レモングラスも唐辛子も
今まで元気だったレモングラスが元気を失った。
暑さと日照りでやられたのかとも思ったが、レモングラスは熱帯で育つ植物なので夏の暑さでやられるはずがない。
先日、ヌチャナートがレモングラスの葉を切り取って使っていた。
葉を失ったので根が伸びるまで元気がない。このまま待っていれば元気を取り戻すのかなと思っていた。
しかし元気になる様子はない。葉がだんだん枯れていく。
同じ植木鉢にある、唐辛子も元気がない。此方はまだ苗程度の大きさだから暑さにやられた可能性はある。
朝は元気なのに、昼になると元気がなくなる。水を与える時間帯も変えてみた。
それでも元気がない。
ヌチャナートが植木鉢の土をひっくり返していた。
「昆虫を探しているのよ」
俺達日本人の農作業とヌチャナートの農作業ではやり方が違う。
そんなに土を穿り返したなら根がやられてしまう。
心配しながらヌチャナートがやることを見ていた。
「虫がいたわよ」
大きな蛆虫のような幼虫が土のなかからでてきた。
いったいこの幼虫は何処からきたのだろうか?
一匹だけだと思ったら三匹もでてきた。先日も三匹ほど捕まえたから少なくとも六匹はこの植木鉢にいたのだ。
気持ちのいい姿ではないので、じっくり観察する気にならない。
この辺を飛び回るカナブンの幼虫ではないだろうか?
いずれにしてもうちの大事な野菜を食う「にっくき奴」だ。
レモングラスも唐辛子も根を食いちぎられていた。
その時、俺はふと疑問に思った。
唐辛子の実は辛い。葉も辛味がある。それじゃ、根には辛味成分がないのだろうか?
葉が辛いのだから茎も根も辛いような気がする。
あの幼虫は辛い根も食べていたことになるな。
他に食い物がなくて空腹に耐えかねて辛い根まで食べていたのだろうか??
2007/8/8
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