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2007年9月20日 (木)

焙煎した唐辛子

バンコックの夕暮れ近い時だった。蒸し暑い通りを歩いていた。
この辺りは商店が続いている。店の前は歩道になっているが、歩道には屋台が並んでいる。
通行人は店と屋台の間を歩かなくてはいけない。
屋台の後ろ、つまり車道に七輪を置き、中華鍋を乗せて沢山の唐辛子を焙煎していた。
中華鍋からはもうもうと白い煙があがる。あの煙を吸うとくしゃみがでる。
主婦が唐辛子を時々かき混ぜる。かき混ぜるたびに新たな煙がでる。
屋台の売り子は「くしゃみが出るから、あっちでやれ!」なんて文句を言わない。
彼等は知っている。焙煎する時間はほんの短時間だ。どこの家庭でも同じことをやる。
売り子だって家に帰れば同じことをやる。その時は隣近所に迷惑がかかる。
お互い様だ。我慢我慢。

大量の唐辛子を見て俺は驚いていた。
「これを全部、食うのだ!料理屋の業務用ではない。一般家庭でこんなにも唐辛子を使うのだ!」
俺が、驚き呆れる姿を見て、主婦は可笑しそうに笑っていた。
こんなにも唐辛子を使うのだから、タイ料理は辛いはずだ。

ウチでも時々唐辛子を焙煎する。料理によって唐辛子を使い分けているのだ。
この料理には生の唐辛子、こっちの料理には焙煎した唐辛子が美味しいというのだ。
俺にはどちらも辛いだけで余りその違いがわからない。
ウチは小家族だし、飼い猫のサダム・フセインは唐辛子を食べないので、それほど大量に唐辛子を焙煎する必要はない。
大量ではないと言ったが日本人が見たら、「そんなにも使うの!」と驚く量だろう。
換気扇を回しながら焙煎する。焙煎した後は臼で叩きつぶして粉にする。

今朝も焙煎した唐辛子をかけて食事をした。唐辛子のない生活は考えられない。
いつもいつも唐辛子のお世話になっている。

2007/9/20

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