安全な食品
タイ人やタイ政府は食品の安全や衛生的な料理に無関心だと思っていたが、タイ政府は食品の安全に努力していることがわかった。
今まで気づかなかったのか、新しくできた制度なのかわからないが、「衛生的で美味しいお店」という看板を掲げた料理店や「食品安全」という看板を掲げた店を見かけた。
この店は市場の中の店だ。
真ん中上部に青地に金色の盾がある看板が「食品安全」のお墨付きの看板だ。
商品は雑然と並べられている。
日本人の目から見てどう見ても衛生的に見えない。
食品の場合、安全と衛生は同じと考えていいだろう。
衛生の基準がタイでは何処にあるのかわからない。
商品は埃にまみれているが、どの商品も袋に入っているから食品が細菌に汚染されていないので安全と言える。
販売している商品から、日本で言えば昔の乾物屋だ。
日本だって乾物屋と言われていた時代は鰹節なんてむき出しのまま山積みにされていた。
鰹節が個別包装され綺麗になったのはつい最近のことだから、あんまり偉そうなことは言えない。
タイ政府が食品の安全や衛生に真剣に取り組み始めたことを知り嬉しくなった。
一般民衆は病気は細菌で起こることを知っているが食品衛生と病気の関連を認識していない。
腐ったもの、腐りかけた物を食べると、腹が痛くなることは経験的に知っているので食べない。
その一方で、曇ったコップを雑巾で拭いて磨けば綺麗になったと思っている。
雑巾からコップに細菌を移しているとは考えない。
人間の体は丈夫で、我々が不衛生と思う環境の中でもめったに病気にならない。
今の日本のように電車のつり革を触るのにも殺菌して常に無菌状態にしていると、ちょっとした環境の変化で細菌にやられる。
常に雑菌に揉まれ、雑菌と戦っているタイ人は環境の変化に日本人よりも強い。
不衛生の一例だが、屋台の冷水は大きなジャーに入っている。
ジャーの上にコップがある。そのコップは客全体の共用だ。
水が飲みたければ、コップでジャーの水をすくって飲む。
こんな状態が続くと、コレラなどが発生するとタイでは急速に病気が蔓延する。
この危険をタイ人が認識し衛生改善に一般民衆が取り組む日をせつに願っている。
2007/4/7
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