言えば「赤玉ポートワイン」しか知らない日本人が、イタリア
のドライワインとチーズをふんだんに使った料理を食っても
「この味はなんだ?」と思っただけだ。
けして美味いなんて思わなかったはずだ。
その後 時間が経つにつれ徐々に本格的なイタリヤ料理が普及
した。日本でイタリヤ料理が普及する形は下のスパゲッティからから
上の本格的料理に行く形だった。

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2007/3/20

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