バナナの蕾のごった煮
腹が減った。ヌチャナートに飯を作ってくれと頼む。
いつものように「何が食べたい?」と聞かれる。
タイカレーを作って貰おうかな?
でもタイカレーと言うと必ず「なんでそんなものを食べたがるの?」と言われる。
ヌチャナートにとってタイカレーは料理ではないみたいだ。
いつしかタイカレーを作ってくれと頼まなくなった。
「鶏肉があったよね?」
「鶏肉で料理をすればいいのね?」
「うん」と言えばあとは何かがでてくる。
先日の残りのヤングコーンがあった。
「ヌー!これも食べないと悪くなっちゃうね。」
暫く待っていた。
「美味しいわ。サミイ!味見してよ。」
長いことぐつぐつ煮ていたので、鍋の水分は半分ほどになっている。
旨味がぎゅーっと濃縮されていた。
「ねっ!美味しいでしょ?」
鶏肉、バナナの蕾、ヤングコーンのごった煮だ。
この写真を見てもバナナの蕾がどこにあるのかわからないだろう。
白くてごちゃごちゃとなっているのがバナナの蕾だ。
バナナの蕾は竹の子のようになっている。
表面の皮は赤紫色だ。
その皮をめくると白い皮がでてくる。
その白い皮を食べるのだ。
使ったバナナの蕾は缶詰だ。
新鮮な物だともっと美味い。
このバナナの蕾を使った料理は日本の家庭では絶対に作らない。
2007/5/30
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