和風蕎麦タイ版
タイで買ってきたものだ。
一度、これをタイで試食した。
ちょっと食べただけで笑い出してしまった。
日本の蕎麦の味を期待して食べたなら、期待はずれでがっかりする味だ。
パッケージは日本の蕎麦の雰囲気がでている。
タイでこの写真を見れば駅の立ち食い蕎麦の味を思い出す。
パッケージを開けると、アルミ箔に入った和風だしとわかめが入った袋がでてくる。
凍結乾燥した蒲鉾や鳴門、えのき、椎茸は入っていない。
パッケージの写真は調理見本なのだ。
日本人には全く期待はずれの味だが「タイ人から見ると、これが日本の蕎麦の味なんだ!」と分かるので、笑
い出したくなる。
汁は和風になっている。
これは合格点をあげましょう。
麺がいけません。麺はラーメンをそのまま使っています。
蕎麦粉の麺だと、ざらざらした蕎麦特有の感触がある。
これは小麦粉だけなので、麺がつるつるしている。
麺の感触だけで「これは日本の蕎麦ではない!」と感じてしまう。
蕎麦の感触を知らないタイ人にはそんなことは問題にならない。
タイ人は唐辛子の辛味のないそば汁だけで異国風、日本風と感じるのだろう。
この蕎麦はタイ国内向けの商品だから、この味で問題ない。
日本に輸出しようとしても絶対に無理な商品だ。
この味をどう説明したらよいだろう???
和風出汁のなかにインスタントラーメンを入れた感じかな?
興味がある人は、タイで買ってきたらいかかでしょうか?
珍しいタイ土産になるかな?
きっと笑ってしまいます。
2007/5/30
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