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2007年4月27日 (金)

道端の露天商

朝の市場にでかけた。この町の市場は朝だけ開いている市場と、
昼から開く市場に分かれているようだ。
前回は朝の市場周辺の歩道には露天商が店を広げていたが、
昼の市場周辺の歩道では露天商は追放されていた。
おかげで昼の市場周辺では道が広くなり綺麗になった。
渋滞もなくなり、安全になり騒音が減った。
買い物客には都合がよい条件が増えた。

今回は朝の市場でも露天商は追放されていた。
朝の市場でも昼の市場でも露天商は追放されたことになる。
何処の国でも政治は弱い立場の者を切り捨て犠牲にする。
この町の中心の道路では店を構える商人が陳列台を歩道に
まで出している。
露天商も歩道の反対側から店をぎりぎりいっぱいまで広げる。
商店と露天商が歩道の両側から店を張り出すので歩行者の
歩ける空間は狭くなる。商店も露天商も自分の商売のことだけ
を考えて出来るだけ沢山の品物を並べている。
買い物客はゆっくり商品を見定めることが出来ない。
商店、露天商から見ると常に自分の店の前に歩行者がいる
ので、歩行者の数が多く見えるが実際には歩行者の数は
みかけより少ない。歩くことも出来ないので人の流れが妨げら
れているだけだ。

観光客にとっては路上の露天商は写真の題材としてよい光景だ。
町で生活する人にとっては彼等は迷惑な存在でもあり、必要な
存在だ。

彼等は通行の邪魔になるので迷惑だが、彼等の商品の値段は
市場よりも安いのでありがたい。
同じ場所で何年も同じ商品を売っている露天商がいる。
露天商は歩行者にとって迷惑だが、露天商の生活も守らなくて
はいけない。彼等は町の一等地を無料で占拠している不法な
商人でもある。
実際にはヤクザのような存在があり、ショバ代を払っているようだ。
だから無料ではないが、金は地下に潜り、不法な資金になる。

少ない資金で開業できる露店はタイ社会の必需品でもあり伝統・
文化でもある。露天商は自活しているので、政府の財政的負担
にならない。タイ政府にとっては露天商の生活を守りながら、
社会生活を向上させなくてはいけない。
これは頭の痛い問題だ。

2007/4/2

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