ヤムテン 胡瓜もみ
以前、俺は胡瓜もみを作った。なんだか急にたべたくなったからだ。
ヌチャナートにも食べさせた。
「あら美味しいわね、このソムタム!」
タイ語では胡瓜もみもソムタムというのだ。
言われてみれば一種のソムタムだな。
俺は新しい言葉を一つ覚えた気がしていた。
胡瓜の安売りがあった。
冷蔵庫に入りきれない。
こういう時は食べてしまう。
そうすれば冷蔵庫に入る。
「ヌチャナート、胡瓜のソムタムを作ってくれよ。」
俺はヌチャナートが胡瓜もみを作るものだと思っていた。
ヌチャナートは胡瓜の皮を剥いている。
日本人は胡瓜の皮を剥かないで食べるが、タイ人は胡瓜の皮を剥く。
習慣の差は面白いと思いながら、ヌチャナートのやることを見ていた。
「ヤムテンができたわ。味見してよ。」
ヤムテンとは胡瓜のサラダと言えばいいだろう。
見ると、期待していた胡瓜もみとは違っていた。
トマトやタイの玉ねぎも入っている。
ニンニクの薄切りも入っている。
もうこれは完全にタイの味だ。
胡瓜のこんな食べ方があるのだと、感心した。
2007/5/26
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