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2007年4月30日 (月)

アメリカ風カオパット 焼飯、炒飯

カオパットというのは日本の焼き飯、中華料理屋の炒飯、
チャーハンに似た料理だ。日本人観光客に人気があるタイ料理は
何と言ってもカオパットだろう。
我々が知っている料理に近いタイ料理だから馴染みやすい。
それに安いし、何処にでもあるし、「カオパット」と言えば通じるので
そればかり食べてしまう。

カオパットというのはタイに昔からある料理だと思っていたら、
その歴史は新しい。タイにカオパットが入って来たのはおよそ7、80年
前だったという。日本で炒飯が普及したのは太平洋戦争が終わり
満州から引き上げた人々が広めたのではないだろうか?
そうすると日本での炒飯の歴史も60年ほどしかない。
タイでカオパットが普及した歴史と、日本で炒飯が普及した歴史
が似ている。

カオパットの作り方も店によっていろいろだ。
卵を使うことは共通しているのだが、卵の使い方が違う。
鶏の卵に、家鴨の卵の黄身をを加えると彩りがよくなるといって、
家鴨と鶏の卵を混ぜる店もある。

まずフライパンに卵を入れて卵焼きを作る。その後にいろいろな
材料を加える店がある。
そうかと思うとまず色々な材料を加えて焼き飯をつくる。
出来上がった焼き飯の上部を凹ませてそこに卵を落とした後、
かき回して卵を加熱する店もある。
いずれの場合も店によって使う卵の種類が違う。

出来上がったカオパットは皿に盛られる。
薄切りのキュウリと小さなライムの半切りが飾りにつけられる。
ライムを絞って酸味をつける。
好みによって生の唐辛子や焙煎した唐辛子を加えて食べる。
これが一般的なタイのカオパットだ。

ちょっと変わったカオパットが英字紙にあったので紹介する。
ベトナム戦争当時、タイには沢山の米兵が駐留しタイにある
米軍基地からベトナムやラオスに空爆を行っていた。
休暇をタイで過ごした米兵も多い。
Pct60_1 そんな米兵の中にタイの女と結婚してタイに住みついた米兵が多い。
そんなタイ人妻が創作したアメリカ風カオパットがある。
そのタイ人妻は一度も米国に行ったことがない。
米兵がホットドッグや卵焼きをよく食べるのに気づいた彼女はトマトケチャップで味付けした焼き飯に、グリーンピースを加えた。
日本のオムライスから卵焼きを取り除いたものと思えばいい。
それに目玉焼き、油で揚げたフランクフルト、鶏の唐揚げと一緒に皿に乗せたものだ。
彼等はケチャップやマギーをかけて食べる。
これはタイにしかないアメリカ風焼き飯だ。

これが何故アメリカ風なのか分からない人のためにちょっと説明を
加える。ケチャップで味付けする料理はタイにはないからそれだけ
で十分にアメリカ風だ。目玉焼きもタイでは珍しい。
タイ人が卵焼きを作る場合、大量の油の中に卵を割って入れる。
卵の表面は白身で包まれる。黄身が見える卵焼きは珍しいのだ。
ソーセイジは昔からタイにあるがフランクフルトは新しい食品だ。
鶏の唐揚げもタイにあったがケンタッキーのような味付けは
新しい食品だ。

2007/4/22

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