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2007年4月27日 (金)

雲助トクトク

昔は雲助と言われる駕籠かきがいた。
山中の人のいない場所に来ると、強盗に早変わりする駕籠かきだ。
駕籠かきは二人で客は一人だから雲助にあったなら、客が泣くしかない

現代になると雲助タクシーというのが出てきた。
メーターで走っているのに、メーター以上の値段を脅し取る
タクシーの運転手がいた。警察は不法な雲助タクシーを取り締
まったので、今では雲助タクシーなんていない。

タイでは雲助タクシー、雲助トクトクなんてざらにある。
タクシーにはメーターがついているが、それを無視する。
トクトクにはメーターはないが、通常以上の金を請求する。
多くの場合、10ー30%の上乗せだ。
しかし今日は違った。

市場で買い物を済ませて帰宅にトクトクを使った。
乗る前に行き先を告げて値段の交渉をする。
通常は120バーツだ。「150出さないと行かない」なんていうのが
いる。そんな時はお断りする。今日の運転手は120バーツで
行くというので乗り込んだ。途中で運転手は道を間違えた。
ヌチャナートが道案内をした。ヌチャナートは三叉路でトクトクを
止めた。おかしな所でトクトクを止めるなと思った。
ヌチャナートは運転手に「ここを真っすぐ行くと国道よ」と親切に
道を教えていた。運転手が簡単に町に戻れる場所で降りてあげ
たのだ。ここから歩いても家までわずかだ。
トクトクを降りた場所はTの字の横棒部分が長い塀になっている。
縦棒の左側には家があるがほぼ空き地に見える。
縦棒の右側にも家があるが、最近コンクリの塀を建てたので
人の動きが見えない。夕方で薄暗い。人も通らない。
俺達は観光客か、この土地に不案内な人と運転手は見たの
だろうか?運転手には周囲に人がいないと見えた。
こんな場所なら、脅かせば金を取れると思ったのだろう。
「250バーツだせ」と運転手は言いだした。
ヌチャナートは怒った。
「乗る前に120バーツと言ったでしょ!」
ヌチャナートが大声で怒るのを見たのは初めてだ。
「通常は120バーツだぜ」
法外な値段に俺も怒り、ヌチャナートに加勢した。
余りいないけど120バーツといいながら降りるときに、なんだ
かんだと理由をつけて150バーツなどと値段を釣り上げるの
がいる。しかし今日の運転手はボリすぎだ。
二人で強行に抗議した。俺も一生懸命にタイ語で抗議した。
やっと130バーツで折り合いがついた。
100バーツ札を取りだした。
20バーツ札は二枚あるが、10バーツコインがない。
「なんでそれが問題なの?」と日本人は思う。
100バーツ札1枚と20バーツ札2枚を渡したならそのまま
持っていかれる。絶対に10バーツのお釣りはない。
「お釣りの10バーツをよこせ」なんて言っても絶対にお釣りを
よこさない。10バーツを取り返す為にはいままで以上のエネル
ギーが必要だ。通常の倍の運賃を請求する運転手には近所の
人もこちらに加勢してくれる。
しかし10バーツで争うのを見ても誰も加勢してくれないだけで
なく「あの人はケチだ」と悪い評判を立てられる。
俺はポケットをさぐり、ヌチャナートはハンドバッグを探って10
バーツを作った。

今日は良い教訓を得た。
運転手と値段の交渉をしたら、必ず、値段を復唱し運転手に値段
を確認させる。必ず周囲に人がいる場所で降りる。
ポケットが重くなるが、必ず硬貨を30バーツほど持つこと。

2007/3/31

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