寿司を売る店
寿司を売る店が増えた。スーパーでも夜店でも寿司を売っている。
売る方から見ると、寿司は日本の食品、高級料理ということで僅かなご飯と食材で高い値段で売れるので魅力的だ。
消費者には今までになかった新しい食品ということで魅力がある。
日本人の俺には食べる気がしない食品だ。
食べたことがないから美味い不味いを評価できない。
酸っぱい味をタイ人はあまり好まない。
日本の寿司飯をそのままタイの市場に持ち込んでも受け入れられない。
きっと甘い飯になっているはずだ。
マグロの赤身に甘い寿司飯なんて考えるだけで食欲が湧かない。
これがタイでは売れるのだから、まあいいよね。
日本だって外人が見たら驚くようなことやっている。
例えば納豆入りのスパゲッティなんて良い例だろう。
食文化はこのようにして変化するのだ。
江戸前の寿司は日本の物だと世界中の人が思い込んでいる。
寿司の歴史を見れば、東南アジアの魚を発酵させる文化が日本に入り現在の寿司の形に変化したものだ。
その変形した寿司が東南アジアに逆輸入しただけだ。
寿司の関連記事はここにあります。
夜店の寿司 http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_d5fc.html
寿司を売る店 http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_e2ab.html
寿司屋 http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/3297_fa94.html
タイの寿司 http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_5ccc.html
2007/4/11
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