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2007年9月25日 (火)

米の砥ぎ汁

ウチでは朝飯を炊くのは俺の仕事になっている。いや何時の間にやら
ヌチャナートにそのようにしつけられた。
米を器にいれ、水を入れて掻き回してきれいにすることを、俺は
「米をとぐ」と言っている。
英語では「米を洗う」と表現する。確かに米を洗っているのだが、
俺は洗うという言葉を使いたくない。俺は「米は神聖なもの」とは思わ
ないが、何か特別な食品のような気がしている。
「米を洗う」と言うと洗濯物や汚れ物を洗うのと同じような気がする。
米を綺麗にする場合は特別な言葉を使いたい。それが「米をとぐ」と
いう表現になっている。

英語の料理本で「米を洗う」と書いてあるのを見た時、「なんと味気
ない表現だろう」と違和感を感じたのを覚えている。

「明日の朝、米の砥ぎ汁を捨てないで、とっておいてね」
米を研いでいる時、ヌチャナートに言われたことを思い出していた。
タイ人は米の砥ぎ汁を何かに使うことを思い出したが、何に使うの
か忘れた。日本人も米の砥ぎ汁を万年青などにかける。
万年青の葉の色が綺麗になるという。
これも環境に優しい生活だ。
米の砥ぎ汁をタイ人は何につかうのだったかな???

昨日、韮とキャベツを買った。韮とキャベツを適当な長さと大きさに
切り、塩をかけて揉んでいた。韮の強い香りが立ち込める。
香りというより悪臭がする。それを容器に入れて蓋をしていた。

ヌチャナートが起きてきて、米の砥ぎ汁を見た。
「あら、ちゃんと覚えていてくれたのね」
米の砥ぎ汁を韮とキャベツを漬け込んだ中に加えた。
「こんな臭い物をよく食うもんだ」と呆れるような昨日の悪臭が
また立ち込めた。
「こうすると、すっぱくなるのよ。日本人は嫌うけど、タイ人は好きなのよ」
「ああ、こういう使い方をするんだ」
米の砥ぎ汁も無駄にしないタイ人の生活に好感をもった。

2007/9/25

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