開いたバナナの蕾
近所にバナナの木がある。植物学的にはバナナは草らしいが、俺達の目には木に見える。
一箇所のバナナの木に出来た蕾は切り取られていた。
あのバナナの蕾を食べてみたいと思っていたのに残念だ。
「残念だな」俺の気持ちを無視するようにヌチャナートは言う。
「あんなの、苦くて不味いわよ」
そうかも知れないが、俺はまだ不味いバナナの蕾を味わったことがない。
どのくらい不味いのか試したい。
もう一箇所のバナナを見た。
そのバナナは蕾がはじけて小さなバナナができていた。
この暑さがもう少し続けばバナナはもっと大きくなる。
黄色く熟するまでには至らない。
日本でバナナがそこまで大きくなったら大変だ。
そうでなくとも地球温暖化が叫ばれている時代だ。
バナナが大きくなるのを見たいが、「これでいいのだ。よくここまで育った」という相反する気持ちが入り混じっている。
2007/9/3
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