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2007年4月27日 (金)

塵芥を売る

日本では昔は鉄屑、古新聞などを簡単に売れた。
「クズヤー、お払い!」と大声を出しながら屑屋が町を歩いていた。
その頃は普通の家庭からでる塵芥の種類も限られていた。
新聞などの紙、古着、鍋釜などの金属等々だった。
今のように家電製品、パソコン、ラジカセ、バイクなどと言った物
はなかった。社会全体がリサイクル出来る状態になっていた。
そんな状態が壊れ、今は塵芥を捨てるのに金がかかる。
昔と比べて現在の日本では塵芥の種類と量が昔よりも増えた。

「サミイ!」ヌチャナートが大声で呼んでいる。
何かを言っているが何を言っているのかわからない。
やりかけの作業を一時中断してヌーの所に行く。
「これから、塵芥を売りに行くのよ。一緒に行く?」
家に保管していた、コーラなどの空き缶、ビール瓶、段ボール、
ジュースなどのプラスチック瓶それらを全て集めて売りに行く。
バイクに取り付けたサイドカーにゴミが山盛りになった。
近所の人にこれで幾らになるか聞いた。
「2-300バーツになるわよ」
ふーん、そんなになるのか?
日本円で千円弱の価格だ。日本人はたったそれだけかと言うだ
ろう。これは4人家族でちょっと綺麗な店で昼飯を食えるほどの
金になる。R0018929pct40_1
そう言われても分かりにくいだろう。
日本で言えば家族でちょっとした店でトンカツ定食を食えるほどの金額だと思えばいい。塵芥の値段が日本よりも高いのに驚いた。
日本で塵芥を売って1000円を得るのは大変だ。
町内会の廃品回収でも一回で壱万円くらいにしかならないのに、
一軒の家でだす塵芥が千円弱で売れたのには俺も驚いた。

この店が塵芥を買い取ってくれる。持って来たペットボトル、
紙くずを秤に載せる。店のおばさんは手馴れた様子で買値を
計算する。


タイではどんな塵芥でも家に保管しておき、まとまると売りに
だす。トラックで塵芥を買いに来ることもある。
日本や欧米流の言葉で言えばタイは環境に優しい国なのだ。

それを知ってから、読み終えた英字紙も捨てずに保管するよう
になった。町を歩いていると喉が渇く。飲料水を買う。
飲料水が入っていた飲み終えたペットボトルも持ち帰るようになった。

2007/3/30

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