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2007年5月23日 (水)

竹の子の皮

掘り立ての竹の子を戴いた。
どういうわけかヌチャナートは日本の竹の子や、中国からの輸入竹の子を適正に評価しない。
タイの竹の子が一番美味しいと思っているようだ。
ウチの料理の竹の子は缶詰のものが多い。
今日の竹の子は皮付きだ。
竹の子の皮を見て子供の頃の遊びを思い出した。
その遊びをヌチャナートに見せようと思い立った。

剥き取った竹の子の皮のなかでなるべく柔らかいものを選ぶ。
竹の子の皮の中に梅干を入れる。
皮の先端をもって縦方向に二つ折りにする。
次に、両端を内側に折って口に入る大きさにする。
こうして折った竹の子の皮をしゃぶる。
そうすると口の中に新鮮な竹の子の香りが広がる。
しゃぶっているうちに竹の子の皮の間から梅干が少しずつでてくる。
こうやって竹の子の皮を舐めていると、竹の子の皮が梅の酸と反応して赤くなる。
友達同士でどちらの皮が赤いか競争しあった。

「美味しいよ。」
ヌチャナートは飽きれたように俺のやることを見ていた。
バッカみたい!という顔つきをしている。
やっぱりヌチャナートには理解できないのだ。
「ほら、ここが赤くなっただろ!」
俺は竹の子の皮が赤くなるのを見て喜んでいるのに、ヌチャナートは「ふん!」と言って見ようともしない。
日本でもタイでも竹の子の皮なんて廃物だ。
廃物に食べ物を入れてしゃぶるなんてタイ人には想像ができない。
俺にとっては子供の頃の楽しい遊びだった。
ヌチャナートにとっては理解できない行動だった。

2007/5/22

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