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2007年3月23日 (金)

茶碗と箸

ヌチャナートにとって茶碗は数ある食器の中の一形態だ。
何か食べ物を盛る時、茶碗が手元にあれば、茶碗に食べ物を
盛ってだす。

日本人にとって茶碗は神聖なご飯を盛る専用の食器で他の用途
に使うことはない。家族とか、ごく親しい友人の前なら茶碗に漬物
を盛って出すことがあるが、通常はそんなことをしない。
日本の家庭ではこの茶碗と箸は誰のものと決まっていて、他の人
が使うことがない。
何度も俺はヌチャナートにこのことについて説明したのだが、
ヌチャナートには理解できないようだ。そういう習慣がない国で
育ったのだから、理解できないのも当然だ。

ウチには茶碗があるがあまり使わない。タイ料理ばかりだから、
茶碗を使う必要がない。茶碗を使ってタイ料理を食べるのは食べ
にくい。

ウチでは箸は割り箸を使っている。環境のことを考えたら、塗り箸
を買ってきた方がいい。どういうわけか、ウチでは割り箸しか使わ
ない。一度使った割り箸を何度も洗って使う。環境に配慮している
のではなくて自然とそうなった。
ヌチャナートはこれが普通の姿だと思いこんでいるのかもしれない。
そうすると俺が「箸と個人が結びついている」と説明してもなかなか
理解できないのが当然だ。
「食器と個人が結びつく」という考えはタイにはない。

塗り箸が売られているのをヌチャナートは見て知っている。
「買おうか?」と言っても「いらない」と答える。
ヌチャナートはあの綺麗な塗り箸も割り箸と同じように一度使った
ら捨てるものだと思っているのかもしれない。

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2007/3/23

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