パーティの残り
パーティで食べ残した料理がある。ヌチャナートはそんな料理も無駄にしない。
また新しい料理に作りかえる。
これもその一つだ。もとの料理は何だったのかわからない。
「これを温めれば食べられるわよ」
そんなことを言いながら味見をしている。
「美味しいわよ。味見してよ」
この料理の名前は分からないが、いい味がでている。
「明日の朝、温めなおして食べるよ」
「そうね」
ヌチャナートは昼間の疲れがでたのだろう。
ちょっと酒を飲んだら「眠くなったから寝るわね」と言い出した。
「お腹がすいたら、その鍋に春雨を入れるといいわ」
おお!そういう食べ方もあるんだ。
ヌチャナートはさっさと寝てしまった。
パソコン作業をしていたら空腹を感じ始めた。
日本のインスタントラーメンを作って食べようと思っていた。
その時、ヌチャナートの言葉を思い出した。
「そうだ、あの鍋に春雨を入れて食べろ」と言っていた。
しかし、どうやるのだ?
ヌチャナートがいつもやっている方法を思い出した。
見よう見まねで春雨を水に浸して柔らかにした。
柔らかになった春雨を鍋にいれた。
いつもヌチャナートが作ってくれる料理みたいになった。
食べてみるとまさしくヌチャナートの味だ。
残飯整理というと聞こえが悪い。
たしかにこれは残飯なのだが、全く新しい料理になっている。
2007/9/9
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