ノーンメパイ 蛆虫
この蛆虫の名前はノーンメパイと言うそうだ。
以前から気になっていたが、なかなか食べる勇気がなかった。
今日は思い切って食べてみることにした。
「これを味見してみるよ」
店の親父に言った。親父は「食ってみろよ」と言う。
「いや、ちゃんと買うよ。10バーツだけ売ってくれない?」
「この虫は高いんだよ。10バーツは無理だよ。20バーツからだよ。」
隣の店の親父も俺たちの会話を聞いていた。
隣の親父も頷いている。
「この虫はチェンマイから来るんだよ。だから高いんだ。」
どうしてなのか分からないが、食品が高い理由としていつもチェンマイの名前が挙げられる。
焼き鳥の時も「この鶏はチェンマイの鶏だから高い」と言われた。
柿を買った時も「チェンマイだから高い」と言われた。
その柿は中国からの輸入品らしいのだが、チェンマイ産だといわれた。(笑)
やはり10バーツは無理なんだ。
20バーツを払って少しだけ袋に入れて貰った。
ナンプラと胡椒をかけてくれた。
食べてみた。
「うーん?!!」
これが美味いのかな?他の昆虫より肉があるようだ。
バッタより肉があるから食べやすい。
そんなに美味しいとは思えない。
食べられることは分かった。
近所の人も俺が昆虫を食べるのを見ていた。
「この虫はチェンマイから来るから高いの?」
「そうよ。美味しいでしょ?」
ビタミンB2が多いらしい。
日本人には昆虫食の習慣が余りないので、この昆虫は食べ物と分かっていても口に入れるには勇気がいる。
2007/4/21
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